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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】
[824]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/02(火) 21:16:20 ID:??? >E.リグル ============================================================================ 反町(そうだな、リグルを誘うとするか……) 今日の試合で、地上シュートの開発を手伝うと約束をした反町。 早速その約束を果たすべきだろうと考え……反町はリグルの部屋へと赴き。 ドアをノックして、リグルを呼び出し明日の朝練習をしようと誘うのだが……。 リグル「う、うん……」 反町「?」 何やらリグルの挙動はおかしく、ちらちらと反町の顔を盗み見しながら訝しんでいる様子。 しかし、ともかく約束は取り付けたので反町はあえて気にせず。 そのままリグルと別れ、自室へと戻っていったのだった。 リグル(だ、大丈夫……レミリアと会った時は多分、反町がちょっと忘れてただけ……。 ちゃんと反町は私をエースだって思ってくれてる筈だ! 私の為に朝の練習に付き合ってくれるんだし……う、うん、多分、大丈夫!) 自分に言い聞かせるように何度も心の中で繰り返しながら自室へと戻るリグル。 何とか反町の期待に応え、そしてオータムスカイズ優勝の為にも必ず新しい武器を身につけてみせると意気込み。 顔をパンパンと何度か叩いて気合を入れた後、布団に潜り明日に備えて寝る事にするのだった。 リグル(……うう、頬を叩きすぎて痛くて眠れない)
[825]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/02(火) 21:17:20 ID:??? こうしてリグルが自滅をしてしまっていた頃。 一方で、妖精1の部屋ではにとりが妖精1の様子を見にやってきていた。 この部屋に来た当初、妖精1は何かまた幽香の件であったのかと身構えたのだが……。 にとりはそうではないと手を振って軽やかに笑いつつ、適当な場所へと腰掛け妖精1と相対する。 にとり(はてさて、反町に言われてやってきたがどうしたもんか……。 うーん、パッと見はいつもと同じに見えるけどねぇ……) 妖精1(何かしら……? 急に来るなんて、何考えてんの?) 妖精1の様子がおかしいとは言われたものの、いつもと同じようにしか見えないと唸るにとりに……。 師匠(仮)であるにとりが幽香問題とも関係ないのに来たという事、それ自体が異常だと考え眉を顰める妖精1。 二人の心の間には、目には見えない壁が出来ているようだった。 しばらくお互い黙っていたのだが……こうしていても仕方が無い、と判断したか。 にとりはひとまず、単刀直入に妖精1に対して現状に不満は無いのかと問いただす事にした。 妖精1「現状に、不満?」 にとり「うん、今の状況に不満……例えばこれが嫌だとかアレが嫌だとか、そういうのはあるかい? 無いとは思うけどさ」 お前は賢い子だから、試合に出れないでも腐らない……。 技は目で見て覚え、しっかりと自身の糧に出来ているだろうと思いつつ自信たっぷりに頷きながら聞くにとり。 一方で妖精1は、その言葉を聞いた瞬間に竹林カップ決勝でただベンチにいるしかなかった自身を思い出し。 カッ、と全身が熱くなりかけるのだが……。
[826]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/02(火) 21:18:20 ID:??? 先着1名様で、 妖精の心河童知らず→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→妹紅「無い訳無いだろォ! 師匠ならちゃんと見てあげなよ!」 ゲェー!?もこたん乱入!? ダイヤ→妖精1「無い訳無いでしょうが……!」 今までの恨み辛みを晴らさいでか。にとりに掴みかかった! ハート→妖精1「……別に」 歯軋りをしながら視線を外して呟いた。不満ありありなのが見え見えだ! スペード・クラブ→妖精1「何にも無いわよ」 顔で笑って、心で泣いて。頼りにならない師匠には打ち明けない
[827]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 21:18:35 ID:??? 妖精の心河童知らず→ ダイヤ4 =
[828]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 21:20:53 ID:??? そうそう、言いたいことはちゃんと言わないと
[829]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 21:21:09 ID:??? キレたw
[830]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 21:21:57 ID:??? そりゃキレるだろw
[831]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 21:29:32 ID:??? 本当にブレンのジョナサンみたいになってる
[832]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/02(火) 21:50:15 ID:??? >妖精の心河童知らず→ ダイヤ4 =妖精1「無い訳無いでしょうが……!」 今までの恨み辛みを晴らさいでか。にとりに掴みかかった! ================================================================================================================ ブチッ……! その時、妖精1の頭の"何か"が、と音を立てて切れる音がした。 妖精の中では一際冷静であり、思慮に深く、思った事もすぐ口にせず。 サンタナやヒューイのまとめ役として、常に一歩引いた場所にいた妖精1。 そんな彼女の堪忍袋は、サンタナやヒューイに鍛えられた成果もあり、とてつもなく丈夫なものだった。 しかしながら、何事にも、限度というものがある。 サンタナとヒューイとの実力差に悩まされ、練習しても飛躍的に伸びず。 そして、レギュラーからはほぼ外れるのが確定しているというこの現状。 そんな状況に置かれて、不満を感じずにいられる訳が無いというのに……。 目の前の河童は、あっけらかんと、まるで何の問題も無さそうに妖精1に笑いかけている。 それを見た瞬間、妖精1の堪忍袋の緒は豪快な音を立てて切れ……。 グアバァァッ!! にとり「ひゅい!?」 妖精1「無い訳無いでしょうが……!! この、糞河童ァァァァッ!!!」 爆発した。
[833]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/02(火) 21:51:21 ID:??? にとり「ひゅ、ひゅいい!?」 妖精1「ひゅいじゃないわよ! それが可愛いとでも思ってんの!?」 正に鬼の形相かくや、というべき妖精1の表情に恐れをなし……。 更にそんな妖精1に胸倉をつかまれ、にとりは完全に怯えきったように目をぱちくりさせながら情けない悲鳴をあげる。 一方で妖精1は、そんなにとりの態度すらも気に食わない、と言った様子で罵倒しつつ……。 にとりの胸倉を掴みながら持ち上げ、顔を近づけて牙を剥き出しにしながら更に口を開いた。 妖精1「不満が無い!? あんた、どこに目ぇついてんのよ!? 力は無い、レギュラーにもなれない、実力は下から数えた方が早い! 誰もコーチはしてくれない、練習しても成果は全然出ない、試合はいつもベンチから! これで私が満足するとでも思ってんの!? あんたはこれで満足すんの!? あああああ!?!?!?」 にとり「あばばばばば……」 妖精1「あんたはいいわよねぇ! オータムスカイズを代表する壁、お値段以上の河童さんだもんね!」 にとり「ひゅいいいいい……」 妖精1「それに引き換え、私はただのお荷物妖精! ずっと、ずーーーーーっとレギュラーになれず! ベンチスタートは当たり前、スタメン決めの時にドキドキすらしない! いつもあの人間の視線は私の前を素通り! なんかもうそれが当然すぎて落ち込むって事すら忘れたわァ!!!」
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0ch BBS 2007-01-24