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【ポストプレイヤー】キャプテンEDIT3【大前】
[696]森崎名無しさん:2010/04/07(水) 18:41:31 ID:KiGd4ZKo A
[697]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/07(水) 19:01:57 ID:nUnuHyrI >>A.「アシストしてくれた、キッカーの長池さんにお礼だ」 相棒、やっぱりお前は最高だ…… ----------------------------------------------------------------------------------------- 大前「そうだな。俺一人で決めた点ってわけでもないし、ちゃんとお礼を言うのが筋だろうな」 そう思い立ち、長池の姿を探すと、小走りに自陣に戻る姿が見えた。 大前「長池さん、アシストありがとうございます!」 長池「あぁ……まあ、お前に上げたら偶々マークが薄かっただけだろう。俺の働きは、そんなに大したものじゃない。 どぉせ俺なんか……」 大前「は、はぁ……(また始まったよ)」 自嘲を通り越して自傷の域に踏み込みつつある、長池のネガティブ思考。だが大前にとっては慣れたものだった。 長池「そう言えばこの試合、攻撃面での活躍はこれくらいか? ドリブルは何度も止められたし……。 お前は良いよなぁ……前半に三人抜きなんか出来て……」 大前「まあ、その直後にポストをかましちゃったんですけどね。長池さんだって、ドリブルは上手いじゃないですか。 気を取り直して次の試合に備えましょうよ。今日はちょっと、攻撃の方に悪い波が来ていただけですって」 長池「……大前」 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★長池の反応→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ → 「相棒、この試合が終わったら、ちょっと特訓に付き合ってくれ……」 地獄から這い上がり、光を求めた! ハート・スペード・クラブ → 「そうだな……相棒の言う通りだ」 とりあえず立ち直った。まあ、いつものことだね! JOKER → 「相棒、この試合が終わったら、ちょっと監督に相談してみるよ」 長池、特訓地獄へ踏み込む!?
[698]森崎名無しさん:2010/04/07(水) 19:02:39 ID:??? ★長池の反応→ クラブQ =★
[699]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/07(水) 19:25:44 ID:??? ★長池の反応→ クラブQ =★ ハート・スペード・クラブ → 「そうだな……相棒の言う通りだ」 とりあえず立ち直った。まあ、いつものことだね! -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 長池「そうだな……俺も次の試合に光を求めてみるか……」 大前「その意気ですよ!(言い回しは相変わらず良く分からないけれど)」 景気づけに長池の肩を軽く叩く大前。 その姿を、やや離れて見守る者がいた。 瀬川(長池とアイツ、結構いいコンビだよなー。スランプの解消にも、アイツが一口噛んでたみたいだし。 長池の相方は俺だって思ってたけど、これはウカウカしていられねーや! それにしても、いつの間にか頼れるヤツに成長したな、大……大……そうそう、大前くん!) 長池と励まし合い、切磋琢磨して成長してきた大前。 練習試合の失態で、一度は大前を突き放した瀬川。 だが、同じ派閥の一員として行動するうちに、大前を見る目は明らかに良い方向に改まっていた。 ※ 瀬川の好感度が上がり、感情が『瀬川→(頼れる後輩)→大前』に変化しました ※ ※ ついでに、ようやく大前の名前を憶えました ※ 一方、駄目押しの追加点を取られた浪野中は、葬式のような暗いムードに包まれていた。 浪野キーパー「ここにきて4失点目……しかも、大前に二度もゴールを許す形でか……俺としたことがっ!」 浪野の8番「そんなに自分を責めるなよ。これはアイツを止められなかった俺の責任でもある」 浪野キャプテン「残り時間はロスタイムを入れても10分あるかないか……ど、どうする?」 浪野の9番「それを決めるのがキャプテンの仕事だろう……」
[700]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/07(水) 19:27:50 ID:nUnuHyrI 浪野の3番「大前は前半から常に前線で攻めていた。そろそろスタミナ切れを期待したいが……。 こっちも立て続けに攻められて消耗している。そうだろう?」 そう言い、キーパーに視線を送る3番。 浪野のキーパー「そ、そんなことは――」 浪野の6番「虚勢を張るなら、呼吸は整えろよ。そんなに肩で息しながら言われても、強がりにしか聞こえないぜ」 浪野のキーパー「うっ……」 浪野の4番「つまり、今度ボールを取られたら守りきる余地は無い、と。それを踏まえた上で作戦を考えないとな」 浪野の11番「もう1点返すので精一杯ってところだが……零封で負けるのも業腹だ。FWの俺としちゃ、最後にもう一度攻めたいぜ」 浪野の2番「キャプテン。どうする?」 決断を迫られる浪野のキャプテン。 浪野キャプテン「(4点差の負けを受け入れるか、5失点目を覚悟しても一矢報いに行くか、か……)お、俺は――」 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★どうあがいても、絶望→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ・ハート → 「攻めよう。負けるなら前のめりにだ!」 スペード・クラブ → 「これ以上、守備陣に負担は掛けられない……この試合は諦めよう」 JOKER → 「バイツァダスト! 試合は開始時間に戻る!」 なにィ!?
[701]森崎名無しさん:2010/04/07(水) 19:32:01 ID:??? ★どうあがいても、絶望→ スペードJ =★
[702]森崎名無しさん:2010/04/07(水) 19:32:12 ID:??? ★どうあがいても、絶望→ スペードQ =★
[703]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/07(水) 20:11:53 ID:??? ★どうあがいても、絶望→ スペードJ =★ スペード・クラブ → 「これ以上、守備陣に負担は掛けられない……この試合は諦めよう」 ------------------------------------------------------------------------------------ 浪野の9番「そうか……」 浪野キャプテン「ふぉ、FWの二人にはすまないが――」 浪野の11番「いいんだ。悔しくて、つい我儘を言ってしまっただけなんだ。 俺たちは今日ここで敗れる。そのことは受け入れよう……」 浪野のキーパー(だが、来年の夏は見ていろよ……もっと腕を上げて、次に会った時には完封してみせるぞ!) 歯噛みしつつ、キャプテンの決断を受け入れる浪野中。 その後、彼らは自陣でのパス回しに終始し、対する鳴紋中もあえてそれを止めに行かず、試合は終わった。 ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 実況「試合終了! 4−0で鳴紋の勝利です! 前半戦は思わぬ好守に攻めあぐねた鳴紋中ですが、後半だけで3得点! かつての王者は、いまだ健在です!」 観客「4−0か……」「小豆沢がいた頃より、得点は少ないな」「むしろ今日は、浪野が良く食い下がったんじゃね?」 「早瀬も途中で交代しちまったしな」「そうだよ、まだまだ鳴紋は強いぜ!」
[704]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/07(水) 20:12:53 ID:??? ―観客席― 金成「……ふんっ。実況も吹いてくれるじゃねえか。ま、決勝までの間、夢くらい見させておくか」 六波羅「歯ごたえを失くしたと思ったが、鳴紋もまだまだやれそうだな。……借りを返す時が楽しみだ」 ―控室― 浪野の5番「ううっ、みんな、せっかく良い試合をしたのに……俺が、俺が退場なんかになったりするから……!」 浪野の監督(それが無かったら、逆に早瀬がフルタイム出場して危険だった気もするが……) ―鳴紋ベンチ― 早瀬「終わったな」 やす子「なんとか、ね」 菱野「?」 フィールドでは、前後半60分強を戦い抜いた選手たちが、ようやく息を吐いていた。 大前「そ、そういえば、30分ハーフの試合をフルタイムで出るのは、これが初めてだった……お、思ったよりしんどい……」 今頃になって思い出したように沸いてきた疲労感に、大前の脚が震える。 そこに背後から肩を叩くものがいた。
[705]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/07(水) 20:14:42 ID:??? 瀬川「おいおい。そんなにバテてちゃ、カッコウがつかないぜ? 今日のヒーローさん」 大前「瀬川さん……」 長池「後半戦はお前の独壇場だったな。後半2ゴールに前半1アシスト。立派な戦績だ」 大前「長池さんまで……ま、まあ、守備やアシストをしてくれた皆さんのお陰ですよ」 瀬川「そうそう! 大前くんの1点目は、俺がアシストしたんだったんだ! 凄いぜ俺! 流石は勝利の女神に愛された男だ!」 大前「せ、瀬川さん! 俺の名前は――あれ?」 いつもの癖で、呼び間違いを訂正しかける大前。だが、 瀬川「合ってるだろ? 大前くん。今度は間違えなかったぜ!」 大前「は、はあ」 長池「チームメイトの名前は、普通間違えないものだろう……」 三人の会話は、やがて漫才の様相を呈し始める。 そこへ、豊原の声が掛った。 豊原「おいおい、そろそろ整列だぞ。最後までキッチリしないか」 瀬川「へいへい。まったく豊川はお固いんだから……」 豊原「俺の名前は豊原だ!」 やはり、男の名前は基本的に憶えられない瀬川だった。
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0ch BBS 2007-01-24