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【嫌われ者達の】キャプテン松山22【ララバイ】
[832]森崎名無しさん:2010/05/05(水) 16:20:26 ID:QU7QTuFE C
[833]749@今帰宅:2010/05/05(水) 22:05:32 ID:??? 遅くの更新乙です >>753-754 遅くなりましたが、どういたしまして〜 さあこれから各スレのGW更新分を読む作業だ…
[834]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/05(水) 23:57:48 ID:??? >>833 ありがとうございます! GW中は逆に殆ど更新できませんでした……試合前なのに面目ないです。 C 勇儀のマークについて考えよう。 松山「一番念頭に置かなきゃならないのは、やはり相手のエースをどう抑えるか……基本だな」 こいし「ふんふん♪ ……聞いてる聞いてる」 晩飯前でも別腹と言いたげに、焼き菓子の入った袋の紐緒を指先で弾くこいし。 松山「……続けるぞ。 勇儀さんのマークについて」 こいし「そりゃ自由に暴れさせたら、前のお姉ちゃんの試合の時みたく大量失点だからね。 だけど私が抑えて、あなたが点取りでいんじゃないの?」 松山は慎重に構えて、頭を振った。 さとりのアドバイスで、不利になろうと軌道修正すべきか、頭を悩ませてる問題だ。 松山「あぁ、いっこ聞いておかなきゃ。勇儀さんてどういう選手だ?」 こいし「ん? 調べてないの? (リサーチ甘いね) どんなと聞かれても、竹を割ったみたいなストライカー、かな。 強引だけど直線的で力強いドリブル突破に、これまた剛直なシュート。 他のことは得意じゃないというか、知らんてな感じだけど、競り合うとか守備参加も強いだろうね」 松山「(プレイスタイルは必ずしも見たままの雰囲気じゃないけど、勇儀さんに関しちゃ推量通りか)」 ボールを持つ持たないに限らず粘着マークの姿勢か、組織力でパスを届かせぬよう努めるか…… 残るキックオフシュートだが、松山は効果的なブロック術も学んだ。人数差があれば易々とは通さない筈。 松山「(さて……?)」
[835]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/06(木) 00:00:36 ID:??? どうしますか? A 浅い位置からでも集中マーク(*勇儀をマンマークさせる選手を併記してください・ハーフタイムで変更可能) B 固定のマークはつけず、攻め上がってきた勇儀にボールを渡さぬよう意識を徹底させる C いっそマークはつけず、消耗を早めるのはどうか? D その他 *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 今日も……恐らくここまで。 短めの更新続いちゃってごめんなさい。 お疲れ様でした。
[836]森崎名無しさん:2010/05/06(木) 00:27:58 ID:mcKtbHfM Aこいし
[837]森崎名無しさん:2010/05/06(木) 02:12:48 ID:MRxpeKG2 Aこいし お疲れ様です あんまり無理はしないでまったり進めていけば良いと思いますよ
[838]森崎名無しさん:2010/05/06(木) 14:33:52 ID:LVYQm8/s Aこいし
[839]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/07(金) 08:18:09 ID:??? Aこいし 松山は、勇儀の相手はやはりこいしに任せることに決めた。 鬼の双方を一人で相手するのは、チームメイトを信頼してないことにもなるし、過度の負担で後半まで保つか怪しい こいしはその判断を受け入れて、嬉々として快諾した。 こいし「中盤でルックアップしたり攻め方考えるMFや、ボール受けようとするFWに不意打ちは得意分野だもん」 松山「こいしちゃんと試合する時は、常に気を張ってないとボールをあっさり奪われかねないわけか」 こいしの高い守備力や、せりあい強さは、それが反映されてるのだと松山は気が付いた。 ボールを奪うのに、わざと体勢を崩したりフェイントをかけたりしなくても、全てのプレーが死角からになるのだ。 常に奇襲に備えてドリブルやキープをする精神状態を思って、松山はこいしが敵でなくてよかったと安堵した。 松山「まぁ、そういうわけで当初通り勇儀さんのマークを頼む。……無駄に時間を使わせちゃったか?」 こいし「無駄なことないよ。面と向かってマークしろって言われたからには、張り切ってやりますよ〜。 第一、お姉ちゃんやられた借りはきちんと返済しなくちゃね」 こいしが笑みを濃くして言った。 日頃そんな態度を見せないこいしの口から、意外にも姉を気遣う言葉が出て、松山は目を瞬かせた。 が、それについてで何かを口走る前に……。 松山「っ! いない……用件は終わったってことか。唐突な子だな、ほんと……」 *こいしの【スーパーエゴ】発動が、ハート7以上・スペード・クラブ時に変化しました。
[840]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/07(金) 08:20:09 ID:??? こいしと試合前夜最後のミーティングを終えて、松山が寝床で体を休めた頃。 当事者の片割れである萃香は、ひたすら、淡々と、酒を手酌で嚥下し続けていた。 萃香「いよいよ明日……どんな形に転ぶにせよ、勇儀の奴はどう出るのやら」 呼び招いた勇儀について吐露しながらも、それ自体は祭後の些事と捉えていた。 少し前に、さとりが部屋の様子を見にやって来て、古明地ばったり事件を起こしたりもしたが、それも些事だろう。 萃香は馴染んだ酒の味で、衝動と感情を押さえつけてるようだった。 萃香「ぷはぁ……松山光、か……」 旧友の勇儀に、松山への肩入れを不思議がられた時に、萃香は大きな理由の一つを故意に飲み込んだ。 久しぶりに訪ねた時の、松山の顔に刻まれてた苦衷。 その胸の裡を素直に明かしてくれたのは嬉しかったが……。 松山『……この神社の信仰を集めるためだ』 萃香『そう? 違うね……それは嘘をついてる』 追想が、鮮明に脳裏を過ぎった。 萃香「全部じゃないだろうけど、あいつが苦難続きの道を選んだ一因は確かに私にあるんだ……」 だから、萃香はそれまでより一歩踏み入れて手助けを行うようになった。 それでも、負い目や引け目だけで、この先も続けてくわけにはいかない。 萃香「運も人も神様も妖も天も……幻想郷の殆どが味方しなくとも。 折れず挫けず道をここまで歩いてきたあんたには敬意を払うよ。 だけど鬼が許せるのは強い者だけ。 この先へ進みたいなら、私が守る正門こじ開けてみなよ。ね、光……」
[841]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/07(金) 08:22:09 ID:??? 【地霊殿・七月二十四日・早朝】〜月曜日〜 この日を迎えて……松山は目覚めたときから血圧も高く、目覚めてすぐでも体を動かしたい衝動が身を包んでいた。 なもので、支度が整うのも早い。 ウェアやスパイクも昨晩、倉庫の壷から出しておいてあった。 試合場所は旧都の賭けサッカー場。 開始時刻は午後三時。 こいし含めて、メンバーとは控え室で顔合わせが決まってることもあり、松山は部屋で先ず用意された朝食を摂る。 そうして後、まだ向かうには気の早い時間だが、逸る松山はバッグを提げて出立を決めた。 松山「シャンハイ、準備はいいか?」 シャンハイ「いつでもいけますっ!」 地霊殿での自由、高空を飛んでも攻撃はされないようさとりから命は出ている。 それ以前に、松山のことは警護のゾンビフェアリーたちにも知れ渡ってるのか、歓声や励ましさえあった。 久しぶりの旧都に到着する。 賭けサッカー場が見えてきた。 松山「あれ……あんな立派な建物だったか?」 旧都中心部の賭けサッカー場は、前目にした時より大きく立派になっていて、松山は目を疑い擦った。 地底の旧都住人全て収容できそうなスケールの……あれは最早スタジアムだ。 幸い、受付の建物の場所は変わっておらず、松山がそこに入ると、さとりから話が通ってる様で入場の許可が下りた 松山「い、いつの間にこんな……改修ってレベルじゃないぞ!? お、落ち着くんだ松山! 何かして落ち着くんだ……!」
[842]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/05/07(金) 08:23:16 ID:??? 行動を選択してください A スタジアムの中を歩いてみる B 松山チーム控え室に行く C 萃香チーム控え室に行く D 二階もある観客席をぐるり散歩しよう E 賭けに参加するしかない! F シャンハイとお喋りしよう G 素数を数えて気を静める H その他 したい行動を併記してください *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 >>837 あったかいお言葉に感謝感涙……! 昨夜はとうとう更新間に合わずで……申し訳ありません。 出かけてきます。続きは後ほど。
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