※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】
[550]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 20:25:20 ID:??? >F二人ともナイスゲーム!また俺たちと相手してくれよな! ======================= 若島津「も、森崎……!」 気味が悪いほどの眩しい笑顔で歩み寄ってくる森崎を見て、若島津は怯えにも似た声を上げた。 敗北者となった今、なにを言われても言い返すことなどできない。どれだけ蔑んだ言葉も受け入れるしかないのだ。 若林、そして森崎に追いつき追い越すためにメキシコへの遠征を志願し、腕を磨いてきた今までの自分は何だったのだろう。 結果は惨敗。自分より体格の小さい少年や少女に点を入れられまくる始末。 若島津は助けを求めるかのごとく、日向のほうを見た。 日向「…………」 日向はただ森崎のほうを睨んでいた。彼は負けたものには口を開く権利がないことを知っている。 殺意にも似た視線を、ただただ森崎に向けてぶつけていた。 そんな二人に森崎が投げかけた言葉は、罵倒や侮蔑の言葉ではなかった。 森崎「二人ともナイスゲーム!また俺たちと相手してくれよな!」 その言葉に、若島津は我を忘れて目を見開き、日向はぎりっと歯を軋ませる。 彼にとってはこういった互いの健闘を称えあう言葉が逆に胸に突き刺さるものなのだ。 下手な罵倒や自慢の言葉の方が、それを糧にして復習の牙を研ぐことができるというのに。 森崎「お前らの誘いは正直言って嬉しい。確かに俺も海外研修して腕を磨いた方がプロへの近道になると思う。 だが、俺は俺のやり方でやらせてもらう。日向、若島津。戦うステージは違っていてもこれからもお互いがんばっていこうぜ!」 かつての森崎とは180℃違った模範的な言葉に、日向は……
[551]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 20:26:20 ID:??? 勝利の代償→ !card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→「帰るぞ若島津。こんな腑抜けに成り果てた森崎にもう用は無い」 ハート・スペード・クラブ→「(ニィッ…)いいぜ…望みどおりもう一度闘ってやるよ。今すぐになァ!」 JOKER→「ああ、約束だぜ!次もいい試合にしような!」(日向も爽やか路線にチェンジ!?)
[552]森崎名無しさん:2010/03/30(火) 20:27:35 ID:??? 勝利の代償→ ダイヤ10 だ、誰だおまえー!?
[553]森崎名無しさん:2010/03/30(火) 20:41:51 ID:??? >180℃違った それだと角度じゃなくて温度…
[554]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 21:52:29 ID:??? >>552 今はまだ森崎の性格の変化に戸惑いを隠せない人が多いですねw 南葛のチームメイトが今の森崎を見たら何というでしょうかw >>553 あちち!これはまた恥ずかしい変換ミスを……すみませんでした…トホホ。 ========================== 勝利の代償→ ダイヤ10 >ダイヤ→「帰るぞ若島津。こんな腑抜けに成り果てた森崎にもう用は無い」 ========================= 日向は胸の中に燻っていた怒りと闘志が徐々に消えていくのを感じていた。 虎は、競い、戦い、争う相手がいなければ猛ることはないのである。 日向「つまらん男に成り下がったものだな森崎よ。全日本Jrユースを率いていたお前からは 考えられない腑抜けたセリフだ。そんな飯事のようなサッカーを目指してなんになる」 日向はあのギラギラした目を持っていた森崎のことを憎みながらも認めていた。 いつか自分が噛み砕くことができる仇敵を目の前にすることで、日向も腕を磨くことができたのである。 日向「今の貴様には何の価値も見当たらん。貴様は俺が率いる全日本ユースには不必要な人材だ。 そうやって勝手に『仲良しサッカー』に興じているがいいさ。行くぞ若島津」 日向はそう言うと、若島津を引き連れて帰ろうとする。だが、若島津は日向に強く叫ぶ。 若島津「その『仲良しサッカー』に負けたのは俺たちなんじゃないんですか日向さん!」 日向「………なにィ?」 消えかけていた炎が、再び灯る。日向は若島津の方を向き直り、鋭い視線を向けた。
[555]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 21:53:29 ID:??? 若島津「森崎にあって日向さんに無いもの。それは…チームメイトからの信頼です。 チームが一丸となっているからこそ、アカネイア同盟軍はあれほどまでの力を発揮できた。 だから、俺たちヒューガーも力を合わせれば…………ガッ…!?」 そこまで言った若島津の口がいきなり何かが詰まったかのような呻き声を最後に塞がった。 日向「それ以上くだらねぇことを言うんじゃねぇ。信頼なんてものはな、実力のある者に自然とついてくるものなんだよ。 こんな子供のお遊戯のようなくだらんサッカーは俺は認めねぇ。認めるわけにはいかねぇんだよ!」 その言葉は、自分では森崎のように信頼を集める自信が無いからだという表れだということは日向も薄々感ずいている。 しかし、今まで培ってきた自分のサッカーを全て否定してしまうみたいで、それだけは絶対に認めるわけにはいかなかったのだ。 日向「…こんな下らないサッカーを続ける森崎は俺のチームには必要ない。 だが、この俺に敗北という惨めな思いを残した代償は払ってもらわんとなァ」 そして、日向はニィッと下衆じみた笑みを浮かべると、懐から小さな人形を取り出した。 森崎「な、なんだありゃ?」 その小さな人形はシンバルをシャンシャンかき鳴らす猿を模したものだった。 一体その人形で何をするつもりなのだろうと、森崎は首をかしげる。 日向「森崎……テメェの甘えたサッカーは俺は絶対に認めん。俺のサッカーがテメェのサッカーに負けるわけにはいかねぇんだ。 俺は絶対に負けることは許されねぇんだよ。俺はもう二度と負けられねぇんだよ。だからなぁ!!」 半ば狂ったかのように叫びつづける日向に、森崎はいよいよ不安を覚える。 森崎「な、何をするつもりだ日向!」 日向「お前も松山や早田から聞いているだろう?今の俺は……何度も選択をやり直すことができるってな!」
[556]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 21:54:35 ID:??? 若島津「だ、だめだ日向さん!それは無闇に使っていいものじゃあーーーっ!!」 森崎の目の前が、紅に染まる。その生意気な表情の猿の置物が鳴らすメロディが、森崎の感覚を闇へと落としていったのだった…… ででんでんででんででででん♪(ゲーム版2のゲームオーバーの音) 日向「……この試合に勝利するまで俺は闘い続ける宿命があるんだよ。森崎」 そして、このしあいは、なかったことに、なりましたとさ、めでたしめでたし。 BAD END4 『勝利の代償』
[557]森崎名無しさん:2010/03/30(火) 21:55:14 ID:??? ダイヤなのに大はずれじゃねーかwww
[558]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 21:55:36 ID:??? ????「そうはいかんぞ。異国の若者よ」 不意に聞こえてきた謎の声に、日向は辺りを見回した。 日向「だ、誰だ!?」 ????「残念ながら、ここはお前のいた『世界』とは別の『世界』だ。 ここではどれだけ足掻こうとも、一度受けた敗北の証を取って剥がすことはできぬ」 日向「な……なにィ!?」 ????「勝利に貪欲なのは立派だが……勝利の美酒に酔いすぎたようだな。愚かなことよ。 そう簡単に選択をやり直せるはずが無かろうに」 日向「く、くそっ!姿を見せろ!何なんだテメェは!」 ????「だがお主の力、ここで無くすには惜しい。どうじゃ、一つチャンスをやろう。 お主の敗北を無かったことにすることは不可能だが……森崎にリベンジすることは可能だ」 日向「リベンジ…だと…?」 ????「ふむ。本来ならば、ここで森崎には敗北の味を覚えてもらいたかったのだ。 そのために、お主がこの大陸に来れるように色々と手を回しておいたのだがね。 だが、あやつは予想以上の力を手に入れていた。『チームワーク』という絆の力を手に入れて。 私はその『チームワーク』という言葉に非常に強い興味を持っている。 そして、その『チームワーク』を越える戦術を探しているのじゃ。そう、お主の言う 『仲良しサッカー』を越える強さを持つ『真の強さを持つサッカー』をな」 日向「真の強さを持つ……サッカー」 ????「私と共に探そうではないか。森崎が手に入れた『チームワーク』を越える力を。 さァ、日向小次郎よ。ワシと共に来るがよい」
[559]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/30(火) 21:57:19 ID:??? 日向「…………」 日向は自分に差し出されたその男の手を取ることは無かった。だが、その男が呟いた言葉だけはしっかりと受け取った。 ????「ふふ……今はそれでよい。じゃが、お主はいずれまた森崎と戦う運命にある。 その時までには考えておいてくれれば構わんよ」 日向「(……誰だか知らんが気にいらねぇ。だが『チームワーク』などという腑抜けサッカーを打ち破るという考え方は悪くねぇ。 見てろ森崎。俺も、俺のやり方でテメェを倒す道を探すさ。そのときまで精々首を洗って待っていやがれ)」 森崎「………あ、あれ?」 森崎の意識が覚醒する。辺りを見回すと、まだ興奮覚めやらぬ観客たちの歓声がノルダ闘技場を包み込んでいた。 先ほどまでいたはずの日向と若島津の姿は既に無い。機嫌を悪くして帰ってしまったのだろうか。 森崎「なんだぁ?挨拶も無しに帰るこたあねぇじゃねぇかよまったく!」 だが、まだビクトリーノなど他の選手はフィールドへと残っていた。 森崎はとりあえず他の選手と交流を図ることにした。 森崎「マルスやアベルたちも他の選手となにやら話しこんでいるみたいだな。さーて、俺は……」 ================================== ☆誰に話し掛けますか? Aビクトリーノ&ダ・シルバ Bカルツ&松山&早田 Cワーレンズ D誰にも話し掛けない 2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24