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【新たなる】南葛vs幻想9【戦い】
[138]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/28(日) 02:18:25 ID:??? 出来の悪い子を叱る様な調子。 まるで一定の貌を保たない様は、万華鏡の様であった。 紫「しかし、今の森崎 有三のシュートに対する強さは… その独特のセービングを含めば、幻想郷でも屈指と言っていいでしょう… 当然、私には及ばない訳ではありますが。 安心しなさいな。貴方には、見えるだけでも3つの道がある。 どの道を行くにしろ、相応の力と―――苦難を得るでしょう」 ニィッ…と。 今度は稀代の極悪人の様な顔へ。 どのような貌も彼女の物ではないのか。 彼女の前では、どの様な話でも胡散臭くもなり真実味をも帯びる。
[139]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/28(日) 02:25:49 ID:??? 紫「さて…次は。 【自らの仲間の成長を促せたか否か】 これはちょっと説明が必要でしょうか…… この項目は【南葛選手】のみで採点するわ。……今は袂を分けている、 大空 翼…彼らの成長も、ここに関わるのよ」 とんとっ、と服装を正しつつ優しげに語り掛ける。 声色まで異なり、同一人物には聞こえない。 紫「これも…【もっと能動的に】と言いたいわね。 でも、山森 正吾…彼の成長に関しては、目を掛けただけあって恐ろしいわ。 幻想郷の中でも、今のままでは彼の総合力に敵う人物は…相当に少ないです」 つぃっ、と扇子で間を置いて。 紫「ソコを鑑みて…14点をあげましょう。 これ以上を目指すなら、積極的に個人面談してあげる事ですわ」
[140]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/28(日) 02:26:57 ID:??? ・幻想郷のサッカー界をいかに変えられたか…20点 ・幻想の住人との交流が上手く行ったか否か…12点 ・自らの成長は出来たか否か…8点 ・自らの仲間の成長を促せたか否か・・・14点 ・自らの仲間達との交流が上手く行ったか否か… 合計=54/100点 紫「あふ……。 眠くなっちゃったわ。最後の一つは今宵はお預け… それでは、良い夜を…御機嫌よう」
[141]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/28(日) 11:57:53 ID:??? 紫「あふぅ…」 小さく口を開け、欠伸などしている。 こんな姿でも魅力的に映ってしまうのだから恐ろしいものである。 紫「今日は早起き出来ましたわ…さて、最後の一つと参りましょうか」 【自らの仲間達との交流が上手く行ったか否か】 紫「これは先程とは違って… 森崎 有三、貴方のチームに所属している選手全ての好感度が重要ですわ。 さらに…【加入時からの友好度の推移】でこの点数は採点されますのよ」 つまり、最初から森崎の事を快く思っていない人物をチームに入れても… むしろ、そういった選手と仲良くなるほどにこの点数は上がっていくのだ。 紫「まぁ、仲のいい人との交友を深める事もまたいい事ですわ。 【広く浅く】か、【狭く深く】になると思いますが、正解はありません… 強いて言うなら、【敵を作らない】事を推奨だけしておきます……」
[142]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/28(日) 12:01:05 ID:??? パチン、と指を鳴らす。 すると人里カップの惨状を招いた外道コンビ、稗田 阿求ことAQNと。 エルフの少女、レ・フュリーが映る。 紫「彼女らの様に、自ら敵対しようとしてくる相手もいますが… それはライバルであるので、好感度は関係ありません。 ……むしろ、彼女等は…そうですね、岬 太郎よりかは貴方の事を快く思っています」 あれでもない、これでもないと語り合う彼女達。 ……出合い方が異なっていれば、友人になれたのかもしれない? 紫「……今の所、貴方の方針は【狭く深く】かしら? 何人かに取り返しの付かない程嫌われては居ますが、 それ以外はほぼ良好でしょう……よって、13点を差し上げます」
[143]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/28(日) 12:05:30 ID:??? ・幻想郷のサッカー界をいかに変えられたか…20点 ・幻想の住人との交流が上手く行ったか否か…12点 ・自らの成長は出来たか否か…8点 ・自らの仲間の成長を促せたか否か・・・14点 ・自らの仲間達との交流が上手く行ったか否か…13点 合計=67/100点 紫「合計67点……。 合格点を越した位です、上の下と言った所でしょう… ふふ、これからは【大きなペナルティ】が発生する事もあります……」 こちらを扇子で指差しつつ、宣告する。 紫「貴方が敵いそうに無い妖怪の暴走等は、 【貴方が原因でない限り】私が防ぎますし、上位の妖怪ほどその辺りは理解しているでしょう」 にっこり。 何のケレン味も無い、純粋な笑顔をぱっと咲かせ。
[144]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/28(日) 12:07:12 ID:??? 紫「しかし、短気な妖怪を怒らせればそうは行きません。 努々、お忘れなきよう……」 スッとスカートの裾をつまんで広げつつ、頭を下げた。 まるで貴婦人の様にも、何も穢れを知らぬ幼子のようにも映る。 紫「貴方方のお陰で、幻想郷の各勢力もサッカーに取り組み始めました。 この調子なら、後々の私の計画にも支障はないでしょう… 感謝していますよ、森崎 有三。 これからもその心へし折られぬよう、努力する事を願いますわ」 ス キ マ そして、貴方の目の前に漆黒の空間と目玉の大群が現れて。 視界は 暗転 した。
[145]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/02/28(日) 12:10:50 ID:??? ……これにて序章完ッ!です。 途中から筆が遅くなってしまいましたが、何とか一区切りつける事が出来ました。 これからは第二章となり、本格的に翼達や幻想郷トップクラスの選手が出てきます。 それに従い、難易度も上昇して名無し選手でも決して侮れない強さになって行きます。 明日頃から、また本編に戻れるかと思います。 長い間全く話に進展がなくて誠に申し訳なく思います。 これからも、皆様方に楽しんで頂けるよう精進致しますので 是非ともご声援の方宜しくお願い致します、コメント一つで一年は戦えるのです。 今日はここまで。
[146]森崎名無しさん:2010/02/28(日) 12:32:20 ID:??? 序章完了乙です
[147]森崎名無しさん:2010/02/28(日) 12:34:24 ID:??? 人里に苦労する決定力の無さでこの先どうなるのか…
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0ch BBS 2007-01-24