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【覚醒祭】キャプテンEDIT4【開催！？】
[727]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/04/19(月) 19:06:12 ID:??? ★最近はむしろ、本多の方がデレてきている→ クラブ9 =★ スペード・クラブ → 自分のプレイに触れられずに拗ねた！ ------------------------------------------------------------------------- 雪村（何だよ……速攻の起点になった僕には触れてくれないの？） 仲間たちと盛り上がっている大前を、恨めしげに見る雪村。 徐々にわだかまりが解けつつあっただけに、大前のこの対応に不満を感じてしまうのだった。 本多「ん？ どうかしたのか、雪村？」 雪村「……なんでもないよ」 物問いたげな本多にも無愛想な返事を返し、雪村は守備位置に戻る。 本多（……気持ちは分からなくもないが、向こうが歩み寄った分だけお前からのアプローチも必要なのではないか？ 雪村……） 解消と悪化の狭間を揺れ動いている二人の不和に、不安を禁じえない本多なのであった。 … … … 一方、清栄陣営は、 清栄の11番「金成ィ！ 何やってるんだよテメエは！？」 金成「……あァん！？」 11番の怒声に、負けじと凶悪な剣幕で切り返す金成。
[728]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/04/19(月) 19:07:15 ID:??? 清栄の11番「先取点も追加点も、全部が全部テメエのミスから来てるじゃねえか！ 突破にしくじった挙句、大前に決められた先取点はまだいい。 だが、追加点のきっかけになったＦＫはなんだ！ テメエのくだらねえファールが原因じゃねえか！」 清栄キャプテン「お、おい、よせっ！ こんなところで内輪もめは――」 清栄の11番「いいや、よさない！ 言わせてもらうね！ 俺たちはこれまで、コイツの力を当てにして勝ってきた。 だが、この決勝戦に限っちゃ、こいつのスタンドプレイのせいで負けそうになっている。違うか！？」 清栄の17番「うっ――（た、確かにそうかも……）」 清栄の11番「大体、雪村とのせりあいでわざわざ服を掴む理由があるのか？ あそこは味方のフォローを信じてこぼすべきところだったんだ。 そこを服を掴んでまで取りに行ったってことは、金成がチームのことを信じていない証拠じゃねえか！ それとも何か？ 同じ1年生で10番の雪村に勝ちたくてやったってのか？ 俺らにとっちゃ、どっちにしろ同じことだけどよ。 ……フォーメーションを変えて中盤を厚くしようが、こんな自分勝手な野郎が軸じゃ、機能なんかするはずねえだろ！」 金成（……くそっ！ 好き勝手言いやがって――） 無能と蔑んでいたはずのチームメイトに腐され、歯噛みする金成。 だが、不用意な反論を行うことだけは自制する。下手な発言は、本格的な孤立に繋がりかねないからだ。 我慢しなければ、誰も金成にボールを回さなくなるか――最悪、下げられることもある。 金成（我慢、我慢だ……この試合を勝って、チーム内での地盤をしっかり固めるまで我慢だ……！ そうなりゃ、テメエら無能な2年生どもなんざ、クーデターで部の中核から吹っ飛ばしてやれるんだからな……！ その時には、憶えていやがれ……！） 長谷部「か、金成……」 俯く金成に、同じ1年生レギュラーの長谷部が、心配げに声を掛けた。
[729]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/04/19(月) 19:08:26 ID:??? 金成（何を情けねえ声出してんだ馬鹿野郎……！ 元はといえば、テメエの2失点がこの吊るし上げの原因だろうがっ！ 折角、手駒として引き立てようとしているのに、この失態だ。挽回しねえとタダじゃおかねえぞ！） 長谷部（ひっ！ か、金成が怒っている……！） 清栄サッカー部内で金成が進めている計画。それは鳴紋で早瀬が推し進めているものとは、似て異なるものである。 早瀬が、仲間を増やしつつ自分が部長になれる時期まで待つ穏健策なのに対し、金成のそれはより過激だった。 共鳴する仲間を募る所までは同じだが、彼らがレギュラーを張るに十分な実力を備えた時、 同級生全員で上級生をスタメンから駆逐し、一気に部内の実権を握ろうという強硬策である。 今回、正ＧＫに選ばれた長谷部も、その計画の第一の布石として、手ずから鍛え上げてスタメンにねじ込んだのだった。 金成（だというのに、こんなところで躓きやがって……） 長谷部（あ、ああ……す、すまん金成。もうこれ以上失点はしないから……！） 長谷部が顔から色を失くすのを横目で見て、密かに溜飲を下げる金成。 金成（この顔からすると、長谷部も切羽詰まってマジになったな……後は、こいつらを宥めておかないと――） 清栄の11番「おい金成。なんとか言ったらどうなんだ！？」 金成「――すいませんでした、先輩。今後は、部全体のために微力を尽くします（とでも言っておきゃいいんだろ、クソが）」 ザワ…… 金成の口から出た殊勝な言葉に、清栄の選手たちがざわめく。 清栄の8番「か、金成が謝ったァ！？」 清栄の6番「入部以来、こっちを先輩とも思ってなかった金成が！？」
[730]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/04/19(月) 19:09:29 ID:??? 清栄の11番「……へっ！ 分かりゃ良いんだよ、分かりゃあな。いつまでも、あの型破りな入部が神通力になるとは思うなよ？ サッカーは、試合で結果を出さなきゃ意味がねえんだからな！」 4月に金成がやった、乱入の上に上級生全員を圧倒するプレイを見せての入部。 それ以来彼が好き勝手やってきたことを当て擦っての発言だった。 金成「ええ、分かっていますとも、先輩（そう、結果が全てだ。……俺はお前らなんかよりも、結果を出せる力があるんだ！！）」 表向き従順に振舞いながらも、心中で舌を出す金成。 金成（この試合を勝つ目的が増えたぜ……この2点で甘い希望を抱いている鳴紋の連中を地獄に叩き落とし、 そして、上級生ってだけで俺を舐め腐っているテメエらにも、格の違いを見せてやる！！） 清栄キャプテン「話は纏まったようだな。じゃあ、反撃と行こうか……これ以上の論議は後だ。 まずは1点でも差を詰めて、前半を折り返す。後半に入れば、人数が多く交代要員の層も厚いこちらが有利になる。 ――行くぞ！！」 清栄一同「「応っ！！」」 金成（ふんっ。雑魚の手綱も握れねえ癖に、こんなときだけキャプテン面か……まあ、来年には追い落とされる椅子だ。 精々俺のために温めておいてくれよ？） 実況「さあ、清栄学園のキックオフで試合再開です。 前半はまだ10分近く残り、笛の鳴った回数からしてロスタイムも相当な時間を期待できます。 清栄としては何としても差を詰めたいところでしょう！」
[731]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/04/19(月) 19:10:30 ID:??? 清栄キャプテン「やっと奪った県内最強の座だ……やすやすとは渡さん！」 早瀬（へっ！ そんな心意気だから10人相手に押されるんだよ。……俺は、いや、俺たちは、全国で最強になるんだ！） 清栄キャプテン「行くぞ鳴紋！ 今度こそ1点を返す！ ――金成っ！」 金成「あいよっ！」 実況「キックオフでボールを預けるのは、やはりエースの金成くん！ この試合、度々突破を阻まれていますが、今度はどうだ！？」 比良山「今度も通さんよっ！」 雪村「カードを貰ってマリーシアを使えなくなったんだ！ もうお前なんか怖くない！」 すかさずチェックに行く比良山と雪村。 金成「けっ。そう何度もお前らと遊んでられるか！ それっ！」 実況「おっと。金成くん、サイドにパスで散らす！ 単独突破は実らないと踏んだのでしょうか？」 清栄の8番「へへっ！ これでようやく、こっちの反撃だ！」 瀬川「させるかよ！」 実況「瀬川くん、このパスをカットに行くっ！」 金成（調子に乗るなよ、瀬川。お前は所詮ドリブルしかない男。守備で通じるのはタックルくらいだ！ このパスをカットできるもんか！）
[732]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/04/19(月) 19:11:39 ID:HJEaEt9w 先着2名様1行ずつで以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 【攻撃】 ★金成→パス 37+!card=★ 【守備】 ★瀬川→パスカット 32+!card=★ 攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します 2≦ 清栄の8番にボールが渡る 1= 清栄キャプテンがフォロー 0= こぼれ球の奪い合いに ランダム -1= 大前がフォロー -2≧ 鳴紋中ボールに
[733]森崎名無しさん：2010/04/19(月) 19:20:20 ID:??? ★金成→パス 37+ ハート6 =★
[734]森崎名無しさん：2010/04/19(月) 19:23:46 ID:??? ★瀬川→パスカット 32+ スペード10 =★
[735]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/04/19(月) 19:33:07 ID:??? ★金成→パス 37+ ハート6 =43★ ★瀬川→パスカット 32+ スペード10 =42★ 1= 清栄キャプテンがフォロー ------------------------------------------------------------------------- 瀬川「どぉりゃあ！！」 ドリブラーらしい足の速さで、何とかボールに追いつく瀬川。 パスカットの技術が未熟なために、こぼすことで精一杯だったが、なんとか敵のサイドアタックを未然に潰すことに成功する。 金成「な、なにィ！？」 清栄の11番「ちっ……こんなもんかよ、金成」 清栄キャプテン「ボヤくな！ まだこっちの攻撃は終わっていない」 実況「瀬川くんが何とか弾いたボールは、清栄のキャプテンが自らフォローします！ だが、比良山くんも詰めてきているぞ！」 比良山「このために下がり目になっていたんだ！ ボールは頂く！」 清栄キャプテン「させるかァ！」
[736]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/04/19(月) 19:34:09 ID:HJEaEt9w 先着2名様1行ずつで以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 【攻撃】 ★清栄キャプテン→ドリブル 36+!card=★ 【守備】 ★比良山→タックル 38+!card=★ 攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します 2≦ 清栄キャプテンがドリブル突破 1= 金成がフォロー 0= こぼれ球の奪い合いに ランダム -1= 雪村がフォロー -2≧ 鳴紋中ボールに 【備考】 ドリブル対タックルは接触プレイです。両者のカードがクラブで一致した場合、カードの数字の低い方の反則になります。
[737]森崎名無しさん：2010/04/19(月) 19:39:24 ID:??? ★清栄キャプテン→ドリブル 36+ クラブ7 =★
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0ch BBS 2007-01-24