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【燃える虫姫】幻想のポイズン30【焦る秋神】
[866]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/31(水) 16:29:28 ID:??? >C.「他に名のある選手が出てくるかもしれない。 そっちに注目をしよう」 ================================================================================ 反町「サッカーは結局のところ11人じゃないと出来ないスポーツなんだ。 霊夢さんと魔理沙さんだけじゃなく、他の選手にも注目をしよう」 にとり「確かに、あまりそっちにばかり気を取られてても足元掬われかねないしね」 穣子「ん? ……あっ、そろそろ始まるみたいよ!」 こうして話をしている間も刻々と時間は過ぎていき。 やがて試合時間が近づくにつれ、観客の数は一気に増大。 そして、やがて本日霧の湖スタジアムでの第三試合――博麗連合対雑魚チームEの試合開始を告げるアナウンスが響く。 と、同時にフィールドに現れたのは今にも死にそうな表情で入場してくる雑魚チームEの面々。 その対面からは……やはりどことなくやる気の欠片も見当たらない表情の霊夢を先頭に。 観客達に向けて両手を振って声援に答えている魔理沙。そして……。 妹紅「んんん!? な、なんだぁ!? ありゃ、輝夜んとこのペットじゃないか!」 穣子「ど、どうしてうどんげ達が博麗連合にいるのよ!?」 そう、霊夢たちの後ろから現れたのは永遠亭に所属をしている筈のうさぎコンビ……。 鈴仙=優曇華院=イナバに、因幡てゐの二人。 更に、その後方からは反町はおろか穣子達ですら知らないような二人の人物が入場してくる。 その内一人は足が存在せず、額に角を生やした一見して剣士風の中性的な印象を受ける和装選手。 そしてもう一人は、奇妙な球体状のエネルギーのような膜に覆われた愛らしい深窓の令嬢風選手である。 ジョン「さぁ〜、入場をしてまいりました、博麗連合! 博麗霊夢、霧雨魔理沙という二大選手を筆頭とし再結成をされた我らがスーパースターチーム! かつて在籍をしていた選手達は今は他のチームへと離脱をしてしまっていますが……。 今大会では、永遠亭ルナティックスからうどんげ選手とてゐ選手が助っ人参戦! 更に、未知なる実力を秘めているコンガラ選手、キクリ選手も加えています! またまた、ゴールキーパーには霊夢選手を古くから知るベテラン選手、玄爺選手を据えており! これもまた、紅魔スカーレットムーンズに続く優勝候補といって過言ではありません!」
[867]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/31(水) 16:30:36 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 観客「おおっ、何だか見た事ねぇ奴らがいるぞ!?」「あの亀は知ってるぜ! 昔のサッカー雑誌に載ってた事がある!」 「うどんげー! 足引っ張るなよー!」「霊夢の腋ちゅっちゅしたい!」「魔理沙ー、大暴れしてやれー!」 幽香(足の無い……) 穣子「ふぅーん……あの角の生えてるのがコンガラ、丸いのがキクリってトコかしら?」 静葉「見かけた事のない方々ね……。 サッカーの素人……という訳でも無さそうだけれど」 反町「ん……? な、なんだ!? か、亀がいるぞ!?」 にとり「おいおい反町、今更そんな突っ込みは無用だろう。 河童だってサッカーするご時世だよ?」 反町「いや……そりゃまあそうなんだけど」 実況席からの解説を聞き、一気にヒートアップをする観客席。 一方で反町は霊夢らの後ろをえっちらおっちら歩いている亀を見て一々驚きつつ……。 しかしながらにとりに突っ込みを入れられ、釈然としないまま再びフィールドに視線を向ける。 とにもかくにも、いまひとつな能力とはいえ永遠亭の天才に鍛え抜かれているうどんげにてゐ。 実力は未知数なるコンガラとキクリ。そして、ベテランらしいゴールキーパー、玄爺。 そこに霊夢と魔理沙がいるという、博麗連合というチーム。 恐らくは舐めてかかっては痛い目を見るのは明白だと反町は気を引き締めなおす。 そして、一方フィールド上では……。 玄爺「いやはや、久しぶりの試合というのは緊張をいたしますなぁ……」 うどんげ(足引っ張るなって酷いなぁ……まぁ、確かに実力不足は実感してるけどさぁ) 魔理沙「へへっ、相手にゃ悪いが今日も最初から全力全開で飛ばしていくか。 サッカーはパワーだぜ、手加減なんてしちゃいけないんだぜ」 てゐ(ま、実際問題やる気のある白黒と。 いいとこ見せようとか張り切ってるうどんちゃんに任せておけば全部上手くいきそーだねー) コンガラ「現世のサッカーに触れるのは実質これが初めてだ。 今日の試合で出来るだけ肩慣らしをしておかねばな」 キクリ「そうですね……霊夢さん、どうかしました?」 霊夢「んー? ……んー」
[868]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/31(水) 16:31:42 ID:??? 喋る亀――玄爺は本当に緊張をしているのかしていないのか、のっそりとした口調で喋り……。 一方でうどんげは微妙に傷ついたような表情を浮かべつつ、てゐはそれをニヤニヤと見守っている。 コンガラは観客達の歓声に若干顔を顰めつつも、刀の点検をしながら試合開始までの時間を待ち……。 キクリはコンガラとは反対に観客達の事をものめずらしそうに見ながら笑みを浮かべている。 魔理沙は魔理沙で体を大きく伸ばしたり準備運動をして序盤からガンガン攻めていこうという気概を見せていたのだが……。 そんな中、霊夢だけは眠そうに眼をしぱしぱさせていた。 霊夢「なーんか、動くのがだるくなってきたのよねー……」 魔理沙「おいおい、あんだけやる気になってたのに何だよ……」 霊夢「だってこんな雑魚との戦いで本気出すのもどうかと思うしさ。 優勝したいってんなら準決勝と決勝だけちょちょいとやってやりゃいいだけでしょ?」 コンガラたちと出会った当初――霊夢にとっては禁句とも言えるワードを聞いた事により。 霊夢はメンバーの能力的に考えて若干不利とは知りながらも今大会に出場をする事を決定。 その際、いつになくやる気を見せてはいたのだが……。 それも時間の経過と共に徐々に衰退をしていき、再び無気力状態へと戻っていた。 これが準決勝、決勝という名有りチームとの戦いならばもう少しマシだったのだろうが……。 雑魚チームが相手ではそれも出来る訳もなく。 魔理沙は若干苛立ったように歯軋りをしつつ、霊夢の額をデコピンで叩く。 魔理沙「馬鹿言うな、こんな雑魚チームを相手に1−0とかで勝ってどうすんだよ。 大量得点をして格の違いって奴を見せ付けてやらにゃならんだろうが。 大体が、観客がそんな下手な試合を許してくれないぜ?」 霊夢「観客がどうとかどうでもいいわよ。 1−0だろうが10−0だろうが勝ちは勝ちだし負けは負け。 はー……ま、いいわ。 折角ここまで来ちゃったんだし、少しくらい運動してかなきゃそれはそれで損な気がするし」 魔理沙(ったく、少しやる気を見せたかと思えばすぐこれだぜ……)
[869]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/31(水) 16:32:42 ID:??? サッカーはパワーだぜを信条とする魔理沙にとっては、常に全力投球こそが至上とするもの。 だが、霊夢はそれとは対照的に勝ちさえすれば手を抜こうが何しようが構わない。 結果こそが大事なのだという結果至上主義を打ち立てていた。 彼女にとって、大活躍を収めてMVPを得る事も観客からの歓声を受ける事も。 どちらもがはっきりいってどうでもいい事なのである。 うどんげ「まあまあ、とりあえず一戦一戦頑張っていきましょうよ。 今日ももしかしたら他のチームの人たちが来てるかもしれないし……」 てゐ「っていうか、お師匠が見に来てるかもしれないしね」 魔理沙「おう。 という事で、とにかくボールを持ったら私に回せ。 速攻で決めてやる!」 霊夢「んー、そんじゃま。 適当に頑張っていきましょ」 こうして一部、やる気の無い者を抱えながらも……。 博麗連合vs雑魚妖怪チームE――結果があまりにも見えすぎている試合が、始まった。 ピピィーッ!! −−H−− H魔理沙 −−−−F Fうどんげ J−I−G Jバケバケ I霊夢 Gバケバケ −−E−− Eてゐ −−D−− Dコンガラ −BAC− Bバケバケ Aキクリ Cバケバケ −−@−− @玄爺 ※博麗連合のフォーメーションが判明しました。
[870]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/31(水) 16:34:30 ID:??? 先着1名様で、 前半戦前半の名場面→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→板尾神「わしの出番のようやな……」 ヒャッホー!板尾神の乱入だぁ! ダイヤ→あ、雑魚妖怪チームがサイドアタックを成功させたぞ! ハート→雑魚妖怪チーム、シュートチャンスだ! スペード→うどんげがサイドを攻めあがる! クラブ→てゐが一気に前線にロングパスだ! >>857-861 どうも、スレタイ案ありがとうございます。 本日はちょっと早いですがひとまずここまで。 明日もちょっと更新できるかどうかはわかりません。 それでは、お疲れ様でしたー。
[871]森崎名無しさん:2010/03/31(水) 16:35:04 ID:??? 前半戦前半の名場面→ クラブK = 乙ですた
[872]森崎名無しさん:2010/03/31(水) 17:44:30 ID:??? 【それぞれの思惑】幻想のポイズン31【温度差とも言う】 【最強の敵!?】幻想のポイズン31【スレ主の逆襲】 【トラ(ウマ)なんか】幻想のポイズン31【吹っ飛ばせ】
[873]森崎名無しさん:2010/03/31(水) 17:47:55 ID:??? 【スレ主最大の敵】幻想のポイズン31【反町のシュート力】 【今日も暗躍】幻想のポイズン31【板尾神】
[874]森崎名無しさん:2010/03/31(水) 21:55:02 ID:??? 【浮き球に】幻想のポイズン31【魅せられて】 【小さくても】幻想のポイズン31【浮き球上がった】
[875]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/04/01(木) 16:51:40 ID:??? >前半戦前半の名場面→ クラブK =てゐが一気に前線にロングパスだ! =================================================================== 試合が開始してから既に15分。 大方の予想通り、やはり博麗連合があらゆる面で雑魚チームEを凌駕していた。 攻めては魔理沙が持ち前のパワーを生かした正面突破で雑魚妖怪達を吹き飛ばし。 シュートレンジに入った瞬間のマスタースパークであっという間にゴールを決め。 守っても雑魚チームの面々は霊夢達がいる中盤を中々切り崩せない。 こうなれば中盤争いは不利だと感じたのか雑魚チームは一気にロングフィードで省略をする作戦を取るのだが……。 バシュウッ! トサッ…… てゐ「うっさっさー♪」 ジョン「あっ、ああああ〜っとぉ!? これは雑魚チーム、ボールを大きく蹴り上げて中盤を省略するという思い切った作戦に出ましたが……。 駄目です、これをボランチのてゐ選手があっさりとカットだァァッ!」 にとり「うーん、てゐは基本的な能力自体はそれ程でもないんだけど……。 あのパスを読む能力だきゃ本当に天下一品だね」 反町(静葉さん、それに幽香さんのパスなら通りそうだけど……ヒューイだと少し危ういな。 ただ、以前戦った時は接触プレイなんかには強い印象はなかった。 そっちの方向から切り崩せるとは思うけど……) ジョン「さぁ〜、てゐ選手。 ここでカットしたボールをお返しにとばかりに大きくフィードォ! しかし、これに向けて雑魚チームの選手陣もカットに向かっているぞ!?」 雑魚A「くそっ、博麗の巫女よりはまだ勝負になるはずだ! 全力でカットにいくぞ!」 雑魚B「おうっ! 俺達モブ妖怪の意地って奴を見せてやる!」 てゐ「うさうさ……止めれるもんなら止めてみな〜」
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0ch BBS 2007-01-24