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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】
[726]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 17:06:36 ID:??? >>707-725 当初の予定では守矢に所属させようと考えていたのは文ともう一人の新キャラのみでした。 ただ、博麗連合に入れる予定だった萃香たちが行き場を失った事でこっちに入り。 新キャラさんがお蔵入りになってしまいましたね。
[727]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:12:44 ID:??? こうして妖怪の山の神社が大量の補強と強化トレーニングを行っていた頃。 山の下、幻想郷と外の世界との境に佇む博麗神社。 その博麗神社の庭先では、簡易的な練習場のようなものが作られ。 新たに結成をした博麗連合の者達がそれぞれ練習に励んでいた。 うどんげ(師匠の顔を潰さない為にも、次の大会ではせめてうどんげがいたから何とかなったって場面を作らないとな〜) コンガラ「おっと、甘いぞ!」 うどんげ「えっ……うわああっ!?」 てゐ(……まるで成長していないうさ) うどんげのドリブルに対し、刀を突きつけながら猛進をしてタックルに向かうコンガラ。 当然のようにうどんげは吹っ飛ばされてしまい、地面に力なくへたり込む。 魔理沙「どこまで行ってもうどんげはうどんげだな……」 キクリ「あれで本当に幻想郷でも名うての選手なのですか?」 魔理沙「一応はな。 ……ま、あっちはあっちで放っておいて私達もやろうぜ」 玄爺「わかりましたですじゃ」 ゴール前に陣取っていた魔理沙、キクリ、玄爺の3人(というより2人と1匹)は。 それぞれシュートとブロック、そしてセービングの練習に取り掛かる。 あっさりと反町に抜かれたとはいえ、魔理沙のマスタースパークの威力はやはり桁違い。 しかしながらキクリも早々容易くゴールは許さないと練習中2回に1回程度はボールを弾き飛ばし。 玄爺も何度も吹き飛ばされながらも何度かはボールを零す事に成功をする。 キクリ「中々ですね〜。 うーん、昔を思い出します」 魔理沙(ちっ……平然と私のマスタースパークを受け止めるか……。 にとりの奴もなんだかんだで防いでいやがったし、やっぱ火力不足か? サッカーはパワー、火力不足は致命的だぜ……)
[728]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:13:45 ID:??? にこにこと笑みを浮かべるキクリを見やりつつ、小さく悪態をつく魔理沙。 てゐはフィールドの中央の方で適当にパスの練習を行っており……。 そして、それらを博麗連合のキャプテン――博麗霊夢は縁側でのんべんだらりとお茶を飲みつつ見つめていた。 当初はこの練習が始まる際、うどんげや玄爺から一緒に練習をしようと誘われたのだが……。 霊夢はあくまでもそれを撥ね退け、自分には必要ないと二人の提案を却下。 魔理沙も霊夢に練習を促すなんて愚の骨頂だと、肩を竦めながらうどんげ達を引き下がらせたのであった。 霊夢(ふー……ま、とりあえずあのコンガラってのとキクリってのは使えそうで助かるわ。 玄爺にしても……まあ、頑張ればもしかしたら止めてくれるかもしれない程度には期待出来るわね) 板尾神が呼び出した、地獄からの助っ人――コンガラとキクリ。 二人は決して霊夢や魔理沙程技が豊富という訳ではないものの……。 その基礎的な能力は二人にも及ぼうかという程度――この二人は守りの主軸に出来るだろうと霊夢は満足げに頷く。 霊夢(問題はうどんげよねぇ……ぶっちゃけどこに置いても使いようが無いわ) ボールを運ぶにしても霊夢や魔理沙に劣り、守備力は決して高くなく、得点力はほぼ皆無。 FWらしくねじ込みを期待しようにもダイレクトシュートなど持っている訳でもなく。 これならまだパスとパスカットに特化をしたてゐの方が使いやすい。 まるで藍を劣化させたようなもんだと思いつつ霊夢はお茶を一口啜り……。 それでも、まあ、何とかなるだろうと次の大会に向けて前向きとも投げ槍とも取れるような考えをするのだった。 霊夢(……にしても見てるだけってのも退屈ね。 もう寝ようかしら、別にやる事も無いし) 対抗心を燃やし、やる気を見せようとも霊夢は霊夢。 その後、深夜まで練習するチームメイトをいつまでも見つめ続けるのは退屈だと判断し。 大きな欠伸を一つすると、湯のみを片付けてさっさと一人床に入るのだった。 一緒に練習をする――そもそも練習をして強くなるという概念が、彼女には欠落していた。
[729]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:14:48 ID:??? やる気があるのか無いのかよくわからない霊夢が床についていた頃。 深夜の人里近くのコートでは、やる気が逆に有り余りすぎて困る者達……。 ネオ妬ましパルパルズの面々が、全員総出で練習を行っていた。 前回の竹林カップでオータムスカイズに勝利するという悲願は達成できたものの……。 その後の地霊アンダーグラウンド戦では惨敗、記憶にも記録にも残らない中途半端な結果に終わってしまった。 パルスィ「このままでは駄目よ! 私達はオータムスカイズを倒して! その上で我らパルパルズが優勝しなければ、即ち私達のリベンジは実ったとは言い難い!」 しっとマスク「うむ、その通りである!」 オータムスカイズに勝ったとはいえ、その後オータムスカイズは地霊アンダーグラウンドを下し。 結局、竹林カップも終わってみればオータムスカイズが優勝をしてしまった。 これでは完全に勝利をしたとは言い切れないのだ、とパルスィは声を張り上げて叫びしっとマスクは同意。 藍、シェスターはうんうんと頷き……アリスは無表情のまま。 そして妖夢にヤマメ、キスメはどことなく疲れきったような表情をしている。
[730]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:15:49 ID:??? 藍「パルスィの言うことは間違っていない。 あれでは完全なる勝利とは言い難いからな。 やはり優勝をしてこそ、我々こそが絶対なる強者であると宣言できる」 シェスター「今度こそ僕たちが優勝して驚かせちゃおう! 何だか噂だとオータムスカイズに紅魔スカーレットムーンズが優勝候補とか言われてるらしいからね!」 アリス(実際、そのどちらもが強敵よね……正直、どちらも私達の純粋な力のみで戦えば不利……。 特に今度はこちらの手の内も見られているのだから苦戦は必至ね……何か考えておかないと勝つどころか試合にすらならない) パルスィ「我らこそが幻想郷の頂点に立つのに相応しい! 如何にオータムスカイズが一芸のスペシャリストをそろえようと、私達にもこの私のドリブルがあるわ! 目にもの見てなさい! 次の大会ではこの私がMVP! パールパルパルパルパル!!」 妖夢(実際、もう私じゃ手の届かないレベルだものなぁ、パルスィのドリブルは……) 嫉妬の炎を燃やしオータムスカイズ――ひいては幻想郷全てのサッカーチームに復讐の念を燃やす妬ましパルパルズ。 高らかに笑うパルスィの瞳は、不気味なくらいに鈍く緑色に光り輝くのだった。
[731]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:16:49 ID:??? 復讐心を燃やすパルスィが更なるドリブル強化を謳っていた頃。 次回の大会――不夜城カップの開催の本拠地、紅魔館では従者総出で大会に向けて練習を行っていた。 オールスター戦において、自身の実力が圧倒的に低いという事を自覚した三杉は……。 とにもかくにも、フィジカルの弱さを克服しようと美鈴を相手に体を張ったプレイに興じ。 咲夜はメイド部隊を統率し、更なる連携プレイを編み出そうと画策する。 そして、この紅魔館に住まう絶対的な君主とその妹――。 幻想郷でも圧倒的な攻撃力を持つと謳われる吸血鬼の姉妹もまた、二人揃ってシュートの練習に励む。 フラン「はァァァァァッ!!」 ドギャバキグシャアアアアアアッ!! レミリア(ああ、フラン……なんて力強く逞しくそれでいて愛らしいの! 見ていなさい、今、お姉さまもあなたに負けないくらいのシュートを打つからね!) レミリア「ハァァァァッ!!」 ドッゴォォォォォォォォッ!! ブギャアアアアッ!! 小さな体躯から、激しく破壊力のこもった弾丸シュートを打ち放つフラン。 それを見ながらレミリアは思わず頬を緩め……しかし、自身もまたシュートを撃つ。 幻想郷でもトップクラスのFW、二人が繰り出すシュートの轟音は紅魔館の庭に響き渡り……。 一人、ベンチに佇んで本を読んでいたパチュリーは眉間に皺を寄せながら目を細めて考える。 パチュリー(攻撃に関してはレミィが本気になり……妹様が参加をしたことで一気に安定した。 次の大会では、まず間違いなく出場チームの中で一番のオフェンス力を持ったチームになる筈。 ……問題は、守備ね) 咲夜「パチュリー様」 パチュリー「ああ……来たわね、咲夜。 それで、首尾はどう?」
[732]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:17:57 ID:??? オフェンス力には問題が無いと思いつつ……。 しかし、今度は逆に守備力が脆弱すぎると小さく溜息をつきながら考えるパチュリー。 そんなパチュリーの元へ、音もなく歩み寄ってきたのは紅魔の守備をほぼ一人で担っている咲夜である。 そして、その咲夜の背後に立つのは紅魔館が誇る精鋭メイド部隊。 咲夜「ほぼ万全といって差し支えない仕上がりにはなったかと……。 後は、パチュリー様やお嬢様がたとご一緒に練習が出来れば完璧です」 パチュリー「……なるほど、なら、早速しましょうか?」 言いながら、パチュリーは小悪魔に指示を出し各々練習をしていたレミリアたちを呼び寄せ。 そのままベンチに戻ってきたレミリア達に、咲夜を前に出しつつ。 また、三杉を自身の横においてその口を開いた。 パチュリー「次の大会は、純粋な力だけでは完全なる勝利というものを呼び込む事は不可能。 だから、今から次の大会で使う戦術の練習を行うわ」 フラン「せんじゅつー? えー、みんなキュッとしてドカーン!ってやればいいんじゃないの?」 レミリア「フラン、サッカーはそう簡単な競技ではないのよ。 そう、まるでチェスのように複雑で入念な策や戦術が必要なスポーツ」 美鈴「確かに闇雲に闘うのは危険かもしれませんね……。 戦術が多ければ多い程、窮地に取れる手段というものは多くなりますし」 レミリア「それで、一体どのような戦術を練習するのかしら?」 レミリアの問いかけに、パチュリーは視線を横へと向け……。 それにしっかりと頷きつつ、三杉と咲夜は言葉を吐く。
[733]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:19:04 ID:??? 三杉「まずはパスワークを中心とし、速攻を繰り出す戦術――ファストブレイク。 パスカットが不得手なチームを相手にした時、効果は大きい」 咲夜「そして、全員でラインを押し上げ全員攻撃をすると同時。 相手に全員守備を強いる戦術――オールブレイクです」 パチュリー「試合中、ファストブレイクに関しては私と三杉で指示を出すわ。 オールブレイクに関しては、ディフェンスラインを取り仕切る咲夜に一任する。 ここまでで何か質問はあるかしら?」 一瞬、この短い期間の間に二つの戦術をマスター出来るのかと美鈴や小悪魔は驚くが……。 妖精メイド達は、既に咲夜の指示によってオールブレイクの動き方をマスターしており。 それならば自分達もまた負けてはいられないと力強く頷き、積極的に具体的にはどう動くのかと質問。 フランドールも何だか楽しそうだと喜び勇むのだが……そんな中、レミリアの表情がどこか曇っている。 咲夜は思わずどうしたのかとレミリアに対し、心配そうに問いかけるのだが……。 咲夜「どうされました、お嬢様? どこかご気分が……」 レミリア「………………」 先着1名様で、 ○○○攻撃だ!→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→レミリア「貴方達、鳥かご好き?」 鳥かごの練習も追加だー!! ダイヤ・ハート→レミリア「オールブレイク……名前がいけないわね」 お嬢様のネーミングセンスが火を噴くぜ! スペード・クラブ→レミリア「どちらも名前がなってないわ」 咲夜さん、三杉さん、ご愁傷様です
[734]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 19:25:53 ID:??? ○○○攻撃だ!→ ハートQ =
[735]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:36:41 ID:??? >○○○攻撃だ!→ ハートQ =レミリア「オールブレイク……名前がいけないわね」 お嬢様のネーミングセンスが火を噴くぜ! =============================================================================================== 咲夜「っ!?」 美鈴「あわわ……!」 パチュリー(……またレミィの悪い病気が始まったわ) レミリア「確かに中々のセンスだけど、記憶に残るような強烈なインパクトに欠ける。 この紅魔館を代表するような戦術になるかもしれないのだから、もっと素晴らしい名前を考えないといけないわ!」 このレミリア=スカーレットがゴッドファーザーになってやろう、とばかりに胸を反らせふふんと笑むレミリア。 瞬間、咲夜は頬を引きつらせて愛想笑いを浮かべ……美鈴は同情するような視線を咲夜へと向け。 パチュリーは額に手を当てて深く溜息を吐き、三杉はファストブレイクの名前を変えられなくて良かったとばかりにほっと安堵。 場の空気が一変した事に気づかないまま、レミリアはしばし逡巡し……。 すぐさまいい名前を思いついた、とばかりに顔を明るくした後、口を開く。 レミリア「いい事、咲夜。 これからその戦術の名は……」 A.「雪崩のように攻撃する! 『なだれ攻撃』よ!」 B.「紅魔を代表する戦術ならば! 『こうま攻撃』よ!」 C.「全員攻撃……! 『全選手ナイトメア』で決まりね!」 D.その他 自由投票で決める 先に「2」票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 ※Dは選ばれてから募集します。
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0ch BBS 2007-01-24