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【覚醒祭】キャプテンEDIT4【開催!?】
[615]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/18(日) 18:46:07 ID:??? 実況「ご、ご、ゴ〜〜〜〜〜〜〜ルっ!! なんということでしょう! たった一発のヘディングで、清栄守備陣が壊滅! 五人! 五人です! この一撃で、吹き飛ばされたのは五人なのです! これは本当にサッカーの試合で起こる出来ごとなのか!? 大前くんの強烈なヘディング――彼曰く『クリアボム』が堅守を誇る清栄を薙ぎ払い、値千金の先取点を決めましたァ!」 ※ 『五人吹っ飛びゴール』という常識外れのプレイを決めたため、幻想ポイントが1上がりました。 ※ ワァアアアアアアア…………!! 観客「す、すげえ! なんて言っていいか分からないけど、すげえ!」「あ、あんな技を隠してたのかよ、大前ってヤツ!」 「ふ、ふざけんな! 人を吹っ飛ばすなんて反則だろ!?」「何言ってやがる! 相手には指一本触れてねえぜ!」 鳴紋ファンの喝采と、清栄サポーターの怒号。 渦巻くような歓声の中で、大前は拳を握りしめる。 大前「……やった。決まった……! 決めたぞ、先取点っ!!」 比良山「ああ、お前が見事に決めたんだ!」 瀬川「ヒャッホォ! すげえシュートだ! ここまでのモンとは思わなかったぜ!」 早瀬「まったく、たまげた野郎だよ。お前は……なにはともあれ、よくやったァ!!」 大前「みんな……!」 チームメイトからの祝福に、思わず涙ぐんでしまう。 早瀬「泣いて喜ぶには、まだ早いぜ。これから向こうの反撃だ。これをキッチリ凌いで――また追加点だ! 頼んだぜ!」 大前「……はい゛っ!」 早瀬に肩を叩かれ、涙声のまま返事を返す大前。
[616]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/18(日) 18:47:08 ID:??? 本多「……いつの間にあんな必殺技を身に付けていたのやら。ともあれ、価値のある働きをしてくれたな」 豊原「これほどまでの逸材とは、思うだにしなかったよ」 篠田(俺がFWから外されたのも、なるべくしてなったこと、という訳か……くっ) 輝林「……彼が味方で良かった」 本条(バケモノめ。あんなお化けみたいなヘディングをぶちこまれた向こうのキーパーが哀れだぜ……) 守備陣も、称賛と畏怖を禁じえないようであった。 国岡「な、な、な、なんだよありゃあ!? なんで大前があんな大技を撃てるんだよ!? 監督っ! 鍛え方を贔屓してたんじゃないのか!?」 やす子「う〜ん、残念だけど、あれは大前くんの自前ね。私も機会があればやりたいなあ、必殺技伝授……」 渡会(もしかして、全国大会に行ったら毎試合あんなのが飛んでくるのかなー。……フィールダー転向、考えておこうかなー) 末松(……いつの間にか、FWとしてすっごく差をつけられちゃったな〜。春には俺の方がシュート力あったはずなのにな〜) 落田「……ま、まあ、大前もやるじゃん! 俺の真の実力ほどじゃあないがな!」 国岡・渡会・末松「「「それはない」」」 落田「なにィ!?」 ベンチでは、いつもの面子が漫才じみたやり取りを繰り広げる。
[617]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/18(日) 18:48:20 ID:??? そして菱野は、 菱野(大前さん……いつの間にか、すっごく強くなってたんですね。 長池さんが退場して、10人になって、私、諦めそうになってましたけど……やっぱり、大前さんは違いました。 周りの人より下手だった時も、チームのみんなからそっぽを向かれた時も、立ち直って努力し続けてこられたんですもの。 ……そして、今日、今この時も――) ぽろりと、涙が一粒零れた。 先程の黒い感情の余りに流したものとは違う、透き通った喜びの涙だった。 やす子「ね? 良い所に戻ってこれたでしょ?」 にんまりと笑う飯地。それに菱野が返すのは勿論、 菱野「――はいっ!」 心からの笑顔なのであった。 ※ 苦境の中で先取点を奪ったので、対立派閥以外、全員の好感度が上がりました ※ ※ 祈りが通じて不安を吹き飛ばしたため、菱野の好感度が凄く上がりました ※
[618]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/18(日) 18:49:26 ID:HYerffyg 〜控え室〜 長池「……やっぱり、お前は最高だ」 遠く隔たった控え室にも実況と場内の歓声は届いていた。 大前の活躍を知った長池の胸に、様々な感情が渦巻く。 チームが負けないかもしれないという期待と安堵。途中退場した自分の惨めさ。大前の活躍への誇らしさと羨ましさ。 ……そして、もう一度彼とフィールドに並び立ちたいという渇望。 長池「俺も、もっと自分を鍛え直さなきゃな。今度はお前からも、最高の相棒と呼ばれるためにも……」 膝を抱えた手に力が籠る。 もう一度、光を。その決意が、長池の目に灯っていた。 ※ 長池に???フラグが立ちました ※ 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★その頃雪村は→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ・ハート → 「すごいや、大前君……」 素直に喜んでいた! スペード・クラブ → 「何で……何で大前君がここまで――」 ジェラシーボンバー! 嫉妬していた! JOKER → 「YOS! YOS!」 Y=やっぱり、O=大前君は、S=すごいなあ 何か喜びを通り越していた!
[619]森崎名無しさん:2010/04/18(日) 18:53:28 ID:??? ★その頃雪村は→ ダイヤ8 =★
[620]森崎名無しさん:2010/04/18(日) 18:54:04 ID:??? 正直ジェラシーボンバーすると思ってたww
[621]森崎名無しさん:2010/04/18(日) 18:55:29 ID:??? ジェラシーボンバーw
[622]森崎名無しさん:2010/04/18(日) 18:59:04 ID:??? ようやく雪村から歩み寄ってくれたか
[623]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/18(日) 19:25:17 ID:??? ★その頃雪村は→ ダイヤ8 =★ ダイヤ・ハート → 「すごいや、大前君……」 素直に喜んでいた! ------------------------------------------------------------------ 雪村「すごいや、大前君……」 劇的な先制弾は、大前との反目が続く雪村をして唸らざるを得なかった。 雪村(初めて会った時、君は小豆沢さんや早瀬さんのプレイに圧倒されっぱなしでいたのに、今はもうこんなに強くなっている。 ……やっぱり、彼はサッカーが好きで、その為に努力を惜しまない人だった。あの時の僕が、間違っていたんだ) 練習試合の日、焦って身勝手なプレイに走った彼を、『サッカーではなくサッカーが強い自分が好きなのでは』と非難した雪村。 だが、幾度となく苦境に落ちても変わらずに努力を続けた成果――この必殺ヘッドでのゴールを見て、それを悔いる。 雪村(ごめん、大前君……) 祝福に沸くチームの中、雪村は喜びと等量の後悔を、胸の中で持て余していた。 ※ 雪村の好感度が上がりました。雪村の大前への感情が『雪村→(絶交・負い目)→大前』に変化しました ※ ※ 二人の不仲ペナが発生しなくなりました ※
[624]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/18(日) 19:26:29 ID:??? 柿原「すごいな……まさか、あんな大技を身に付けていたとは……」 無辺山「これで、この試合にも勝ち目が見えてきたな!」 観客席で試合を観戦する3年生たちも、この一撃に沸き返る。 小豆沢「ああ。あの一撃は会心の出来だ。……それに、大前だけじゃない。早瀬も雪村も瀬川も、みんな飛躍的に強くなっている。 未練だな……僕はもう1年遅く生まれたかったよ」 柿原「小豆沢……」 全国に通じるチームになりつつある今の鳴紋中。それを見届ける小豆沢は、未だくすぶる全国への夢を感じていた。 無辺山「そうしょげ返るなって! 高校生になったら、またアイツらと同じチームで全国を――って、スマン……」 柿原「お前は、高校からは東京に戻るんだっけな……」 小豆沢「ああ……南武大付属に入ることになると思う。ふふっ、けど無辺山の言う通り、しょげてばっかりもいられないね。 再来年には、全国で早瀬たちを迎え撃たないといけないし、東京には東邦学園というライバルもあるしね」 微笑みながら、フィールドに視線を移す。 小豆沢「でも、清栄もこのまま引き下がるほど弱くはない。この反撃を防げるかどうかが、勝負の分水嶺になる――」 彼が見つめるのは、自分と同タイプの敵エース・金成。 夏に戦った実感では、このままワンマンプレイにこだわって敗北を甘受するほどの小物とは思えなかった。
[625]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/04/18(日) 19:28:00 ID:HYerffyg 金成(あの野郎……野郎野郎野郎っ!) ギリリと奥歯を噛みしめ、口の中で呪詛の言葉を吐き続ける金成。 金成(大前めェ……なんであんな野郎に、アレだけの技が使えるんだ!? そして何故、俺はいまだにシュートチャンスすら与えられないんだ!?) 比良山に突破を阻まれ、雪村にマリーシアを破られ、瀬川にまたボールを奪われる。 この試合、金成の単独突破は、一度も成功の目を見ていなかった。 金成(くそっ……どうして俺がこんなところで手こずらなきゃいけないんだ! 俺は来年の全国で大空翼を倒し、あの森崎有三を地に這い蹲らせなきゃならないんだよ! こんな地方の大会なんかで、手間取っていていい訳が無い!!) だが、現実に清栄は、退場で一人少ない鳴紋に先取点を許し、追い詰められている。 金成(忌々しいが、早瀬の野郎の言う通りだ……このチームで全国へという意識があるのは俺とごく少数のみ。 フィールダーのレベルの違いは明らかだ。くそったれ、こんな時にもう少し頼みがいのあるチームメイトさえいれば――) 屈辱を味わいながらも、同点、更には逆転へと向けて、頭脳を回転させる金成。 彼の出した答えは―― 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★一人じゃ無理ですよねー → !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ・ハート・スペード → (フォーメーションを変えて、チームプレイで行くしかない!) 人数差を活かしに行く! クラブ → (認めるもんか! 俺は最強なんだ!) 小豆沢さん、コイツ小物でしたよ? クラブのA・JOKER → (……そういえば、鳴紋には一人、カード持ちがいたっけな。けけけっ……) げーっ! イエロー持ちの本多に目を付けた!?
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0ch BBS 2007-01-24