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【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】
[156]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 18:38:29 ID:??? マルス←→アベル シーダ←→ジュリアン 森崎「今こそマルスとシーダ姫の攻撃力を生かすときだ!」 アベルとジュリアンを中盤に下げ、マルスとシーダを前線へと上げる。 マルス「いいかい。絶対に避けなければいけないことは試合時間ギリギリに相手に勝ち越し点を与えてしまうことだ」 マルスはアベルたちにこの後の作戦のプランを伝える。 アベル「逆に、こっちがそれをやったらかなり効果的ですね。 早い時間帯でボールを奪うことができれば…ボールキープならこっちに分があります」 シーダ「得点は絶対に私とマルス様が決めて見せます!ジュリアンたちはなるべく早くボールを奪ってくださいね」 ジュリアン「お、おう!このジュリアン様に任せておきな!」 緊張をもち前の負けん気でねじ伏せ(ごまかし)、ジュリアンは自分の胸を強く叩いた。 ミネルバ「(不安だ…やつの守備は全くといってよいほど当てになるまい。足を引っ張らなければよいが…)」 ジュリアンのことを欠片も信用していないミネルバは不安に駆られるが、文句を言っても始まらない。 対してヒューガー陣営。2点も奪われた若島津に、日向は怒鳴り声をぶちまけていた。 日向「テメェはなにをチンタラ守っていやがる!?そんなんじゃお前はいつまでたっても森崎や若林以下の控えキーパーでしかないぞ! せっかく俺と同じチームに入れるように研修を組ませてやったんだ。その意味を見出してみろ!」 若島津「うっ……くっ……」
[157]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 18:39:48 ID:??? 若島津にも言い返したい部分があった。本来キーパーとの一対一という状況は フィールダーに圧倒的有利な状況であり、単独突破を許してしまったDFたちに責任があるものなのだ。 若島津本人も、空中戦やゴールポストを使った立体的セービングを発揮できない一対一の守備は得意では無い。 アベルの完璧なテクニックに喰らいつけただけでも値千金の活躍なのだ。 だが、それも全て失点という事実の前では体の良い言い訳にしかならないことも知っている。 若島津は日向の言葉に顔を上げるとこう返した。 ====================== お前の空手を見せてやれ→ !card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→分かりました…『あの技』を使わせていただきます! ハート・スペード→分かりました…まだ未完成ですが、『あの技』を使わせていただきます! クラブ→キーパーとしての存在意義がないのなら…FWにポジションチェンジします! JOKER→俺は何時までもアンタの言いなりにはならないぜ!
[158]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/18(木) 18:49:24 ID:??? お前の空手を見せてやれ→ ハート10
[159]2 ◆vD5srW.8hU :2010/03/18(木) 18:49:40 ID:+J/wQofc お前の空手を見せてやれ→ ダイヤJ
[160]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 19:21:30 ID:??? お前の空手を見せてやれ→ ハート10 >ハート・スペード→分かりました…まだ未完成ですが、『あの技』を使わせていただきます! 日向が若島津が全日本Jrユースで控えの第3キーパーに落ちぶれても こうして側においているのは下手な温情からではない。 小さい頃からGKとして英才教育を受けている若林。 そしてある日突然人が変わったかのように頭角と存在感を現した森崎。 若島津が彼らに劣る部分は数多い。しかし、その差はたぶんに成長できるこの時期の少年たちにとっては小さな差でもある。 強敵がひしめいているメキシコへの遠征に、自分のパートナーとして連れてきたのは 彼の成長を思っているためだ。ヒューガーの技術を投資しサイボーグ化した彼が 若林と森崎を超え、将来自分の片腕として全日本代表を支えていく。 それが日向の理想であり、願いでもある。 若島津「(日向さんの期待に応えられない自分が腹ただしい…だが、俺にだって『秘策』がある)」 モンテレーユース。遠征先で最も対戦回数の多い相手だった。 そのチームに一人のドイツ人のFWがいた。彼はサイドからの変化に富んだ必殺シュートを武器にしている。 彼との初対戦時、面白いように自軍のゴールネットを揺らされた。 そのときも、今と同様に日向の怒りにも似た激を受け取ったのである。 若島津「(テオドール=カペロマン…奴への対策として密かに鍛えてきた技だったが…もう出し渋って入られない!)」 決意したかのように拳を握ると、日向を睨み返して若島津は言った。 若島津「分かりました…まだ未完成ですが、『あの技』を使わせていただきます」 日向「ふん、例の『アレ』か。いいか若島津。点を取るだけなら俺がいくらでもとってやれる。 だが、点を防ぐことができるのはお前の力を借りねばどうにもならん。 ……俺の期待を裏切るような真似だけはするんじゃないぞ」
[161]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 19:23:22 ID:??? 若島津「ハイ。分かっています。(新技を披露する体力はまだ十分にある。もう俺は1点もやらんぞ!)」 日向「よし…ならば、これから反撃の作戦を指示する。 俺も何時までも奴のマークをする訳にもいかんからな」 ※日向がナバールのマークから外れました。 ※若島津がセービング技『??????』(未完成)を解禁しました! ===================== 日向の指示→ !card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→開幕一番で俺に渡せ。俺がすぐに森崎を沈めてやる…! ハート→松山。テメェが責任もって俺までボールを運んで来い。 スペード→ビクトリーノ。テメェ、まだ無得点だったよな? クラブ→カルツ。まだテメェの本気はこんなもんじゃねぇんだろ? JOKER→松山、少し耳を貸せ。試したい技がある
[162]森崎名無しさん:2010/03/18(木) 19:32:09 ID:lBSGCThg 日向の指示→ JOKER
[163]森崎名無しさん:2010/03/18(木) 19:34:32 ID:??? なにィ!?
[164]森崎名無しさん:2010/03/18(木) 19:51:42 ID:??? このJOKERを得るまで何回リセットしたのだ虎よ・・・
[165]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 20:20:30 ID:??? >>163 ゲェー!?これはオイシイけど森崎にとってはかなりまずい展開wwwww >>164 私たちの知らないところで彼もまた涙ぐましい努力(?)をしているのですね… >日向の指示→ JOKER ==================== 日向がカルツたちに指示したのは、キックオフ直前のシュートである。 松山のイーグルショットが有効ならば、それを超える日向のネオタイガーショットなら さらに高確率にゴールを奪えるはずである。 ビクトリーノ「だが…この距離だぜ?それに、何枚もブロッカーがいる。 流石にモリサキに届く頃は威力が激減しちまうんじゃねぇのか?」 日向「そうだ。普通のシュートは距離と共に威力が落ちる。だが…」 松山「俺のシュートは距離による減衰効果が他のシュートに比べ低い。そう言いたいのか?」 松山の地を這うシュートは空気による抵抗が低く、 ブロッカーも反応がしにくい足元を通過するためロングシュートに適しているのだ。 カルツ「じゃあキックオフシュートを撃つのはマツヤマちゃんなのか?」 日向「それも違う。シュートを届かせるのと威力のあるシュートを撃つのとでは話が違う。 俺が言いたいのは……松山、ちょっと耳を貸せ」 松山「(あの日向が珍しく他人の力を借りようとしている。チームワークを重視する相手のチームに感化されたのか?)」 しばらく、日向と松山の作戦会議が続く。流石に中断時間が長すぎると判断した審判はキックオフを促す。 受付「おい、君たち。そろそろ試合再開しなさい」
[166]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 20:21:41 ID:??? 松山「ス、スミマセン。すぐに始めます」 松山は慌ててボールを中央に置き、キックオフの笛を待つ。 松山「(できるのか…?俺に。あれは翼と岬や立花兄弟のような呼吸がピッタリ合うもの同士でなければ 撃てないシュートなはず。それに、俺と日向には大きなキック力の差があるのに)」 しかし、日向が言うには先ほどのイーグルショットを見てその心配は無いと言った。 日向「(俺の想像以上にテメェは使える人材に育った。くっく…感謝しろよ。 絶望の淵にいたお前の人生をやり直させ、一流のプレーヤーになる機会を与えた この俺とコンビを組ませてもらえることを!)」 ピイイイィィィィィィイイイイッ!! カルツ「そらっ!」 バコッ! カルツは丁度低い浮きだまになるように前方へとボールを浮かした。 松山「今はただ、あいつの言葉を信じて試してみるしかない!はああああっ!!」 日向「いいか!お前はただ俺と同時に足を振りぬけ!それ以外は何も考えるな!」 マルス「うん…?なんだ?あの二人は何をするつもりなんだ?」 シーダ「パスミス?でも、そういう風には見えないし…」 カルツの浮かせたボールに、同時に走りこんでくる二つの獣。
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0ch BBS 2007-01-24