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【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】
[340]南野衿人君:2010/04/13(火) 22:39:28 ID:??? おお…久々に来たら楽しそうなことになってますねぇ K+JOKER+K+JOKERの引きを食らったことのある私でも驚きの一言 どうせなら、敵にボーナスキャラの登場とかはいかがでしょう? 割と名のあるキャラを名無しと差し替えとか (理由ならこの世界なら補強とか助っ人とかOKの世界だから大丈夫でしょうし)
[341]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/04/13(火) 23:12:21 ID:??? 大丈夫、多分なんとかなるよ。 >>329 とりあえず、相当低い確率だということは理解しました……。 >>331 まずはその幻想(入りの中の人)をぶち殺す! >>337 美鈴「EX美鈴に進化しました!」 レミリア「EXがつくと、何か更に弱くなってそうね」 美鈴「なにィ!」 >>339 小さい方が良いこともありますよ?w >>340 最初の大会の第一戦目から既によく解らん混合チームを作ってた私は隙だらけだった。
[342]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/04/13(火) 23:14:28 ID:6G2wzeK2 美鈴「ひりゅうのけん!」→ JOKER 朔夜「パリイ!」→ JOKER 35→美鈴のシュート・競り合い力+7 / 朔夜のブロック・競り合い力+7 / 必殺技 & 必殺技フラグ & さらに……?(両方) *注:このスレはサッカースレで間違いありません。 美鈴「……ッ!」 空高く舞い上がるボールを目で追いながら、体内の気の流れを操作し、己の神経を最大限に研ぎ澄ませる美鈴。 内功を繰る彼女からすれば、この手の集中法は元より体に馴染んだものである。 ある内功の達人曰く、「内家の拳は意よりも早い」。 即ち真に内功を修めた者ならば、その拳は本人が意図するよりもさらに早く……半ば無意識のうちに敵を撃ち、己を守るという。 勿論、美鈴の功夫はまだその域に達してはいない。 だが、妖怪の身故に並外れた量の気を繰ることが出来る美鈴は今、それに限りなく近い状態にあった。 ……意よりも早くは無理でも、意と同時に動く、ということが可能なくらいにまでは。 美鈴「……ハァッ!!」 ゴォウ、という凄まじい風音と共に美鈴が地面を蹴る。風音の正体は、美鈴の体から溢れ流れ出る虹色の気。
[343]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/04/13(火) 23:15:56 ID:6G2wzeK2 朔夜「ふっ……!」 しかし、同時に地を蹴って飛び上がった朔夜も決して負けてはいない。 彼女には美鈴のような武術の心得はない。それどころか、腕力を始めとする純粋な身体能力においてすら天と地ほどの差があるだろう。 その代わりに彼女が持っているのは一本のナイフ。普段から佩刀のように腰に下げている、ぐにゃりと曲がった幅広のククリ刀である。 妖夢の刀のように特殊な効果がある訳ではない。ただ頑丈なだけの、けれど朔夜の手によく馴染んた一振り。 ヒュッ!! ガッ! バギィィィィィッ!! バチィィッ!! 美鈴「ぐっ……!」 朔夜「うっ?!」 美鈴の体重を乗せた回し蹴りと、朔夜の大上段からの振り下ろしがボールを挟んだ上空でぶつかる。 威力は美鈴が優勢だったものの、ボールは弾かれて再び上空へ。 美鈴「こぼれた……?!」 それに真っ先に反応したのは美鈴だった。……いや、最早反応という言葉では生温いか。 ボールが弾かれたと美鈴が認識した瞬間、彼女の体は落下しつつもその体勢を空中で器用に反転させる。
[344]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/04/13(火) 23:17:03 ID:6G2wzeK2 朔夜「(オーバーヘッド?! ……不味い!)」 朔夜がそれと認識したのは既に地面に着地する寸前。 着地してから飛び上がったのでは到底間に合わない。ならば、このまま美鈴がボールを蹴り出すのを黙って見守るのか。 朔夜「(そうはしない……少なくとも、咲夜様なら絶対に!)」 ヒュゥッ!! グルルルルッ!! 本来ならばあり得ない、遠心力までをも利用した大型ナイフの投擲。切っ先に重心の偏ったククリ刀だからこその荒業。 美鈴「このッ……!」 ガッ! バチィィィィィィッ!! 再び互角。元々無理のある体勢で放ったオーバーヘッドでは重量のあるナイフの投擲の威力を完全に相殺することは出来ず、 ボールはまたもや回転しながら二人の頭上を舞う。 朔夜「ぐっ……次で!」 美鈴「決めるッ!」 ダッ! ダッ! ババッ!! 着地は朔夜が先。しかし飛び上がる速度は美鈴の方が遥かに早い。……つまりは、再び同じ条件での競り合い。
[345]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/04/13(火) 23:18:17 ID:6G2wzeK2 美鈴は溢れる気を右足に集中させて振りかぶり、朔夜はグルグルと風を切って舞うナイフを空中で掴み取る。 目的以外の……いや、あるいは目的すら忘れて、一心不乱にボールを追う二人。 今の自分達が、普段の自分たちからすれば有り得ないほどの動きをしていることにすら気付かずに。 美鈴「でやぁぁぁぁぁぁぁッ!!」 朔夜「ちぇあああッ!!」 ガッ! ドゴォアアッ! バッギィィィィィィィィィィィィィィィィイイイイイイイイッ!!! ……ガサゴソ、ガサゴソ。 ……そんな二人の特訓の風景を、グラウンドの横の植え込みの後ろからひっそりと観察している者が居た。 清く正しい幻想ブン屋。ひとたび騒動が起きれば、必ずその中心から少し逸れた所に居る少女。 ???「(あやややや、凄い物見ちゃいました。吸血鬼にインタビューでもと思ってたけど、こっちの方がよっぽど面白いかも。 ……なるほど、動機はあの人間のGKとメイド長への……ふむふむ。 流石にうちのチームに引き込むのは無理そうだけど、うまくすれば何か一波乱起こせるかも……。 ああ、最近はあの練習試合といい大会といい、ネタには事欠きませんねぇ。これもひとえに日頃の行いが良いせいでしょうか)」
[346]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/04/13(火) 23:19:28 ID:6G2wzeK2 にやにやと笑いながら、少女は開いた手帳に素早くペンを走らせる。 幸か不幸か、彼女たちは後に大きな騒動に巻き込まれる事になる。 ……何故なら。彼女の練習を盗み見ていたのは、あの射命丸文だったのだから。 *美鈴のシュートと競り合い、朔夜のブロックと競り合いがそれぞれ+7されました。 *美鈴が必殺技「猛虎内勁」・「地龍天龍脚」を習得しました。さらに、フラグBが立ちました。何のフラグかはナイショ。 *朔夜が必殺技「ブーメランナイフ」を習得し、「パリイング」の補正と発動率がUPしました。 *さらに、朔夜の高い弾補正が+2されました。
[347]森崎名無しさん:2010/04/13(火) 23:36:13 ID:??? 見事な決断だったと思います 静観してたけど「判定は絶対」だけは崩しちゃいかんと思うのです
[348]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/04/13(火) 23:42:47 ID:??? >>347 そうですね。 迷いましたけど、スレ主が自分の裁量権を乱用するのはよくないと思い、 こういった結果になりました。 大丈夫、まだ最強GKさんのセーブ力には届いてない……。
[349]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/04/14(水) 00:16:11 ID:NMJ8sskw 〜二十日目・朝〜 〜人間の里・グラウンド〜 昨日の昼間、紅魔館であったことなど森崎達は知るはずも無く。 今日も今日とて彼らは人里のグラウンドへと訪れていた。 相も変わらずの快晴。 朝から昼にかけての数時間は、人の少ないグラウンドを独占出来るという、すこしお得な時間でもある。 ミスティア「うーん、まだちょっと寝足りない……」 メルラン「そう? 私は大丈夫だけどなぁ」 リグル「えー? なになに、昨日何かやってたの?」 気になって仕方がない、という風にリグルが二人の会話に食いつく。 いつものように暇さえあれば騒がしく喋っている年少組。 しかし、そんな彼女たちのお陰でチームの雰囲気が幾分か明るくなっているのも事実であった。 咲夜「(うちの妖精メイド達を思い出すわね……お嬢様、一体どうしていらっしゃるかしら)」 そんな彼女たちの様子を見て、何故か遠い目をする咲夜。そして…… 幽香「さて、それじゃあ始めましょうか。私も今日は自分の練習をさせてもらうわよ」
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0ch BBS 2007-01-24