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【HPより】ファイアーモリブレム13【容量が危ない】
[241]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/20(土) 16:17:31 ID:??? アベル 成長判定H→ スペード3→1上がった! 成長判定力→ スペード9 成長判定技→ ダイヤA→1上がった! 成長判定速→ ハートQ→1上がった! 成長判定運→ ハート8→1上がった! 成長判定武→ クラブ5 成長判定守→ スペード7 成長判定魔→ ハート3 アベル ソシアルナイト レベル19 EXP40 25戦20勝0敗 成長率 HP29/30 ◎ 力 16 ○ 技 17 ○ 速 19 ○ 運 11 ○ 武 17 ◎ 守 9 △ 魔 2 × 以上のようになりました ===================== アベル「はあああああっ!終わりだぁっ!」 ボーゼン「ぬぐ…ぎゃあああああああああっ!!」 何とか抵抗しようと最期まで防護魔法を詠唱していたが、アベルの必殺の一撃の前に無駄に終わる。 ボーゼン「こ、この程度で勝ったと思うな…ドルーアは不滅なのだ……ぐふっ…」 ボーゼンの断末魔の言葉が、玉座の間に音波のように響く。その瞬間…
[242]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/20(土) 16:18:38 ID:??? フッ… マルス「あっ、『光の結界』が消えたぞ!」 ナバール「ボーゼンが死んだことで魔力の呪縛がなくなったのだな」 シーダ「急いで合流しましょう!」 そして、大将であるボーゼンを失った敵兵たちは既に戦意を失っていた。 近衛重騎士A「く…くそう…ボーゼン様が負けるなんて…」 近衛重騎士B「昔は栄華を誇っていたアリティア騎士団…ガーネフ様に敗れ 今では青二才ばかりの集まりかと思っていたが…」 司祭「森崎、それにアベル、か…お、恐るべし…」 森崎「(どうやら既に勝負は決したようだな。さて、どうしようか…?)」 =================== ☆どうしますか? Aドルーア兵に投降を呼びかけよう B今がチャンスだ!皆殺しじゃーい! Cアベルの活躍をねぎらおう Dマルスに城の制圧を促そう 2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
[243]森崎名無しさん:2010/02/20(土) 16:19:48 ID:rYcVbzgk A
[244]森崎名無しさん:2010/02/20(土) 16:19:51 ID:gXhel4Tw A
[245]森崎名無しさん:2010/02/20(土) 16:20:50 ID:rYcVbzgk あ、マルスいるのにさしおいて投降よびかけやばいか? すみませんDに変更します
[246]森崎名無しさん:2010/02/20(土) 16:25:52 ID:e6NJ3lhI A
[247]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/20(土) 17:34:25 ID:??? >Aドルーア兵に投降を呼びかけよう ================ 森崎「よし、ここは指揮官らしくしっかりと〆ようか」 森崎はがんばりアクスを掲げながら、声高らかに叫ぶ。 森崎「聞け!ドルーア兵!お前たちの大将ボーゼン司祭は森崎隊が討ち取った! 今すぐ武器を捨てて投降せよ!それでも戦いを続けるのなら…容赦なくぶっ潰す!」 近衛重騎士A「ひ…ひいいいいっ!」 近衛重騎士B「と、投降しよう…俺たちだけじゃ勝てるわけが無い」 司祭「ボーゼン司祭の指揮が無ければこんなものか…くっ、無念…」 森崎「(よしよし、これでこの城を制圧したのは俺たち森崎隊の手柄になった。 実際に大将を倒したのはアベルだが…その手柄は指揮官の俺にも当然あるよな)」 マルス「さすがだな、森崎は。これじゃあ部隊を二手に分けた意味が無いな…」 シーダ「うふふ、そうですね」 ナバール「…………」 こうして、森崎隊の活躍のおかげでアカネイアパレスを占拠していた ドルーア兵たちは次々と投降していった。やがて、後方の部隊に守られながら この城の真の城主であるニーナ王女が玉座の間へと到着する。 ニーナ「(ようやく…ようやく帰ってこれたのですね…お父様、お母様…)」 一年程前、燃え盛る城下から必死で逃げ惑う自分を、父や母が命を賭けて 逃がしてくれたあの日の記憶を思い起こしながら、ニーナは一歩ずつゆっくりと玉座へと向かう。
[248]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/20(土) 17:35:32 ID:??? ニーナ「みなさん、顔を上げてください」 主のいない玉座の横には、今回の戦いで指揮官を務めた森崎、マルス、ミネルバが控えていた。 その後ろには敵の大将を討ち取ったアベル、捕虜として捕まっていたミディア率いる小隊。 そしてアカネイアのスナイパーであるジョルジュが跪いている。 ニーナに言われた通り、彼らは顔を上げてニーナの次の言葉を待つ。 ニーナ「アカネイア同盟軍の勇者たち…ありがとうございます。 私がこうしてパレスに帰れたのも全てあなたたちのおかげです」 そしてニーナは歩みを進め煌びやかな玉座に腰を下ろす。 ニーナ「今このとき…滅亡寸前だったアカネイアは息を吹き返します。 アリティアの王子マルス、タリスの王女シーダ、 オレルアンの王弟ハーディン、マケドニアの王女ミネルバ… 多くの人々に助けられ、支えられてきた宗主国アカネイアの後継者ニーナが命じます」 ニーナは一度息を吸い込み、瞳を閉じる。やがて、その瞳がゆっくりと開かれ… ニーナ「聖アカネイア王国は今を持ってドルーア帝国に反旗を翻します。 この美しいアカネイア大陸の平和と安定を脅かすドルーア帝国… 彼らは私たちが力を合わせて倒さなくてはいけない存在。 そのための新たな『力』をあなた方に授けます」 森崎「(大分柔らかな表現をしているが私たちはこれからドルーア帝国に 本格的に反撃をしていきますって訳か。おっかねぇな…ん?新たな力?)」 ニーナはジョルジュに目配せすると、彼に玉座の下の仕掛けを動かすことを命じる。 ミネルバ「うん?あれは…」 マルス「弓…?ずいぶん大きな弓だな」
[249]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/20(土) 17:36:34 ID:??? 森崎「お、おお…おおお〜?」 眩い光を放つ大弓が玉座の下から取り出される。誰もがその弓に髣髴とした視線を向ける。 ニーナ「この光り輝く弓は我がアカネイア王家に伝わる三種の神器の一つ『炎弓パルティア』 これをあなた方アカネイア同盟軍に授けたいと思います。 戦う力を持たない私の意志として、どうか受け取ってください」 マルス「あ、ありがとうございますニーナ様」 マルスは恭しくパルティアを受け取ると改めて頭を垂れる。 ニーナ「他にも『氷剣メリクルソード』と『風槍グラディウス』があるのですが… 敵に持ち去られてしまい、今はここにはありません。偉大なる力を秘めた それらの武器があれば、あなたたちの戦いをもっと楽にすることができるのですが…」 マルス「ニーナ様。今はそこまでしていただかなくても…」 ニーナ「いいえ!ここまでの厳しい道のりの中で私のために命を落としていった者たちのためにも せめて、武器や防具などだけでも最高のものを用意してあげたいのです。 ファイアーエムブレムを託されし、勇者アンリの末裔マルス。 どうか皆を導いて、この暗黒戦争を終結させてください…」 マルス「……はい。この力、ニーナ様とアカネイアのために尽くさせていただきます」 その瞬間、周りから歓声が上がる。アカネイアとアリティアを称える歓声が周囲を包み込んだ。 マルスとニーナはその声に答えるべく、立ち上がって笑顔で手を振り続ける。 森崎「(命を落としていった者たち…か。思い返せば、ここまで様々な出会いと別れがあったなぁ)」
[250]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/20(土) 17:38:02 ID:??? タリスの島で挙兵をしてから役半年。森崎たちは長い長い戦いを経てようやく戦いの一区切りを迎えた。 初めは小さな一団でしかなかったアリティア騎士団も 今では聖アカネイア王国を後ろ盾にする強大な軍団へと変貌を遂げていたのだった。 これからは、アカネイア大陸を支配しようと企む悪のドルーア帝国を撃ち滅ぼすための戦いが始まっていくのだろう。 森崎「(どういう運命のめぐり合わせか知らないが、俺はこの大陸へたどり着いた。 でも、いまだに何故ここに呼ばれたのかは分かっていないんだよな…)」 よくあるファンタジーや異世界物の冒険話では、この世界を救うための救世主として呼ばれたと言う話を聞く。 だが、この世界での森崎の役割は一部隊の指揮官とはいえ、とても救世主と呼ばれるポジションではない。 森崎「(俺は…俺がここにいる理由は、もう無いんじゃないのかな)」 初めは頼りなかったマルス王子も、今では逞しくなって立派に部隊を率いている。 それに、今の自分よりも強い戦士も少しずつ育ってきている。 森崎「(俺の居場所は…ここじゃない。けど、ここまできて、途中で放り出してもいいものなのか? 最後まで、マルスやアベル、カシムたちの戦いを最後まで見守っていくのが 今の俺の役目なんじゃないんだろうか…)」 パルティアを受け取り、周りから祝福を受けるマルスを遠くから眺めながら 森崎はぼんやりとそんなことを考えつづけるのであった… 第10章『みんなあがれ!捕虜救出だ!』おわり ※マルスがニーナから『パルティア』を受け取りました! ※今後マルスの評価が高い人物に『パルティア』が渡されることになります ※生き残ったメンバーに50の経験値が入ります
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0ch BBS 2007-01-24