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【防弾ガラスの】キャプテン三杉2【貴公子達】
[999]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 12:19:09 ID:??? ≪埋め的な何か≫ 199X年 5月 コッパ・イタリア・プリマヴェーラ開催の3ヶ月前、トリノ郊外にある スタディオ・デッレ・アルピにてプリマヴェーラの練習試合が行われていた。 カードはユヴェントスとローマ・・・一部の人間にとっては魅力的なカードと言える。 ・・・にもかかわらず、観客席はガラガラであった。 これはスタディオ・デッレ・アルピに問題で、交通の便が悪い、周辺の治安が悪い、 スタンドから見にくい等、ユヴェントスという名門チームのホームスタジアムとして 相応しくない環境である事が大きかった。 その少ない観客は熱心なユヴェントスサポーターが主であったが、他にはトリノFCの 選手達と、そしてジノ・ヘルナンデスの姿があった。 ヘルナンデスの想定はタレント数で勝るユヴェントスが優勢に試合を展開し、 危なげない勝利を飾るという物であった。しかしスコアは後半10分に入って0−0。 ヘルナンデスはASローマの健闘に驚きを禁じ得なかった。
[1000]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/21(日) 12:20:39 ID:??? ユヴェントスの4-5-1に対してローマは4-4-2・・・ にもかかわらず、中盤を支配して攻撃権を多く獲得しているのはASローマだった。 ヘルナンデス「(驚いた・・・あのファケッティが全く仕事を出来ていない。)」 ユヴェントスの10番を背負っているファケッティは、その正確無比なパスも 然ることながら、その他の能力も高いレベルにあるエースプレイヤーだった。 だが、そのファケッティは完全に抑えられていた。ASローマの10番によってである。 彼に限らずASローマのMFは総じてユヴェントスのMFを圧倒していた。 相手の動きや癖がすでに頭に入っているかのように先回りし、ユヴェントスは パスコースを塞がれ、ドリブル突破を止められるという状況。 それを打破する筈のファケッティも完璧に抑えられており、完全に打つ手がなかった。 それでもスコアが0-0だったのはユヴェントスDF陣の奮闘による所が大きい。 ジェンティーレ、セザール、ユルゲン、シレアの4人はランピオンのロケットヘッドや ヘルマーのドライブシュートの威力を確実に削ぎ、GKディーノにゴールを割らせなかった。 (次スレ末に続く)
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0ch BBS 2007-01-24