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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】
[721]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 03:54:44 ID:??? ついに中の人が本気を出したか
[722]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 06:04:55 ID:??? 守矢強化されすぎでも今のオータムスカイズなら存分に互角に戦える なみだ目なのは博麗連合やその他だな
[723]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 07:08:23 ID:??? サモナイト石で誠様を召喚するといいんだぜ
[724]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 07:25:14 ID:??? >720 まだ才能開花し切ってないからなんとも言えない 具体的にいうとスキル2とスキル3次第(そもそも取れれば、の話だけど)
[725]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 08:29:43 ID:??? やはりパスカットが使い物になるまで特訓させるべきじゃないかな
[726]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 17:06:36 ID:??? >>707-725 当初の予定では守矢に所属させようと考えていたのは文ともう一人の新キャラのみでした。 ただ、博麗連合に入れる予定だった萃香たちが行き場を失った事でこっちに入り。 新キャラさんがお蔵入りになってしまいましたね。
[727]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:12:44 ID:??? こうして妖怪の山の神社が大量の補強と強化トレーニングを行っていた頃。 山の下、幻想郷と外の世界との境に佇む博麗神社。 その博麗神社の庭先では、簡易的な練習場のようなものが作られ。 新たに結成をした博麗連合の者達がそれぞれ練習に励んでいた。 うどんげ(師匠の顔を潰さない為にも、次の大会ではせめてうどんげがいたから何とかなったって場面を作らないとな〜) コンガラ「おっと、甘いぞ!」 うどんげ「えっ……うわああっ!?」 てゐ(……まるで成長していないうさ) うどんげのドリブルに対し、刀を突きつけながら猛進をしてタックルに向かうコンガラ。 当然のようにうどんげは吹っ飛ばされてしまい、地面に力なくへたり込む。 魔理沙「どこまで行ってもうどんげはうどんげだな……」 キクリ「あれで本当に幻想郷でも名うての選手なのですか?」 魔理沙「一応はな。 ……ま、あっちはあっちで放っておいて私達もやろうぜ」 玄爺「わかりましたですじゃ」 ゴール前に陣取っていた魔理沙、キクリ、玄爺の3人(というより2人と1匹)は。 それぞれシュートとブロック、そしてセービングの練習に取り掛かる。 あっさりと反町に抜かれたとはいえ、魔理沙のマスタースパークの威力はやはり桁違い。 しかしながらキクリも早々容易くゴールは許さないと練習中2回に1回程度はボールを弾き飛ばし。 玄爺も何度も吹き飛ばされながらも何度かはボールを零す事に成功をする。 キクリ「中々ですね〜。 うーん、昔を思い出します」 魔理沙(ちっ……平然と私のマスタースパークを受け止めるか……。 にとりの奴もなんだかんだで防いでいやがったし、やっぱ火力不足か? サッカーはパワー、火力不足は致命的だぜ……)
[728]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:13:45 ID:??? にこにこと笑みを浮かべるキクリを見やりつつ、小さく悪態をつく魔理沙。 てゐはフィールドの中央の方で適当にパスの練習を行っており……。 そして、それらを博麗連合のキャプテン――博麗霊夢は縁側でのんべんだらりとお茶を飲みつつ見つめていた。 当初はこの練習が始まる際、うどんげや玄爺から一緒に練習をしようと誘われたのだが……。 霊夢はあくまでもそれを撥ね退け、自分には必要ないと二人の提案を却下。 魔理沙も霊夢に練習を促すなんて愚の骨頂だと、肩を竦めながらうどんげ達を引き下がらせたのであった。 霊夢(ふー……ま、とりあえずあのコンガラってのとキクリってのは使えそうで助かるわ。 玄爺にしても……まあ、頑張ればもしかしたら止めてくれるかもしれない程度には期待出来るわね) 板尾神が呼び出した、地獄からの助っ人――コンガラとキクリ。 二人は決して霊夢や魔理沙程技が豊富という訳ではないものの……。 その基礎的な能力は二人にも及ぼうかという程度――この二人は守りの主軸に出来るだろうと霊夢は満足げに頷く。 霊夢(問題はうどんげよねぇ……ぶっちゃけどこに置いても使いようが無いわ) ボールを運ぶにしても霊夢や魔理沙に劣り、守備力は決して高くなく、得点力はほぼ皆無。 FWらしくねじ込みを期待しようにもダイレクトシュートなど持っている訳でもなく。 これならまだパスとパスカットに特化をしたてゐの方が使いやすい。 まるで藍を劣化させたようなもんだと思いつつ霊夢はお茶を一口啜り……。 それでも、まあ、何とかなるだろうと次の大会に向けて前向きとも投げ槍とも取れるような考えをするのだった。 霊夢(……にしても見てるだけってのも退屈ね。 もう寝ようかしら、別にやる事も無いし) 対抗心を燃やし、やる気を見せようとも霊夢は霊夢。 その後、深夜まで練習するチームメイトをいつまでも見つめ続けるのは退屈だと判断し。 大きな欠伸を一つすると、湯のみを片付けてさっさと一人床に入るのだった。 一緒に練習をする――そもそも練習をして強くなるという概念が、彼女には欠落していた。
[729]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:14:48 ID:??? やる気があるのか無いのかよくわからない霊夢が床についていた頃。 深夜の人里近くのコートでは、やる気が逆に有り余りすぎて困る者達……。 ネオ妬ましパルパルズの面々が、全員総出で練習を行っていた。 前回の竹林カップでオータムスカイズに勝利するという悲願は達成できたものの……。 その後の地霊アンダーグラウンド戦では惨敗、記憶にも記録にも残らない中途半端な結果に終わってしまった。 パルスィ「このままでは駄目よ! 私達はオータムスカイズを倒して! その上で我らパルパルズが優勝しなければ、即ち私達のリベンジは実ったとは言い難い!」 しっとマスク「うむ、その通りである!」 オータムスカイズに勝ったとはいえ、その後オータムスカイズは地霊アンダーグラウンドを下し。 結局、竹林カップも終わってみればオータムスカイズが優勝をしてしまった。 これでは完全に勝利をしたとは言い切れないのだ、とパルスィは声を張り上げて叫びしっとマスクは同意。 藍、シェスターはうんうんと頷き……アリスは無表情のまま。 そして妖夢にヤマメ、キスメはどことなく疲れきったような表情をしている。
[730]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:15:49 ID:??? 藍「パルスィの言うことは間違っていない。 あれでは完全なる勝利とは言い難いからな。 やはり優勝をしてこそ、我々こそが絶対なる強者であると宣言できる」 シェスター「今度こそ僕たちが優勝して驚かせちゃおう! 何だか噂だとオータムスカイズに紅魔スカーレットムーンズが優勝候補とか言われてるらしいからね!」 アリス(実際、そのどちらもが強敵よね……正直、どちらも私達の純粋な力のみで戦えば不利……。 特に今度はこちらの手の内も見られているのだから苦戦は必至ね……何か考えておかないと勝つどころか試合にすらならない) パルスィ「我らこそが幻想郷の頂点に立つのに相応しい! 如何にオータムスカイズが一芸のスペシャリストをそろえようと、私達にもこの私のドリブルがあるわ! 目にもの見てなさい! 次の大会ではこの私がMVP! パールパルパルパルパル!!」 妖夢(実際、もう私じゃ手の届かないレベルだものなぁ、パルスィのドリブルは……) 嫉妬の炎を燃やしオータムスカイズ――ひいては幻想郷全てのサッカーチームに復讐の念を燃やす妬ましパルパルズ。 高らかに笑うパルスィの瞳は、不気味なくらいに鈍く緑色に光り輝くのだった。
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0ch BBS 2007-01-24