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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】
[577]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 15:52:51 ID:??? ×赤白 ○紅白 ×博霊の巫女 ○博麗の巫女 細かいことだけどね
[578]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 15:53:13 ID:??? 板尾神はGKだったのかw
[579]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/13(土) 16:43:41 ID:??? >実質2対11→ ダイヤK =板尾神「よっしゃ、わしが一肌脱いだろ」 ゲェー!? 板尾神!? ======================================================================================== デデデン デデデン デデデデ デデデデデ♪ 魔理沙「あん?」 霊夢「この音は……!」 しばらく静寂が続いていた博麗神社の居間に……不意に聞こえてきたのはゴジラのテーマ。 魔理沙は一体何事かと思い思わずコタツから抜け出して周囲の様子を探るが……。 霊夢は珍しくもどことなくうろたえた様子で、きょろきょろと辺りを見回す。 そして、その音が裏の池の方から聞こえてくるのを突き止めると……。 霊夢はやや迷いながらも魔理沙を連れてその池の前まで向かい……。 ザバァーブッ!! 板尾「右から行け言うんも左から行け言うんも同じ事やからな」 霊夢「っ!?」 魔理沙「おおおお!?」 突如、その池の中央部から一見中年風の男性が飛び出し。 濡れた顔を濡れた手で拭きながら霊夢と魔理沙の顔を見つめた後、よくわからない言葉を呟く。 瞬間、霊夢は不味いものを見たとばかりに顔を顰め……。 逆に魔理沙は一体誰なんだとばかりに板尾神の顔を繁々と見つめる。 そうしてしばらくは誰もが口を開かず。 二人の少女が一人のずぶ濡れのサラリーマン風中年と対峙するというシュールな光景が繰り広げられるのだが……。 霊夢「お……お……お久しぶりです、板尾神様」 魔理沙「なにゃあ!?」 板尾「おお、久しぶりやな。 まあそう堅くならんでええがな」
[580]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/13(土) 16:44:42 ID:??? やがて霊夢があからさまに渋々といった様子で頭を下げ、板尾がよいよいとばかりに手を振ってそれに応える。 それを見て驚いたのは、魔理沙である。 何せ、信心深さなどというものが本当にあるのかと疑いそうになるこの霊夢。 いつも賽銭が無いと嘆いていたり、他の神社の分社を自分の神社に立てたりする巫女なのだ。 傍若無人が服を着て歩いているようなこの霊夢が頭を下げるなど、異例中の異例。 思わず魔理沙が目を丸くする中、霊夢は口元をひくひくさせながら板尾神を見つめる。 例えやる気はなくとも、霊夢にはそれなりに自身が博麗の巫女であるという自覚はある。 その博麗の巫女が、まさか博麗神社に祀っている神様を蔑ろにする訳にもいかず。 友人の横でどう見ても見た目オッサンの人に頭を下げるという屈辱的な事をするのだった。 霊夢(力は凄いけど見た目がどうも駄目なのよねこの神様は……) 板尾「ところでやな、霊夢」 霊夢「はっ……はい、何でしょうか板尾神様」 板尾「おう。 なんやお前らの話聞いとったけどな、サッカーで人手足りへんねやろ?」 霊夢「うっ……え、ええ、まあ……」 魔理沙「なんだ、おっちゃん何か情報でもあんのか?」 霊夢「ちょっ、魔理沙! 魔理沙、敬語!」 板尾「ああ、かまえへんがな。 ほんでな、情報はあるで、ええ選手がおる」 魔理沙「本当かおっちゃん!?」 霊夢「だからおっちゃんおっちゃん言うな!」 どう見てもオッサンの神様に馴れ馴れしく言葉を吐く魔理沙に、霊夢はサマーソルトキックをしつつ。 綺麗に吹っ飛ばされた魔理沙を見送った後、板尾神に向き直り慌てて取り繕おうとする。 霊夢「い、いえいえ板尾神様。 そんな、わざわざお手を煩わすまでも無い事で……大会にも出ないって決めましたし」 魔理沙「おいコラ霊夢! 勝手に決めるな、私は出るぞ!」 霊夢「だからうるさいのよあんたは! 話がややこしくなるから黙ってて!!」
[581]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/13(土) 16:45:44 ID:??? 再度サマーソルトを繰り出し魔理沙を吹き飛ばし、平身低頭選手の紹介はいらないですと告げる霊夢。 しかし、あくまでも板尾神は選手を紹介すると言い張り。 更には必ず次の大会には出るように、と霊夢に言い聞かせる。 神に仕える巫女にとって、神の言葉は絶対。 不本意ながらも霊夢は板尾神の言葉に頷かざるをえなく、ガックリと肩を落とすのだが……。 魔理沙は大きくガッツポーズを取りつつ、それでどんな選手がいるのかと板尾神に問いかける。 板尾「おう、どんな選手がおるかっつったらそんなもんお前……」 先着1名様で、 板尾神の情報→!card= 更にもういっちょ助っ人→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 板尾神/もういっちょ助っ人 JOKER→板尾「ここにおるがな、わしやがな」/紫「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん♪」 ダイヤ・ハート→板尾「旧地獄やのうて本地獄の月やら星の騎士やらがおる」/萃香「なんだこっちにいたのか、探したよ~」 スペード・クラブ→板尾「昔のツテで魔界の奴に知り合いおってな…」/うどんげ「霊夢~ちょっと話が~」
[582]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 16:46:10 ID:??? 板尾神の情報→ ダイヤ9 =
[583]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 16:46:59 ID:??? 更にもういっちょ助っ人→ クラブK =
[584]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 16:47:22 ID:??? 更にもういっちょ助っ人→ ダイヤ3 =
[585]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 16:48:34 ID:??? 萃香とも縁がないな
[586]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 16:48:51 ID:??? チッ、板尾神自身の参戦は見送りかw
[587]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/13(土) 18:30:39 ID:??? >板尾神の情報→ ダイヤ9 =板尾「旧地獄やのうて本地獄の月やら星の騎士やらがおる」 >更にもういっちょ助っ人→ クラブK =うどんげ「霊夢~ちょっと話が~」 ==================================================================================== 魔理沙「地獄の……? おいおい、そんなの呼んで平気なのかよ」 板尾「かまへんやろ。 っていうかもう呼んでるしな、おーい、出てきてー」 霊夢(うぐっ……と、止める暇すらない……!) 以前、霊夢と魔理沙が解決した地底の異変。 その異変の場所となった地底――旧地獄は異変が起こってからは細々と地底と地上で行き来がある。 しかしながら、現在の地獄と現世は未だ交流の無い世界同士。 呼んで大丈夫なのかと魔理沙ですら心配をするのだが、板尾神は気にせず手を叩いて背後に振り向き……。 瞬間、後ろの物陰から二人の人間とも思えない姿をした者達が姿を現す。 一人は薄く淡い黄色い光の膜に包まれた、金髪の美少女。 どことなく儚げな雰囲気は地底に住まうさとりにも似ているが……それよりは幾らか明るい印象を受ける。 そして、もう一人は中性的な姿をした長身の女性(?)。 片手には抜き身の刀を持ち、紅白の和装をしており額には地底に住まう鬼――星熊勇儀のような角を生やしている。 そんな二人に共通していたのは、二人とも足が存在をしないというもの。 金髪の美少女の方は膜の中に上半身しか存在せず、和装の女性(?)も下半身は幽霊の如く存在しない。 それを見てどことなく魔理沙は何かを思い出したかのように複雑そうな表情となるのだが……。 すぐにそれを止めると、二人に歩み寄り口を開く。 魔理沙「よう、お前達がこのおっちゃんの言う助っ人か?」 キクリ「はい、私はキクリ……」 コンガラ「私はコンガラだ。 よろしく頼むよ、魔梨沙」 魔理沙「……私は魔理沙だぜ?」 コンガラ「これは失礼、では、改めてよろしく魔理沙」 そう言いつつ、どことなく含んだ笑みを浮かべながら握手を求める和装の女性(?)――コンガラ。 魔理沙は突然不機嫌になったように頬を膨らませるが、それでもそれに答えコンガラの手を握る。 それを隣ではキクリがやはり何やら含んでいるような笑顔で見守り……。 霊夢は、腕を組んで額に手を当て大きく溜息を吐いていた。
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0ch BBS 2007-01-24