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【ポストプレイヤー】キャプテンEDIT3【大前】
[460]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/04(日) 21:02:44 ID:??? その頭一つ先を、ボールが駆け抜けていく。 キーパーの予想したコースに来たが、予想より早かった。とても頭で撃った球とは思えないスピード。 勢いそのまま、大前のヘディングは浪野中ゴールに突き刺さる。 ズバァ……!! テンテンテン……。 ボールがネットに収まり、次いで地面に転がる音が響いた。 ピィィイイイイイイイイイイイ!! 実況「ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ルッ!! 大前くんの強烈なヘディングシュートが、浪野中に駄目押しの追加点です! 2−0! 鳴紋中、突き放しましたァ!!」 観客「おおっ! やっと追加点か!」「まったくヤキモキさせやがるぜ」「あの大前ってヤツ、ポストプレイだけじゃないんだな」 清栄キャプテン「――金成。アレが、キーパーまで届かないヘボいヘディングだって?」 金成「……夏まではそうだったんだよ(ちっ、目障りな野郎がまた出たぜ)」 六波羅「三井寺、今のは――」 三井寺「一人で防ぐのは、ちょっとキツイか……腕を上げたな、あの1年」 ざわつく観客席。
[461]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/04(日) 21:03:46 ID:??? 早瀬「やったぜ! あの野郎!」 やす子「これでちょっとは息がつけるわね」 渡会「……げ、大前ってあんなに強くなってたのか」 末松「いいな〜、俺も点を取りたいなァ」 落田「ふ、ふんっ! 俺だってその気になればアレくらい――」 渡会・末松「「それはない」」 菱野「や、やったー!! 凄いですわ、大前さん! カッコいいです!!」 沸き上がるベンチ。 本条「……おいおい。何だよ今のシュートは」 国岡「はんっ! まったくだ。追加点取るのにどれだけ掛けてるんだか!」 本条(いや、俺でも止めるのは難しいと言おうとしたんだが……ま、いっか。訂正するのも面倒だし) 輝林「……流石です」 豊原「ふっ、結局早瀬の方が見る目があった、ということか……ここまで伸びるとはな」 本多「やれやれ。やっとFWも働いたか」 雪村「大前君……」 長池「相棒……やっぱりお前は最高だ……」
[462]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/04(日) 21:05:05 ID:VZTXVbuA 瀬川「ヤッホー! 俺の1アシスト! ドリブルだけじゃないなんて、凄いぜ俺っ!」 篠田(い、今のが大前のヘディングシュートか? 何故だ? 何故、1年にあんなことが出来るんだ?) 比良山「……やったな大前」 色取り取りの反応を示すフィールドのイレブン。 大前のゴールは、様々な反響を引き起こしていた。 そして、ゴールを決めた当の本人は―― 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.「やったァ!! ゴールだーっ!!」 素直に喜びを爆発させる B.「見たかァ! 俺が鳴紋の点取り屋、大前良だァ!!」 勝ち名乗り(?)を上げる C.「…………(ぐっ!)」 ベンチに向けて、無言のガッツポーズ D.その他(自由選択です。大前に言わせたいこと、取らせたい行動を併記してください)
[463]森崎名無しさん:2010/04/04(日) 21:05:58 ID:jWn4d9NM A
[464]森崎名無しさん:2010/04/04(日) 21:06:09 ID:Ed8HPWZ2 C
[465]森崎名無しさん:2010/04/04(日) 21:06:13 ID:5DvCSFFw C あなたのために頑張りました
[466]森崎名無しさん:2010/04/04(日) 21:07:02 ID:H2roKHb6 C.「…………(ぐっ!)」 ベンチに向けて、無言のガッツポーズ
[467]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/04(日) 21:43:45 ID:??? >>C.「…………(ぐっ!)」 ベンチに向けて、無言のガッツポーズ ----------------------------------------------------------------------- ベンチに向けて、親指を立てた握り拳を見せる。 菱野「大前さん……」 大前(公式戦初、そして、俺の中学初めてのゴール……もし、君がいなかったら出来なかった。 いや、ここに立っていることさえ出来なかった) 大前は思い出す。 あの日、焦って大ポカをやらかして、ベンチに下げられて、それにも反抗して干された時。 たかが練習試合でスタメンになったくらいで、浮かれて自分の中にあったサッカーへの思いを忘れかけてた時。 チームの大半から信頼を失い、自信のサッカーへの情熱にも疑問を抱いた時。 立ち直らせてくれたのは、 大前(ありがとう、菱野さん。今日この日を迎えられたのは、君のお陰なんだ) 万感の思いを込めた、ガッツポーズだった。 早瀬「おうおうっ。朴念仁かと思ったら、意外にカッコつけるじゃねーの!」 飯地「うんうん! これぞ青春だわー……」 落田「な、なんだよー、大前のヤツ、菱野さんに向けてカッコつけちゃって」 早瀬(……落田、いい加減に諦めろ)
[468]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/04(日) 21:45:01 ID:??? 菱野「大前さん……えっと、私、こういう時どうすれば――」 やす子「ふふ〜んっ。そう言う時はね、ニッコリ笑って笑顔でピースよ! そうすりゃ、男の子なんてコロリよ!」 菱野「え、ええっと――こうですの?」 大前「!」 菱野から返ってくる、笑顔とVサイン。 それが、何とも言えない達成感となって大前の胸を満たした。 大前「へへっ……ありがとう菱野さん。そして、約束通りこの試合、勝つよ!」 ※ 菱野の好感度が上がりました。菱野の恋を応援している早瀬と飯地の好感度も上がりました ※ ※ 落田の好感度が下がりました ※
[469]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/04(日) 21:46:05 ID:??? 喜びに沸く鳴紋勢とは逆に、浪野は追加点を取られ苦しんでいた。 浪野のキーパー「くそっ! 今のは会心のセービングだったはずなのに!」 浪野の3番「あの1年、思ったよりやるみたいだ。これからはやりずらくなるな」 浪野の11番「まあ、今は守備よりも攻撃を考えようぜ。鳴紋を相手に2点を追うんだ。今までのやりかたじゃ、きついぜ」 浪野の7番「2点差、か。追いつけるのか?」 7番がしみじみと言うと、一同黙り込んだ。 明らかに地力に差がある相手に、2点差。その事実の重さがヒシヒシと圧し掛かってくる。 しばらく続いた沈黙を破ったのは、FWの9番だった。 浪野の9番「……なあ、みんな。こうは考えられねえか? 俺たちと鳴紋の差は『もう2点差』なんじゃない。 『まだ2点差』なんだ、ってよ」 浪野の8番「? どういうことだ?」 浪野の9番「俺たちと鳴紋の試合は、一方的に虐殺されるのが常だった。昔だったらこの時点で4点差5点差は当り前さ。 だが、今はどうだ? 連中は何本もシュートを放って、まだ2本しか入っていない。連中の攻撃力は、明らかに落ちている。 エースの早瀬が負傷交代したのを抜きにしてもな」 浪野の6番「確かに、な」 浪野の9番「鳴紋の力は、明らかに小豆沢世代がいた頃より衰えている。……まだ、俺たちでも付け入れるはずだ」 浪野キャプテン「け、けどどうやって?」 浪野の9番「……今のままじゃ、明らかに攻撃の駒が足りねえ。こうなったら、守備要員も引っ張り出して全面攻撃しかねえ」
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0ch BBS 2007-01-24