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【燃える虫姫】幻想のポイズン30【焦る秋神】
[81]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/20(土) 19:42:18 ID:??? 反町「橙もリグルも、チルノも大妖精も、妖精1、サンタナ、ヒューイ、にとり。 幽香さん、妹紅さん、レティさん、メディスン……リリー達はまだ試合で出番は無いけど。 次の大会ではフュージョンもあるし、きっと出番がある筈だ。 椛は残念ながら退団したけど……あいつの力もこのオータムスカイズにはとっても大切なものだった。 サッカーは一人じゃ出来ない。お前の守備に助けられた事だって沢山ある。 その回数や比率なんてのは関係ない、その一つ一つのプレイが大切なんだ。 ……明日の朝、一緒に練習しよう。 な?」 子供に言い聞かせるように、優しい声色で……しかし、厳しい眼差しを持って言う反町。 それを聞いた穣子は、一瞬だけ流していた涙を途切らせ……。 穣子「アホーッ!!」 ガバッ! 反町「うおっ!?」 急に反町の腕を掴んだかと思うと、そのまま自身の体重をかけて反町を押し倒し。 そのまま馬乗りになって反町の腹に圧し掛かりつつ、反町の胸を大きく掴む。 穣子の思いがけない行動に反町は目を白黒とさせて一体何事かと穣子を見やるのだが……。 一方で穣子は大きく叫んだ口を今は噤み、そして再び瞳を潤ませながら反町を見つめている。 穣子「なんだってあんたは……いつも、いつも、そうやって……私達みたいな奴に優しいのよ……」 反町「…………」 穣子「あんたの実力があれば……私達がいる所より、もっといいチームに入れたのに……」 反町「そんな事は無い……」
[82]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/20(土) 19:43:20 ID:??? 泣きながら、呟く穣子に対して反町はあくまで厳しい顔を作りつつ首を横に振る。 確かに、今の反町ならば……この幻想郷に来た当初。 或いは、もっといいチームに入れていたかもしれない。 だが、それではここに来た当初に紫にお願いをされた目的も遂行は出来なかっただろうし……。 何よりも、そもそもの反町にはそこまでの力はついていなかったのだ。 反町「俺が力をつけられたと実感をしたのは……ここに来てから、練習を続けたからだ。 もしかしたら……大切な出会いとか、貴重な道具を手に入れるとか、遊びの部分を避けたかもしれない。 だけど……それでも、練習を続けた結果がここにあるだけなんだ。 ……穣子達は最初、俺を外からの助っ人だと思ってたかもしれないけれど、そんな事は無いんだ。 外の世界じゃ、俺は大した事無い、いてもいなくても差し支えない選手だったんだよ」 穣子「嘘よ……」 反町「本当だよ。 なんなら、今度三杉にでも聞いてみればいい」 穣子「………………」 反町「俺は別に才能に恵まれてた訳じゃない……ただ、ずっと鍛え続けてきただけだ。 勿論、時々凄く伸びたと実感した時はあるけど……それと同じくらい失敗もあった。 だから、諦めなければ俺くらいの奴には誰だって多分なれるんだよ」 反町は自分を、あくまでも凡才だと認めた上で言う。 力が無いから、無かったからこそ自分の武器を極限まで鍛え上げた反町。 かつては騒霊楽団のメルランにも劣る程だったシュートの威力は……。 今では紅魔スカーレットムーンズのレミリアすら凌駕する脅威の威力へと変貌していた。 反町「諦めなければ、それくらいにだってなる事は出来る筈なんだ。 ……だから穣子、一緒に練習しよう」 穣子「あんたって……本当に、凄いんだか凄くないんだかわからないわ……。 普通、誰だって自分のレベルに到達する奴は早々いないって言うわよ?」 反町「そうだな……森崎たちなら、多分そう言うんだろうなぁ……」 穣子「?」 反町「いや……何でもない」
[83]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/20(土) 19:44:20 ID:??? 外の世界での絶対的な強者だった者達の性格を思い出し、ふと考える反町。 思えば外の世界で全日本Jrユースのキャプテン候補だった者達は、よくも悪くも独善的……。 天上天下唯我独尊、自分の実力に絶対の自信を持っている者たちばかりだった。 反町(やっぱり……根本的に、タイプが違うんだろうなぁ……) しかし、そのメンバーに比べて反町はといえば……まるで真逆。 果たしてこれで真に強いチームのキャプテンとなり得るのだろうかと一瞬だけ反町は考えてしまうが……。 それも、自身に馬乗りになってこちらを見ている穣子の顔を見て霧散する。 反町(……あいつらは、あいつら。 俺は俺、だよな……。 多分、俺のやってる事もあいつらのやってる事もどっちが正しくてどっちが正しくないって事は無いんだ。 だけど……あいつらのやり方は、俺に合わないんだ……。 自分が認められることも確かに嬉しいけど……それでチームメイトを蔑ろには、俺には出来ない……) 穣子「反町……?」 反町「……俺は練習なんかで使える奴だからだとか、そうでないからだとかで区分けは絶対にしない。 だけど、試合で使うのは強い奴……試合で必要だと思う奴だ。 もう一度言うぞ、穣子。 明日の朝、練習をしよう」 穣子「…………うん」 反町の言葉を聞き、涙を浮かべながらも……ようやくいつもの笑みを見せ、ゆっくりと頷く穣子。 その笑顔を見て、反町もまた笑みを返す。 この穣子の反応が……その笑顔が、今まで勝ち取ってきたトロフィーなどと同じくらいに嬉しい。 信頼されているという実感が、何よりも反町の心を暖かくさせている。 まだ穣子も不安は残っているようだが……反町の説得が効果をなしたのか、それ以上ネガティブな言葉は吐かず。 ただ、やはりどこか恥ずかしそうにしながら頬を赤らめて俯く。
[84]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/20(土) 19:45:24 ID:??? 反町(……そういえば、穣子がこんな弱みを見せたのって初めてだよなぁ。 本当にそこまで信頼してくれている……って、思っていいのかな……) 穣子「……反町、ありがとう。 本当に、私達のところに来てくれて」 反町「……それを言うのは早すぎるぞ、穣子。 まだまだこれからなんだから。 大会だってまだ始まってない、そうだろう?」 穣子「それでも、お礼を言いたいの……ありがとう」 反町「…………」 A.「俺だって世話になってるんだ。こっちこそありがとう、穣子」 穣子に礼を言う B.「なんだよなんだよ、今日はやけに素直だな……」 茶化してみる C.「お礼なら、明日の練習で成果を見せてくれ」 明日の練習では頑張ってみろと発破をかける D.「言葉では足らん! 礼なら体を貰わせてもらうぜ!」 押し倒す E.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[85]森崎名無しさん:2010/03/20(土) 19:47:23 ID:e0q1+RcE B
[86]森崎名無しさん:2010/03/20(土) 19:48:46 ID:??? Dwwwww
[87]森崎名無しさん:2010/03/20(土) 19:49:07 ID:gkcBa2T+ A Dをすごく選びたい……ッ! でも自重……ッ!
[88]キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/03/20(土) 19:49:32 ID:iVlNl0go A
[89]森崎名無しさん:2010/03/20(土) 19:50:54 ID:IISCK0l2 D 自重などしないw
[90]森崎名無しさん:2010/03/20(土) 19:52:10 ID:3JQG8sCU >>89 どうせ3票で決定だから付き合うぜ D
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0ch BBS 2007-01-24