※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【新たなる】南葛vs幻想9【戦い】
[121]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/25(木) 02:07:24 ID:??? 早苗「ええ。 大まかに力・技・速・知とかそんな感じで属性分けがありますから。 力の代表技は【強引な系】 技の代表は【華麗な系】。 速の代表はちょっと少ないですが【忍法系】辺りでしょうか」 小田「知の代表としては【オフサイドトラップ】とかかな。 ファンタジスタってのもあるけど、除外していいと思うよ」 森崎「ファンタジスタ……」 ぎり、と表情を歪ませる森崎…対抗心のせいだろう。 早苗「ミラクルドライブ等が筆頭ですかね。 とは言え、森崎さんの【がんばり〜系】も独自の路線なので誇って良いです」 森崎「そ、そうなのか!?」 小田「ええ。内部データの【努力家】が高くないと使えません。 南葛内でNo.2努力家は【霧雨 魔理沙】。No.3は【山森 正吾】ですかね」 森崎「俺がNo.1なのか…」
[122]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/25(木) 02:10:58 ID:??? 小田「未来では腰に爆弾を抱えるしね… まぁ、ウチでは翼が足をやった訳だけど」 森崎「爆弾?」 小田「ああ、い、今は忘れてていいから!うん!」 早苗「そ、そうですよ」 森崎「むぅ……?」 釈然としない様子の森崎を置き去りにするかのように、幕が降り出す。 小田「お、おっと終わりの時が来たようだね! 長くなったけど、人気投票結果発表はこれにて終了だよ!」
[123]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/25(木) 02:18:02 ID:??? 早苗「総勢488票、128コメント。 あまりの多さに舞い上がってやりすぎちゃいましたかね?」 小田「やりすぎも何も、コメント返信は不足な位だよ。 本当はもっとやりたかったけど…流石にね」 森崎「48票も俺に入った事は光栄だ。 これからも常勝南葛を勝たせ続け、翼に負けず戦い抜くぜ!」 早苗「では…これにて南葛vs幻想の人気投票発表を完結します!」 小田「司会は俺、小田 強と」 早苗「ミラクル★シュラインシャーマン。東風谷 早苗でお送りしましたっ!」 森崎「次からは本編だ、この俺の活躍に期待していてくれ!」
[124]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/25(木) 02:20:28 ID:??? 小田「その前に序章の総括だね。 じゃ、舞台を譲りますよ………」 早苗「ええ。そういう手筈でしたからね」 ?「ふふ…そういう事ですわ」 小田「では、どうぞ…… 神隠しの主犯、八雲 紫さん」 小田、早苗。 二人が去った舞台に今、この騒動の主犯が登った―――。
[125]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/25(木) 02:22:28 ID:??? 今日は ここまで。 次回から本格的に幻想郷がサッカーに向けて動き出します。 乞うご期待してください!
[126]森崎名無しさん:2010/02/25(木) 02:25:20 ID:??? 超期待! 乙ー
[127]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/26(金) 03:09:01 ID:??? >>126 うへへ。 ---------------------- 紫「ふふ…。それにしても」 ス キ マ ぐぁん、と目の前に【びっしりと目の付いた、黒いモニター】の様な空間を開く。 そこに映るは、人里チームが優勝候補筆頭であったチーム。 【紅魔ルナダイアルズ】を粉砕する光景、映像であった。 それは決して華やかな勝利ではなかった。 むしろ、お互いが泥塗れになって足掻き合うかの様な―――壮絶な食い付き合い。 食い付き喰らい返し、泥塗れ血みどろになっての戦い。 何か一つのボタンを掛け違えれば、途端に崩れ落ちるかのような薄氷の勝利。 紫「美しい事ですこと。 ―――それが瞬く間に吹き飛ぶかも知れなくても、 泡沫の酔いという物は何時でも美しく甘露で残酷な物です」 これ以上無い甘露を口にしたかのような無邪気な笑みを浮かべたと思えば、 笑顔で命を潰す童女の様な狂気を宿す。
[128]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/26(金) 03:10:49 ID:??? スキマ妖怪。 一にして全、全にして個。 何の体系にも属さぬ単にして群の妖怪である。 彼女の趣味は、【スキマ覗き】。何時どんな所へも、好きな様に干渉出来るうる 彼女のみが持つ力を使った、他者見物である。 その力を使って、今は人里の選手が次々と映し出される【スキマ】を眺めていた。 特に強く見た者は、三人。 山森 正吾。 神に愛されたかのような運を盾に、鬼神の様に成長する小さな怪物。 藤原 妹紅。 復讐心から【蓬莱人】と成り、人との関わりを断って来た不死身の女。 比那名居 天子。 天人としての修行も無く天人に成り上がり、その身だけは【天人】と成り果てた女。
[129]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/26(金) 03:14:29 ID:??? 紫「とても愉快だわ。 どれも自分の身の上を越えた者に成った、成ってしまった者。 それぞれがどう進むのか…とてもとても、愉しみ」 パン、と無造作に扇子を開く。 その扇子の下には、まるで望んでいた物を与えられた童の様な笑みを。 紫「その越えてしまった者達を一挙に抱えた、 人里を根城にするなんて事の無い筈だった草サッカーチームが… 本当の意味で、サッカー集団と化けそうにもある」 ニィィ…と。口元は伺えぬが、目だけでも解る加虐的な笑み。 紫「知りなさい。 越えてしまう事の苦しみを。 感じなさい。 越えてしまった事の喜びを。 それら全て、幻想郷は受け入れるのです」
[130]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/26(金) 03:16:01 ID:??? 紫「…説教臭くなってしまいましたか。 それでは、本題と参りましょう…包み隠さず、森崎 有三に関してです」 扇子を閉じ、真一文字に振り抜く。 と同時に、紫の正面に薄い光の壁が出来上がる。 紫「液晶てれびじょん…なるものでしたか。 理解できぬ科学は魔法に等しく、理解できる魔法は科学に等しく」 しゅ、しゅっ。 まるで弘法が操る筆の如く、流麗な文字が描かれて行く。 紫「ふふ…久々ですが、上手く行ったようです」 光の壁を軽く摘み、ふわりと全面に押し出した。 そこには、こう書かれていた。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24