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【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】
[165]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 20:20:30 ID:??? >>163 ゲェー!?これはオイシイけど森崎にとってはかなりまずい展開wwwww >>164 私たちの知らないところで彼もまた涙ぐましい努力(?)をしているのですね… >日向の指示→ JOKER ==================== 日向がカルツたちに指示したのは、キックオフ直前のシュートである。 松山のイーグルショットが有効ならば、それを超える日向のネオタイガーショットなら さらに高確率にゴールを奪えるはずである。 ビクトリーノ「だが…この距離だぜ?それに、何枚もブロッカーがいる。 流石にモリサキに届く頃は威力が激減しちまうんじゃねぇのか?」 日向「そうだ。普通のシュートは距離と共に威力が落ちる。だが…」 松山「俺のシュートは距離による減衰効果が他のシュートに比べ低い。そう言いたいのか?」 松山の地を這うシュートは空気による抵抗が低く、 ブロッカーも反応がしにくい足元を通過するためロングシュートに適しているのだ。 カルツ「じゃあキックオフシュートを撃つのはマツヤマちゃんなのか?」 日向「それも違う。シュートを届かせるのと威力のあるシュートを撃つのとでは話が違う。 俺が言いたいのは……松山、ちょっと耳を貸せ」 松山「(あの日向が珍しく他人の力を借りようとしている。チームワークを重視する相手のチームに感化されたのか?)」 しばらく、日向と松山の作戦会議が続く。流石に中断時間が長すぎると判断した審判はキックオフを促す。 受付「おい、君たち。そろそろ試合再開しなさい」
[166]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 20:21:41 ID:??? 松山「ス、スミマセン。すぐに始めます」 松山は慌ててボールを中央に置き、キックオフの笛を待つ。 松山「(できるのか…?俺に。あれは翼と岬や立花兄弟のような呼吸がピッタリ合うもの同士でなければ 撃てないシュートなはず。それに、俺と日向には大きなキック力の差があるのに)」 しかし、日向が言うには先ほどのイーグルショットを見てその心配は無いと言った。 日向「(俺の想像以上にテメェは使える人材に育った。くっく…感謝しろよ。 絶望の淵にいたお前の人生をやり直させ、一流のプレーヤーになる機会を与えた この俺とコンビを組ませてもらえることを!)」 ピイイイィィィィィィイイイイッ!! カルツ「そらっ!」 バコッ! カルツは丁度低い浮きだまになるように前方へとボールを浮かした。 松山「今はただ、あいつの言葉を信じて試してみるしかない!はああああっ!!」 日向「いいか!お前はただ俺と同時に足を振りぬけ!それ以外は何も考えるな!」 マルス「うん…?なんだ?あの二人は何をするつもりなんだ?」 シーダ「パスミス?でも、そういう風には見えないし…」 カルツの浮かせたボールに、同時に走りこんでくる二つの獣。
[167]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 20:23:07 ID:??? 一人は猛虎と恐れられ、その殺人的なキック力から放たれる弾丸シュートは多くのキーパーを地に沈めてきた。 一人は荒鷲と敬われ、その強靭な足腰から放たれるロングシュートは年数を重ねるごとに威力は増してきている。 虎の鋭い牙に、鷲の強靭な翼が合わさった…そんなおとぎ話の世界にしか出てこなさそうな動物。 もしも、こんな動物がいればジャングルの狩場はあっという間に彼の独壇場になってしまっただろう。 日向「松山ァ!」 松山「日向ァ!」 小学校の頃、二人は全国少年サッカー大会の宿舎で因縁的な出会いをする。 その後、激戦を制したのは日向のほうだった。しかし、松山も決して格段に劣っていたわけでは無い。 そして二人は中学生となり、日向は孤独な独裁者として東邦学園を引っ張り上げてきた。 松山もまた、本人に自覚は無いとはいえ孤独でチームを引っ張ってきた男である。 本人たちは否定するだろうが、二人の相性は意外とあっているのだ。 内に秘めた闘志。カリスマ性。そして、大の負けず嫌いという共通項。 神の悪戯かそれとも必然か。日向と松山の本来は決して交わることのなかった二つの力が今重なろうとしている。 ビクトリーノ「ダ・シルバ。よく見ておけ、あいつらのシュートを。 トップチームに上がるためには、俺たちもアレくらいのシュートを身につけなくちゃいけないんだ」 ダ・シルバ「ゴクリ……」 早田「松山ァ!森崎には悪いが、派手にいてこましたれやぁ!」 若島津「日向さん!いけぇぇぇぇぇぇっ!!」 森崎「な…?あの二人、まさか!?」 キックオフシュートが来るかもしれないという予想は森崎の中にもあった。 なので、すぐにでもウェンデルの援護を受けられるように準備はしていた。しかし…
[168]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 20:25:48 ID:??? ウェンデル「こ、これは…素人のワシにもわかりますぞ。森崎殿、悪いことは言わん。 今回は諦めてやり過ごすのじゃ。無駄に強大な力に挑んで体力を消耗するのは愚の骨頂じゃ!」 森崎「………(間違いなくあの二人は狙ってやがる。ツインシュートを!)」 ======================== ☆魔法ブーストを使用しますか? 日向 イーグルタイガー 52 松山 イーグルタイガー 51 森崎 セーブ力37+(距離補正+3) Aサンダーのブーストを使う(補正+3 消費ガッツ+20)※Mシールドの効果で-40されています。 Bブーストは使わない。素の能力で勝負だ! 2票集まった時点で確定です。 ageでお願いします。sageではカウントできません
[169]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 20:26:49 ID:??? 記載忘れ。 森崎 現ガッツ 250/520
[170]森崎名無しさん:2010/03/18(木) 20:28:50 ID:??? A
[171]森崎名無しさん:2010/03/18(木) 20:29:27 ID:J1oLfZBA A なんて言われても引いたらあかん
[172]森崎名無しさん:2010/03/18(木) 20:29:50 ID:yKd809BM ミスった A
[173]森崎名無しさん:2010/03/18(木) 20:34:41 ID:??? ウェンデル先生すみません、ですがGKは諦めたらダメなんですよー!!
[174]森崎名無しさん:2010/03/18(木) 20:41:54 ID:??? GKじゃなくてもこの挑戦に全力出さない選択肢はないよな
[175]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/18(木) 20:42:32 ID:??? >>171 最大数値上では互角以上の勝負ができます。後はカードの引き次第ですね。ドキドキ… >>173 運がよければブロッカーが奇跡を起こしてくれるかもしれませんしね! =============================== >Aサンダーのブーストを使う(補正+3 消費ガッツ+20)※Mシールドの効果で-40されています。 森崎「ウェンデルさん、助言ありがとう。きっと、ウェンデルさんの言うことが 正しいんだろうな。亀の甲より年の功って言うし」 ウェンデル「そ、そうか。では今のうちに退避じゃ。運がよければゴールポストに当たってくれるかもしれん」 森崎「でもさ。男には絶対に引いちゃいけないときってあるんだよ。 ウェンデルさんだってあっただろう?俺は今がそのときなんだって思うんだ」 先ほどのイーグルショットの衝撃のダメージは思った以上に大きかった。 恐らくもう一度全力のセービングを行えば森崎はゴール前に立つだけの存在となるだろう。 そうだとしても。かつて共に世界を制した仲間たちの成長を嬉しく思う森崎の頭の中は この未知数のシュートと真正面からぶつかりたいという思いだけで満たされていた。 森崎「ウェンデルさん、力を貸してください。お願いです! 諦めたらそこで終わりなんだ!俺は諦めることだけは死んでも嫌なんだ!」 ウェンデル「…………わかった。お主の覚悟、ワシも微力ながら担がせてもらおうかの」 諦めたように溜息をつくと、ウェンデルは森崎の両足に雷の紋章を指でなぞる。 ウェンデル「(この絶対に意志を曲げない根性…ふふ。あやつめ、今はどうしておるかのう)」 カダインにいる一人の魔導士の弟子の姿を森崎に重ね、ウェンデルは丹念に詠唱を繰り返す。
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0ch BBS 2007-01-24