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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】
[731]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:16:49 ID:??? 復讐心を燃やすパルスィが更なるドリブル強化を謳っていた頃。 次回の大会――不夜城カップの開催の本拠地、紅魔館では従者総出で大会に向けて練習を行っていた。 オールスター戦において、自身の実力が圧倒的に低いという事を自覚した三杉は……。 とにもかくにも、フィジカルの弱さを克服しようと美鈴を相手に体を張ったプレイに興じ。 咲夜はメイド部隊を統率し、更なる連携プレイを編み出そうと画策する。 そして、この紅魔館に住まう絶対的な君主とその妹――。 幻想郷でも圧倒的な攻撃力を持つと謳われる吸血鬼の姉妹もまた、二人揃ってシュートの練習に励む。 フラン「はァァァァァッ!!」 ドギャバキグシャアアアアアアッ!! レミリア(ああ、フラン……なんて力強く逞しくそれでいて愛らしいの! 見ていなさい、今、お姉さまもあなたに負けないくらいのシュートを打つからね!) レミリア「ハァァァァッ!!」 ドッゴォォォォォォォォッ!! ブギャアアアアッ!! 小さな体躯から、激しく破壊力のこもった弾丸シュートを打ち放つフラン。 それを見ながらレミリアは思わず頬を緩め……しかし、自身もまたシュートを撃つ。 幻想郷でもトップクラスのFW、二人が繰り出すシュートの轟音は紅魔館の庭に響き渡り……。 一人、ベンチに佇んで本を読んでいたパチュリーは眉間に皺を寄せながら目を細めて考える。 パチュリー(攻撃に関してはレミィが本気になり……妹様が参加をしたことで一気に安定した。 次の大会では、まず間違いなく出場チームの中で一番のオフェンス力を持ったチームになる筈。 ……問題は、守備ね) 咲夜「パチュリー様」 パチュリー「ああ……来たわね、咲夜。 それで、首尾はどう?」
[732]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:17:57 ID:??? オフェンス力には問題が無いと思いつつ……。 しかし、今度は逆に守備力が脆弱すぎると小さく溜息をつきながら考えるパチュリー。 そんなパチュリーの元へ、音もなく歩み寄ってきたのは紅魔の守備をほぼ一人で担っている咲夜である。 そして、その咲夜の背後に立つのは紅魔館が誇る精鋭メイド部隊。 咲夜「ほぼ万全といって差し支えない仕上がりにはなったかと……。 後は、パチュリー様やお嬢様がたとご一緒に練習が出来れば完璧です」 パチュリー「……なるほど、なら、早速しましょうか?」 言いながら、パチュリーは小悪魔に指示を出し各々練習をしていたレミリアたちを呼び寄せ。 そのままベンチに戻ってきたレミリア達に、咲夜を前に出しつつ。 また、三杉を自身の横においてその口を開いた。 パチュリー「次の大会は、純粋な力だけでは完全なる勝利というものを呼び込む事は不可能。 だから、今から次の大会で使う戦術の練習を行うわ」 フラン「せんじゅつー? えー、みんなキュッとしてドカーン!ってやればいいんじゃないの?」 レミリア「フラン、サッカーはそう簡単な競技ではないのよ。 そう、まるでチェスのように複雑で入念な策や戦術が必要なスポーツ」 美鈴「確かに闇雲に闘うのは危険かもしれませんね……。 戦術が多ければ多い程、窮地に取れる手段というものは多くなりますし」 レミリア「それで、一体どのような戦術を練習するのかしら?」 レミリアの問いかけに、パチュリーは視線を横へと向け……。 それにしっかりと頷きつつ、三杉と咲夜は言葉を吐く。
[733]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:19:04 ID:??? 三杉「まずはパスワークを中心とし、速攻を繰り出す戦術――ファストブレイク。 パスカットが不得手なチームを相手にした時、効果は大きい」 咲夜「そして、全員でラインを押し上げ全員攻撃をすると同時。 相手に全員守備を強いる戦術――オールブレイクです」 パチュリー「試合中、ファストブレイクに関しては私と三杉で指示を出すわ。 オールブレイクに関しては、ディフェンスラインを取り仕切る咲夜に一任する。 ここまでで何か質問はあるかしら?」 一瞬、この短い期間の間に二つの戦術をマスター出来るのかと美鈴や小悪魔は驚くが……。 妖精メイド達は、既に咲夜の指示によってオールブレイクの動き方をマスターしており。 それならば自分達もまた負けてはいられないと力強く頷き、積極的に具体的にはどう動くのかと質問。 フランドールも何だか楽しそうだと喜び勇むのだが……そんな中、レミリアの表情がどこか曇っている。 咲夜は思わずどうしたのかとレミリアに対し、心配そうに問いかけるのだが……。 咲夜「どうされました、お嬢様? どこかご気分が……」 レミリア「………………」 先着1名様で、 ○○○攻撃だ!→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→レミリア「貴方達、鳥かご好き?」 鳥かごの練習も追加だー!! ダイヤ・ハート→レミリア「オールブレイク……名前がいけないわね」 お嬢様のネーミングセンスが火を噴くぜ! スペード・クラブ→レミリア「どちらも名前がなってないわ」 咲夜さん、三杉さん、ご愁傷様です
[734]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 19:25:53 ID:??? ○○○攻撃だ!→ ハートQ =
[735]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 19:36:41 ID:??? >○○○攻撃だ!→ ハートQ =レミリア「オールブレイク……名前がいけないわね」 お嬢様のネーミングセンスが火を噴くぜ! =============================================================================================== 咲夜「っ!?」 美鈴「あわわ……!」 パチュリー(……またレミィの悪い病気が始まったわ) レミリア「確かに中々のセンスだけど、記憶に残るような強烈なインパクトに欠ける。 この紅魔館を代表するような戦術になるかもしれないのだから、もっと素晴らしい名前を考えないといけないわ!」 このレミリア=スカーレットがゴッドファーザーになってやろう、とばかりに胸を反らせふふんと笑むレミリア。 瞬間、咲夜は頬を引きつらせて愛想笑いを浮かべ……美鈴は同情するような視線を咲夜へと向け。 パチュリーは額に手を当てて深く溜息を吐き、三杉はファストブレイクの名前を変えられなくて良かったとばかりにほっと安堵。 場の空気が一変した事に気づかないまま、レミリアはしばし逡巡し……。 すぐさまいい名前を思いついた、とばかりに顔を明るくした後、口を開く。 レミリア「いい事、咲夜。 これからその戦術の名は……」 A.「雪崩のように攻撃する! 『なだれ攻撃』よ!」 B.「紅魔を代表する戦術ならば! 『こうま攻撃』よ!」 C.「全員攻撃……! 『全選手ナイトメア』で決まりね!」 D.その他 自由投票で決める 先に「2」票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 ※Dは選ばれてから募集します。
[736]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 19:37:50 ID:iCSGTCiI B
[737]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 19:39:04 ID:E0b/Tmug C
[738]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 19:41:00 ID:rRr7/eb6 C
[739]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 20:59:08 ID:??? >C.「全員攻撃……! 『全選手ナイトメア』で決まりね!」 =========================================================================== フラン「わぁ、素敵な名前ねお姉さま!」 レミリア「ふふふ、そうでしょうそうでしょう」 血の繋がり故か、レミリアのネーミングセンスに感心を寄せるのはフラン。 そんなフランの言葉に気を良くしたのか、レミリアも上機嫌で笑みを浮かべている。 そして、そのレミリアと対極に思い切り落ち込んでいたのは他ならぬ咲夜。 思わず美鈴に小悪魔、パチュリーでさえも同情的な視線を咲夜に向けるのだが……。 咲夜は俯かせていた顔を、気合を入れて上げると引きつった笑みでレミリアに向け口を開く。 咲夜「あ、ありがとうございますお嬢様! これからはこの戦術を『全選手ナイトメア』という名で使わせていただきますわ!」 美鈴(咲夜さん……あなたって人は……!) 小悪魔(なんて強い人なんですか……!) パチュリー(咲夜……あなたがレミィの従者で本当によかった……) 恥辱に耐えるように、顔を真っ赤にしながらぷるぷる震えつつも主人の命令をただ素直に聞く咲夜。 正しくその姿は従者の鏡と言うに値し……。 美鈴と小悪魔は尊敬の念を、そしてパチュリーは感謝の念を咲夜に抱く。 そして、三杉はといえば……。 三杉(ふふふ……普段は瀟洒に振舞う美女が恥辱に震えるか……。 中々いいものを見せてもらったよ……) 咲夜を見つめてにこりと微笑みながらも、ゾクゾクとした快感を覚えているのだった。 六十五日目 土曜日 終了 ※早めの時間に寝たので反町のガッツが回復しました。 300/780→600/780
[740]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/15(月) 21:00:08 ID:??? 六十六日目 日曜日 早朝 こうして、他のチームの面々が闘志を燃やし練習に励んでいた翌日。 反町も、今日もまた一日練習を頑張ろうと完全に回復していない体に鞭打ち起き出した。 まだ完全に夜は明けていないものの、準備をしていればすぐに日が昇るだろう……と。 反町は着替えをして顔を洗い、素早く朝の準備を終えて居間へ。 するとそこには意外にも寝起きはいいらしいチルノが既に起きてきており。 反町を見るや否や、開口一番におはようと元気な大声で挨拶をする。 一瞬、誰か起き出してしまうのではないかとヒヤヒヤしたのだが……。 それでも反町は平静を装いつつおはようと返答し、そのままチルノと共に人里近くのコートへ。 思えばこうして二人で行動するのは初めてに近く、道中どことなく居心地悪そうにしていた反町だが。 チルノの方はそういう訳でもないらしく、時折花や虫を見てはちょこまかと動きながら無邪気に反町の後をついていくのだった。 反町「よし、それじゃあ今日も張り切って練習をしようか!」 チルノ「あたいってばあさもさいきょーね!」 反町(さて、それはそれとしてどんな練習をするかな……) A.個人練習をする(それぞれの能力がランダムに上がります) B.コーチングをする(コーチの能力と対象の能力の差により、対象の能力のみが上昇します。 対象以外は個人練習をします) 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[741]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 21:01:10 ID:6fxHuYJk B
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0ch BBS 2007-01-24