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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】
[457]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 00:03:47 ID:??? 投票途中ですが、今日は遅くなって疲れがひどいのでここまでに……。 現在、B 魔理沙が1票です。 お疲れ様でした。 プオーン加入とは思わなんだです。 なんて豪華戦力。
[458]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 00:09:37 ID:??? また記入漏れするところでした。 *松山の所持金 13540
[459]森崎名無しさん:2010/03/17(水) 00:52:04 ID:uNjbtmMA B
[460]森崎名無しさん:2010/03/17(水) 01:36:49 ID:LbW8TUzo 乙でした B
[461]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 17:29:03 ID:??? >>460 乙感謝ですー。 B 魔理沙 松山は、同盟相手の魔理沙と、互いの事情や見解、思惑の埋め合わせを試みようと、魔理沙の部屋に向かった。 すぐには開けず、留守か否か確認する為、呼びかけをした。 松山「魔理沙さん、いるかー?」 魔理沙『何!? ……ちょっと待てまだ入るな!』 ガタガタと部屋内で気配が揺れて、何かが閉まる音が聴こえた。 いいぜ、と言われて入ると……怪訝に思う点がいくつかあった。まず……部屋の中で、魔理沙は靴を履いていた。 この宿には、客部屋に靴置きが用意されていて、探すと魔理沙の部屋にもそれはあった。 他に気になる点と言えば……荷物が箒に結びつけたまま。 とてもではないが部屋で寛いでたようには見えなかった。 魔理沙「あんまり乙女の部屋をジロジロ見るもんじゃないぜ! 何のよ……いや待てちょうど良かった」 威嚇するみたいに強く言って、意識を逸らさせるように松山に話をさせようとして…… だが魔理沙は、それを取りやめさせて、先に自分から話すべきことがあったと、厳しい表情は崩さぬまま言った。 魔理沙「手短にいくぜ。 前の勧誘の件だが……きっぱり言うぜ"No"だ」 松山「なっ!?」
[462]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 17:30:25 ID:??? まさかここで、突然の断り文句に松山は驚く。 絶句の最中にどうにか気持ちを鎮めて、松山は静かにぽつぽつと理由を問うた。 松山「理由……聞いても……いいかな?」 魔理沙「ああいいぜ。断る理由は幾つかあるが……決め手になったのは、お前だぜ光。 中途半端に濁すつもりもないからハッキリ言うが……。 光。お前にはキャプテンとして不足を感じるし頼りない。それだけだぜ」 シャンハイ「そんな! 魔理沙様! 光様は……」 魔理沙「黙ってろ。 私は光と話してるんだ」 束の間、誰も言葉を発せず、沈黙が場を包んで……松山が絞り出すように更に違う問いを投げた。 松山「シャンハイごめん。……で、魔理沙さん……俺のキャプテンとしての力量に、いつから疑いを感じてたんだ?」 交差する視線。 魔理沙は、とっくに結論も、その問いへの答えも定まってるとばかりに間髪入れずに答えた。
[463]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 17:31:53 ID:??? 魔理沙「洞窟に入る前からだぜ。 もっと言えば、大会が迫ってメンバーが足りない現状に、消極策を取ったところからだな。 こいつはサッカーで例えれば、試合終了で負けてる状況、そこでリスク承知でも攻めないのと同じだ。 人間の時間は有限なんだ。 まして大会が近い現状で、私には看過も許容も出来はしないぜ。 暢気な消極策も別にいいさ。それが勝ちに繋がるならな。 だがそれが成功に繋がるのは、天性の幸運と勘で、結果的に誰よりも先んじる霊夢の様な反則的存在だけだ。 光、お前にはそういうのないだろ? 旧都に来るやゴロツキみたいな奴に絡まれる運のなさだもんな」 松山「……」 口調は淡々としてるが……。 洞窟内で共に行動した魔理沙の言葉を聞く松山は、大鉈を振るわれてるような気分に陥った。 シャンハイが、あうあうと松山と魔理沙の顔を交互に見てるが……両者とも視線をぶつけたまま逸らさないでいた。 魔理沙「あとこれは私の捉え方に過ぎんが……。助言と思って聞いとけ。 私はな……初めて会った時から、光のことを頼れる時はあるが、不安定でちぐはぐな奴だと思ってた。 過去何があったか知らんが、異様に傷つくことを恐れてるだろ? それでリスクコントロールとか小賢しいことを、参謀役やNo.2が考えるようなことを考えて縮こまってる。 かと思えば、まるでそちらが本当の顔のような、暑苦しい熱血を振りかざす事もある。 萃香や紫のような訳知り顔な連中には、そこが期待をかける部分なのかもしれんが……。 とにかく私の見方と、出した結論を言う。光。お前は霊夢を差し置いてキャプテンを務める器じゃない。 今のお前が指揮してるんじゃ船は泥舟と変わらん。 解ってるか? このままならお前は、チームを負け戦に付き合わせる。私はそれに心中するなんて御免だぜ」
[464]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 17:34:01 ID:??? それが魔理沙の結論だとして、それ以上冷静でいられなかった。 魔理沙は包み隠さず本音を述べて、機嫌の悪さも見当たらなくなっていた。逆に松山は、内心で混乱し、荒れた。 松山「(俺が……縮こまってる!? キャプテンの器じゃないだと!? 違う! そんなことない筈だ……! 紅魔カップでだって優勝できた……それに俺はふらの中を率いて全国大会ベスト4まで駒を進めた! 当時の俺と、今の俺とでは違うところがあるとでも言うのか!? ……そうなのか!?)」 もし。もし魔理沙の発言を認めるなら……。 即ち幻想郷にやってきた時点で、松山光には抜け落ちて取り返しのきかない『失ったモノ』がある、という事になる。 それが過去の痛みから端を発してるなら……。 奮闘しながら、ベスト4という結果を残しながら、応援してくれてた観客達に詰られたあの時からだろうか? それとも……? 続けて浮かんだ考えは、『彼女』の、失意と恨みを含んだ悲しげな顔をも同時に浮かび上がらせた。 ズキリと、――軋んだ胸の痛み――で、思考は強制的に中断するより他なくなった。 松山「ぐ……違う、俺は……俺は……!」 魔理沙「(……まぁ、そうは言っても気にかかるところはあるんだがな。 霊夢の奴がどうして光のチームに参加してるかだ。多少也とも光のことを気に入ってるてのもあるだろうが。 それだけじゃない。あいつは気持ちとか情に必要以上に左右される奴じゃなし。 つまるところ、光のチームに加入するのが正道と本能で感じているんだ……だとすれば……) ふん、しかし相棒といっても霊夢は霊夢。 私は私だ。 そういうわけで私から同盟も破棄させてもらうぜ」 その言葉には、久しく忘れていた強い痛みと疼きに耐えるに手一杯だった松山も、意識を傾けざるを得なかった。 ここで魔理沙を引き止めなくてはと思うが、奥歯は噛み合わさるばかり。 口を開くことができなかった。 そうしてる間にも、もう既に魔理沙は箒を手にし、窓に向かって歩く。その時、部屋の扉を開いて誰かが……?
[465]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/17(水) 17:35:15 ID:??? 先着で 殺伐とした会話に救世主が! → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ→ 萃香と、その後ろに、額に赤い一本角を生やした女性が……? ハート・スペード→ 萃香「話の最中みたいだけど、いいかい?」 クラブ→ しかし誰もこない現実は非情である クラブ5以下→ リュカ「松山君、前話したドラゴンの杖のことなんだけど」 JOKER→ ダイヤ+??? 出かけてきます。続きは後ほど。
[466]森崎名無しさん:2010/03/17(水) 17:38:01 ID:??? >試合終了で負けてる状況、そこでリスク承知でも攻めないのと同じだ。 終了したら攻められませんぜ 殺伐とした会話に救世主が! → クラブ2
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0ch BBS 2007-01-24