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【燃える虫姫】幻想のポイズン30【焦る秋神】
[456]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/26(金) 18:48:39 ID:??? 丁度ディフェンスの練習もしたかったところだし、と言うリグルに付き合ってくれるよう頼み込み。 フィールド中央部に立つと、そのまま二人がかりでワンツーをしながらゴールに近づいていく秋姉妹。 パス能力の低かった穣子も、ここ最近はオフェンスの練習を繰り返し幾らかはマシといったレベルまで上がっており。 そこを静葉が上手くフォローしつつ、姉妹ピッタリの息をそろえながらゴールへと突き進む。 静葉(よし、いい調子よ穣子……! このワンツーは試合でも使えそうだわ!) 穣子(問題は私まで上がっちゃったら守備が結構疎かになるだろうってトコね……。 まあ、また一つ新しい武器が見つかった事を喜びましょう!) 静葉(ええ。 さぁ、それじゃあいよいよ……いくわよ!) ポーン! リグル「あっ、きたきた……って、えええええええええええ!?」 静葉「いくわよっ、穣子!」 穣子「オッケェよ、姉さん! おぎゃあああらああああっ!!」 秋姉妹のコンビネーションに内心舌を巻き、ゴール前で待機していたリグルだったが……。 次に秋姉妹が取った行動を見て、思わず驚きの声を上げる。 最後にボールを持っていた静葉は、ゴールが近づいたと見るやボールをPA内ギリギリの場所へと蹴り出し。 穣子と静葉はそれに向かって思い切り走りながら猛突進。 そして、左右対称となりながら静葉は左足を、穣子は右足を大きく振りかぶってシュート体勢を作り出す。 ギュオオオオオオオオオッ! ギュオオオオオオオオオオオッ! リグル「ひ、ひえぇ……こ、これは……」 静葉「オータムツイィィィンッ!!」 穣子「お芋さんツイィィィンッ!!」 ギュパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
[457]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/26(金) 18:49:39 ID:??? そのシュートは、つい先日のオールスター戦にて霧雨魔理沙と博麗霊夢が見せた奇跡のシュート――ツインシュート。 お互いの呼吸が合っていなければ撃てないが……。 しかし、合っていた場合にはボールは左右に大きく揺れ、ブレながらゴールを目指す脅威のシュートへと変貌を遂げる。 無論、二人には魔理沙のような強いキック力も霊夢のような卓抜したサッカーセンスも無い。 だが、常に二人寄り添って過ごしていた為のお互いに対する理解の気持ちがある。 二人の呼吸は正にピッタリ……寸分違わずボールを打ちはなって生まれた必殺のシュートは……。 慌てて飛び出したリグルの頭上を掠め、大きくブレながらゴールネットへと突き刺さる。 思わずリグルは目を点にして驚き、静葉と穣子も最初は自分達が何をやったのかを理解していなかった様子だったが……。 やがて自分達がツインシュートを撃ったのだと実感すると、お互い笑みを浮かべて大きく頷く。 静葉「やったわね穣子……」 穣子「ええ、これが私達の必殺技……」 静葉「オータムツインよ!」 穣子「お芋さんツインね!」 リグル「……あれ?」
[458]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/26(金) 18:50:39 ID:??? 選ばれた選手しか打てないという必殺のシュートを会得した事で喜ぶ秋姉妹。 その二人を頼もしげに、そして嬉しそうに見ていたリグルだったのだが……。 ツインシュートの名前が何やら二人共違うものを言っているのに気づいた。 そして、よくよく見てみると……静葉も穣子も先ほどまでとはまるで表情を変え、お互いを威嚇するような顔付きとなっている。 静葉「穣子……お芋って何。 芋は無いでしょ、芋は」 穣子「いいじゃない、芋。 美味しいじゃない! お芋さんは健康にいいのよ!」 静葉「大体それじゃあ私が入ってないじゃない……オータムなら私達二人の事なのに……」 穣子「なによー、姉なら少しは妹に花を持たせてやろうっていう気持ちを持ちなさいよー!」 静葉「それならあなたは姉を敬うべきよ穣子、姉より優れた妹など存在しないのだから……」 穣子「あにをー!?」 リグル「ひえぇ……」 反町が来た当初と全く同じように、周りにとってはとてもどうでもいいような事で姉妹喧嘩を始める秋姉妹。 思わずリグルは怯えた声を出し……結局、口喧嘩で穣子が静葉に勝てる筈もなく。 新たに開発をしたツインシュートの名前は「オータムツイン」に決定し。 未だどこか納得のいっていない穣子を引きつれ、3人は自宅へと帰っていくのだった。 ※穣子が【スマッシュポテト】を取得。必殺シュートで補正+6、消費ガッツ200。吹っ飛び係数3 静葉が【フォーリンパス】を取得。必殺パスで補正+3、消費ガッツ80。 穣子&静葉が【オータムシスターズ】を取得。必殺ワンツーで補正+3、消費ガッツ80×2。 穣子&静葉が【オータムツイン】を取得。必殺低いシュートで補正+3、消費ガッツ120×2。
[459]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/26(金) 18:51:46 ID:??? そして、それから約数分後。 この人里近くのコートへは、今度は反町が橙を連れてやってくる。 昨夜の約束通り、橙にドリブルを教えてもらう為である。 橙「今日はお任せ下さい、反町さん! 私も立派な八雲の式神! ババンと、大船に乗ったつもりで!」 反町「うん、よろしく頼むぞ橙……それじゃあ早速始めようか!」 橙「はいっ!」 先着2名様で、 橙のコーチング→!card= 反町の練習→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 数字によって下記の表に従い分岐します。二人の数字の合計値が…。 1〜4=効果が無かった… 5〜8=+1 9〜14=+2 15〜20=+3 21〜28=+4 29以上=+4・更に必殺技習得 ※コーチングと練習のマークが同じ場合、合計値に+5の補正が付きます。
[460]森崎名無しさん:2010/03/26(金) 18:53:16 ID:??? 橙のコーチング→ クラブ4 =
[461]森崎名無しさん:2010/03/26(金) 18:53:21 ID:??? 反町の練習→ スペードK =
[462]森崎名無しさん:2010/03/26(金) 19:09:53 ID:??? おい猫おおおおおおおおおおっ! ここまで徹底的にやる気ないといっそ清々しいww
[463]森崎名無しさん:2010/03/26(金) 19:22:28 ID:??? 橙との練習って何故かどちらかがヘタレるよなw
[464]森崎名無しさん:2010/03/26(金) 19:36:30 ID:??? 年のためもう一回くらい
[465]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/26(金) 19:46:04 ID:??? >橙のコーチング→ クラブ4 +反町の練習→ スペードK =ドリブル+3 ============================================================================== 気合は入っていたものの、やはり誰かに物事を教えるのは不得手なのか。 橙のコーチングはいまひとつ能率の悪いものとなっていた。 しかしながら、反町はその橙のコーチングから橙の言いたい事、伝えたい事を懸命に汲み取ろうとし……。 要点を自分の中で纏めながら、ドリブルの練習を行う。 橙「え、えーっと! そのままビャーッて行ってぐにゃぐにゃーって走るんです!」 反町(言葉の意味はわからないけど、言いたい事はなんとなくわかる……。 そして、その言いたい事は的確だ! よし……この調子で練習を続ければ!) 結果、橙の言葉を一々自分にわかるように変換しながらという何ともややこしい練習になったが。 成果はあったらしく、反町のドリブル技術は大きく向上。 既に静葉を抜き、橙や幽香に次いで上手いというレベルまで上がる。 これならば、次の大会でも使う事が十分出来るだろう。 反町「よし……かなりドリブルが上手くなった気がするな。 ありがとう、橙、助かったよ」 橙「にゃ……いえいえ、お役に立てたなら光栄ですにゃ!」 反町(これでもうドリブルを教えてもらってもあまり効果は期待出来ないかな……。 後は自力で伸ばすか、他を伸ばすか決めた方がいいかもしれない……) 練習に付き合ってくれた橙に礼を言いつつ、帰宅をしようと促す反町。 そのまま二人は揃って帰宅をし……居間へと入ると、練習の成果を起き出していた一同に報告しつつ食事をし……。 リグルや秋姉妹からも早朝特訓の成果を聞きつつ、朝食を食べ終えると食休めをし。 午前に用事のあるというメディスン、そしてサンタナやヒューイを見送った後、再び人里近くのコートへと移動をするのだった。
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0ch BBS 2007-01-24