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【野望】小田Jr.の野望10【新たに】
[440]小田ジュニアの野望:2010/03/19(金) 17:02:27 ID:nx7N9C4g ぱさ… まず目立つのは灰色の髪の毛…一見するとシュガーと契約した春菜姫にも似ているが、 春菜姫の髪が太陽に照らされ輝く雪のようなプラチナブロンドならば、彼女のそれは暖炉の灰を 頭から被っただけの灰被りのようでありることがわかる。 そして、右半分こそ普通の顔であるのだが…逆半分が… 小「やけど?」 そう、ケロイド状に変化した左半分は大きくただれており、眉があった場所は毛根まで燃え尽きたのか 何もなく、やや出っ張ってかつて眉があった後を残しているだけだった。 ナタリア「小田。あんまり女の子の顔をまじまじ見ちゃだめでしょ。」 小「あ、ごめん…でも、うん。別に俺には隠さなくてもいいよ。女性が顔を隠して誰かに会うなんて 悲しいでしょ?」 持つものが持たないものの心などわかるはずはない。容姿に特に不自由した事のないジュニアの言葉は メイドさんにとっては軽すぎるものであったが、それでも奇声を上げたり、嘲ったりしない男の子の 言葉は少しだけ嬉しいものであったようで、表情が出る右半分の顔ははにかんだ様にもみえる。 ナタリア「うん。紹介するよ、彼女はイザベル。私専属のナニー兼メイドさん。うらやましいでしょ?」 がばっとメイドさんに抱きつくナタリア。どうやらナタリアは本当に彼女の事が大好きであるようだ。
[441]小田ジュニアの野望:2010/03/19(金) 17:03:28 ID:nx7N9C4g 小(へぇ、ナタリアはこのメイドさんが好き、か…) どうする? A.これ以上判定繰り返すと取り返しのつかないことがおきそうだ。ナタリアとは十分親睦も深めたし お菓子を食べたらこのまま帰ろう。(友好値+1で終了します) B.毒を食らわば皿まで。メイドさんを含めてのもうしばらく話したり遊んだりする。 C.それよりもこのメイドさんの傷を治してあげれば喜んでくれるかなぁ…余計なおせっかいじゃないなら… D.メイドさんは要らない。さっさと帰して、ナタリアと更に話し込む。 E.その他 ID表示で先に2票集めたものを選択します。
[442]森崎名無しさん:2010/03/19(金) 17:05:28 ID:n+istvVY C
[443]森崎名無しさん:2010/03/19(金) 17:06:05 ID:r6emJwhQ A この四分の一バッドエンド空間から早く逃げ出したい
[444]森崎名無しさん:2010/03/19(金) 17:07:16 ID:HxFSdLUU C
[445]小田ジュニアの野望:2010/03/19(金) 17:41:56 ID:nx7N9C4g >>443 皆さんチャレンジャーですね。実際既に3回カード引いているので次回はそろそろ…なんて言ってると 本当になりそうなのでくわばらくわばら… C.それよりもこのメイドさんの傷を治してあげれば喜んでくれるかなぁ…余計なおせっかいじゃないなら… 小(…それにしても少しかわいそうだな。まだ多分未成年に見えるし…でも、ナタリアのナニーって事は 実は相当若作り?) そんなことを考えるジュニア。 ナタリア「ん?何考えているの?イザベルは渡さないよ?」 そういいながらジュニアの意見も聞かずメイドさんを部屋の中に引き入れるナタリア。よく見ると 彼女の左手の甲の部分にも火傷の痕のようなものがあり、もしかしたら左半身全てが火傷で覆われているのかも しれない。 小(黒いストッキングで下半身はわからないけど…) 考えれば考えるほど不憫に思ってしまうジュニア。彼自身貧乏といってもいいくらいなのだが、 もしかするとグランパ仕込みのノブリスオブリージュの思想が根底にあるのかもしれない。
[446]小田ジュニアの野望:2010/03/19(金) 17:43:01 ID:nx7N9C4g 小「…怒られる事を覚悟で聞くけど…何でヤケド…したのか聞いてもいい?」 ナタリア「……どうする?」 部屋の中央に置かれた小さな四角の机…ではなく、地べたに仲良く座っているのだが、 ナタリアはまるで甘えるようにメイドさんのふわふわのスカートの上に座っている。 イザベラ「お嬢様の好きにして構いませんよ」 優しくナタリアの癖っ毛をブラシで梳きながら返事をするメイドさん。なんだかほんわかした気持ちに なるだけに、やけどの跡が痛々しい。 ナタリア「そうね。どこから話したものか…」 一旦口を閉じると…
[447]小田ジュニアの野望:2010/03/19(金) 17:44:26 ID:nx7N9C4g ナタリア意外と重い過去→!card お1人様で!cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤ 色々と語りだした。 ハート 幾つかぼかして話してくれた。 スペード ごく簡単に話してくれた。 クラブ 突然ひゃっほー!の声が!! となります。
[448]森崎名無しさん:2010/03/19(金) 17:49:37 ID:??? ナタリア意外と重い過去→ ハート6
[449]小田ジュニアの野望:2010/03/19(金) 18:13:20 ID:nx7N9C4g ナタリア意外と重い過去→ハート6 ハート 幾つかぼかして話してくれた。 ナタリア「まぁ簡単に言うとこの傷は私とイザベルの絆なの」 小「絆?」 意外な言葉に思わず聞き返すジュニア。 ナタリア「そう。これを話すには何故私たちがブラジルからここに移住したのか話すところから 始めないといけないんだけど…必要なところだけを掻い摘むとある事件のせいでブラジル…祖国の 屋敷が全焼する事件があったの。もう何年も前で私も小さかったから詳しくは知らないんだけど…」 小(そんな重要な事を知らない?知らされていない?…いやいや、とりあえずそこは関係ないよな) ナタリア「その時の私はまだ本当に小さかったから、火事が恐ろしくて…赤の世界と黒の煙と まるで硝煙のような匂いがたまらなくて…二階の私の部屋から動けなくなったの。漫画みたいでしょ?」 小(…なるほど…だから普通だったら使用人とか身分が低い人間が使うはずの1階の部屋を ナタリアは自室にしているのか…) 貴族の世界に一時期身をおいていたため妙な知識だけは豊富なジュニアは神妙に頷く。
[450]小田ジュニアの野望:2010/03/19(金) 18:14:20 ID:nx7N9C4g ナタリア「はっは。正直だね。それで後は御想像の通り。イザベルは一度は逃げ出す事に成功したのに 私が見当たらないからって屋敷に戻ってきてくれた。そして泣いてる私を助けてくれたの。」 小「つまり命の恩人ってことか、納得」 ナタリア「そう。そうして私たちは日本にやってきたの。パイは昔こっちで目の手術にきたり なんだりで縁は深かったからね。苗字も日本語風に本郷だし」 小「つまり日系人なんだな」 ナタリア「うん。ブラジルには…いやもっと大きく南米には日系人はそこまで珍しくないからね」 小「ふぅん…わかった。で、本題だ。もし、もしだぞ?もしそのイザベラの顔の傷が治せるとしたらどうする?」 ようやく本題を切り出すジュニア。
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0ch BBS 2007-01-24