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【宿敵】小田Jr.の野望11【天敵】
[301]小田ジュニアの野望:2010/04/05(月) 21:21:29 ID:ECoq5ltI ブラウニー「…うるさい!お前に何がわかるんだよ!私はここで50年一人で守ってきたんだ!これからも 私が守るんだ!」 しかし、マリーの言葉はブラウニーの心の中を見通しすぎてしまったのか、やや黄色い肌をもつ ちびっ子は怒ったように叫ぶ。しかしその怒りこそマルローネの言葉が嘘偽りではない証拠であり、 ジュニアはそこではじめてブラウニーが危険な状態にあることに気づく。 小「…今の話本当なのか?だったらほら…俺の精神力いっぱい吸っていいぞ?」 特に今日は冒険をする為に来たわけではないため、ジュニアは自ら『表面の力』をがっつり与えようとするが… ブラウニー「……うるさいやい…。私はここで50…年生きてきたんだ。だから…この屋敷を守るのは 私なんだ…。今更それを…はいそうですかって、渡せないよ…」 彼女にとって、それはアイデンティティに関わる重要な事なのだろう。ジュニアの優しさすら 自分が惨めになるだけの言葉の羅列であった。 ぎゅ… 自分の力のなさを突きつけられたブラウニーをほんわかした暖かさが包む。それはブロンドの髪を持つ 美女の抱擁。マルローネが、少しでも安心できるようにとブラウニーを抱きしめたのだ。
[302]小田ジュニアの野望:2010/04/05(月) 21:22:29 ID:ECoq5ltI マリー「ごめんなさい。でも大丈夫。そういったもの全部含めて貴女を誘いに来たの。 あなたは誰かの助けで助かるんじゃない。自分のその力で助かるんだよ。哀れみとか、慰めじゃない」 小さな子を抱きしめたマリーの姿はほんの一瞬だけジュニアには聖母に見えた。 ブラウニー「…でも…それでも…」 その暖かさこそ、人という種族がいなくては存在が確立できないブラウニーのもっとも欲したものであり、 彼女はその暖かさを本能的に受け入れるてしまう。 マリー「大丈夫。貴女は貴女であり続ければいい。私はそれを尊重するわ」 変化を恐れたブラウニーへのその言葉は最後の一撃だった。 ブラウニーの選択→マリーの魅力11+(交渉術3)+(妖精の腕輪5)+!card !cardのスペースを抜いてコピペってください。 合計値が 23以上 この装飾品を貰って欲しいと言ってくる。 21.22 わかったと頷く。 20 条件があるといってくる。 となります。 ※妖精の腕輪の効力はマリーのジョブ、錬金術士によりアップしています。
[303]森崎名無しさん:2010/04/05(月) 21:24:07 ID:??? ブラウニーの選択→マリーの魅力11+(交渉術3)+(妖精の腕輪5)+ ハート8
[304]森崎名無しさん:2010/04/05(月) 21:24:24 ID:??? ブラウニーの選択→マリーの魅力11+(交渉術3)+(妖精の腕輪5)+ ダイヤ9
[305]森崎名無しさん:2010/04/05(月) 21:53:20 ID:??? マリーさんに虫食いの件相談するといいんじゃね?
[306]森崎名無しさん:2010/04/05(月) 21:57:03 ID:??? マリーかブラウニーか、どっちかが役に立ってくれるっぽいね。 やはり別世界からきているくさいマリーのほうか・・?
[307]小田ジュニアの野望:2010/04/05(月) 22:40:42 ID:ECoq5ltI >>305 はい。一人で倒そうとは思わないほうがいいと思いますよ。 >>306 そうですね。どうやって来たかは秘密…というより、どうして来たかを思い出せれば簡単だと思います。 ブラウニーの選択→マリーの魅力11+(交渉術3)+(妖精の腕輪5)+ハート8=27 23以上 この装飾品を貰って欲しいと言ってくる。 ブラウニーには既にこの甘美な誘惑に対抗する手段など持ちようがなかった。 ブラウニー「でも私は…この屋敷からは出られないんだ…」 いつの間にか口調が最初に出会った時のぶっきらぼうなものになっている彼女は少し悲しそうに答える。 マリー「大丈夫。それは私に任せてくれればいいよ」 マリーはそれくらい些細な障害にもならないとばかりに答えるが、ブラウニーは構わず言葉を続ける。
[308]小田ジュニアの野望:2010/04/05(月) 22:41:42 ID:ECoq5ltI ブラウニー「そうもいかないよ。だから、マリーに貰って欲しい物があるんだ」 ブラウニーはマリーの抱擁から逃れると、ジュニア達を引き連れある一室に通す。 それは2階の中央の扉を開けた先にある幾つかのゲストルームのうちの一室。鍵が掛かっていたようだが、 現在の管理人とも言うべきブラウニーの手に掛かれば、掛かっていないのも同じである。 ぴん! 綺麗な金属がはじける音と共に開け放れたところにはうっすらと埃を被ったテーブルとソファー、 それ以外にもクローゼットや化粧台など様々なものがある。 ブラウニー「マリーに貰って欲しい物はこれなんだけど…」 そういいながら指し示したものは一番最初に目線が行った一式の机と椅子。バロック調に作られたそれは 豪奢にして華やか、しかしどこか歪に秩序が失われているなんとも不思議なものだった。 小「これは?」 皆の代表として言葉をかけるジュニア。
[309]小田ジュニアの野望:2010/04/05(月) 22:43:39 ID:ECoq5ltI ブラウニー「私はもともと『これ』なんだ。いつの間にか意識が生まれて、『ああ、私は私なんだな』と 思ったときに、私として確立されたんだけど、私の大元は今でもこれなんだよ。だからこれが 他の場所に行けば私も移動する事が出来る」 春菜姫「うん。見事なまでの九十九神だもんね。…いやこの場合は憑喪神かな」 一人納得する春菜姫と、それに同意するティル。 小(…つまりティルが花の妖精であるように、ブラウニーはこの机の妖精なのか…なるほど、 人が作ったものの妖精だから、人に対して親和性が高いのか) 確かに接触が切れた妖精というものほど存在が儚いものはない。ずっと以前ティルがたった一日 何とも接触できなかっただけで死にそうになった事を思い出す。 小(…あれ?でもシュガーはなんともないような…ティルとあの樹の力を共有してるのかな?) もともとジュニアの知る妖精の中では圧倒的に力の小さな妖精なので、必要な力も少ないのかなと 無理やり納得させる。…そんな一人で妙な事を考えてるジュニアをよそに… マリー「でも、そうしたらこの屋敷は…いいの?」 少し心配そうに尋ねるマルローネ。
[310]小田ジュニアの野望:2010/04/05(月) 22:44:39 ID:ECoq5ltI ブラウニー「いいんだ。確かにこの屋敷には愛着あるけど、変化を恐れても仕方がないし…それに もうこのお屋敷に人が住まなくなってずいぶん経つし…新しい持ち主が新しく作り直しちゃうかも しれない。そうなる前にマリーに会えてよかったと思わなきゃね」 ブラウニーは寂しさを紛らわせるためなのだろう、殊更元気にそう答える。 マリー「…うん!わかった!それじゃこれからヨロシクねブラウニー!」 それを知ってか、あえてその事を口にせず握手を交わすマルローネ。 ブラウニー「うん。それから私の本当の名前はルネ。これからは種族名じゃなくてルネって呼んでね」 マリー「わかった。ルネ、これからよろしく!」 マリーにとっては思いもかけないお手伝いさんが、そしてブラウニー…否、ルネにとっては 命の恩人が生まれたのであった。 ぴこーん! ブラウニーことルネがマリーのアトリエの店員兼小間使い兼お手伝いさんになりました。 彼女はマリーのアトリエから出られない代わり、お手伝いをしてくれるのでマリーさんがじきじきに 素材収拾などの行動に出るようになりました。 〜〜〜
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0ch BBS 2007-01-24