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【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】
[289]森崎名無しさん:2010/04/08(木) 23:03:48 ID:6+gJFm5k C むしろ俺にさとりさんの生ソックス下さい
[290]森崎名無しさん:2010/04/08(木) 23:04:32 ID:GRYLwg2w B
[291]森崎名無しさん:2010/04/08(木) 23:17:06 ID:qxEVRYE6 B
[292]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/04/09(金) 00:23:22 ID:??? B さとりの無言の重圧に屈するわけではないが止めとこう 松山が、内心で葛藤する時間に比例して、冷え込んでいくさとりの三つの眼。 それは、灼熱地獄跡で焼け死ぬ可能性以前に、ここで凍死してしまうとの危惧すら絵空事に思えない程だ。 松山「(いやいや……まぁ。安全が保障されるにせよ、その類の手段に頼るのは人としてどうかと。 モラルは大切ということだうんうん)」 さとり「(はぁぁ〜〜〜〜……)」 固唾を飲んで松山の決定を待ってたさとりがその心を読んで……大きく安堵の息を吐く。 そのまま、こいしの持つルーズソックスから手を離して、脱力したようにぺたんと倉庫の床にへたり込んだ。 松山はその様子に慌てかけるが、先にこいしに、はっきり自分の口でその案に乗るのを固辞すると伝えた。 こいし「つまんないの。たまにはお姉ちゃん達のペット達にも思う存分暴れさせればいいのに」 松山「(なんていうか……物騒な思考だよなぁ。そもそもの善悪基準に囚われず、何も考えてないというか)」 こいし「ま〜いいや。とにかくこれ持っていけば? 確率は落ちるけど一匹は騙せるかもしれないよ」
[293]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/04/09(金) 00:24:25 ID:??? 有無を言わさず、松山の手にルーズソックスを持たせて、こいしは出かけてくるねと言って風のように出ていった。 さとりがやっと心の平静を取り戻して、老成漂わせる溜め息を零しながら立ち上がった。 さとり「ありがとうございます松山さん……ちょっと恩ができましたね」 松山「ああ、いや。……と、これどうしようか?」 ルーズソックスの扱いに困り訊くと、さとりは答えず、むすっと口を閉ざしてふるふると首を横に振った。 これ以上拘うのを厭うみたいに不満そうにしながらも、松山に一任するつもりのようだ。 ぷりぷりと、ほっぺたを膨らませて、さとりはツカツカと足早に倉庫の出口へ向かう。そうしながら。 さとり「全くもうっ……あの子の思いつきにはいっつも振り回されてばかりです」 松山「(なんていうか……漠然と思ってたけどさとりさんて保母さんみたいだよな……)」 三つの持込品を選んだ松山も、これ以上居ても仕方がないのでさとりの後を追う。 そのまま玄関から中庭へ出て……二人は、問題の、底へと続く穴の前に立った。 松山は魔法の法衣を着込み、左手に盾を持って、懸命に緊張を飲み込んで……さとりに続いて身を躍らせる。 松山「(焼け焦げそうな暑さなんて流石に体験したことないが……。 それを越えた先、一体何が待ってるんだろう?)」
[294]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/04/09(金) 00:25:38 ID:??? 先着で 灼熱地獄跡・第一日目 → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。 カードの数値が…… 6→放し飼いのキラータイガーが襲ってきた! 5→放し飼いのドラゴニットが襲ってきた! 4→放し飼いのほのおのせんしが襲ってきた! 3→襲われたりせず奥へ進めた! 2→放し飼いのひくいどりが襲ってきた! 1→放し飼いのドラゴンが襲ってきた! *連続で1を引いた場合、?Caution!!?に変化します。 *連続で6を引いた場合、○○○○タイガーに変化します。 *3回行動した時点で目的地に到着します。 今日はここまで。 実はさとりのイベントは全く別のを考えてたんですが、こいしも出てきたので丸々差し替えました。 お疲れ様でしたー。
[295]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/04/09(金) 00:26:38 ID:??? しまった。修正できてませんでした。 間に合うかな。こちらで。 灼熱地獄跡・第一日目 → !dice
[296]森崎名無しさん:2010/04/09(金) 00:27:06 ID:??? 灼熱地獄跡・第一日目 → 2
[297]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/04/09(金) 00:54:36 ID:??? おっと寝る前に追記 *さとりの評価値と好感度が上がりました おやすみなさいませー
[298]森崎名無しさん:2010/04/09(金) 00:59:05 ID:??? 乙でしたー
[299]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/04/09(金) 21:20:21 ID:??? >>298 乙感謝です。 灼熱地獄跡・第一日目 → 2 2→放し飼いのひくいどりが襲ってきた! さとり曰く、このルートでは火車が怨霊を管理してる階層より、更に下の灼熱地獄へ直接出るという。 シャンハイに支えられ、そんな灼熱地獄の上空を行く松山は、一時間後には息も絶え絶えとなっていた。 松山「(あづい……しぬいやこれ冗談ぬきでほんとやば……い……)」 さとり「(やっぱり厳しいみたいですね……ですがこの熱さはいつにも増して……?)」 松山は雪国出身でありながら、夏の猛暑で行われる大会でも弱音一つ吐かなかった。 だが下を見れば、見た限りでは際限なく炎が噴出し荒れ狂う焦土では、さすがの根性も焼け焦げつつあった。 火砕流や燃料気化爆弾など、あらん限りの高熱と結びつくイメージが、ぐったり煤けた松山の脳裏に連続して浮かぶ。 法衣やルビーの守護で、どうにか意識も失わずにいるもの、それが精一杯で呻き声しか出せない。 松山「(せ、聖なる水差し……手に入れておけばよかった……)」 ひたすら耐える松山の耳に、怪鳥の鳴き声が聴こえた。 赤色に黄色の羽毛はまるで火焔を纏ってるかのような一羽の鳥。 そこでルビーが一層輝き、熱さが軽減されて、松山は目前に迫る何かを認識できるようになる。 松山「あれ……は……」 さとり「私のペットですね。灼熱地獄に生息してるひくいどりです。真っ直ぐこちらに向かってきますね……」 松山「(……つうか長い間餓えてやっとの獲物に襲い掛かる目つきなんだけど……ここはどうするんだ?)」
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0ch BBS 2007-01-24