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【全国大会で】キャプテン正美5【会いましょう】
[288]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/12(土) 16:41:20 ID:cMmp7IQc <7月1週:平日練習> 正美 330/760 7月に入った。 正美「全国大会開始まであと4週間。通常進行6ターン+合宿4ターンか…」 カレンダーを見て、全国大会までのスケジュールを声に出して確認する。 さあ、今回の練習場所はどこだろうか。 【分岐】 先着1名で【練習場所〜出席】をこのスレに 練習場所→!card クリスチーネの出席!card の!の次のスペースを埋めて書き込んでください。カードで分岐します。 練習場所 ダイヤJ〜K→市営グラウンド(練習効果+2) ダイヤA〜10・ハート→校庭全面(練習効果+1) スペード・クラブ2〜K→校庭一面(練習効果±0) クラブA→近所の公園(練習効果−1) ジョーカー→市営グラウンド(練習効果+2)、さらに 次籐 が来ている。 出席 ダイヤでサッカー部一本になります。 クラブA〜3のとき、美術部に行き練習を休みます。
[289]森崎名無しさん:2010/06/12(土) 16:49:31 ID:??? 練習場所→ ハート3 クリスチーネの出席 ダイヤ9
[290]森崎名無しさん:2010/06/12(土) 17:53:36 ID:??? ようやく……ようやくだよ……!
[291]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/12(土) 21:17:07 ID:??? >>290 (リアル時間で)1年間も待たせやがって…。 練習場所→ ハート3=ダイヤA〜10・ハート→校庭全面(練習効果+1) クリスチーネの出席 ダイヤ9=出席。さらにサッカー部一本に。 ---------------------------------------------------------------------------------- 時計は逆回転し、休日自由行動の日に戻る。 ひとりの少女が、バスに乗り、南葛中をはさんで自宅とは逆方向に向かっていた。 ある家に到着し、チャイムをならす。 ピンポーン チャイムに反応して出てきたのは一人の少年。名を茂手もて夫と言う。 美少年というにはちょっと間延びした顔立ちであるが、その微妙なくずれ具合と、 豊富な話題や軽妙な話術、手先が器用で小物を作れたり、似顔絵を描いたりと多芸で、女子に人気があった。 だがモテることを自慢したりすることはなく、男子にも人気がある少年である。 茂手「やあ、クリスチーネ、待ってたよ」 少女はクリスチーネ。 にこやかに笑いかけた茂手に対して、クリスチーネはどこか表情が固かった。 茂手「まあ上がってくれ。すぐにお茶を淹れるよ」 クリスチーネ「…おじゃまします」
[292]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/12(土) 21:19:00 ID:??? 茂手の部屋へ通されるクリスチーネ。 茂手の部屋は、プロもかくやというほどのマンガ執筆の環境が整っていた。 クリスチーネは過去、サッカーに自分の居場所を見失った時期があった。 そのときマンガ執筆を始め、執筆だけでなく同人誌の編集を行っていたこの茂手と知り合った。 この茂手とクリスチーネはあるときは共同で執筆し、あるときはそれぞれのマンガを批評しあい、はげましあう関係だった。 茂手「いやあ、きみからの連絡をまちわびていたよ。新作がいつ出来るのかとね」 クリスチーネ「…」 無言のまま、クリスチーネはバッグから封筒をとりだし、茂手に手渡した。 茂手「それではさっそく拝見させてもらうよ…ほう、『虹のビオレッタ』か。 あいかわらず繊細で美しいタッチだね。どれどれ…」 表紙だけで感嘆の声をあげた茂手。ぺらりと一枚ページをめくった。 茂手「え?」 ドーーーン シュゴォオオオオ 茂手「な…なんだこの気分は? クリスチーネのマンガはいつも迫ってくるスリルのあるマンガだけど…鳥肌が立ってきたぞ」 ギャン ギャン ギャン 茂手「は…早く次のページへ!か、感動だ!」
[293]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/12(土) 21:20:28 ID:??? 茂手「こ、これは!なんとすばらしい出来だろう!これなら集A社で即連載できるぞ! 週刊少年ジャプンで…、いや、中学生だから週刊連載はきついか、まずは月刊誌からかな。 ともかくさっそく知り合いの編集者に連絡をとらねば!」 興奮を隠せぬ様子の茂手。自室を飛び出さんばかりの勢いだ。 茂手「いやあ、こいつは楽しみだぞ! 『ウイング主将』『ドラゴンスフィア』『スライムダンク』『火喰い鳥』『サイレントセイント蛮』『ピンクダークの少年』… 巨匠によるこれまでの名作ををはるかに超える、伝説級のヒットになるぞ! クリスチーネ、二話目以降のプランは出来ているんだろうね?」 クリスチーネ「いえ、茂手先輩。『虹のビオレッタ』に続きはありません」 茂手「そうか…。いや、そうだね、ちょっと先走りすぎたか。 これほどの作品だ、じっくり話を練っていくわけだね」 クリスチーネ「…いいえ。先輩、『虹のビオレッタ』の続きは書きません」 茂手「どういう意味だい?」 いぶかしむ茂手。 クリスチーネは、はっきりとその言葉を発した。 クリスチーネ「マンガを執筆するのはこれまでだってことです」
[294]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/12(土) 21:24:41 ID:??? 茂手「なにィ!ただの紙片を黄金以上に価値のあるものに変える、 現在の錬金術師たる君の、その黄金の右腕を捨てるというのか!? マンガ界の女王となれる可能性が、いや、マンガの女神となる未来が約束されているというのに!」 クリスチーネ「いいえ。マンガを捨てるつもりはありません。 いずれ必ず『虹のビオレッタ』は完成させます。でも…」 そういうと、クリスチーネはキーパーグローブをはめ、ぐっとこぶしを作った。 クリスチーネ「でも、今の私はマンガ作家のクリスチーネじゃない。 南葛中女子サッカー部GKの、クリスチーネなんです」 茂手「な…」 クリスチーネ「先輩は何もとりえがなかった私をマンガの道へと導いてくれました。どんなに感謝してもしきれません」 茂手「だったら…」 クリスチーネ「だけど、私の手は、ゴールを守るためのものなんです。ごめんなさい、わかってください」 茂手「…」 クリスチーネ「茂手先輩、いえ、もて夫さん。 もし私を待っていてくれるのなら…、どうか、一度私たちの試合を見に来てください。 きっと、私の気持ちをわかってもらえるから」 クリスチーネは、何かいいかける茂手の言葉をさえぎるように背を向けた。 茂手からは見えなかったが、クリスチーネの瞳から涙がこぼれ、ひとしずくがキーパーグローブに落ちた。
[295]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/12(土) 21:26:01 ID:cMmp7IQc 【分岐】 先着1名で【クリスチーネ〜茂手】を2つとも クリスチーネの涙→!card 茂手の反応→!card の!の次のスペースを埋めて書き込んでください。カードで分岐します。 クリスチーネ ダイヤ・ハート→次の練習の効果+1 スペード・クラブ→とくになし ジョーカー→クリスチーネのキーパーグローブから光が!? 【任意/強化】虹のビオレッタ が 虹のビオレッタ・改 (200:+5)にパワーアップ。 茂手 ダイヤ・ハート→わかった、きみを待っているよ。 スペード→「…」すぐには言葉を出せない。 クラブ→(山森、うらむぞ…)なんと逆恨みされた。 ジョーカー→どうしましょ。
[296]森崎名無しさん:2010/06/12(土) 21:26:45 ID:??? クリスチーネの涙→ スペードJ 茂手の反応→ クラブ4
[297]森崎名無しさん:2010/06/12(土) 21:32:19 ID:??? 器の小さい奴だな。
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0ch BBS 2007-01-24