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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】
[151]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/07(日) 18:29:35 ID:??? それを聞いて萃香が、深々と長めに嘆息し、松山の膝上をちょいちょいと示す。 指の動きを追って、視線を動かすと……ところどころ焼け焦げてボロボロと評す他ないシャンハイが横たわっていた。 松山「し、シャンハイ!?」 シャンハイ「ハーイ……ご無事でよかったです……」 松山が蒼白になり名前を呼ぶと、途切れがちに答えが返ってきた。 萃香が話す。 あの瞬間、生身の人間の松山が至近で爆発を受ければお陀仏コースを回避する術はない。 だから、爆発の大部分は巨大化した萃香と……カバーできない部分はシャンハイと上海が身を呈して庇ったのだという 松山「ぁ……ご、ごめ……」 萃香「……光さぁ。意気込みは買うけど、もっと自分の身の安全を第一に考えな。 今回は私や人形ちゃんがいたからいいけどさ。 勇気を振り絞る勇敢と、考えなしの蛮勇とは違うんだよ?」 項垂れるまま、松山はシャンハイの状態を見たまま、萃香のその言葉を重く深く噛み締めながら……唇を噛み締める。 だが、いつまでもそうしておられず周囲を見渡すと……洞窟の通路は物の見事に塞がっていた。 ピルロの姿が見えた。たいした怪我はない様子だが、黒衣には破れ目が目立った。魔理沙の姿は見当たらない。 松山「……っ」
[152]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/07(日) 18:30:36 ID:??? どうしますか? A 萃香に深く詫びる B ピルロに、シャンハイに回復魔法をかけてもらうよう頼む C 行方が見えない魔理沙はどうしたのか訊ねる D その他 *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 *萃香とピルロの評価値と好感度が下がりました。 *14日の終わりまでシャンハイは戦闘不可能です。
[153]森崎名無しさん:2010/03/07(日) 18:42:34 ID:5jfDlfi6 A
[154]森崎名無しさん:2010/03/07(日) 18:45:09 ID:clbW1bIQ A
[155]森崎名無しさん:2010/03/07(日) 19:03:28 ID:sULnz9HE B
[156]森崎名無しさん:2010/03/07(日) 19:05:08 ID:aMu+XeDk B
[157]森崎名無しさん:2010/03/07(日) 19:05:27 ID:yxhlVSIA C
[158]森崎名無しさん:2010/03/07(日) 19:15:31 ID:ZtHQy/KE A
[159]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/07(日) 20:08:32 ID:??? A 萃香に深く詫びる 安息状態に置かれる羽目になったシャンハイ、いらぬダメージを負わせてしまったピルロ……。 そして……よくよく見れば萃香にも……眼を凝らさなければ気が付かない目立たぬものだが、腕や膝に火傷の跡が。 背中より響く罪の意識にいよいよ堪り兼ねて……松山は声を発した。 松山「くっ……ごめん!!! 萃香さん……みんな!!!」 確かにいけると判断した。走り抜けられれば、皆が時間を無為に潰さずに済んだだろう。 だが直面する現実として、道は閉ざされ仲間は痛みを味わい……それが松山の判断に拠るものなのだ。 指示を出す際に生じる責任を、それが親しい者達にダメージとなって返ったらどれだけ苦しいかを……思い出す。 沈痛に沈む表情を浮かべて、断罪を待つみたいに項垂れてる松山。それを見、萃香は一つ伸びをし、近付いて……。 右腕を大きく振り上げ、(もちろん加減はしてるだろうが)松山の背中を洞窟内に高く響く程、強めに叩いた。 松山「あ痛て!?」 萃香「全く……人の話を聞いてたかいお前さん?」 顔をしかめてる松山の鼻先に、据わった眼のままぐいと自分の顔を近づけて、萃香は言う。 萃香「私ゃ光に謝れ〜だなんて一言たりとも言っちゃいないよ? 大体さ、そやって何かあるたんびに縮こまって、謝って、自己反省繰り返して進んでいきたいの?」 松山「それは……だって他にどうしたら!」
[160]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/07(日) 20:10:17 ID:??? 少し怒った様に声を荒げてしまうが……萃香は動じず答えた。 萃香「自分のミスで迷惑をかけたと思うなら、痛まし〜なんて見せないの。次で取り戻そうと躍起になんな。 昔のね。 益荒男と呼ばれる男共は、大笑はするけど周りに自分の弱みなんて見せたりしなかったよ?」 そう言って瓢箪の蓋を開け、これまで洞窟を進んでる最中には呑まなかった萃香が酒を呷る。 既に道は塞がれて、魔理沙は爆発と崩落の影響がない安全圏、きっとその先へ進んでしまったのだろう。 松山は消沈し、シャンハイ、ピルロもダメージ少なからず……自分からは口にしないが萃香にもダメージはある。 酒こそ百薬の長とばかりにどんどん飲み干して……萃香はごろりと洞窟の地面に寝転がった。 萃香「じゃ〜つまらんことは忘れて休もう! 寝て起きてさっさと魔理沙に追いついちゃえば解決さね」 松山「あ、うん……」 萃香「ぐぅ……ぐぅ……」 早々に寝息をたててしまう萃香。 その豪放さと神経の図太さ……器と強さがうらやましくなりつつも、気が抜けた松山からも欠伸が出る。 慣れない道を歩き詰めだったこともあって、横になった松山もいつの間にか深い眠りに就いていた。 *萃香の評価値と好感度が上がりました。 7月13日終了。 *地底に続く洞窟を移動中です。 *同行者の霧雨魔理沙とはぐれてしまいました。 *地底で謎のロケットを拾いました。
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0ch BBS 2007-01-24