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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】
[872]森崎名無しさん:2010/03/04(木) 00:25:10 ID:??? それでももこたんなら…… もこたんなら、きっと何とかしてくれる……!
[873]869:2010/03/04(木) 02:03:54 ID:??? ごめん間違えた さすがに0.1%切ってるとか有り得ない 0.028%じゃなくて2.8%だった それでも十分すごい確率だけどさ
[874]森崎名無しさん:2010/03/04(木) 03:22:04 ID:??? ファンブル・クリティカル並じゃないか
[875]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/04(木) 15:49:30 ID:??? >妖精1に救いの手を→ ダイヤ4 =妹紅「話は聞かせてもらったよ……」 妖精1の才能を見抜いていた妹紅が部屋に入ってきた!? ======================================================================================================= その時、不意に妖精1の部屋の扉が開き一人の少女が入ってきた。 白い髪に無数のリボンをつけ、札が貼られたもんぺを履いた蓬莱人。 反町達の影響で友情に目覚め、熱い心を取り戻した熱血少女――藤原妹紅である。 当然ながら突然の侵入者ににとりはギョッとし、妖精1も目を見開くのだが……。 妹紅はそんな事などおかまいなし、とばかりにズカズカと部屋の中に入り込み。 にとりにしがみ付く妖精1の横にしゃがみ込むと、その頭にポンと手を乗せ語り始める。 妹紅「要するに、お前はサンタナ達と一緒に……一緒のレベルでサッカーが出来るようになりたいんだろう?」 妖精1「…………」 優しく語り掛ける妹紅に、妖精1は思わず素直に頷き……。 それを聞いてにこりと笑いながら、妹紅は妖精1の頭をごしゃごしゃと豪快にかきつつ。 今度はにとりの方へと振り向き、さてどうするのかという表情を浮かべる。 妹紅の突如の乱入に驚いていたにとりだが……その表情を見た瞬間、何とか気を取り直し。 妖精1の瞳を真っ直ぐ見つめつつ、その口を開いた。 にとり「妖精1、悪いけど……もうちょっとだけ、苦しいのに耐えておくれ」 妖精1「…………」 にとり「何とかお前を育ててみせる……サンタナとヒューイを相手に、胸を張って一緒に戦えるくらいに。 ただ、やっぱり今のお前とあいつらの間に実力の差がありすぎる。 それを埋めるには、少しばっかり苦しい思いをしてもらわなきゃならない。 私がそれまで定期的に見てやれてれば良かったんだけどね……ごめんよ、妖精1」 妖精1「……謝らないでよ。 私は、あんたにそんな事される義理なんて無い……」 にとり「……そうだね。 その通りだ」 まだにとりの事を師匠とは決して認めていない妖精1の言葉を、にとりは否定出来よう筈も無い。 今まで為さなかったことを、そう簡単に埋められる筈も無いのだ。 あくまでもにとりはその言葉をそのままに受け止め……しかし、それでももう一度口を開く。
[876]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/04(木) 15:50:32 ID:??? にとり「なら、お願いだよ。 私にもう一度、お前を鍛えさせてくれ。 お前にはDFとしての才覚が間違いなくある……私はそこに可能性を見たんだ。 お前なら、間違いなくこのチームに必要不可欠なDFになってくれる」 妖精1「………………」 妹紅「それは私も同じ思いだよ。 お前は自分を卑下するけど、お前はそこまで駄目な奴じゃない。 鍛えるのは私も手伝う、一緒に頑張ろう……。 頑張ろうって言われるのが嫌いみたいだけど、私は言うよ。 一緒に頑張ろう!」 地面に額を擦らんばかりの勢いで頭を下げるにとりに、握りこぶしを作りながら熱く吼える妹紅。 それらを見て、妖精1は一瞬、心が突き動かされそうになるも……すぐに視線を外して、首を横に振る。 にとりと妹紅の言葉は、確かに魅力的であり……今まで見てもらえなかったとふて腐れる心を抑えて。 今度こそちゃんと育ててもらいたいと妖精1も思うのだが……。 それは、現実的に考えて無理だろうという思いもまたわきあがる。 妖精1「そんなの……だって……あの人間が許す筈が無いもん……」 妹紅「反町が?」 妖精1「あいつは自分の好きな奴が活躍するのが好きなんだよ……コーチだって自分の好きな奴にしかしないし。 だから、そんなの許す筈無い……」 サンタナやヒューイといった者達はコーチを今まで散々されているというのに。 自分やチルノやリリー達といった者達はまるで教えられていないから、と呟く妖精1。 思いがけず出てきた人物の名ににとりは頬をかき、妹紅はきょとんとするが……。 それでもすぐに気を取り直し、その口を開く。 妹紅「そんな事無いよ! あいつは皆仲良くしようって考えなんだから、誰かをえこひいきなんてするはずないさ! 大丈夫、ちゃんと話せばわかってくれるよ!」 妖精1「でも、仲良くって言ったって……あいつがチルノとかと話してる所見た事無いわよ……」 にとり「……反町の考えに関してはよくわからないよ。 だけど、あいつも私の大切な盟友だ。 大丈夫、妖精1。 信じてくれないかもしれないけれど、私がちゃんと話をつける」 妖精1「………………」
[877]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/04(木) 15:51:52 ID:??? そこまで言われては、妖精1も納得をせざるを得ない。 妹紅、そしてにとりの言葉を聞き……まだかなり疑いながらも、頷き了承をする。 妖精1「……本当に、私でも上手くなれる?」 にとり「私が保証する。 絶対にお前は強くなれる。 絶対にだ」 妖精1「………………」 その後、明日の朝に反町に詳しく話をするからと言い……。 にとりは今日の所は一先ず休めと声をかけてから妹紅と共に妖精1の部屋から退出。 それぞれの部屋へと戻りつつ、言葉を交し合う。 妹紅「いいかいにとり、今度は絶対にあいつの事を離さないでいてあげなよ。 あいつだってまだ子供みたいなもんなんだ。 子供を見てやるのは保護者の責任だよ!」 にとり「わかってるよ……それより、妹紅。 どうしてお前さんまであいつの事を?」 妹紅「あいつに才能があるってのは私も練習を見ててわかったんだ。 だからちょっと注意深く見てて……そしたらいきなりあいつの叫び声が聞こえてくるじゃないか。 そんなのを放っておける程、私は冷血じゃないよ」 にとり「……だとすれば隣の部屋の奴にも……」 妹紅「いや、多分大丈夫だと思う。 隣はリグルで、もう寝てたみたいだからね……。 とにかく、ちゃんと見てやろうにとり。 幾ら才能があるって言っても練習をさせなきゃ意味が無いからね」 にとり「うん、わかってる」 その後、二人は自分達の部屋へと戻っていき……にとりは妹紅を見送り自室へと入った後。 小さく溜息を吐いてから……しかし、布団にはすぐに入らず机に向かい、引き出しを開けて中からノートを取り出す。 題名は『妖精1育成計画』。その表紙を開きながら、にとりはペンを取り出し今まで書いてきたデータなどをもう一度見返す。
[878]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/04(木) 15:53:16 ID:??? にとり(今日までの妖精1のデータはここに全部詰まってる。 これを鑑みた上で……より効率的な特訓法を考えないとね。 妹紅が本当に手伝ってくれるならありがたいんだが……全ては反町が許可してくれるかどうかかな。 でも、許可してくれなくても最悪私一人でもあいつをちゃんと見てやらないと……。 問題は……後一週間で、ちゃんと納得いく仕上がりになるかだね……。 ……場合によっては、もしかしたら、反町達に迷惑をかけるかもしれない……でも、それでも……) それでも、何があっても、妖精1を育て上げなけりゃと考えページを捲るにとり。 にとりの部屋から灯りが消えたのは、その日の明け方の事だったという。 ***************************** 選択肢などは無いですが本日はここまで。 昔の消費税以下の確率でW師匠を得た妖精1はどうなるのか? それでは、お疲れ様でした。
[879]森崎名無しさん:2010/03/04(木) 16:58:23 ID:??? 消費税以外乙でした〜 どうでもいいけど消費税って結局上がるのかな?
[880]森崎名無しさん:2010/03/04(木) 17:08:46 ID:??? 乙でした〜 と同時に、最近気になった事をば ・多人数参加型である以上反町の発言を全くブレさせないのはほぼ不可能 ・とはいえ一回ブレると致命的な歪みが発生する事がある(リグルの件とか) ・コーチの話になるとほぼ必ずチルノを例に反町は贔屓をしているという話が出てくる ・かといって急にコーチしようとすれば、ホワイトや妖精1みたいに「急になに言ってんのコイツ」になる ・更に練習内容が本人の希望と合致してないとあっさり評価は下がる ・反町に対して好意的なにとりですら、妖精1と話をしたのは反町の提案があったからというのをスルーした上、 「反町が許可してくれないかもしれないけど」と考える程反町は贔屓をするという認識は根深い ・メディスンはともかくチルノは本気で反町を嫌っている。馬鹿な奴程「好き」「嫌い」というストレートな感情は消えにくいらしい ・とはいえそろそろチルノ(とリリー)に積極的に目をかけないと贔屓疑惑が更に深まる可能性アリ 嫌がる人は多いと思うけど、こんだけ問題はあるし今後は選択肢が出たら少し参加者間で話し合いをした方が良いかも知れない
[881]森崎名無しさん:2010/03/04(木) 17:13:01 ID:??? 当たり前すぎるけど、大会近いし戦力になるものを重点的に鍛えるでも良いと思うけどね
[882]森崎名無しさん:2010/03/04(木) 17:13:18 ID:??? それは面白さを殺すことになりかねんか?
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0ch BBS 2007-01-24