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【現実への帰還】キャプテン岩見10【新たなる闘い】
[252]キャプテン岩見:2010/04/01(木) 01:38:42 ID:6mh9w0S2 ★妹紅の印象→ ハートJ アリスの印象→ ハートQ ★ ハート→育てがいがありそう 妹紅、アリス「なかなか育てがいがありそうよ」 見事に2人の意見がハモる。 岩見「さっきから仲が良いな。双子みたいじゃないか」 岩見は意見がたびたびあう2人の仲の良さを褒める 妹紅「考え方が似てるのかもしれないね」 アリス「そうね。これから仲良くしていきましょう」 アリスと妹紅は握手をし、元の位置に戻る
[253]キャプテン岩見:2010/04/01(木) 01:51:00 ID:6mh9w0S2 一方時は岩見たちが花凛達を指導している時間に遡る。 南葛SCの練習に合流しに向かった風佳たちは少し遅刻してしまったが到着していた。 風佳「はぁ、まだ城山監督が来てないよね…セーフ…」 風佳たちは若干遅刻してしまったが城山監督がいないようなので大丈夫だった 山森「大丈夫だよ。風佳ちゃん。」 山森の妹、山森正美が風佳に話しかけてくる。同い年のために仲が良い 春香「ちょっと練習してたから仕方ないでしょ〜。正美ちゃんちわーす!!」 亜里沙「まだ私たち新参者だからね…練習しなきゃ追いつけないのよ」 亜里沙も話に加わる。城山監督が来るまで今だからだろう。 井沢「風佳ちゃん、愛しのお兄さまと練習してきたんでしょ? テンションでわかるよ」 かしましい女の子たちの輪に井沢の妹も加わる。
[254]キャプテン岩見:2010/04/01(木) 02:02:41 ID:6mh9w0S2 瀬名「女子選手多くなったよね。前は少なかったのに」 風佳や亜里沙、春香に負けない美少女も話しに加わる。 白鳥「仲間が増えたことは喜ぶべきことだと思うよ」 胸の大きな少女も話しに加わる。やはり男子の会話に混ざるより、女子の会話に混ざる方が良いのだろう 岡部「私も来たばかりだからわかりませんが…今はそれなりにいるんですね」 最近入った瀬名たちには若干劣るがそれでも美少女の類に入るだろう少女も加わる。 風佳「お兄ちゃんの友達の女の人も凄い選手がいたし、これから増えると良いね」 少女たちはワイワイガヤガヤと世間話で盛り上がる。 エロ「これは目の眼福になりますな〜」 彼女たちをいやらしそうな目で見る少年がいるが、彼女たちは気づかず、話しを続ける
[255]キャプテン岩見:2010/04/01(木) 02:12:31 ID:6mh9w0S2 そこに少女が2人現れる。 見た目からして活発そうな子と少し内気そうな双子。 美少女に該当する彼女たちは4月に南葛小に転校してきた生徒だった。 風佳「あれはつばさちゃんにヒカルちゃんじゃない?」 正美「そうだね。入団希望かな?」 春香「同じ小学校の仲間が増えるのは良いことだね」 亜里沙「運動神経も良いし、私たちもうかうかしていられないわね」 彼女たちを知ってる南葛小の面々は各々反応を見せる ヒカル(ここが森崎や翼のいた南葛SC…まさかこんな運命の巡りあわせがあるとはな… でも決めたんだ。悔いはないさ。つばさちゃんを見守るのが俺の役目。) 2人のうちの一人ヒカルが心の中で呟く。彼女は今まで違う人物として生を送ってきたからだ その名は松山光。ふらの小、ふらの中を全国大会に導いた有名選手の1人だった。
[256]キャプテン岩見:2010/04/01(木) 02:24:33 ID:6mh9w0S2 何故このような姿になったのか。 それは3月にまで時は遡る。 松山「はぁ…ようやく卒業式か…」 松山は藤沢へしでかしてしまった行為から女子には白い眼で見られた。 その視線に耐え、ようやく卒業、新たな門出を迎えるはずだった。 廊下を歩く松山。すると教室から話声が聞こえる。 声の主はふらの中サッカー部で松山とプレイしてた選手たちだった。 若松「全国大会とか行けなくてもよかったよな。どうせ通用してたのキャプテンだけだったし」 松田「キャプテンのワンマンチームだったもんな。俺早く受験勉強したかったのに」 佐瀬「俺なんて志望高落ちたぜ?親からは詰られるし…やってられないさ…」 彼らの話を廊下で聞いていた松山は酷くショックを受けていた。 松山(みんなで楽しくサッカーをやってたと思ってたのに………… まさか俺の独りよがりだったなんて・・) 松山はその場には立ち止まっては居られず外に向かっていった。 人がいないところで泣きたかったからだ
[257]キャプテン岩見:2010/04/01(木) 02:31:19 ID:6mh9w0S2 小田「キャプテン!!こんなところにいたんですか」 松山を見かけた小田が近づいてくる 松山「どうしたんだ?」 松山は早く一人になりたかった。 小田「留学したマネージャーの藤沢さんと付き合うことになったから報告に来たんですよ それじゃ失礼します」 小田は元気に去って行った 松山(…どうしてなんだ…俺が…いったい何をしたんだ… ただサッカーがしたかっただけなのに…) 一度狂った歯車は止められない。負の連鎖を背負った松山には厄がついてるかのように不幸に落ちて行った 一人になった松山は声を出さず静かに泣いてた。 するとか細い少女の声が松山には聞こえた ???(生きたい…もっと生きたいよ…)
[258]キャプテン岩見:2010/04/01(木) 02:37:34 ID:6mh9w0S2 松山は声が聞こえる方に向かっていった。 するとすでに息絶えかかる少女がいた。 ???(無理して生きながらえてるけど…それも限界… つばさちゃん…ごめんね…) 松山「おい、しっかりするんだ!!」 松山は少女に駆け寄る。 少女はすでに危篤状態だった。彼女はもともとはリベルスという金属であり人間ですらなかった。 リベルスには死があり、彼女もあと少しで死が待っていた。 生き残ってもモルモットとしての生活が待つ彼女。 松山「絶対救ってやるからな!!」 松山は医者に向かおうとする。しかしそこにある女性が現れた 神奈子「その娘を助けたいのなら医者じゃ無理よ。 私ならできるわ」
[259]キャプテン岩見:2010/04/01(木) 02:45:05 ID:6mh9w0S2 神奈子は言った。私ならできると。 松山「なら助けてくれよ…見ず知らずだけどかわいそうじゃないか…」 松山は必死に懇願する。 神奈子「彼女を治すには…あなたにはある覚悟をしていただかなければなりません。 その覚悟とはあなたが彼女と融合して一人の人間になること。彼女を元にした身体でね 記憶は2人のものが引き継がれますが、あなたの肉体はなくなる。 どうしますか?」 神奈子は松山に非情な宣告をする。 この少女を助けたいならこの少女と一つになり、松山光としての肉体を失うということ。 その覚悟があるのかと神奈子は問う。 松山「(このままなら何も変わらない…少女が死に、無力を嘆くだけだ… 後悔するなら悔いのないように行動したい。)わかった。それで助かるんなら俺はどうなってもいいさ」 松山は神奈子に決意を示す。 この少女を救ってくれと。
[260]キャプテン岩見:2010/04/01(木) 02:51:28 ID:6mh9w0S2 神奈子「わかったわ。あなたも良いわね?」 神奈子は少女に尋ねる。 少女は首を縦に振り承諾を示す 神奈子はその返事を受け取ると、力を集中させる。 すると一瞬強い光が少女と松山を包み込む。 光が消えると松山が消えていて少女だけになっていた。 しかし少女の身体は死に絶えそうな身体からちゃんとした人間の身体になっていた 神奈子「成功ね…」 神奈子は少女の様子を見守る。 松山は少女と融合し彼女の記憶を受け継いだ。 彼女の名は椎名ヒカル。 椎名つばさという双子の姉がいるということになっている。 本来はリベルスという金属だったのだがつばさと出会うことにより身体を持った。 基本的に椎名つばさと同じ知識を持っているというわけなのだ
[261]キャプテン岩見:2010/04/01(木) 03:01:59 ID:6mh9w0S2 つばさ「ヒカルちゃん…どこにいるの?」 宇宙から来たマギュアという敵との最後の戦いで勝利したあとヒカルの姿が見えなくなっていた つばさはヒカルを探しに歩いていた ヒカル「(あの娘がつばさちゃんか…これからは俺…いや私が椎名ヒカルなんだ… 彼女を助けてあげなきゃな)つばさちゃん、ごめんごめん!!心配かけちゃったね」 ヒカルはつばさの方に向かっていく。身体は快調だった。 つばさ「ヒカルちゃん…心配したんだからね。」 ヒカル「ごめんね。でもこれで終わりか〜」 つばさとヒカルが合流すると、何やら変な格好をした男が現れた。 ??「これで俺達の仕事は…終わったな…さあヒカル。つばさにお別れを言うんだ。 おまえは俺達と一緒に来なきゃいけない。そう約束したはずだろ?」 男は突如現れて別れを告げろと言いだす。 そこで神奈子が口を挟む。 神奈子「異星人…まさか存在していたとはね。悪いけどその娘はすでに人間なんだよ。 だから連れて帰らせるわけにはいかないね」
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0ch BBS 2007-01-24