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【さとりのトラウマ】幻想のポイズン31【反町一樹】
[407]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/04/08(木) 21:53:00 ID:??? ＞リグル→ ハートA 地上の彗星 69 +(カードの数値)=70 ＞ゾンビ妖精③→ ダイヤ10 ブロック 46 +(カードの数値)=56 ＞ゾンビ妖精④→ クラブK ブロック 46 +(カードの数値)=59 ＞ゾンビ妖精⑤→ クラブ4 ブロック 46 +(カードの数値)=50 ＞さとり→ クラブA パンチング 63 +(カードの数値)=64 ＞≧２→シュート成功！ ボールは地霊アンダーグラウンドゴールに突き刺さる ================================================================================= リグル＝ナイトバグ。 かつては蟲姫様という弱小チームを率いていた、弱小ＦＷ。 ダイレクトシュートと競り合いにはそれなりに強いが、それ以外に見るものは無く。 当然のように強豪相手には歯が立たない程度の選手でしかなかった。 リグル（でも、今は違う……！） 反町に勧誘を受け、オータムスカイズに加入し、エースストライカーだと自分自身を思い込み……。 反町に認めてもらう事を嬉しく思いながら、ここまで戦ってきたリグル。 挫折を味わい、苦悩した後に達した極地は――。 やはりそれでもエースストライカーになりたいという、自身の拘りであり意地。 オータムスカイズを、一つのチームを引っ張れるだけの実力を持ち。 自分の力でオータムスカイズを勝利に導けるような存在になる事こそが彼女の目標だったのだ。 リグル（それから私は頑張ったんだ！ 頑張ったんだ！ 頑張ったんだっ！！ ゴールが奪えない筈が無いんだッ！！） リグルにとって、レミリアや魔理沙という幻想郷トップを行くＦＷたちは雲の上の存在でしかなかった。 しかし、エースストライカーを名乗る上では彼女達にも負けてはならない。 まだまだ発展途上、実力は大きく劣るリグル。 それでも、気持ちの上では決して彼女達にも負けていなかった。
[408]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/04/08(木) 21:54:08 ID:??? 挫折から復活をして、気持ちを新たに努力に勤しんだ時間は短い。 それこそ、反町がこの幻想郷に来た当初から積んでいた修練に比べれば比較にならない程である。 だが、それでもその中で彼女はしっかりと成果を出した。 自身の苦手としていたグラウンダーでのシュートを――見事に会得してみせたのである。 リグル「くらえっ……！ これが私の、地上の彗星だァァァァッ！！」 シュパッ！ ズアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ！！ さとり「！？ っ……速い！？」 短い振り足から、軽やかな音を立てて打たれたリグルのシュート。 そこにリグルキックのような破壊力は込められてこそいないが……。 ボールは流れるようにして芝の上を滑空し、ゴールの右隅へと向かう。 緊張をしていたのか、それともまだ完全に身につけていないのか。 リグルのシュートは彼女にとっての全力のそれより幾分か威力が弱かったのだが……。 その速度はさとりが予想していたよりも……否、このフィールドにいる誰しもが予想していたよりも。 ずっと速く、ずっと低い弾道で飛んでゆく。 ゾンビ妖精たちが反応すら出来ないまま、ボールはゾンビ妖精たちの足元を抜けてゆき……。 さとり（こんなっ……！？ こんな事がっ……！？） リグル（入れっ！ 入って！） 懸命に飛ぶさとりに、祈るような思いでゴールへと突き進むボールを見守るリグル。 誰しもが固唾を飲んで見守る中……横っ飛びになってセービングにいったさとりの指先はボールを捉える事が出来ず……。 パサッ……！ ピピィーッ！！ 前半１６分。この試合、初めての得点を告げるホイッスルがフィールドにこだまするのだった。 オータムスカイズ１－０地霊アンダーグラウンド
[409]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/04/08(木) 21:55:13 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ！！ ジョン「ゴォォォォォォールッ！！ こっ、これはっ……これはっ！？ な、なんという事でしょうっ！？ リグル選手、地上スレスレを滑空する驚異的なミドルシュートを放ち！ さとり選手、今一歩及ばずッ！ ボールはゴールネットに華麗な音を立てて吸い込まれたァァァッ！！ 先取点はオータムスカイズッ！ 得点はリグル選手ですッ！！」 観客「うおおおおおおおっ！？ すげぇ！？ リグルがさとり様からまたゴール奪いやがった！？」 「しかも何だか凄いシュートだったぞ！？」「派手じゃねぇけど、なんか普通のシュートっぽくなかったな！」 リグル「見たかァァァァーッ！！ 私がオータムスカイズのエース、リグル＝ナイトバグだァッ！！」 ありえないと思っていたリグルのグラウンダーでのシュートを見て。 観客席、そして実況席は興奮したように口を開き……。 それぞれがそれぞれの言葉でリグルに向けて賞賛と祝福の声を投げかける。 一方でリグルはこちらも興奮したように辺りを跳ね回りながら観客席に手を大きく振って大声で張り叫ぶ。 そして、そのまま戻ってくるとパスを出したメディスンに猛烈な勢いで抱きつき……。 目を白黒させるメディスンから離れると、今度は幽香の胸へと飛びつき何か弾力のあるものに跳ね返され地面に転ぶ。 そこまでして、リグルはようやく反町へと向き直ると反町の下へと駆け寄り諸手を上げてハイタッチを要求してきたのだが……。 リグル「やったよー、反町！ 先取点だー！！」 反町（よし……！ ちょっと危なっかしかったけど、点が取れた！ これで向こうもリグルを警戒するだろうし……そうなると幽香さんや俺に対するマークも弱まるかも。 それを考えると、この１点は数字以上に大きな１点だ！ さて、リグルにはどう答えようか……）
[410]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/04/08(木) 21:56:13 ID:??? Ａ．「信じてたぞ、ナイスシュート！」 大声で祝福をする Ｂ．「よくやった、価値ある１点だ！」 この得点の価値を説明し褒める Ｃ．「この調子でどんどん撃って行くぞ！」 ガンガン点を取ろうと鼓舞する Ｄ．「さとりさんが不調で助かったな」 ミスを茶化しながら笑う Ｅ．「よし、次は俺の番だな！」 今度は俺が頑張らなければなとアピールする Ｆ．その他 自由投票枠 先に３票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[411]森崎名無しさん：2010/04/08(木) 21:56:59 ID:53KBJPfc Ａ
[412]森崎名無しさん：2010/04/08(木) 21:57:11 ID:59knSnyc Ａ
[413]森崎名無しさん：2010/04/08(木) 21:57:28 ID:jlJSBxoM A
[414]森崎名無しさん：2010/04/08(木) 21:57:36 ID:GRYLwg2w A
[415]キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI ：2010/04/08(木) 21:57:56 ID:MiBdXiio Ａ
[416]森崎名無しさん：2010/04/08(木) 21:59:17 ID:??? なんなんだこの早さはｗｗ
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0ch BBS 2007-01-24