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【再会した2人】ファイアーモリブレム15【再会できない2人】
[876]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/26(月) 18:44:55 ID:??? >>874 乙ありがとうございます。皆様の乙で中の人は一年戦えます! 超岩見…?ま、待ってくれ、もしやアンタはフランスの―――? >>875 そういえば、オレルアンで彼女によく似た人とドーガが特訓していましたね。 まるで剣士のような素早いアーマーとしてのこれからの成長に期待ですね。 チャットのログを見させていただきました。 チャットを設立してくださった方、698さん、ログ保存してくださった方、大感謝です! モリブレムの今後の展開や嫁話など、色々と参考にさせていただきますねw ============ ジュリアン 成長判定H→ クラブ9 成長判定力→ ハートJ→1上がった! 成長判定技→ クラブ7 成長判定速→ スペードA 成長判定運→ スペードA→1上がった! 成長判定武→ ダイヤK→1上がった! 成長判定守→ スペード7 成長判定魔→ ハート8 ジュリアン 盗賊 レベル11 EXP30 12戦7勝0敗 成長率 HP23/23 ◎ 力 9 ◎ 技 13 ○ 速 16 ○ 運 14 ◎ 武 4 ○ 守 8 △ 魔 0 × 以上のようになりました
[877]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/26(月) 18:45:55 ID:??? ジュリアン「おりゃあああああっ!」 ゴチィッ! 魔道士D「……ッ!!」 ドサアッ! 剣の柄でこめかみを強打された魔道士Dは、ゆっくりと地面に沈み込んでいった。 ジュリアン「ようし!これで残るはあの胡散臭い爺さんだけだぜ森崎!」 森崎「あ、ああ、そうだ。そうなんだが…」 マリクの言う不安の影が完全に拭えない今、森崎はあの老人と戦う気は起こらなかった。 森崎「(ちっ…俺らしくも無い。戦う前から何でこんなに腰が引けていやがるんだよ!?)」 あのガーネフという男の魔力は、何時如何なるときも全力で立ち向かう森崎の勇気すら萎縮させてしまうものだった。 相手の反撃に備える陣形の決定に踏み切れない森崎の様子を、ジュリアンたちは不安そうに覗き込む。 ジュリアン「お、おい!どうしちまったんだよ森崎!さっさと指示を…」 森崎「ぐ……!(くそっ、手を出したらやられる…あのジジイからはそんな危険な匂いがしやがるんだ。一体どうすれば…)」 最悪の場合、任務を放棄してでも部隊を率いて本陣に帰還すると言おうとしたその時。 ガーネフがまごまごする森崎たちを見てくぐもった声で笑い出した。 ガーネフ「ふふ…ふははははっ!なるほど…そういうことか」 まるで難解な問題が解けたかのように、ガーネフは手を叩き笑い出す。 その様子はただただ不気味であり、森崎たちはさらに不快感を募らせていく。
[878]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/26(月) 18:47:31 ID:??? ガーネフ「ようやく分かったわい。くく…なるほど、そういうことだったのか、ガトーよ」 レナ「ガトー…?まさか、白き大賢者ガトー様のことを言ってるのかしら?」 リンダ「ガトー…そうだ、お父様から聞いたことがある。私の魔道の師であり、魔道を志すもの全ての父でもあると…!」 森崎「(な、なんだぁ…?そのガトーとかいう奴がどうかしたって言うのか?)」 森崎が疑問を広げる間に、ガーネフは一人納得したかのように数度頷くと、足元に光る魔法陣を生み出す。 ガーネフ「…くく…これほどまでに早急かつ確実に手を打たれては、わしとてどうにも出来んわい。 ここはおとなしく引き下がっておくことにするかのう。ふぉふぉふぉ…」 レナ「あの魔法陣の模様は…ワープの魔法?」 リンダ「な…ガーネフ!逃げるつもりなの!?」 ガーネフ「……ふふ、そうじゃ。興が覚めたとでも言っておこうかのう。 何時までも貴様たちの相手をしているわけにも行かぬのでな。 最後に一つだけ聞いておこうかのう。そこの小童…名はなんという?」 森崎「………!」 ================ ☆どうしますか? A名乗る B名乗らない C偽名で名乗る D逃げられる前に一太刀浴びせに行く ※Cの場合は偽名も明記してください。 2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
[879]森崎名無しさん:2010/04/26(月) 18:53:51 ID:M2NaT3wY A
[880]森崎名無しさん:2010/04/26(月) 18:55:09 ID:+C5e/NLE B ヘタに名前教えて呪いとか掛けられるといやだし
[881]森崎名無しさん:2010/04/26(月) 18:59:50 ID:Ls8G+q6s A
[882]森崎名無しさん:2010/04/26(月) 19:02:32 ID:??? Cモロサキとしたかったが 名前多分知らないレナさんに干渉できるくらいなら 警戒してもしょうがないか
[883]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/26(月) 20:15:18 ID:??? >>882 ここの選択はそこまで重要ではありません。多分… ========= >A名乗る 自分の名を名乗ることに一瞬臆した森崎だったが、自分の口はしっかりと動いてこう言った。 森崎「森崎有三だ。覚えておきな、ジジイ」 ガーネフ「モリサキ・ユーゾー…そうか、やはり……」 この大陸では全く聞かぬ名前。すなわち異大陸からの、それもガーネフですら干渉できない 遠くの大陸からの流れ者なのだろう。ガーネフにとっては未知の存在。 そして、未知の存在というものは自然と恐怖を呼び、それと同時に大きな興味を引き出すものである。 ガーネフ「ふふ…森崎よ。覚えておこう。そして、マルス王子に伝えておくがいい。 ファルシオンをわしの手から取り戻したくば、テーベまで取りにくるがいい」 森崎「テーベ…?」 レナ「死の砂漠と呼ばれる『マーモトード』を抜けた、幻の都。昔、祖父にそう聞いたことがあります」 ガーネフ「ふふ…再び合間見えることを楽しみにしておくとするかのう…それでは、ごきげんよう…ふぉふぉふぉ」 ブンッ…シュワワワワ… リンダ「待てっ!逃げるなガーネフゥゥゥ!!!」 ドシュゥゥ!!! 闇の中に溶けていくガーネフに向けて、リンダはすかさずオーラの魔法を放つが、 光輪はガーネフに当たることは無く、そのまま遠くの景色へと掻き消えていった。
[884]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/26(月) 20:16:36 ID:??? リンダ「くっ……お父様……ごめんなさい。せっかくの……せっかくのチャンスを……私は…!」 オーラの魔道書を抱きしめながら、涙を流してしゃがみこんでしまうリンダを見て、 ジュリアンとレナはやりきれない顔をする。そして森崎も、部隊のためとはいえリンダの希望を無視してしまったことを謝った。 森崎「すまないリンダ。どうしても、俺にはあのガーネフと戦うことが出来なかった……」 リンダ「…うん。森崎君の考えていることは分かってる。マリクの言っていた『不安』のことね」 森崎「ああ。マリクの話を聞いてから、これはちょっとおかしな話なんだけどな。 俺の頭の中に、誰かが語りかけてくるんだよ。こいつには手を出してはいけない。 仲間の命が大事なら、絶対にガーネフと戦ってはいけないって」 ジュリアン「…ど、どういうこっちゃ?それ」 レナ「高度な呪文で、魔法で遠くにいる人物に語りかけることができることができるといいますが… そんな呪文を扱える人物は限られてくるはず。もしかして……」 リンダ「ガトー様?ガーネフが言っていた対策って、まさかガトー様が森崎君に語りかけていたってことなのかしら」 森崎「な…?」 ここで、森崎の考えは一つの極論に達する。だが、これは森崎にとってどうしても認めたくないことでもある。 常に自分に正直に生き、そして結果を出してきた自分の性格では絶対に認めたくない極論。 森崎「ちょ、ちょっと待ってくれよ。それじゃあ俺は無意識のうちに、そのガトーとかって言う奴に 行動を制御されていたってことなのかよ!?」 まるで、指定された選択肢を的確に選ばされているかのように。 『第三者』の視点から、この行動の方が有利に動けるから、こうするようにと操作されているとでも言うのだろうか。 バッ!ババッ!
[885]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/26(月) 20:17:51 ID:??? ふと、誰かに監視されているかのような悪寒を感じ、森崎は辺りを見回した。 しかし、当然ながら周りの景色は限りない砂漠と、少し融け始めた雪原しかない。 森崎「……行こう。当面の危機は去った。祠に行けば何かわかるかもしれない」 リンダ「え、ええ…」 ジュリアン「(森崎が分裂症みたいにたまに訳わからん行動するのも、そのガトーとかいうやつの仕業なのか…?)」 こうして森崎たちは、ガーネフたちの襲撃を辛くも撥ね退け、東の祠へと歩みを進めた。 しばらくして、何かを奉るかのような石造りの祠が森崎たちの目の前に現れた。 特に何か仕掛けが施されているわけでもなく、数個の宝箱が丁寧に整列されているだけである。 ジュリアン「ウェンデルの爺さんの話なら、ここにある宝は全部盗ってもいいって話なんだよな」 森崎「ああ。ちゃんと確認をとっているから心配いらねぇよ」 リンダ「そうだとしても、なんだかちょっと心配ね。いきなりどこからか不気味な声が……なーんて」 森崎「こ、こら、驚かすなよ」 ジュリアン「そうだぜリンダ。いくらなんでもそんなことは……」 レナ「お゙い゙」 その瞬間、普段の天女のような彼女からは考えられないしゃがれた老人のような低音が、ジュリアンの耳を貫いた。 ジュリアン「!?…レ、レレレレレナさん?今の声、レナさんなのかァ!?」 リンダ「い…いや〜〜〜〜!!レナさんが呪われた〜〜〜!!」 森崎「お、落ち着けみみ、みんなァ!」
[886]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/26(月) 20:19:09 ID:??? 突然のレナの変貌に慌てふためく森崎隊。しかし、当の本人はまったく騒がず落ち着き払っている。 レナ「こ、こら落ち着かんか!わしはお主らに危害を及ぼすつもりは無い!ましてや呪いなぞ誰がかけるか!」 ジュリアン「こ、このォ!悪量め!レナさんの体から出て行きやがれ〜〜!!」 レナ「これ、やめんか!わしは悪霊などではない!落ち着かんかジュリアンよ!」 口調はしとやかなレナのものだったが、その耳を突くような聞き取りにくい悪声は、絶対に彼女のものとは考えられなかった。 ジュリアン「だまれ!レナさんがそんなジジイみたいな声を出すか〜〜!!」 森崎「ま、待てジュリアン!もしかして、レナさんの体を借りてガトーって奴が俺たちに話し掛けてるんじゃないのか?」 先ほどから自分の身にも起こっていた奇妙な感覚が、彼女にも起こっているのだとしたら。 森崎は、慌てるジュリアンとリンダをなだめて、老人の声を発するレナの話を聞くことにした。 レナ「まずは…名乗っておこう。わしの名はガトー。白き賢者がトー。 このシスターの体を借り、遠くの地から魔道の力でお主たちに語りかけておる」 リンダ「ガトー?すると、あなたが私の父の師であり、このカダインの街の創立者…?」 ガトー声のレナ「うむ。ガーネフに苦労しているそなたたちの姿を可哀相に思ってな。知恵を貸してやろうとしたのじゃよ」 森崎「知恵だと?」 ガトー声のレナ「うむ。わしから暗黒魔法マフーを奪い、神剣ファルシオンも手にし、 いまこのアカネイア大陸の覇権すら奪おうとしておるガーネフに対抗する手段を教えてやる」 ジュリアン「あのジジイに対抗する手段?」
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0ch BBS 2007-01-24