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【正常期よ】キャプテン森崎37【永遠なれ】
[353]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/06/17(木) 11:58:48 ID:ye6tW8xF またインドネシアには既に全日本ユースのライバルを自負するチームが他にもいくつも到着していた。 〜韓国ユース合宿所〜 ドドドドドドドドドッ！！ イ「皆、もっと走れ！サッカーは走るスポーツだ！」 チャ「どうしたァ！ブンデスリーガだったらこの倍は走らされているぞ！」 韓国メンバー『韓国ーっ、ファイトーッ！！』 ブンデスリーガに挑戦中のツートップＦＷ、イ・ヨンウンとチャ・インチョンの得点力と ワールドクラスの運動量を武器とするアジアの虎、韓国ユース。 〜サウジアラビアユース合宿所〜 オワイラン「ディアイエ、２ｍ上がっておけ！ムフリズ、オフサイドトラップのタイミングに 気を使いすぎてボールから目を離しては元も子も無いぞ！考える為に動きを止めてはダメだ。 動き続ける為に考えるのを辞めてもダメだ。常に考えながら動くんだ！」 サウジアラビアメンバー『おう！』 バルカン「へへへ…相変わらず頼もしい王子様だぜ」 リベロのマーク・オワイランの指揮の下、今大会最高の守備力と評される 組織力を誇る砂漠のライオン、サウジアラビアユース。 この２チーム、イラク、そして日本はシード扱いであり皆優勝候補に挙げられていた。 更にもう２つシード国ではないがダークホース扱いされているチームがあった。 １つはタイユースであり、もう１つは中国ユースである。
[354]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/06/17(木) 11:59:04 ID:ye6tW8xF 〜中国ユース合宿所〜 記者Ａ「あれェ？今日も関係者以外立ち入りかよ？」 記者Ｂ「到着してからずっとこうだな…参ったぜ」 記者Ａ「ちょっと監督に贈り物すれば大丈夫だと思ったのになァ」 記者Ｂ「ひょっとして中国、本気で優勝狙ってたりして…」 中国ユースは到着直後から合宿を連日非公開にしており、練習を一切見せようとしていなかった。 今は誰も知らない。中国ユースに揃う精鋭達の強さを。そして彼らが大会に巻き起こす旋風を。 〜全日本ユース合宿所〜 空港からホテルに直行した全日本ユースは日本の時と同じ部屋割りで夜をすごしていた。 ただし、部屋やサービスの質は確実に落ちており不便になっていたが。 森崎「（飯、不味かったな…もうちょっと良いホテルに泊まりたかったぜ。さて、今夜はどうしようかな）」 Ａ 何か話題を振る（更に選択）。 Ｂ 部屋を出て誰かに会いに行く（更に選択）。 Ｃ 今夜はこのままのんびり過ごす。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1274058672/l50にて ☆2010/6/17 13:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから １５ 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。どれか一つに確定した場合はその時点で投票を 止めて下さい。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[355]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/06/17(木) 21:34:39 ID:ye6tW8xF >Ｂ 部屋を出て誰かに会いに行く（更に選択）。 森崎「（今夜は部屋を出るか。部屋割りはこうなっていたな）」 １０１号室 政夫、和夫、次藤 １０２号室 反町、沢田、若島津 １０３号室 来生、滝、井沢、高杉 １０４号室 岬、中里、石崎、中山 １０５号室 山森、葵、早田、森崎 １０６号室 新田、三杉、松山、赤井 １０７号室 住友、井出 １０８号室 見上 森崎「（さて、何処の誰に会いに行こうか）」 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1274058672/l50にて ☆2010/6/17 22:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから １５ 票カウントし、一番多く票が入った人物で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。どれか一つに確定した場合はその時点で投票を 止めて下さい。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[356]創る名無しに見る名無し：2010/06/17(木) 21:37:50 ID:D/UJ/OcI すみません、もし開始前に気付かれたら教えて下さい 同じ部屋の人を複数選ぶのは可能でしょうか？
[357]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/06/17(木) 21:39:29 ID:ye6tW8xF "../test/read.cgi/morosaki/1271135559/356" >>356 可能です。例えば政夫・和夫両方に会いに行くのも可能です。
[358]創る名無しに見る名無し：2010/06/17(木) 21:42:00 ID:D/UJ/OcI 素早い！ ありがとうございます！
[359]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/06/18(金) 17:30:55 ID:pFUlJiFt >井出 森崎「（そういえば、あの翼モドキを引き入れてからまだ話をしていないな。 奴は俺のお陰で監督を説き伏せられた様なモンだから、売りつける恩はたっぷりだ…グフフ）」 森崎はたっぷりの打算と共に井出と住友コーチが泊まっている部屋の扉を叩いた。 すると都合の良い事に住友コーチは不在らしく、一人でビデオを見ていた井出が歓迎してくれた。 井出「森崎さん！俺に用ですか？」 森崎「おう、リラクゼーションがてらちょっと話そうと思ってな。入って良いか？」 井出「どうぞなんだな！」 部屋の中はベッド以外にはテレビとビデオ、そして大量のビデオテープがあった。 丁度タイユースのビデオを見ていたらしく、テレビは一時停止状態になっている。 森崎「ずいぶん沢山ビデオテープがあるんだな（トニーニョの部屋を思い出すぜ）」 井出「これが俺の戦い方なんだな！皆をサポートするのが俺の仕事ですから。 それで、俺は森崎さんに何が出来るでしょうか？」 森崎「そうだな…」 Ａ 「単刀直入に言う。俺に忠誠を誓え」下僕になる事を要求する。 Ｂ 「敵チームの能力をレポート形式にして欲しい」三杉スタイルの戦力分析を依頼する。 Ｃ 「ウチの成長方針について話し合いたい」自チームの各選手の将来性について議論する。 Ｄ 「俺は今後どういった練習を重視していくべきだろうか？」アドバイスを求める。 Ｅ 「俺の支配体制を磐石にするのを手伝って欲しい」協力を求める。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1274058672/l50にて ☆2010/6/18 18:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから １５ 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。どれか一つに確定した場合はその時点で投票を 止めて下さい。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[360]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/06/19(土) 13:59:52 ID:cTStzaw5 >Ｄ 「俺は今後どういった練習を重視していくべきだろうか？」アドバイスを求める。 森崎「（まずは実益を重視するか…）お前のアドバイスが欲しいんだ」 井出「アドバイスなんだな？」 森崎「ああ。俺は今後どういった練習を重視していくべきだろうか？」 井出「え〜と…ちょっと待ってて下さい」 森崎からアドバイスを求められた井出は分厚いノートを机から取り出し、 凄い勢いでバサバサと捲り、何回かうんうんと唸ってから顔を上げた。 井出「俺に言わせてもらえば…」 森崎「うん？」 井出「森崎さんはゴールキーパーとして既に世界最高レベルにあるんだな！」 森崎「（三杉と同じ結論か…）そりゃあそうだが…それだけじゃ練習方針にはならないぞ」 井出「つまり、焦って劇的にキーパーとしての能力を伸ばそうとしても上手く行かないんだな！ ブランクを考慮しても、森崎さんは既にアジア予選で上手くやれば完封優勝が狙える程の力を持っているんだな！ ワールドユースに備えてより一層磨きをかける必要はあるけど、それは頃合を見計らいつつで良いと思います」 森崎「ふーむ。要は周りが急成長しても置いて行かれるとか危惧するなって事か。 それじゃ、ゴールキーパー以外としてはどうなんだ？」 井出「その事に関してなんですが…」 井出はここで一旦言葉を切り、より真剣な表情になった。
[361]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/06/19(土) 14:00:09 ID:cTStzaw5 井出「俺は森崎さんのオーバーラップはただの奇襲以上に戦術的価値があると思っています。 サッカーは１１対１１のチームスポーツだけど、実際はほとんどの場面では フィールダー達の１０対１０なんだな。これが１１対１０になる意義はとても大きい… 極端な話、パスコースとシューターの数が瞬間的に１．１倍になるとも言えるんです！ 昨日のアメリカ戦で、ゴール前で岬さんや松山さんをフリーに出来た様に！」 森崎「良く分かってるじゃねーか（こいつが俺に逆らう事はなさそうだな）」 井出「それだけに…ドリブルしか行わないのは勿体ないんだな！」 森崎「ん？」 井出「攻撃の選択肢の内、ドリブルはあくまで一つにしか過ぎないんだな。 ゴールキックの様に正確なロングキックが出来る森崎さんがパスを今まで磨かなかったのが 不思議だった位です。しかも森崎さんは試合中積極的に指示を出し、 ゲームを動かすタイプのキャプテンです。即ち、ゲームメイクだって出来る筈！」 森崎「俺がゲームメイクだと？」 井出「はい！ゲームメイクはトップ下がやる物とは限らないんだな。むしろ理想としてはＣＭＦか ボランチが行うのが良い位なんだな！後方から上がれる森崎さんが自分で切り込むだけでなく、 相手の守備が整わない内に速攻の起点となれればその戦術的価値は計り知れないんだな！」 森崎「ほう…（俺としちゃドリブルで抜きまくるのが好きなんだが… ゲームを俺の判断一つで動かすってのも悪くない。疲れないのも良いしな）」 井出「結論として、森崎さんには必殺パスを身に着けるのが俺のオススメです。 それがあれば森崎さんのオーバーラップの脅威は倍増すると言っても過言ではないんだな！」 森崎「なるほどな。参考になったぜ、ありがとよ（とりあえず今夜はこれだけで良いか）」 森崎は井出の提案を聞いた後満足して部屋を出ようとしたが、その前に井出が森崎を呼び止めた。 井出「ああ〜っ、ちょっと待って下さい！」
[362]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/06/19(土) 14:00:40 ID:cTStzaw5 森崎「ん？」 井出「さっき、キーパーとしては焦らないで良いって言ったけど…一つ付け加えておきたいんだな。 森崎さんの身体データを見せてもらったんだけど、数ヶ月前に比べて明らかに腰と背中の 筋力バランスが改善されているんだな。きっとリハビリの副産物なんだな」 森崎「ああ、医者がそんな事言ってたな。それがどうかしたのか？」 井出「これはケガしにくい体を作るのが目的だったんだろうけど…ひょっとしたらより 俊敏なセービング体勢を編み出す切欠に出来るかも知れないんだな！」 森崎「なんだと！？それはどういう事だ」 井出「今までの森崎さんは、全力のセービング時も力の込め方は脚と腰の瞬発力が主だったんだな。 それはそれで間違っていないけど、背中や肩の力を十分使っていなかったのも確かです。 もし、脚と腰だけじゃなく全身の筋肉を一つの方向への瞬発力に変えられるセービング体勢が出来れば…！」 そのまま井出は森崎に自らの考えを熱く語ったが、その内容は先程に比べると やや具体性に欠け抽象的な物だった。今度は森崎も顎を撫で渋面を作る程に。 森崎「…ちょっと夢物語じゃないかそりゃ？全身の力を無駄なく一つの方向に集中させる。 言葉で言うのは簡単だが、実現させるのは別問題だぜ。物理的に可能だとしても、咄嗟に出来るかどうかはまた別だ」 井出「う、う〜ん。確かにそうなんですけど…もし、これが出来れば森崎さんは更に完璧に…」 森崎「分かった分かった。頭には入れておくぜ（こいつは使えるか使えないのかなんとも微妙だな…）」 こうして森崎と井出の初の秘密の会合は終わった。 ＊森崎に新必殺セーブのヒントが生まれました。ただし回収は容易ではありません。
[363]2 ◆vD5srW.8hU ：2010/06/19(土) 14:01:05 ID:cTStzaw5 いったんここまで。
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0ch BBS 2007-01-24