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【全国大会で】キャプテン正美5【会いましょう】
[815]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/07/13(火) 22:17:44 ID:??? >B 1回戦で対戦する伊賀くのウィッチの選手たちが近くにいたので話しかけてみる。 黒っぽいユニフォームを身にまとった一団が目に留まった。 『伊賀くのウィッチ』…一回戦で対戦するチームだ。 なんとなく目で追いかけていると、向こうも南葛に気が付いたようで、こちらにやってきた。 I番をつけ、やや長い髪を後ろでまとめた少女が代表して話しかけてきた。 敵I??「失礼、お初にお目にかかる。南葛の方々とお見受けするが?」 I正美「はい、そうです」 敵I??「さようか。拙者は服部と申す。 分不相応なれど、伊賀くのウィッチの将をつとめておりまする。以後お見知り置きを」 I正美「はい、よろしくおねがいします」 敵I服部「うむ、恨みはないが、一戦まじゆるとならば是非もなし、全力をつくさせていただく。 そなたたちも全力で参られよ」 I正美「はい」 敵I服部から出された手を握るI正美。
[816]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/07/13(火) 22:25:55 ID:??? ふたりが握手をかわしていると、忍装束を模したユニフォームの一団の中から声が上がった。 ??「もー、くらちゃんったら。いつも固いんだからー」 声とともに、A番をつけた少女がポニーテールを揺らしながら前に出てきた。 口元のほくろがなかなかかわいらしい。 敵I服部「その呼び方はよせと言っておろうが、中里!」 敵A中里「ええー、いーじゃないですか。『服部くらら』だから、くらちゃん。かわいーじゃないですか」 やいのやいの。 しばらく南葛そっちのけでやりあう敵I服部と敵A中里。 しばらくするとI正美たちの視線に気がつき、敵I服部は我にかえった。 敵I服部「はっ!いや、お恥ずかしいところをお見せした。 この者は中里と申す。そういえば、中里は静岡出身ではなかったか…?」 後半は敵A中里へ向けられた質問だ。 敵A中里「そうでーす」 I正美「えっ?」 敵A中里「『わたしの あには、なんかつこうこうサッカーぶ 3ねんの なかざと まさとなの。 よ ろ し く ね。』」 敵I服部「なにをFC版キャプテン翼2の陽子さんごっこをしておるか!」 敵A中里「またあ。すぐ怒るんだからー」
[817]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/07/13(火) 22:29:29 ID:??? F白鳥「中里先輩の?」 G瀬名「ほよー」 I正美「それがどうして三重県に?」 敵A中里「まーくわしくは言えないけど、いわゆるひとつの武者修行ってやつよ! (父上はスパルタだし、母上は変態だし、兄上は覗き趣味だから家を出てきたとは言えないよねー)」 I正美「へえ…」 敵A中里「あのまま静岡に残ってたら、もしかしたらあなたたちといっしょに、 くのウィッチと勝負してたのかもしれないね」 敵I服部「なにィ!」
[818]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/07/13(火) 22:31:09 ID:fGR1amPo ざっ。 両手を頭に組んで敵A中里はリラックスムード…と思われたそのときだ。 すばやく腕を解き、I正美にその手を伸ばして来た! 【分岐】 先着3回で【敵A中里】 【I正美】 【スタイル】をこのスレに 敵A中里の手→(!dice)+ (!dice) I正美の回避→(!dice)+ (!dice) 敵A中里のスタイル→!card と!のあとのスペースを埋めて書き込んでください。ダイス・カードで分岐します。 同じ方が複数回引いてくださって構いません。てか引いてください。 【敵A中里】−【I正美】が 2以上→むにむにされる。 −1〜1→すばやく察知して回避。 −2以下→逆にもにょもにょする。 むにむにされ、かつ敵A中里のスタイルが5以上のとき、ちょっと勝ち誇った顔をされます。
[819]小田ジュニア:2010/07/13(火) 22:38:01 ID:??? 敵A中里の手→( 4 )+ ( 1 ) 掴むでニンニン!
[820]森崎名無しさん:2010/07/13(火) 23:15:16 ID:??? I正美の回避→( 1 )+ ( 6 )
[821]森崎名無しさん:2010/07/13(火) 23:27:23 ID:??? 敵A中里のスタイル→ ダイヤ4
[822]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/07/14(水) 00:50:59 ID:??? 敵A中里の手→( 4 )+ ( 1 )=5 I正美の回避→( 1 )+ ( 6 )=7 −2以下→逆にもにょもにょする。 敵A中里のスタイル→ ダイヤ4=4。まだまだこれからさ。 --------------------------------------------------------------------------------- ざっ! 遅い来る敵A中里の魔手。 そのハンドスピードは並ではない。 I正美「!」 だが、I正美も並の少女ではない。 I正美はその手を空手の回し受けの要領で外へ払い、身体をくるっと反転させると、 敵A中里のふところへもぐりながら右手を突き出した。 もにょ。 I正美「あれ?」 敵A中里「ひょわー!」 寸止めするつもりだったが、勢いあまってI正美の手は敵A中里の胸をもみょもみょしてしまった。 サイズは大きくない。自分と同じくらいだろう。 敵A中里「おぬしやるのォ!」 敵A中里はI正美の手を払いのけ、両手で胸を隠すような格好をする。 カウンターを受けるとは思っていなかったらしく、ちょっと涙目になっているようだ。
[823]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/07/14(水) 00:52:44 ID:??? 敵A中里「私は中里真矢!そっちはなんてゆーの!」 I正美「わたしは山森正美」 敵A中里「正美、この辱め忘れないぞー!」 敵I服部「いいからもう下がれ!」 敵A中里「お前のもこの試合中にもみょもみょしてやるからなー!」… 敵I服部「目的が変わっとる…まったくもう」 敵A中里は、I正美を一方的にライバル視したようだ。 敵I服部が頭痛に耐える仕草をしながらI正美にわびた。 敵I服部「すまぬのう、勘弁してやってくれ」 I正美「ははは…」 敵I服部「それにしても、あのおさわり真矢の手を初見でかわすとは、この娘あなどれぬ…」ボソッ ??「…」 敵I服部「のう、ナディア?」 ナディアと呼ばれた少女がうなずいた。 日本人の名前ではない。褐色の肌と藍色の頭髪も、やはり日本人のものではない。 忍者業界も留学生を招き入れる時代になったようだ。
[824]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/07/14(水) 00:54:35 ID:??? 係員「そろそろ順番です!」 敵I服部「おっと、入場が近いようじゃ。ナディア、皆、参るぞ!」 くのウィッチイレブン「承知!」 I正美「わたしたちもそろそろ行こう」 みんな『おー(ヤー)』 チームごとに順番にスタジアムへと入場してゆく。 南葛の番となり、I正美を先頭にして行進しながら所定の位置へと並んだ。 『それではただいまより、中学女子サッカー選手権全国大会の開会式を開始いたします。 まずは大会委員長である卯蔵三蔵氏のご挨拶から…』 壇上にあがったおえらいさんは、開会宣言を行ったあと、面白くない挨拶をだらだらと始めた。 I正美(はじめの開会宣言だけでいいのにな…。2秒でスピーチ終わらせてくれるおえらいさんっていないのかな) 左右を見ると、他のチームの人も同じようなことを考えているようだ。 これからしばらく、退屈に耐えなければならない。
[825]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/07/14(水) 00:55:48 ID:??? もうちょっと進めて試合前のミーティングまで行きたかったけど ちょっと頭がいたい気がするので本日はこれでおしまいです。 どうもありがとうございました。
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0ch BBS 2007-01-24