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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】
[574]森崎名無しさん:2010/03/19(金) 23:05:28 ID:??? G 「そうだ。さては以前から感じていた気配の元は……君だね」
[575]森崎名無しさん:2010/03/19(金) 23:05:49 ID:Bhw7h92w A ところで松山、Bは完全に並行世界の別人だと思うんだw
[576]森崎名無しさん:2010/03/19(金) 23:06:48 ID:LJpGWHCI A
[577]森崎名無しさん:2010/03/19(金) 23:07:05 ID:w2m7FXIE おっと下げてしまった G 「そうだ。さては以前から感じていた気配の元は……君だね」
[578]森崎名無しさん:2010/03/19(金) 23:07:56 ID:6aXeAw2Y A
[579]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/20(土) 00:20:25 ID:??? >>573 ??「強気な台詞ですね……」??「松山君……」 >>575 ゴーグルの伝説はすでに私の手から離れているのですよ! A「君は……誰だ?」 先の勇儀の時と同じく、松山は名前をちゃんと伝えようと思うもあまりの突発自体に思考がぐるぐると定まらない。 やっと出た言葉は、洞窟で一瞬だけ見た覚えのある少女の正体をしりたい気持ちからの問いかけ。 ???「……う〜、ん?」 少女は、その答えに不満……なようにも見えて愉快に感じてる風にもとれる……形容しがたい顔を浮かべた。 右手の人差し指をたて、くるくる回しながら……松山の反応を評する言葉でも捜してるような、そんな様子。 その時、横から、というより松山の座る席から、テーブルを挟んで向かいに座ってた萃香が、身を乗り出した。 萃香「こいしちゃんじゃないか。もしやと思ってたけどやっぱりねぇ」 松山「え? え……?」 知り合い、て続けようとした松山の声は出なかった。 こいし、と呼ばれた少女が、あろうことか松山の鼻の中心を、人差し指で突いてきた。 頬を突ついてた時より、ずっと強い……鼻骨にヒビでも入るんじゃないこれって勢いで。
[580]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/20(土) 00:21:38 ID:??? 松山「え、ぐ……ぶるりゅおぉわぁぁったっ!!!?」 シャンハイ「ああっ光様!?」 理解が及ぶ前に痛みが走り視界が明滅して……。 椅子の上からえびぞりハイジャンプして、床に強打する背中の痛みと止まる呼吸にも構わず松山少年悶絶。 事の下手人は、それ見て天使がごとくぱぁぁと表情を明るくさせて、胸の前で手を合わせて満面の笑みを見せた。 こいし「それってもしかして私と会えて喜びのダンス? 情熱的で照れちゃうな〜!」 松山「んっなわけあるかぁ!? お……わわ!」 ツーと、鼻から血が出て、どんどんダバダバ外へ流れてくるので、松山は慌てて紙ナプキンを丸め鼻に詰めた。 シャンハイが、絶妙な力加減で首を叩いてくれる。 血止めしながら無言で……恨みがましくなるのは仕方ないとばかりに、こいしを見るが、もうそこにはいなかった。 食堂内を見回しても何処にもいない。萃香が短く嘆息して話しかけてきた。 萃香「災難だったというべきか、悪戯に付き合ってご苦労様というべきか。 あの子はね、光。 地霊殿の主の妹で、名前は古明地こいし。 いんや覚妖怪……だった、というべきか。 覚妖怪ってのは他人の心を読む力を持っている。経緯は私もあんま知らないんで省略するけど……。 あの子は、心を読む第三の目を閉じて、無意識を操り誰にも覚られず行動できる。今もどこかにいると思う」 こいし「あーひっどいんだー。 他者の情報ぺらぺら喋るなんて鬼のくせに不誠実だよ〜」 松山「っ!?」
[581]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/20(土) 00:22:59 ID:??? 声は、松山の背中から聞こえた。ぎくりと振り返り、また血が溢れそうになるので慌てて上を向く。 その行動がツボに嵌まったのか何なのか、ケタケタと笑ってこいしは両手を水平にしてクルリとターン。肩越しに。 こいし「あー楽しかった。ねぇねぇ、貴方明日地霊殿に行くんだよね?」 松山「……あ、ああ。それが?」 こいし「じゃあ案内は私がしてあげるよ。 鬼さんは地霊殿の場所までは知ってても、内部のことは余り知らないよね? 明日また会おうね〜。それじゃバイバイまたね!」 次の瞬間。 松山は確かにこいしの背中を視界に入れてた筈なのに、忽然と消失していた。 にとりの光学迷彩を連想したが、あちらは消える直前まで認識できたが、こいしのはいつ消えたかも認識できない。 帰ったのか、継続して見ているのかも判らない。あっさり他人の領域に潜り込むこいしの厄介さに、松山は閉口する。 松山「(無意識を操る……まいったなぁ。これだと何をするにも覗かれてる気がして落ち着かないぞ……?)」 *こいしの評価値と好感度が大きく上がりました。 *こいしが去っていきました……?
[582]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/20(土) 00:44:39 ID:??? こいしが姿を消したその後。松山も鼻血のこともあって部屋で休むと申し出た。 しかしながら、昼夜もなく、暁闇に包まれてる地底の旧都の宿屋で、久しぶりに再会した鬼二人……。 萃香と勇儀は、松山が寝るため部屋に戻った後でも、酒瓶を空けながら、話に花を咲かせていた。 勇儀「あの坊やの為に鳶工をねぇ……」 萃香「変かい?」 勇儀「随分入れ込んでるのが不思議だとは思うね。……萃香の手前、言わんでおいたけどさ。 ありゃちょっと大人しすぎる。 肉食というより草食。 受け身になって後手を踏むタイプと見たね。 萃香がさ、肩入れする理由はあるのかい?」 萃香は答える前に、酔った熱を少し冷ますように目を閉じた。また開いて。 萃香「……あいつは私の同胞だから。 理由なんてそれだけで十分十分」 二回ほど頷き、えへんと威張って言った萃香を見て、勇儀もまた「うんうん」と目を細めて頷いた。 彼女は黙ったまんま、萃香の額と自分の額に手を当てる。萃香がむくれた声を出した。 萃香「熱なんてないってば〜」 勇儀「そうかそうか。ささ気付けに一献」 萃香「正気を失ってもいないよ。 あ、お酒はちょーだいね」
[583]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/20(土) 00:46:22 ID:??? 勇儀が引っ込めるより先に、萃香はグラスを引っ手繰った。 喉奥に流し込むまで待ってから……勇儀が内心では首を捻りながら、口火を切る。 勇儀「鬼は強いものの代名詞。 あの坊主がその字背負えるてのかい? 眼鏡違いに思えるが……」 萃香「さっき初めて……地底で光と会った勇儀には分からんのも仕方ないか……。 まー、今は幻想郷の連中でも"松山光のことを識ってる"のは私含めても三人だろうよ。 直に思い出すのさ。 忘れた者も、見限った者も、見誤った者も、松山光の存在を……古の記憶からね」 勇儀「へぇ……萃香がそこまで買うタマか」 勇儀の呟きに答るえより先に、卓上に這わせた萃香の五指が、テーブルにキシキシと軋みの音を上げさせた。 萃香「うん。私はあいつを買ってるのさ。 外でも幻想郷でも、ほんに多くを失った光が、鬼の力と、地底の力を萃めてどこまで飛べるか。 直接対決して確かめるつもりだよ。もし私に勝てたら、そん時は私が、何としても、光を最強まで辿り着かせる!」 萃香が決然と言い放った。 その目に意地にも似た強い感情を見て、勇儀は僅かに目を瞠った。 勇儀「……いいだろう。萃香にそこまで言わせる奴なら、私も楽しみになってきたよ」 ガラン、と最後の酒瓶を床に転がして、勇儀もまた静かにゆっくりとだが、沸々と戦意を燃やして気炎を上げた。
[584]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/20(土) 00:47:29 ID:??? 7月16日終了。 *古明地こいしと知り合いました。 *7月17日に地霊殿へ行く約束を、萃香、勇儀、こいしと取り付けました。 *地底滞在の間、萃香勇儀コンビと試合をすることになりました。
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0ch BBS 2007-01-24