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【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】
[574]森崎名無しさん:2010/03/31(水) 16:29:53 ID:??? しかし長引いたなw 現状だとマリアとミネルバが比較的狙い目かもしれんが 俺としてはジュリアンがアレな分レナさんを…
[575]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/31(水) 20:17:12 ID:??? >>569 乙ありがとうございます!女難の相がなくなっただけでかなり人付き合いが楽になりました。 モテモテ街道になれるかどうかは分かりませんが、これでいきなり殴られるようなことはなくなりましたねw >>570 マリクのほうのフラグを積極的に圧し折りに行けば、うまくいくかも? >>571 ミネルバさんは周りに与える影響が大きい人なので、仲良くなるといいことがあるかも? >>572-573 むーん。色々と障害がありそうな選択になりそうですねw >>574 約1スレ分の試合になってしまいましたね。45分ハーフの延長戦だったので仕方ないのですがw ジュリアンとレナさんは相互支援が発生しているので、略奪するのは結構難易度が高いっぽい? ================================== 極上!!めちゃモテ森崎君?→ ダイヤ4 >ダイヤ・ハート→『女難の相』と『女性苦手』が消滅!さらにバーツが…? ========================= 松山の話では、日向が選択をやり直そうとした影響で偶然にも時を遡ることができたのだという。 松山「合宿のときの森崎の話で知っていたからな。俺はすぐに藤沢のハチマキを探し回ったんだ」 決死の努力が実り、ハチマキを手にした松山は、もう一人のふらののマネージャー町田町子に事情を説明して深く詫びた。 ようやく気付くことができたのね、と半ば呆れ顔で、しかし、先ほどまで絶望的であった親友の恋が ようやく成就するという安堵の笑顔で、松山に藤沢の行き先を告げた。 父親の仕事の影響で、国際空港ですぐにアメリカへと旅立とうとしている藤沢を追って、松山はがむしゃらに走った。
[576]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/31(水) 20:18:55 ID:??? 松山「(俺はどうしようもない馬鹿だった。チームのことも、マネージャーのことも何もかも解っていたつもりでいた。 けれど、俺は何一つ理解しちゃいなかったんだ。俺はふらの中サッカー部のみんなを愛していたんじゃない。 信頼し、信頼されあう関係を築こうとしている理想のキャプテン像を演じる身勝手な自分だけしか愛していなかったんだ!)」 松山が築き上げてきた信頼という名の絆は、一方通行で自分勝手な感情だったのだと、暗い青春時代の中で胸が裂けるほど痛感した。 松山「(誰かを想う気持ちは素晴らしいことだと思う。だけど、それはあくまで両方の感情があってのことなんだ。 俺は仲間のためを思ってラストパスを出したことが何度もあったが、それは相手にとってはただのプレッシャーの押し付けだったんだ。 そんなことも解らずに俺は…チームワークだの、信頼だの、偉そうに語っていたんだ。 皆の気持ちを理解しない愚かで自分勝手なキャプテンだった……)」 ハチマキを失ったあとのあまりにも惨めな境遇に、松山はかつてのチームメイトを呪ったこともある。 だが、今では一度でもそんな愚かな考えを持った自分を呪いたいと思った。 松山「みんな…こんな俺についてきてくれて、本当にありがとう……! 藤沢……!こんな、こんな俺のことを……あんなに思っていてくれたなんて……! ごめんな……俺、馬鹿だったよ。どうして気付いてあげられなかったんだろうな……! け…ど…も、もう……二度と…間違え……ないから……!も、う、に、ど……と………!」 藤沢に会いたい。会いたい。会って謝りたい。やり直したい。逢いたい。あいたい。アイタイ。 意識が飛ぶほど息を絶え絶えにして走った。そこから先はよく覚えていない。 空港にたどり着いたということは、ヒッチハイクなどをして何とか空港までの足を確保したのだろう。 そして…おぼつかない松山の視界の奥に、その少女は立っていた。目を潤ませ、自分の方を見つめている。 松山「ふ……じ………さ………」 全身から力が抜けていく。もう立つことすらできないほど、松山の体力は底をついていた。 けれども、前のめりに倒れながらも既に体の一部のように握り締めていた右手の鉢巻だけは離さなかった。 藤沢「松山君!!」
[577]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/31(水) 20:20:35 ID:??? ガシッ!!ズダダッ! 藤沢は倒れる松山を腕で支える。が、想像以上に重い男子の体重を、藤沢の細い腕では支えきれない。 崩れ落ちそうにならないように、抱きかかえるように支えた。傍から見れば、若い男女が深く抱きしめ合っているようにも見える。 松山「……ふじ、さわ…だめ、だ…よごれ、ちまうよ……」 試合を終えたばかりの松山は汗と土ぼこりで泥だらけになっていた。一度どこかで派手に転んだのだろう。膝には赤黒い血が染み出ている。 藤沢の純白の洋服が、松山の熱と共に汚れで染まっていく。 藤沢「ううん……いいの。これは…松山君の……懸命に戦った、証だから」 松山「……………藤沢………」 あの時。彼がハチマキを解いて相手選手に手渡した瞬間、この淡い初恋は終わりを告げたと思っていた。 けれども、彼は現れた。その右手には失ったはずのハチマキをしっかりと握り締めていて。 松山「こんな……好きな女の子の気持ちに気付かない、馬鹿で、鈍感で、自分勝手な俺を……今まで見守ってくれて……ありがとう」 藤沢「……私、後悔した。こんな、悲しい気持ちになるのなら、松山君のこと好きにならなきゃよかったって………でも」 松山が頑なにハチマキを握り締める右手に、藤沢は優しく白い掌を重ね合わせる。 藤沢「…好きでいて、よかった………松山君!!」 そして、彼女は瞳に溜めていた涙をボロボロと流した。彼女の心を象徴するような暖かな雫は松山の手に零れ落ちる。 その瞬間、松山を覆っていた陰気な影は消え、その顔からは生命力溢れた荒鷲のような凛々しい顔つきに変わる。 松山「………手紙、書くよ。電話もする。だから、元気で行ってこいよな。 このハチマキ。もう絶対に、手放さないからな。もう二度と、藤沢を不安な気持ちには……させないからな!」 藤沢「うん………うん!」
[578]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/31(水) 20:22:35 ID:??? 森崎「(思い返せば、あのときの俺の選択が、松山の運命を大きく変えちまったってことなのか。 松山以外の運命も、俺は変えてきたのか?いや、運命なんて他人が変えるもんじゃない。 こいつは自分で引き寄せたんだ。新しい運命を。俺も、松山のように希望の未来ってやつを掴み取れるだろうか?)」 松山の話を聞いて、感慨にふけった森崎の心の中では、既に女性に対する恐怖心は消えていた。 そして、今まで自分の運命を弄んできた『女難の相』などという下らない物に負けない心の強さを身につけていた。 松山「……そのあと、仕事を終えた藤沢のお父さんが日本に戻ることになって、藤沢も日本に戻ってきた。 俺たちはそのまま地元のふらの高校へと進学する予定だったんだが…… 日本サッカー協会の指示で、俺は海外でサッカーの腕を磨くように命じられたんだ。 けど、俺達の絆はもう国の隔たり程度では途切れることは無い。このハチマキがある限り、ね」 バーツ「そっかぁ…お前、見た目以上に苦労してるんだなァ。女の子の気を引くコツは我武者羅なまでの努力と積極性、か」 松山「相手の女の子のタイプにもよると思うけど…まァ、男は積極的なほうが男らしいと思うんだ」 バーツ「(ふむふむ。こいつの言うことはなかなか説得力がある。俺もこいつみたいなプレイヤーを目指してみようかな?)」 ※バーツがプリセットコマンド『なだれ攻撃』を習得しました!バーツが起点となることで発動できます。 ※全員のガッツを100消費することで、全員のドリブルとパスに補正+2が、 こぼれ球が絶対相手にフォローされないという特性がボールを奪われるまで発生します。 森崎「そ、そうだ。一体全体何がどうなってやがるんだ!?どうしていきなりお前が イングランドのマンチェスターユースのキャプテンになってやがるんだよ!」 松山の話に気をとられてしまったが、森崎は今一番疑問に思っていることを口に出した。 松山「森崎。今の日本サッカー協会はサッカー後進国のそれじゃないみたいなんだ。 特に目立った実績が無いのに、権力も発言力も日に日に増していっている。 そのおかげで、俺も早田もこうして海外に研修に出させてもらっているんだが……」
[579]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/31(水) 20:24:10 ID:??? 森崎「むう…確かに不気味ではあるな。まァ、日本サッカーが発展してくれるのならそれに越したこたァねぇけどよ」 松山「まぁそうなんだけどな。噂では日向の会社や若林の財団が裏で何か動かしているらしいって話になっている。 片桐さんと何度か話もしてみたけど、詳しいことはサッパリ分からないんだ。 …森崎。最後にもう一度だけ聞くよ。お前、俺達のところに戻ってくる気はないか?」 森崎「……悪いが、今はまだ戻る気は無い。俺の力は今この世界で必要とされているんだ」 松山「その答えが聞けて、よかったぜ。お前の今の分厚い鉄板のような強さはこの世界で培われてきたみたいだからな。 あのアンナさんの案内があれば、またこうして試合して、互いの腕を磨こうぜ」 森崎「ああ、そうだな。その時までにはお前のあのシュートを防ぐ力を身につけてみせるぜ」 松山「ふふ、俺だって負けないぜ。…おっと、もうこんな時間か。じゃあな森崎!またいい試合をしようぜ!」 そう言ってノルダ闘技場を後にしようとする松山の背中に、森崎は慌てて声をかける。 森崎「あ、そうだ!ちょっと待て!」 松山「ん?なんだ?」 森崎「もう一つ気になっていることがあるんだ。お前たち以外の全日本Jrユースの選手のことなんだが……」 森崎はかつての仲間たちの今の状況が気になり、松山に問いただした。 ============================== ☆☆☆誰のことを尋ねますか?(選ばれた選手は一部の選手を除いて、次回の対戦相手として召集されます) ※全日本Jrユースの選手(スタメン、ベンチは問いません)の誰かを記入してください。 3票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
[580]森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:26:26 ID:xUgQc5fo 大空翼
[581]森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:26:40 ID:slT8a2ho 翼
[582]森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:27:24 ID:reOGlkBc 新田
[583]森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:32:31 ID:XhtX14FU 来生
[584]森崎名無しさん:2010/03/31(水) 20:35:58 ID:oXqLeFHE 翼
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0ch BBS 2007-01-24