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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】
[583]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 16:46:59 ID:??? 更にもういっちょ助っ人→ クラブK =
[584]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 16:47:22 ID:??? 更にもういっちょ助っ人→ ダイヤ3 =
[585]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 16:48:34 ID:??? 萃香とも縁がないな
[586]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 16:48:51 ID:??? チッ、板尾神自身の参戦は見送りかw
[587]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/13(土) 18:30:39 ID:??? >板尾神の情報→ ダイヤ9 =板尾「旧地獄やのうて本地獄の月やら星の騎士やらがおる」 >更にもういっちょ助っ人→ クラブK =うどんげ「霊夢〜ちょっと話が〜」 ==================================================================================== 魔理沙「地獄の……? おいおい、そんなの呼んで平気なのかよ」 板尾「かまへんやろ。 っていうかもう呼んでるしな、おーい、出てきてー」 霊夢(うぐっ……と、止める暇すらない……!) 以前、霊夢と魔理沙が解決した地底の異変。 その異変の場所となった地底――旧地獄は異変が起こってからは細々と地底と地上で行き来がある。 しかしながら、現在の地獄と現世は未だ交流の無い世界同士。 呼んで大丈夫なのかと魔理沙ですら心配をするのだが、板尾神は気にせず手を叩いて背後に振り向き……。 瞬間、後ろの物陰から二人の人間とも思えない姿をした者達が姿を現す。 一人は薄く淡い黄色い光の膜に包まれた、金髪の美少女。 どことなく儚げな雰囲気は地底に住まうさとりにも似ているが……それよりは幾らか明るい印象を受ける。 そして、もう一人は中性的な姿をした長身の女性(?)。 片手には抜き身の刀を持ち、紅白の和装をしており額には地底に住まう鬼――星熊勇儀のような角を生やしている。 そんな二人に共通していたのは、二人とも足が存在をしないというもの。 金髪の美少女の方は膜の中に上半身しか存在せず、和装の女性(?)も下半身は幽霊の如く存在しない。 それを見てどことなく魔理沙は何かを思い出したかのように複雑そうな表情となるのだが……。 すぐにそれを止めると、二人に歩み寄り口を開く。 魔理沙「よう、お前達がこのおっちゃんの言う助っ人か?」 キクリ「はい、私はキクリ……」 コンガラ「私はコンガラだ。 よろしく頼むよ、魔梨沙」 魔理沙「……私は魔理沙だぜ?」 コンガラ「これは失礼、では、改めてよろしく魔理沙」 そう言いつつ、どことなく含んだ笑みを浮かべながら握手を求める和装の女性(?)――コンガラ。 魔理沙は突然不機嫌になったように頬を膨らませるが、それでもそれに答えコンガラの手を握る。 それを隣ではキクリがやはり何やら含んでいるような笑顔で見守り……。 霊夢は、腕を組んで額に手を当て大きく溜息を吐いていた。
[588]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/13(土) 18:31:46 ID:??? そして、そんな5人の下に慌てて駆け込んできたのは……。 うどんげ「霊夢〜!」 霊夢「? うどんげ?」 突如響いたウサギの声に、思わず一斉に振り返る霊夢たち。 そこにいたのは、恐らくは全力疾走をしてきて疲れたのだろう永遠亭の兎さん、鈴仙=優曇華院=イナバ。 そして、そのうどんげの背中にしがみ付いて楽をしていた兎さん、因幡てゐの二人である。 二人は一瞬、見た事も無いコンガラやキクリがいる事――何より板尾神の存在に驚いていたのだが……。 それでもすぐに気を取り直すと、うどんげはつかつかと霊夢へと近づくとその手を取って目を潤ませ口を開いた。 うどんげ「お願い霊夢、私達を博麗連合に入れて!」 霊夢「……はあ?」 あんたには永遠亭ルナティックスがあるでしょうが、と思わず呟きそうになる霊夢。 しかしながら、うどんげはそうなんだけど……と前置きをしてから事の事情を説明し始めた。 曰く、前回のオールスター戦のFW陣の強さ――そして竹林カップでの陵辱ぶりにより。 キャプテンの輝夜は半ばトラウマのようなものを患い、次回の不夜城カップには出場しない旨を明言。 うどんげもてゐも別にそれはそれでよかったのだが……。 しかし、突然二人の師匠である永琳は二人は大会に出るようにと命令を出すのだった。 とはいえ、永琳は大会には出ないとあくまでも言い張っており。これは二人にとって大問題。 何せうどんげもてゐも、強い事は強いがあくまでもそれなりのレベルなのだ。 たった二人で永遠亭ルナティックスを引き連れて出ては、一回戦突破すら危うい。 うどんげ「そこで色々チームを探したんだけど……」 てゐ「地底に行けばペットにされちゃいそうだし、妖怪の山は私ら別派閥の妖怪を受け入れてくれるとも思えないし。 紅魔館にいっちゃ兎鍋にされちゃうのがオチみたいうさだし〜、話し合いの結果ここが一番かなって」 うどんげ(あの妬ましパルパルズってのも色々問題ありそうだったしね……) 霊夢「……オータムスカイズに入るって選択肢は無いわけ?」 うどんげ「あそこで私達がどうやってレギュラー取れるのよ……」 てゐ「試合には出る、そして活躍する。 二つを同時にしなきゃいけないのが私達の辛いトコうさ」
[589]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/13(土) 18:33:14 ID:??? それを考えた結果、博麗連合が一番ベストな選択だろうと考えたうどんげ達。 どうかお願いします、と深く頭を下げる二人を見て霊夢は呆れながらも承諾し……。 狂喜乱舞する二人を眺めつつ、ここに集まった自分を含めた6人の能力を明確に分析し。 次の大会に出場して本当に勝てるだろうか、と考える。 コンガラやキクリに関してはまだ実力を見ていないのだが、そこら辺は霊夢の勘だ。 霊夢(うどんげは……まあ、雑魚妖怪よりは役に立ってくれるでしょ。 てゐもカットとパスに集中すれば一線級で使える。 このコンガラとキクリって奴は得体が知れないけど……少なくともうどんげよりよっぽど使えそうね。 しかし、これでも勝てるかどうか……勝率10%も無いわ) コンガラ「期待しているよ霊夢、どういう指揮を取ってくれるか。 ……靈夢ならばどんな状況からだって勝利を掴み取ったからね」 霊夢「……なんですって?」 これだけ人数が集まったとはいえ、やはり状況が苦しいのに変わりないと歯噛みをする霊夢。 しかし、そんな霊夢に対してコンガラは笑みを浮かべつ……霊夢にとって衝撃的な言葉を口に出す。 それを聞いた瞬間、霊夢は何時になく厳しい表情を浮かべ……。 魔理沙もまた、目を丸くしてコンガラとキクリに目を向ける。 魔理沙「靈夢って……お前……」 コンガラ「言ってなかったか? 私たちはかつて彼女と戦った事がある。 こうして君達に手を貸すのも、その縁があるからさ」 キクリ「因みに……あなたのお師匠ともお会いした事があるわね」 魔理沙「なっ……!?」 霊夢「……まあ、板尾神様の情報だからそんなこったろうとは予想していたわ」 うどんげ「え、何、何?」 てゐ「やめとけうさ鈴仙、あんま首突っ込むとKYの烙印を押されるうさ」
[590]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/13(土) 18:34:14 ID:??? キクリの言葉にあからさまに狼狽する魔理沙を、キクリは可笑しそうに笑みながら見つめ……。 コンガラは肩を竦めつつ、霊夢に向き直り挑発的な目を送る。 その目は語っている「先代の巫女――博麗靈夢ならばこの急造チームでも優勝させることが出来る」と。 それを見た瞬間、霊夢の体内には珍しくもカッと熱い血が沸き起こり……。 霊夢はコンガラに睨みを返しつつ、視線を外すと不意に口笛を吹く。 瞬間、突如池の周囲にあった岩らしきものが動き出し……うどんげ達がギョッとする中。 のそりのそりと霊夢の元へと歩み寄り、その首を伸ばして大きな欠伸をするのだった。 霊夢「玄爺、あんたも手伝いなさい」 玄爺「この老いぼれの力がまた必要なのですかな……?」 霊夢「また? ……耄碌したんじゃないでしょうね、よく私の顔を見なさいよ」 玄爺「お? ……おお、これはこれは、霊夢様ですか。 これは失敬しました、いや、若い頃の靈夢様と瓜二つで……」 ドゴォッ! その岩らしきもの――巨大な亀の名は、玄爺。 彼もまた、かつて先代の巫女――博麗靈夢に所縁のあるものである。 代々の博麗の巫女に仕える玄爺の主な役目とは、巫女が移動をする際に空を飛び移動手段となる事。 しかしながら霊夢は自身で空を飛ぶ事が可能な為にこの玄爺を放ったらかしにしており交流も殆どなく……。 玄爺にとっては誰かの手伝いといえば、先代の博麗の巫女の事だったから間違えたのも無理ない事。 だが、その間違いが霊夢にとっては許されないことだったのか。 玄爺が瓜二つと言った瞬間、霊夢は鬼のような形相をしながら近くにあった岩を大きく蹴り池に沈める。 因みに、その岩にぶつかって板尾神も同じく沈んでいったのだが……。 一同はそんな事よりも様子が変わった霊夢に注目し、固唾を飲んで見守り……。 霊夢はただ一言、搾り出すように言葉を吐いた。 霊夢「ふん……いいじゃない、やってやるわ。 優勝してやりゃいいんでしょう、優勝してやりゃあ」 うどんげ(こっ……こわああああ!?) てゐ(チームの選択を間違えた予感うさ……)
[591]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/13(土) 18:35:38 ID:??? 霊夢の豹変にうどんげとてゐは思わず互いに手を取り合って身を震わせ……。 一方で魔理沙はやりきれないような表情で霊夢を見つめ。 コンガラ、キクリはしてやったりという様子で笑みを深める。 魔理沙(霊夢がやる気になったのは構わんが……はぁ……) コンガラ(さて、現行の博麗の巫女が……) キクリ(果たしてどこまで、先代の強さを超える事が出来るかね……) 玄爺(そんな事よりおなかがすきましたですじゃ……) こうして、博麗連合は再結成をされた。 白黒の魔女は自分こそが幻想郷最強のストライカーであると証明する為。 永遠亭のウサギ達は師匠の言いつけを守り大会でそれなりの成績を収める為。 神が呼んだ地獄からの使いは現行の博麗の巫女を試す為。 亀はとりあえず出番がもらえたので嬉しそうに。 そして……。 霊夢(あいつに出来た事が私に出来ない筈が無い……。 いや、これだけしかいない面子を率いて優勝なんてあいつにも出来ない……なら……) 博麗の巫女は……。 霊夢(優勝すれば……私があいつに――姉さんに勝っているという証明になる) 先代の巫女に……自身の姉に打ち勝つという、どす黒くも熱く燃える対抗心を満たす為。 不夜城カップに向け、この日より修練に励み始める。 六十四日目 金曜日 終了 ※早めの時間に寝たので反町のガッツが回復しました。 300/760→600/760
[592]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/13(土) 18:37:01 ID:??? 六十五日目 土曜日 早朝 反町「うーん……ふぁあ……」 明くる朝、反町はまだ傷む体を気合を入れながら起こしつつ……。 大きく伸びをして欠伸をしながら、目覚める。 今日を含めて、大会まではもうそれほど時間が無い。 時間を無駄にしない為にも……と、反町は起き上がると素早く顔を洗って着替えを済ませ居間へ。 既におきだしていた静葉と朝の挨拶を交わした後……すぐさま人里近くのコートへと向かう。 反町「だいぶ暖かくなってきましたね……」 静葉「とはいえ、まだまだ私達の季節には遠いのだけどね……それで一樹君、今日は何の練習をしましょうか?」 反町「そうですね……」 A.個人練習をする(それぞれの能力がランダムに上がります) B.コーチングをする(コーチの能力と対象の能力の差により、対象の能力のみが上昇します。 対象以外は個人練習をします) 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 ※このスレの人物設定には色々と二次的なオリジナルなものが含まれています。 霊夢と靈夢の関係もこのスレ独自です。ご了承下さい。
[593]森崎名無しさん:2010/03/13(土) 18:38:56 ID:jS+qFSYo B
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0ch BBS 2007-01-24