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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】
[297]森崎名無しさん:2010/03/08(月) 12:04:33 ID:??? 大妖精の「畏怖」がグッドパラメータなのかバッドパラメータなのか分からん チームから離脱しなくなるってことではいいんだろうけど 仲良くなると考えた場合畏れられているというのはどうなんだろ
[298]森崎名無しさん:2010/03/08(月) 13:20:00 ID:??? 日向に対するタケシみたいなもんじゃね?
[299]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/08(月) 15:54:39 ID:??? とりあえず議論などは本当にありがたいですし、見ていて中の人も嬉しいのですが…。 なるべく穏便に、他者を批難したり強制したりしないよう気をつけてくださいね。 >>289 そうですね、中の人の考えとしてはどれかを得ればどれかを失うというものが原則で作っています。 その失うものには当然、「反町の練習時間」なども含まれていますね。 >>297-298 とりあえず大妖精の考えとしては「ポイゾナスドライブ=にとりやチルノが吹っ飛ぶ=自分も吹っ飛ぶ=怖い」な感じです。 移籍したら自分が受ける可能性があるので、離脱はほぼありえませんね。 また、別に嫌っている訳ではないので関係は良好と言えます。シュート以外は怖くないと思っていますので。
[300]森崎名無しさん:2010/03/08(月) 16:31:31 ID:??? 尊敬よりも恐怖の方が強いんだろうな。 もう少し仲良くなれば畏敬くらいにはなるかな?
[301]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/08(月) 16:41:29 ID:??? >エースの挫折→ ハートQ =幽香「リグル……話があるのだけど」 幽香がそっと扉を開けてやってきた! ============================================================================================= リグルの部屋へと入ってきたのは、今日の練習などでリグルの様子がおかしいと感じ取っていた幽香である。 幽香はリグルの部屋へと入るなり、体育座りをしているリグルを見て眉を顰め……。 しかし、身動きしないリグルの元へと歩み寄るとそっと屈み顔を覗き込む。 そんなリグルはといえば、幽香が来た事に驚きつつも……やはり顔面は蒼白。 幽香はリグルの顔を持ち上げ、何とか前を向かせると一体何があったのかと問いかける。 幽香「あんたがそんな顔をしてるとこっちが狂うのよ。 どうしたの、リグル」 リグル「う、うん……」 フィールドに立っている時とはまるで違う幽香の声色を聞いて、リグルの表情も僅かに和らぎ。 リグルは、今日一日――そして、昨日のオールスター戦にて自身が感じたことなどを正直に話し始めた。 良く言えば素直、悪く言えば子供っぽい面のあるリグル。 その言葉は主観だらけであり、幽香にとっては聞き辛い点もあったのだが……。 幽香は友の言葉をしっかりと理解しようと、何度も何度も聞き返したりをしながら話を聞いていく。 リグルの話の内容とは、ここ最近リグルが感じている不安。 即ち、オールスター戦ではエースストライカーだというのに点は取れず。 その後、レミリアには無視され試合前では魔理沙に馬鹿にされ。 自信を失くしかけていた所に反町に声をかけられ、エースストライカーに返り咲く為に地上シュートを開発するも……。 その威力はまるで低く、実戦では到底使い物にならない半端なものとなり。 再び落ち込みかけた所に、今度は反町から点を取れなくてもポストプレイがあるじゃないかと言われたと話す。 リグル「私はエースストライカーなのに、ポストプレイなんて褒められるのはおかしいじゃないか……。 今まで、反町は私をエースだって認めてくれていたのに……なんで、あんな事言ったのか……」 幽香「なるほどねぇ……」
[302]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/08(月) 16:42:43 ID:??? リグル「でも、確かによくよく考えてみると私は竹林カップでもあんまり得点しなかったし……。 エースストライカーなら、もっともっと点を取って得点王にならなきゃいけないのに……反町と永琳が取っちゃったし」 本当に自分がエースストライカーなのかどうなのか。 エースでないとしたら、自分は一体何なのか。 ここまでエースストライカーだと思って戦ってきたのに、それは一体なんだったのか。 そして、反町は何を思って自分をエースストライカーだと言ってくれていたのか。 リグルの脳裏には、幾多の疑問――考えたくも無い疑問ばかりが沸きあがり。 こうして話をしている間も、脳が壊れてしまわんばかりにフル回転しており。 リグルは頭を抱え、唸り始める。 一方で幽香はそんなリグルを見つめ……視線を厳しくしつつ、その口を開くのだった。 先着1名様で、 最強妖怪のエース論→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→幽香「そんな事よりポストプレイヤーになりましょう!」 変化球を投げた! ダイヤ・ハート→幽香「最強を名乗るには、あなたは余りにも弱すぎる」 幽香さんはストレートしか投げません。 スペード・クラブ→幽香「ならば一度キャプテンに聞いてみればいいでしょう」 やっぱりストレートしか投げません。
[303]森崎名無しさん:2010/03/08(月) 16:44:04 ID:??? 最強妖怪のエース論→ ダイヤ7 =
[304]森崎名無しさん:2010/03/08(月) 16:44:30 ID:??? 最強妖怪のエース論→ ダイヤ2 =
[305]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/08(月) 18:08:52 ID:??? >最強妖怪のエース論→ ダイヤ7 =幽香「最強を名乗るには、あなたは余りにも弱すぎる」 幽香さんはストレートしか投げません。 ======================================================================================================== リグル「……え?」 幽香「どう考えても、誰がどう見ても……あなたはエースストライカーじゃないわ。 それは、あなたが今言った言葉が何よりもの証明になっているじゃないの」 竹林カップでは、僅かに2得点に終わり。 オールスター戦では、何度もシュートチャンスがあったにも関わらず無得点に終わった。 エースストライカーと名乗るには、どう考えても功績が足りない。 幽香の歯に衣着せぬ言葉に、一瞬、リグルは呆気に取られ……。 そして、そこからしばく呆然としつつ……顔を俯かせ、瞳を潤ませ始めた。 縋りたかった友人から浴びせられた言葉は、自分の望んでいたものではなかった。 何が何でも、あなたがエースだと励まして欲しかった。 リグル「うっ……うえ……」 思わず、熱いものが込み上げぽろぽろと涙の粒が頬を流れてゆきそうになるが……。 それでも、幽香は言葉の雨を止める事は無く。 更に、リグルの胸倉を掴み持ち上げながら睨みつける。 幽香「あなたの口で言いなさい。 私とあなた、どっちが強い」 リグル「ゆっ……幽香ぁ……」 幽香「それなら、あなたとキャプテンはどう?」 リグル「そっ……反町ぃ……」 幽香「そんなの、前からわかっていた事でしょうが……今更、何を落ち込む事があるの」 リグル「だ、だって……だって……私はエースストライカー……の筈だよ。 反町だってそういってくれたんだ……私を認めてくれたんだ……」 幽香「でも、事実は違うでしょう。 このチームのエースストライカーは、誰がどう見たってキャプテンよ」
[306]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/08(月) 18:10:00 ID:??? 点を取る事にだけ特化したFW――エースストライカー。 それをこのチームから……否、全幻想郷を見渡して探そうとしても……。 まず間違いなく選ばれるのは、リグルではなく反町である。 チーム内外問わず、誰に聞いた所で、殆どの者はそうであると認めるだろう。 リグルをエースストライカーだと思うのは、一部の人間やチルノくらいなものである。 それはまごうことなき事実にして、今は絶対に動かぬものだ。 幽香「キャプテンのエースストライカーとしての凄さはあなたも良く知っているでしょう。 あのドライブスコーピオンだって、キャプテンのシュートコントロールの精密さがあるからこそ。 八意永琳がつかなければならない程の評価を、キャプテンは受けているのよ」 リグル「うっ……うううう……」 幽香「あれでキャプテンがマスターオブレッドサン級のシュートを身につけたらと思うと……空恐ろしいわね」 リグル「じゃあ私は今まで何の為に……何の為に、このチームで頑張ってきたの……。 私はエースストライカーとして……戦ってきたのに……」 幽香「知らないわよ。 ただ一つ言える事は、あなたがいなくても苦しい場面はあったでしょう。 ただ、それでも勝てない試合というものはなかった筈。 逆に、キャプテンがいなければ絶対に勝てなかったという試合は……あったでしょうね」 残酷な幽香の言葉はリグルの胸に突き刺さり、リグルは嗚咽を漏らし続ける。 エースストライカーとして、微力ながらも尽くしてきたこのオータムスカイズ。 しかし、実際にはリグルはエースストライカーでも何でもなく。 或いは、不必要だった事もあったのではないかという。 ならばリグルは一体何なのか……一体何の為に、今まで頑張ってきたのか。 今まで自分がやってきた事が何もかもが無意味なものに思え始め……リグルは、自身の存在意義を見失いかけるが……。 幽香は、そんなリグルの頬を軽くデコピンし……瞬間、パァンッ!!という破裂音が響き渡る。
[307]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/08(月) 18:11:43 ID:??? リグル「うぎゃああっ!?」 幽香「今まで頑張った? なら、問うけれどあなたは何を頑張ったの……」 リグル「れっ、練習だよ……必死にやってきた! 今まで必死に、一生懸命やってきた!」 幽香「馬鹿言うんじゃないわ。 その練習ってのはキャプテンの指示した練習でしょう。 人に言われてやった事をやってるだけで……どうして、エースになれるっていうのよ!? エースストライカーとは、その一人の選手がいるだけで勝利を呼べるだけの絶対的強者。 そんなものに、他人と同じ事をするだけでなれると思うですって? あなたは何を考えてるの……それで、どうしてエースストライカーだと胸が張れるの。 あなたが1だけ伸びれば、ほかのものも1伸びて……結局は同列でしょうが!」 リグル「うっ……」 幽香「そう簡単に最強の称号が手に入ると思ってるなら、あんたがエースストライカーになれる訳が無い!」 リグル「なら……幽香や、レミリアみたいな奴も人とは違う練習をしてるの……?」 幽香「んな訳ないでしょう。 私は元から強いもの」 リグル「そっ、そんな! そんなのずるいよ!」 幽香「ずるくも何も無いわよ。 それが才能というもの、持って生まれた天賦の才。 それの代表みたいな霊夢なんて練習しなくったって、あなたのルーレットを一瞬で模倣したでしょうが。 そして、あなたには無いものよ」 リグル「なんで私には無いの……」 幽香「知らないわよ。 このチームには二人神様がいるけど、神様に聞いてもわからないんじゃない? ただ、それが無いからって諦めるかそれとも戦うか……決めるのは、動くのはあなたしかいないわよリグル」 リグル「………………」
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0ch BBS 2007-01-24