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【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】
[619]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:51:37 ID:??? マリア 成長判定H→ クラブ3 成長判定力→ ハート6 成長判定技→ ハートJ 成長判定速→ スペード7 成長判定運→ スペード5 成長判定武→ ハート9→1上がった! 成長判定守→ スペード9 成長判定魔→ ハート5 マリア シスター レベル7 EXP10 0戦0勝0敗 成長率 HP17/17 × 力 3 × 技 3 × 速 3 △ 運 5 △ 武 8 ◎ 守 6 × 魔 5 × 以上のようになりました。
[620]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/03(土) 22:52:43 ID:??? リンダ 成長判定H→ クラブ6 成長判定力→ クラブ9 成長判定技→ スペード5→1上がった! 成長判定速→ スペードQ 成長判定運→ ダイヤ9→1上がった! 成長判定武→ クラブK 成長判定守→ スペード6 成長判定魔→ クラブ2 リンダ 魔導士 レベル5 EXP60 3戦1勝0敗 成長率 HP18/18 ○ 力 3 △ 技 9 ◎ 速 9 ○ 運 11 ◎ 武 10 ◎ 守 3 × 魔 5 × 以上のようになりました。
[621]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/04(日) 00:03:52 ID:??? 長い戦いの末、ついにアカネイアパレスを奪還したアリティアのマルス王子率いるアカネイア同盟軍。 この快挙に人々は歓喜し、ドルーア帝国によって打ち砕かれた希望の光を取り戻しつつあった。 宗主国アカネイアの復活。それは、この暗黒戦争の逆転の始まりでもあった。 ドルーアと同盟を結んでいたマケドニア、グルニアの両国からも徐々に不満と不安の声が漏れてくる。 マケドニア前王もといミネルバ王女を支持する一派は完全にミシェイル現王と手を切り、アカネイアの軍門へと下る。 グルニアでも内乱が頻繁に起こり始めていた。指導力が無く、ドルーアの言いなりとなってしまっている 気弱な王に愛想をつかした兵の過半数が既に槍を置き、アカネイア同盟軍と手を結び始めていた。 そして、この傾きつつある状況を打破せんため、アカネイア同盟軍の次の目的地であるアリティアの隣の国である『グラ』にて ドルーア同盟の代表者による会議が行われようとしていた。 グラ王宮の小さな会議室に集められたのは、 『伝説の竜騎士アイオテの再来』と呼ばれ、武力と知略を併せ持つマケドニア現国王ミシェイル。 アカネイア大陸最強と名高い『黒騎士団』を率いるグルニアの名将軍カミュ。その側近のベルフ、ライデン、ロベルト。 最新鋭の武装を任されるグルニア戦車隊隊長ギガッシュと、副官のベック。 そして、現グラ国王ジオル。 グラはもともとアリティアとの同盟国であったが、ドルーアの勢力にいち早く屈し、裏切ったのである。 現グラ国王であるジオルは、アリティアからの報復を恐れ、マケドニア、グルニアからの応援の要請を強いたのである。しかし… ジオル「な、なんだと!?何故だ!何故竜騎士団を増援によこさぬ!軟弱な天馬騎士ごときでは パレスを奪還したアカネイア同盟軍は倒せぬぞ!」 ジオルは拳をワナワナと震わせ、赤く炎のように燃える長髪を靡かせるミシェイルに激昂する。 ミシェイル「ジオル閣下、よくお聞きください。竜騎士団の多くの部隊はマケドニア周辺の戦いに駆り出されています。 パレスを奪還したアカネイア軍はいつマケドニアに攻めてきてもおかしくない。 申し訳ないが、自国のことは自国で賄っていかなければならない。今はそういう状況ではないのですか?」
[622]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/04(日) 00:05:13 ID:??? あくまで淡々と、感情の篭っていない言葉を返され、ますますジオルの顔は怒りに染まっていく。 ジオル「そんなことは分かっておるわ!だが今一番危険なのは奴らに祖国を奪還されること! このグラ国を突破されてしまえば……アリティアは完全に蘇ってしまう! メディウス閣下が最も恐れることは何かお忘れか!」 カミュ「…英雄アンリの再来、か」 約100年程前。辺境の開拓都市アリティアのたった一人の青年の力により、ドルーア帝国、メディウスは一度滅ぼされた。 メディウスを退け、神剣ファルシオンに選ばれた伝説の勇者こそ、マルスの祖先である英雄アンリなのである。 ミシェイル「……何をおっしゃるやら。既に神剣ファルシオンはドルーアの司祭ガーネフ殿に預けておいているのだろう?」 ジオル「……ぐ、そ、それは……」 カミュ「マルス王子…僅かな兵のみでタリスで挙兵をし、この短期間で没落寸前のアカネイアを救った救国の英雄。 若干16歳と聞くが、なかなかの猛将のようだな。アンリの再来と呼ばれることもあるらしい。だが……」 ミシェイル「神剣ファルシオンが無い限り、メディウス閣下を倒せるものは存在しない。 ならば、後は精々これ以上士気を上げられぬようにここで時間稼ぎに精を出すのが懸命では?」 ジオル「だ、だが!今のグラの国力では素通しもよいところだ!だからこうして援軍の要請を……」 ミシェイル「……ですから、天馬騎士をこうして派遣したのでしょう。これが我がマケドニアができる最大限の譲歩ですよ」 ジオル「む…ぐぐ…(前王を暗殺して実権を握ったという野心の塊め…貴様の中ではグラ国など時間稼ぎの駒というわけか…!)」 悔しさで顔をゆがめるジオル。そんな彼を前にしてカミュはしばらく考えていたが、やがて決心したように前に歩み出る。 カミュ「ジオル閣下。我々グルニアの戦況もあまり芳しくはありません。しかし、この最新鋭の戦車隊を置いてゆきます。 ギガッシュ、ベック。ジオル閣下をお守りしてくれ」
[623]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/04(日) 00:06:18 ID:??? カミュに紹介されたグルニア戦車隊の隊長と副官はおずおずと前に出ると自己紹介を始める。 ギガッシュ「グルニア戦車隊隊長ギガッシュでしゅ!」 ベック「副官のベックなんだな〜よろしくなんだな!」 部屋に立ち込めていた沈痛な空気を吹き飛ばそうと、彼らなりに勤めて明るく振舞ったつもりだったのだが… ジオル「ええい!ふざけた奴らめ!私を馬鹿にしているのか!カミュ将軍!お主の部下の黒騎士団は用意できぬのか!!」 カミュ「…申し訳ありません。グルニア本土ではロレンス将軍を筆頭に孤軍奮闘を続ける将軍が多く、 今は少しでも黒騎士団は本土の戦いへと回しているのです。しかし…このグルニア戦車隊も誇りあるグルニア騎士。 決して黒騎士団には劣りません。御安心ください」 ライデン「(カミュ将軍はああ言ってるけど……本当にあの二人、使えるのか?)」 ベルフ「(馬鹿、お前知らないのか?あのギガッシュ将軍は最新鋭兵器『エレファント』の開発総責任者なのだぞ)!?」 ロベルト「(げえぇ!?『エレファント』ってあの『エレファント』!?それってマジ!?)」 側近3人が語る通り、ギガッシュ将軍とその副官ベックはグルニアのシューターのほぼ全てを開発、設計してきたスペシャリストなのである。 単純な巨大な矢や石を飛ばす『クインクレイン』や『ストーンヘッジ』を強化、改良した 電撃弾を発射する『サンダーボルト』。そして灼熱の砲弾を発射する『エレファント』を扱っているのだ。 ギガッシュ「安心してオイラたちに任せるでしゅ!」 ベック「なんだな〜」 見かけは頼り無さそうな二人だが、名将カミュのお墨付きということで、ジオルは少し機嫌をよくする。
[624]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/04(日) 00:07:49 ID:??? ジオル「………くっ、まぁいい。こうなればワシも腹をくくるわ!最前線に傭兵隊を配置しろ! その後ろには戦車隊を一列に並べてアカネイア軍を待ち受けるのだ! ご自慢の大砲の一斉掃射で奴らを粉みじんにしてしまえ!!」 ギガッシュ「了解でしゅ!」 ベック「なんだな〜」 ジオル「(ほ、本当にこいつらで大丈夫なのかのう……?)」 ジオルの心配をよそに、ミシェイルとカミュは足早にグラ王宮を後にした。 ============================== 一旦ここまで。しばらくNPCシーンが続きます……
[625]森崎名無しさん:2010/04/05(月) 08:09:12 ID:??? 乙ですー 敵キャラ濃いっすね!活躍に期待です(味方が死なない程度に)
[626]森崎名無しさん:2010/04/05(月) 13:03:37 ID:??? 俺としては早くロリ成分を・・・
[627]森崎名無しさん:2010/04/05(月) 16:04:39 ID:??? ツンデレ属性のロリ妹姫ではご不満かい!?
[628]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:22:49 ID:??? >>625 乙ありがとうございます!ギガッシュという名前はプレイ当時は特に何も感じていなかったのですが……w 魅力的な敵キャラを描けるように、頑張っていきたいです! >>626-627 マリア姫はどうしてあんなことになってしまったのでしょうか…w 一応ツンデレシスター枠は別に用意しておく予定だったんですけどねw =================================== グラ国北西の小さな村。ここに一人の司祭と一人の将軍がいた。 一人はグルニアの司祭ヒムラー。雷の魔法に精通し、グルニア一の魔道の使い手と称される老将軍である。 そしてもう一人は、ディール要塞で森崎達を苦しめたマケドニアの重将軍ジューコフである。 グラ王宮に赴いた主君の帰りを、この村の民家で待っているのである。 ヒムラー「ほほう…すると、やはりガーネフ殿はカダインに?」 ジューコフ「うむ。アカネイアパレスを奪還され、この戦争の義は既に決した。 もはやドルーア帝国と同盟を結んでいるのはグラ、グルニア、マケドニアの三国のみ。 ガーネフ様の故郷でもあるカダインの司祭や魔導士たちも心情が大いにぐらついているのだという」 ヒムラー「なるほどのう。いまカダインはガーネフ殿の息がかかった暗黒司祭と ウェンデル殿が育成した魔道学校の弟子たちとで町を二分してると聞く。 カダインを制圧できれば、少しはドルーア同盟も勢力を盛り返せるという判断か」 ミシェイル「その通りだ。少なくとも、まだこの戦争の雌雄は決したわけでは無い」 ジューコフ「ミシェイル殿下!これはお早いお戻りで」 王宮を後にしたミシェイルとカミュ達が民家に訪れた。 ミシェイル「ジューコフ将軍。貴公は俺と共にカダインに来い。どうやらガーネフが 俺たちマケドニアの手をなんとか貸して欲しいらしくてな」
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0ch BBS 2007-01-24