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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】
[369]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 20:24:52 ID:??? 先着2名様で 松山光、頼み込む! → !card リュカの答えは +(王者装備 + !num) → !card *松山の数値≧リュカの数値で成功になります。 *松山と相手側どちらかでJOKERが出た場合、無条件成功になります。
[370]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 20:26:29 ID:??? 松山光、頼み込む! → ハート9
[371]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 20:28:03 ID:??? リュカの答えは +(王者装備 + 0 ) → ハート9
[372]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 20:32:36 ID:??? 0は0なのか10なのかで天国と地獄やね
[373]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 20:34:07 ID:??? >>372 残念ながら……このスレではnumの0は10扱いでして。
[374]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 21:42:44 ID:??? 松山光、頼み込む! → ハート9 = 9 リュカの答えは +(王者装備 + 0 ) → ハート9 = 19 重く長く横たわった沈黙。 その後に……。 リュカ「ボク個人の気持ちとしては……困ってる松山君達にこの杖が役立つというなら、譲ってあげたい。 だけど…………この【ドラゴンの杖】は、真の王のみが……そのほらっ。 「ドラゴン?」 真の王に認められる者でなければ、持つのを許されないであるべき……。 いやその、ボクが持ってていいのか自分で言ってて疑問なんだけど、ごめんね。これはあげられないんだ」 リュカは苦い顔つきで、松山の頼みを受け入れるのを拒んだ。 その表情があんまりにも沈んで気の毒に見えるので、松山はガックリしてもおられずフォローに回ってしまう。 何というか、世話を焼きたくなる……そんな得な一面も、このリュカという人物は備えているようだった。 今の松山といい、モンスター達といい、周りを惹きつけ動かす……。 もしかしたらリュカは、認められる者を探してる王様なのかもと、松山は荒唐無稽と思える考えを浮かべてしまう。 松山「(仕方がないよな。相手にとっても大事な物なら。 魔理沙さんへの筋は通したし。 あとは、魔理沙さんが戻った時に、先に俺から話をしておく必要があるけど)」 リュカ「本当にごめんね」 松山「いえっ。俺のほうこそ無理なお願いしちゃったし!」 「(ジロジロ)」 首を振って、気にしないでくださいと念を押して……
[375]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 21:44:10 ID:??? 飲兵衛達『ドワアアアアアアアアアアァァァァァァァッッ!!!!!!』 松山「ひょっ!? な、ななな何だ!?」 「何々!?」 途端、雷鳴がつんざくように上がった歓声。出所はやはり宴の渦中、萃香のいる場所から。 リュカにそこそこ挨拶し、駆け寄って見ると。 萃香と、レンガを重ね合わせたみたいな巨躯のモンスターとでいつ始められたか腕相撲決勝戦の最中だった。 松山「(端っこでオンオン泣いてるのは……負けたのか泣き上戸なだけなのか? う〜ん……)」 どちらがより怪力かは気になったが、喧騒に疲れてる気分でもあり……松山は辺りを一人で歩き出した。 そういえばシャンハイもいない。探すと、宴の中でも片付けに勤しんでいた。 仕事に励んでるのに呼ぶ気も起こらず、松山は一人で、橋の取り払われた縦穴の前に立った。 底知れない深さの穴を間近で見ると、恐怖心が募るが、明日にはここに飛び込まなくてはならない。 自分を励ます。 気を紛らわせるのにちょっとした悪戯心が湧き、足元の小石を拾った。 右腕振り上げて、投げ込もうとした時。 視線を感じた。見られてる悪寒が脳髄を直撃した。 松山「――誰か、いる?」 「!へ〜」 疑念が浮かんだ。 誰かにまじまじと観察されてる……声も姿も空気も気配も存在もないのに、そう思えた。 もしかすれば紫がどこかにいるのではと、注意深く周囲に意識を向けるが…… スキマどころか兆候さえなく、過敏すぎたかと松山は失笑して、再び穴に向き直った。 松山「ちょっと酒に付き合いすぎたかな? せ〜ので投げ込もう。 せ〜〜〜〜の……」 「(にまっ)」
[376]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/13(土) 21:46:07 ID:??? 先着で こいし投げ込む松山 → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート→ 何も起こらなかった。 (*魔理沙ピルロの出戻り判定、七月十五日終了) スペード・クラブ→ ???「ばぁっ!!」 JOKER→ ???「ねぇねぇ地底に何しに来たの?」 *スペード・クラブで5以下の場合……??? 急用が入りましたので今日は恐らくここまで。 お疲れ様でしたー。
[377]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 21:47:20 ID:??? こいし投げ込む松山 → クラブQ
[378]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/14(日) 01:10:02 ID:??? こいし投げ込む松山 → クラブQ スペード・クラブ→ ???「ばぁっ!!」 全くの不意打ちだった。 小石を投じる際に生じる力みの瞬間。 松山は、完璧な不意打ちというものを体験した。 ???「ばぁっっ!!!」 松山「ひょうぉわあああああああああああっっっ!!!?」 まるで意識も向けられず、心の準備もできなかった。 つんのめり、たたらを踏み……もう少し驚きが強ければあわや転落という事態にも繋がったろう。 慄然とする間もなく、おなかを抱えて笑う明るい笑い声に振り返ると、そこに見た覚えのない少女がいた。 見つめ合う瞳には、はちきれんばかりの好奇心。発想をそのまま実行に移す無邪気さ……残酷さ。 触り心地がよさそうな淡い緑色の髪。 黒い帽子。 青く絡みつく何か、その中心に閉じた瞳のようなアクセサリ。 強烈に存在を意識した……と思ったら、在りえぬことに、そこには誰の姿も無かった。 全身どっと冷たいのか熱いのか分からぬ汗が流れて、松山は動けずに虚空を凝視した。 松山「(見間違い? ……酔いが生んだ虚像? 地底で管理されてるっていう怨霊? ……どれも違う気がする。 存在感ていうか息遣いが感じたし、生気もあった……と思う)」 今驚かされたことへの鬱憤を、少女の正体看破で晴らそうと、しきりに首を捻り頭を働かせながら穴から離れる。 松山は気付けない。 無意識の領域で遊ぶ少女は、ずっとそこに、今も佇んでることに。 唸る風に、そっとお気に入りの帽子が飛ばないよう両手で押さえて……収まると、思い出した風に笑顔が弾ける。 ???「あっはは〜。今の驚いた顔、お姉ちゃん達にも見せたかったなぁ! い〜やい〜や。 こんな奥深くまでやってきた人間なんて珍しいし、楽しいこと私が独り占めしちゃおう!」 そしてその日の夜……。 就寝した松山は、最初ははしゃぎ遊ぶ少女のイメージに苛まれた。 また眠り濃く見る夢は、自分の枕元にご先祖様が立つ夢……とても夢見が悪く終始魘され続けたという。
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0ch BBS 2007-01-24