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【正常期よ】キャプテン森崎37【永遠なれ】
[61]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/19(月) 07:16:57 ID:37ccxSki 葵「えええっ!?つ、翼さん!」 松山「なんだって!今回翼は参加しないんじゃなかったのか!?」 見上「(バカな…召集しなかった事を不満に思って殴りこみに来たのか!?)」 ここに居る筈の無い男のまさかの登場に誰もが練習を忘れ視線を集中させる。 森崎「(なんで翼がここに…!居る筈無いんだろあいつは!)」 A 「翼ァ!一体日本で何をしていやがる!」 B 「皆落ち着け!練習中だぞ!」 C 「いや…あれは翼じゃない!翼は今ブラジルに居る筈だ!」 D 怒りに任せてボールを奪いに行く。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1267790375/l50にて ☆2010/4/19 08:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。どれか一つに確定した場合はその時点で投票を 止めて下さい。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[62]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/19(月) 16:15:12 ID:37ccxSki >C 「いや…あれは翼じゃない!翼は今ブラジルに居る筈だ!」 三杉「…確かに。ここに居てはいけない理由は山ほどあるな」 石崎「それに、何か変だ。翼があんなサングラスつけてる事なんて無かったぞ?」 山森「そういえば、遠くてよく分かりませんが何か背格好も違和感が…」 森崎が”翼がここに居る筈が無い、つまりあの男は翼ではない”と声高に主張すると 他の者達もそれぞれの違和感を声に出し、ざわざわと騒ぎ出した。 そしてそれが耳に入ったのか、件の男はボールを拾い上げて皆に近づいていった。 井出「流石森崎さんなんだな。冷静に正体を見破られてしまったんだなァ」 政夫「だ…誰だお前?」 和夫「翼のそっくりさんか?」 そして距離が縮まった時、彼が翼ではない事は誰の目にも明らかになった。 まず翼にしては背が低すぎ、更にサングラスを外した後に現れた瞳は 翼の物とは似ても似つかぬどんぐり眼だったのだ。 突如現れた翼に酷似した謎の男に誰もが面食らう中、唯一葵だけはすっとんきょうな声を上げた。 葵「あーーーっ!お前タモツじゃないかァ!」 井出「シンゴォ!会いたかったんだな!」 森崎「なんだよ、お前の知り合いだったのか?」
[63]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/19(月) 16:15:31 ID:37ccxSki 葵「はい!中学時代のチームメイトの井出保です!コンビも組んでいたんですよ!」 赤井「お前とコンビ?って事はそれだけの実力があるのか?」 井出「いや〜、コンビを組んでいたのは練習の時だけだったんだな。 補欠の俺は全然試合に出られなかったから…」 新田「なんだよそりゃ!補欠じゃ意味無いじゃんか」 葵「いやいや、確かに補欠でしたけどタモツは12番目の選手としてチームに欠かせない存在だったんですよ! 特にデータから行う敵チームの分析とそれの対抗策を考える腕前は凄いんです!俺が保障します!」 井出「そうなんだな!なんたって俺は井出保、良いデータ持つ男なんだな!」 反町「ダジャレかよ…」 翼もどきの正体はまさかの葵の旧友だった。そしてその旧友は葵に負けず劣らず何処か抜けた性格であり 選手達は誰もが脱力する。しかし見上はそうは行かず、厳しい顔で歩み寄ってから咳払いをした。 見上「コホン。井出くん、何故わざわざ翼に扮装してここにやってきた?」 井出「は、はい!それはですね、普通に入ろうとしたら骨川って人が通してくれなかったんで…」 森崎「(骨川の奴、しっかり仕事していたのかしていなかったのか。 これだけ見事に化けりゃ中々見分けはつきにくいだろうが…)」 見上「質問に答えたまえ。何故ここにやってきたかを聞いているのだ」 井出「はいっ!お、俺も全日本ユースに加えてください!お願いします!」 見上「却下だ。帰れ」 井出「速っ!?」
[64]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/19(月) 16:15:54 ID:37ccxSki 見上に問い詰められた井出は慌てて自分の目的を語り、全日本ユース参加を懇願するも見上の返答は冷たい物だった。 厳格な管理を好む彼の機嫌は練習を中断させられた事で目に見えて損なわれていた。 井出「ま、待って下さい!俺が参加したいのは選手としてじゃなくスタッフとしてで…!」 見上「そんな事は見れば分かる。どう見ても20分も走れなさそうな体つきをしているからな。 要はデータや戦術に口を出したいのだろう?無名中学の馬の骨などたかが知れた物だ」 葵「か、監督!タモツは本当に凄いんですよ!チャンスくらい与えてあげて下さい!」 森崎「(あ〜あ、やっぱり監督怒ってら。ま、当然といえば当然か。 葵が凄いと言い張っても、所詮葵から見た凄さだしなあ…果たしてどんなもんか)」 A 「監督の言う通りだ。これ以上練習を邪魔すんじゃねーよ」 B 「じゃ、お前どんな凄い情報持ってるって言うんだ?聞かせろよ」 C 「監督、チャンスくらい与えてやってみても良いのでは?」 D こんな奴に構う理由は無い。黙って見ていよう。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1267790375/l50にて ☆2010/4/19 17:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。どれか一つに確定した場合はその時点で投票を 止めて下さい。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[65]創る名無しに見る名無し:2010/04/19(月) 22:09:59 ID:powbGIo1 井出保が合流する場合、部屋はどうなるんだろう? 101号室 政夫、和夫、次藤 かな?でも、選手とそうじゃない人間が同室ってのはよくないよな…… やはりスタッフの部屋に入るのだろうか? 細かいことを考えちゃいけないのは分かってるんだが。
[66]創る名無しに見る名無し:2010/04/19(月) 22:28:23 ID:R0gZt0ee 近所のカプセルホテルから通えばいいよ
[67]創る名無しに見る名無し:2010/04/19(月) 23:15:11 ID:vupRlHZB 食堂とかいいんじゃね。食堂に借りを返すため、頑張るかもよ。
[68]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/20(火) 07:01:25 ID:D5DI6Ypy >B 「じゃ、お前どんな凄い情報持ってるって言うんだ?聞かせろよ」 葵「森崎さん!」 見上「(森崎め、余計な事を…)」 三杉「(直接全日本ユースに加入出来ない骨川と言う後輩の代わりが欲しいのかな)」 森崎「わざわざ乱入しにきたんだ、手土産代わりの情報くらいあるだろ?」 森崎の介入は葵に歓喜を、見上に苛立ちを、三杉に興味をもたらした。 そして勿論救いの手を差し伸べられた井出はこれ幸いと一気に喋りだす。 井出「はい!俺の手土産は…」 ----------------------------------------------------------------------------- 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1267790375/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★井出の手土産→!card★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 ダイヤ→「アメリカユースの弱点と攻略法とスタメン案なんだな!」 ハート→「アメリカユースの弱点と攻略法なんだな!」 スペード→「アメリカユースの攻略法なんだな!」 クラブ→「アメリカユースの特徴なんだな!」 JOKER→「森崎さんのセービングを更に洗練させる方法なんだな!」
[69]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/20(火) 13:37:10 ID:D5DI6Ypy ★井出の手土産→ ハート5 ★ ハート→「アメリカユースの弱点と攻略法なんだな!」 ----------------------------------------------------------------------------- 見上「ほう?その弱点とは何だ?」 井出の高らかな宣言に対する見上の反応は冷ややかだった。彼はどうせこんな一般人が 我々が既に持っている以上の情報や分析を携えている訳が無いと確信していた。 だがその確信はあっさりと崩された。 井出「アメリカユースの弱点は、ズバリ、ノーウッドなんだな!」 見上「!?」 岬「(監督が反応した…?)」 井出が得意満面に言葉を続けると見上は硬直して口を閉ざした。 その事に気付いたのはごく一部の者だけだったが、 この瞬間井出は確実に見上と選手達の関心を買う事に成功した。 森崎「ノーウッド?誰だそりゃ」 井出「キーパーです。アメリカユースはその乱暴さ、そしてエースのミハエルばっかり目立つけど実はキーパーが かなりのザルなんだな!はっきり言って雑魚なんだな!それをフィールダーの大柄さを活かしたブロッキングで 補っているから、3トップなどを使いシューターの数を増やすのが得策です!蜂の巣にするのが良いんだな!」 全日本メンバー「マジか!?」「それが本当なら大分戦いやすくなるが…」 三杉「監督?どうなんですか?」 昨日のミーティングでは全く触れられなかった未知の情報に選手達は色めき立ち、 どの程度の信憑性があるのかと見上に振り向く。それを受けて見上はやや悔しそうに頷いた。
[70]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/20(火) 13:37:23 ID:D5DI6Ypy 見上「…事実だ。少なくとも、私の見立てと同じだ。ただ、アメリカはメキシコ以外近距離のライバルが居ない。 つまり格下との練習試合のビデオばかりだった為、正確な実力は計れずじまいだったのだ。 試合前のミーティングでキーパーは弱いかも知れんと言う程度に触れるつもりだったのだが…」 井出「やったァ!俺の見立ては日本代表監督の物と一致したんだな!」 見上「井出。その分析、なんの情報を基に得た?」 井出「ビデオとアメリカのスポーツ雑誌を個人輸入したんだな!…高くつきました」 見上「アメリカのスポーツ雑誌だと?アメリカはサッカー不毛の地とすら言われる程 サッカーが不人気な国だ。下手すると日本以上にな。良くユースレベルの選手達の実力など分かったな」 井出「はい、サッカー専門誌と言える物は殆どありませんでした。何十冊も無駄遣いになりました…だけど かき集めた情報からこの世代のアメリカサッカーは攻撃面のタレントは揃っているけど守備面、特にキーパーには 恵まれていない事が分かったんだな!後はアメリカユースのビデオでそれを確認するだけだったんだな」 森崎「(こいつ、口で言うだけの事はあるな…なにより行動力がすげえ。変な喋り方はムカつくが)」 話が進むにつれ何時しか誰もが井出の手土産を夢中になって聞き入れていた。 当初は邪険にしていた見上もこれは認めざるを得なかったらしく、咳払いをして朗報を告げた。 見上「そこまでの情報力と行動力があるなら良いだろう。私の補佐として全日本ユースへの 参加を許そう。ただし普段は雑用がメインになるからそれを弁えておけ」 井出「はいっ!靴磨きでもグラウンド整備でもなんでもやります!」 葵「やったなタモツ!」 見上「(棚からぼた餅と言う奴だな。まさかこんな闖入者がこんな能力を背負ってやってくるとは)」
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0ch BBS 2007-01-24