※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【覚醒祭】キャプテンEDIT4【開催!?】
[412]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/16(金) 00:20:27 ID:sD2A+4X2 >>411 そうですね……覚醒祭りのお陰で、相当強くなっていますしね ★長池の特訓は何をする?→ ハートK =★ ハート → 「パスだ。サッカーの基本中の基本だし、ゲームメイクには必須の能力だ」 ------------------------------------------------------------------------------- 長池「……試合で相棒とのワンツーを止められたこともあるしな。パスを鍛えよう。 チームの完全なる調和に、最も必要な技術でもある。よし、やるぜ……」 そう思い立ち、長池が向かったのは近所の工事現場である。 この時間帯には作業員が帰宅し、辺りはすっかり静まり返っている。 長池「目当てのものは……よし、あったぞ」 長池の目的は、こうした現場には付き物の大量の三角コーン。それをパスの目標に見立て、練習に使おうというのだった。 長池「……ハアッ!!」 コーンに向けて、無心にボールを蹴り始める長池。その特訓の成果は―― 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★練習の成果→ !card=★ カードの数字で結果が分岐します K→パスが+3。必殺パス習得! 10〜Q→パス+2!必殺パスフラグ習得! 6〜9→パス+1 5以下→成果無し…… JOKER→パスが+5。強力な必殺パス習得!
[413]森崎名無しさん:2010/04/16(金) 00:21:04 ID:??? ★練習の成果→ スペード2 =★
[414]森崎名無しさん:2010/04/16(金) 00:21:14 ID:??? ★練習の成果→ スペードJ =★
[415]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/16(金) 00:39:29 ID:??? ★練習の成果→ スペード2 =★ 5以下→成果無し…… ----------------------------------------------------------------------------- 工事現場のおっちゃん「こりゃあ! 学生がこんなところに忍び込んで、なにをやっておる!」 長池「なにィ!?」 突如響いた怒声に、驚いて振り返る長池。その顔に、眩しい光が当てられる。 長池「懐中電灯か……今の俺には眩しすぎる……!」 工事現場のおっちゃん「なぁにを訳のわからんことを言っとるんだ! ほれ! 交番に突き出すから大人しく――」 長池「くっ……どけっ!」 身元に繋がりかねないサッカーボールを抱え、脱兎の勢いで逃げ出す。そのスピードは、とても常人に追いつけるものではなかった。 工事現場のおっちゃん「待てェ! 待たんかァ!」 長池(覚えたばかりの高速ドリブルが、こんな役に立ち方をするなんてな。それにしても、パスの練習さえ満足にできないのか。 どぉせ俺なんか……) ブツブツと呟きながら、夜の闇に消える長池。 ……余談だが、この後、夜の街を疾走しながら、 「どぉせ俺なんか……」「お前も地獄を味わえ……」 と呟く妖怪、通称・地獄男の噂が街を駆け巡ることになる。 そのブツブツとした呟きを耳元で聞いたが最後、地獄の底に引きずり込まれるといわれ、噂を聞いた付近の小学生をパニックに陥れたという。 が、それは鳴紋中サッカー部の戦いには、何の関係もないこと……のはずである。 ※ 長池のパス練習は成果がありませんでした ※
[416]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/16(金) 00:42:17 ID:??? 長池が何の成果も得られなかった所で、今回はここまでです 練習内容選択でKを出したあたりで、力尽きてしまったのでしょうかw 大前も特訓の成果が無かったことですし、やはり二人は地獄の兄弟になる運命ですかね? 次回は秋季地区大会の、決勝戦が始まるところまで行くと思います ……清栄学園は氷潤みたいにヘタレないといいなァ では、今回も遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました
[417]森崎名無しさん:2010/04/16(金) 07:20:54 ID:??? 個人的には監督がクビになると哀しいので大いにヘタれて欲しい
[418]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/16(金) 21:49:49 ID:??? >>417 負けたら困る、楽勝過ぎても困る、作者としてはこれは一種のジレンマですね ------------------------------------------------------------------- そして夜が明け、決勝戦当日の朝が来た。 菱野「……はふぅ。昨晩は何だか興奮して、寝付けませんでしたわ。まあ、今日は早起きの必要があったので、いいんですけれども。 それにしても早く会場に着き過ぎたのでしょうか? 皆さんの姿がありませんわね……」 会場となる競技場を、一人歩く菱野。その足は自然と、今日鳴紋中が使う控え室の方に向いていた。 菱野「皆さんが気持ちよく決勝戦の大舞台を戦えるよう、前もって環境を整えておきませんとね。……あら?」 控え室の扉の前で、菱野は足を止める。 ……中から話し声が聞こえたのだった? 菱野(私が一番乗りだと思っていましたけれど、上には上がいますわね。どなたでしょうか?) 思わず、そのまま耳をそばだててしまう。 やす子「――それで、わざわざ試合の前に何のご用でしょうか?」 菱野(監督? ……どなたとお話しているのかしら) 偉そうな男の声「いやあ、我々も今日の試合が心配でしてねえ。こうして檄を入れに来たワケなのですよ」 偉そうな女性の声「何しろ、今日が、貴女が鳴紋で采配を振るう最後の日かもしれないですしね」 菱野「――え?」 ドアの向こうから聞こえてきた聞きなれない声に、菱野は思わず身を固くした。
[419]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/16(金) 21:50:52 ID:??? 偉そうな女性の声「しかし、不安でなりませんわねえ。主力選手の内、早瀬くんと瀬川くんの二人は負傷。 対する清栄は怪我人無しの上、ここまで圧倒的大差で大会を勝ち進んできています。 飯地さんも、ご自身の進退が懸かった試合がこれでは不安で堪らないのではないですか?」 やす子「いえいえ。私は選手を信じておりますので、不安はありませんね」 偉そうな男の声「はははっ、これは若い人らしい豪気なご意見だ。しかし、私の様に年を重ねるとそうも思えなくなるものでしてね。 監督と選手の技量を疑うわけではありませんが、心配でならないのですよ。 夏の県大会に続き、鳴紋が清栄に敗れるのでは? とね……」 偉そうな女性の声「もし、そのような事態になった時は……約定どおり、監督の座から退いて頂きます。 そのことについては、お覚悟されていますね?」 やす子「ええ。これだけのチームを率いておいて、県内レベルの大会で勝てないようなら、致し方ありませんね」 偉そうな男の声「はははっ。それならよろしい。では、試合の後にまたお会いしましょう」 偉そうな女性の声「まったく、相も変わらずのらくらと……この後もそんな態度でいられるかどうかが見物ですね」 菱野(! ……こっちに来る!) 慌ててドアから身を離し、廊下の角に隠れる菱野。間一髪、菱野が身を隠した直後に控え室のドアが開いた。 偉そうな男「やれやれだ。ああも暖簾に腕押しでは、檄の入れ甲斐がありませんなぁ」 偉そうな女性「ああいうのは厚顔無恥というものです。まったく、最近の若い女性は……」
[420]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/16(金) 21:51:55 ID:??? 控え室から出てきた、壮年の男と中年の女性。その顔には菱野も見覚えがあった。 菱野(あ、あれは確か、教育委員長とPTA会長。お二人とも、相当運動部の成績にご執心と聞きましたが……。 も、もしかして、今日負けたら本当に、飯地監督を解任なさるおつもりですの!?) それを理解した途端、背筋が冷たくなる。 ……これまで共に鳴紋サッカー部で過ごしてきた飯地監督。 菱野にとっては、一からサッカーの知識を教えてくれた師の様な人物でもあり、何くれと相談に乗ってくれる姉の様な存在でもあった。 よく困ったことを言い出したり、ふざけの度合いが過ぎることもあったが、そのお陰で年の離れた友人の様にも思っていた。 そんな彼女が、いなくなってしまうかもしれない。 菱野「そ、そんなことって……」 ふらりとよろめいて、壁から身を離す菱野。そのままフラフラと控え室から離れていく。 今知ったことから受けた衝撃は、菱野にとっては余りに強過ぎた。 とてもではないが、このまま控え室に入って飯地と二人きりになれる気持ちではない。 心乱されたまま渦中の人物と向き合えるほど、菱野は強くなかった。
[421]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/16(金) 21:53:08 ID:??? 〜会場の外〜 大前「……うぅん、早く着き過ぎちゃったかな。なんか余り人気が無いな」 比良山「そのようだな。しかしこんな日に、時間まで家で寛いでいるというのも性に合わん。 早く戦いたくてしょうがないよ」 大前「お? 比良山も燃えてるな? その辺りは俺も同感――」 比良山と並んで歩き会場入りしていた大前。 そこに蒼い顔をした菱野が通りがかった。 大前「――菱野さんじゃないか。随分早いな。俺たちが一番乗りだと思ってたんだけど」 菱野「……大前、さん?」 大前の声に顔を上げた菱野は、元より白い肌から更に血の気が失せて、すっかり蒼白になっていた。 比良山「む? 顔色が悪いな。……体調が良くないのか?」 大前「だ、大丈夫か!?」 思わず駆け寄ると、
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24