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【HPより】ファイアーモリブレム13【容量が危ない】
[421]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 09:57:28 ID:??? >>419-420 乙感謝です!今まではしっかりと原作の道をなぞっていく展開だったので、 このストーリー展開の皆様の反応に少し緊張しています。 =================== 森崎が発表したメンバーに、納得の声を漏らすものもいれば、不平の声を漏らすものもある。 ミシェラン「お、おいアンタ!俺たち兄弟が選ばれてないのは一体どういうこった!」 森崎「ん?確かあんたは…アカネイアの兄弟重騎士か。こちらに渡されているデータでは 兄弟による体格を生かした守備形の必殺技が強力と書かれているな」 ミシェラン「そうだ!俺と兄貴の力が合わされば無敵なんだ!選びなおせ!」 そのミシェランの発言を皮切りに、今回選ばれなかったメンバーの不満が爆発する。 マジ「また俺は選考外かよ!何処に目をつけてるんだ森崎!」 ドーガ「俺の大盾ブロックを選ばなかったこと、後悔するぞ!」 リフ「森崎殿!回復役ならば、そんな小娘たちでなくわしを選ばぬか〜!」 トーマス「そーだそーだ!俺だってジョルジュさんのサポート役として必要不可欠だぞー!」 ジェイク「あっ!リストをよく見たら女性陣ばっかり選んでるじゃねぇか!こんのむっつり野郎め!」 わーわー!ぎゃーぎゃー!わーわー!ぎゃーぎゃー!わーわー!ぎゃーぎゃー!わーわー!ぎゃーぎゃー!
[422]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 10:00:05 ID:??? ジェイガン「こ、こら!落ち着け!落ち着かぬか!」 バヌトゥ「これだから若いもんは…やれやれじゃわい」 ボア「まったくそうですなぁ…」 ジェイガンやボア、バヌトゥなどは年齢の衰えからかすぐに諦めがついていたが、 その他の男性陣からは悲鳴のような不満の声が次々と溢れていった。 森崎「(あ〜〜……いい歳した男たちが騒がしい……どうにかしてこいつらを納得させないとな)」 ==================== ☆どうしますか? Aサッカーと戦闘は別だ。このメンバーが今後を左右するわけじゃない。 B単純に実力から選んだんだ。素直に受け入れてくれ。 C俺の判断が正しいか間違っているのかは…この試合の結果で分かることだ! D何を言うかジェイク!俺は女なんて大ッ嫌いなんだぁーーーーー!!!! E無視して試合会場へ行く 2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
[423]森崎名無しさん:2010/02/22(月) 10:05:04 ID:/vs0YF6A D トラウマスイッチオン
[424]森崎名無しさん:2010/02/22(月) 10:10:52 ID:gJkynobI C
[425]森崎名無しさん:2010/02/22(月) 10:26:57 ID:dQP5HKD6 A
[426]森崎名無しさん:2010/02/22(月) 10:54:48 ID:DVnZgFyU c
[427]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 15:37:46 ID:??? >C俺の判断が正しいか間違っているのかは…この試合の結果で分かることだ! 森崎の堂々とした態度と言葉に、周りの喧騒はしいんと止んだ。 それだけ森崎がこの試合の勝利に絶対の自信を持っていると感じ取ったからである。 ドーガ「(うっ…あそこまで自信満々に言われては言い返す言葉が無い……)」 トムス「(ふっ……なるほど。ここまで同盟軍を引っ張ってきたエースの少年というのは伊達ではないな。が…)」 ミシェラン「(その言葉が通用するのはあくまで『勝った』場合に限るんだぜ……)」 マジ「(定員がある以上、漏れる人がいるのは仕方がない。森崎、その自信を勝って証明してくれよ!)」 森崎「(ふう。何とか引き下がってくれたか。だが、これで余計にこの試合は負けられなくなったなァ)」 モロドフ「……ふむ。詳しいフォーメーションなどは会場入りした後の控え室で行う予定だ。 ベンチ入りメンバーに選ばれなかったものは観客席での応援となる。 ただ観戦、応援するのではなく、中間たちや相手のプレイを見て 今の自分には足りないものは何かを考えながらしっかり勉強するように。では、出発じゃ!」 一同「「「「「「「「おう!!!!!」」」」」」」」
[428]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 15:38:51 ID:??? 森崎たちはノルダの特設グラウンド…闘技場を特別に改築した広場へと移動する。 アベル「おおおっ!?前にここに来たときとは偉く様子が違うぜ」 地面は人工芝でしっかりと敷き詰められており、グラウンドのコンディションは最高と言っても過言ではない。 ニーナ「皆様のために、最高の設備と最高の環境で気持ちよくプレイできるようにさせていただきましたわ」 アンナ「以上、大会委員長アカネイア王女ニーナ様のお言葉でした〜!」 ざっざっざっざっざ… 森崎「ん、あれは…」 森崎たちが入ってきたゲートとは逆側の入り口から、今日の対戦相手…… マンチェスターユースのメンバーを中心としたチームが整列しながら歩いてくる。 早田「よう、昨日はよく眠れたか?」 森崎「ああ。おかげさまで。この国のベッドはふかふかで寝心地が良かったろ?」 早田「まァな。こんな環境で毎日体を鍛えられるなら、さぞや今日の森崎は強敵になっているだろうな」 森崎「その通りだ。悪いが、1点もやるつもりは無いからな。覚悟しておけよ」 早田「ハハッ、点を取るのはワイの役目や無いんでね。そいつは後ろの連中に言ってくれや」 森崎「ん…?」 早田に促されて森崎はさらに後ろのメンバーに目をやる。 すっかりこちらの世界の情景にも目が慣れたビクトリーノ。 そしてその側に、彼と同じような褐色の肌の少年がまじまじとこちらの方を興味ありげに見つめてくる。
[429]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 15:40:06 ID:??? 森崎「なんだこいつ…?さっきからじろじろと」 ビクトリーノ「おお、モリサキ。こいつは今の俺のチームの相棒で……」 ダ・シルバ「うおおおおおおおおっ!!!あ、あんたがあの第一回Jrユースで MVPを受賞した世界最高キーパーモリサキかァ!!!!」 森崎「(な、なんだァ?やけにテンションが高い奴だな)」 良く言えば元気。悪く言えば暑苦しい。そんなウルグアイの少年が森崎に握手を求めてきた。 ダ・シルバ「今日はお手柔らかになァ!」 森崎「お、おお……」 ダ・シルバの熱気にすっかり飲み込まれそうになっている森崎に、カルツがわらって話し掛けてくる。 カルツ「よ、モリサキちゃん。今日は宜しくな」 森崎「ちゃんづけはよせちゃんづけは。悪いが、ワーレンからの旅の中で俺たちは更なる力をつけてきている。 お前たちがいくら強力とはいえ、チームもバラバラで統率力が無くては勝てんぜ?」 カルツ「おお、確かにな。だが、そいつなら心配いらんぜよ」 森崎「なにィ?」 ザッ… カルツが顔を向けた先に立っていた男は、森崎がよく知る人物であった。 凛々しい眉毛に強気な面持ち。粘りと根性を発揮し、森崎と共に全日本を世界一に導いた戦士の一人……
[430]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/22(月) 15:41:29 ID:??? 松山「久しぶりだな、森崎」 森崎「ま、松山……!お前も来ていたのか……!?」 だが、彼はどこかが違っていた。体中を覆っていたどことなく陰湿な部分は影もなく その額に巻かれた風に堂々となびく白い鉢巻が、彼の芯の強さというものを物語っている。 松山「今日、こうしてお前と戦えることが嬉しいぜ」 カルツ「このマツヤマちゃんが俺たちを『指揮』してくれれば怖いもの無しよ」 松山「そういうことだ。今の俺はヨークシャー、そしてマンチェスターユースのキャプテンを任されるほどの力を得た。 森崎、今日は絶対にお前に勝たせてもらうからな!」 松山の覇気のある言葉の意味が分からない。昨日早田から話してもらった僅かな情報と 彼の言葉を頭の中で何度か照らし合わせてみる。そこから導き出された答えとは…… 森崎「(どういうことだ?こいつらは確かにそこそこ活躍し、世界レベルにも少しは通用する実力は持っていた。 だが、たったそれだけのこいつらが、なぜ俺や翼のように海外に遠征を許され そしてチームの中心人物として君臨してやがるんだ……?)」 松山「事情はどうあれ、今日はいいゲームができるといいな。よろしく、森崎」 森崎「ああ……」 何かがおかしい。自分がこのアカネイア大陸にいる間に、日本のサッカー協会に何かがあったのだろうか? 自分がこの大陸でのうのうと過ごしている間に、早田や松山たちは海外へと渡りプロサッカー選手としての階段を着実に上っているのである。 そして、森崎にとってさらに驚愕の現実が押し寄せる。
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0ch BBS 2007-01-24