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キャプ森・幻想スターズ1
[407]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/19(月) 15:48:51 ID:SjCk9jf6 〜ウイング・コープスの控室〜 若林「また俺はあいつに負けたのか…」 一足早く控室に戻った若林は、Jrユース時代に引き続き、森崎に敗北したことに尾を引いていた。 若林(俺はあのJrユース時代での屈辱を果たすために、元の世界では血のにじむような努力をした。 今度こそはと俺はこの大地に足を踏み入れ、翼とともに挑んだが…) それでも結局は1失点を許してしまい、またも負けた自分に腹が立った。 レミリア「残念だったわね、若林」 若林「…レミリアか」 レミリア「気を落とさないことね」 若林「別に気など落としてはいない」 レミリア「そう? それならいいけど。私が言うのもなんだけど、あなたはがんばってたと思うわ。 (まともに働いてたと言えるDFはガルバンくらいだったし)」 若林「…どんなことも、勝てなければ意味がない」 レミリア「そうね」 若林「………」 レミリア「………」 しばらく二人は沈黙した後、再びレミリアが口を開く。
[408]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/19(月) 15:52:08 ID:SjCk9jf6 レミリア「あなたも理由はどうあれ、森崎を倒すことを目標にがんばっている。 なら次はその10倍がんばればいいじゃない。それでも勝てなければ100倍でも何でも」 若林「気の長い話だな」 レミリア「そのくらいの気持ちでがんばりなさいってことよ」 レミリアの冗談のような一言に、若林はわずかに笑みをこぼす。 若林「慰めてくれてるつもりか?」 レミリア「そのように受け取っていただけるなら」 若林「…ふん」 咲夜「お嬢様、選手全員が集まりました。指揮をお願いします」 レミリア「わかったわ」 咲夜に声をかけられると、レミリアは選手たちに向かって歩いて行った。 若林(…俺は絶対にあきらめん。次は必ず、お前をこの幻想郷の地に這いつくばらせてやるぞ、森崎!!) 若林は森崎への再戦の決意を新たにするのであった…
[409]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/19(月) 15:55:05 ID:SjCk9jf6 〜ラブマリーの控室〜 両チーム同士の話が終わり、ラブマリー側も全員控室に戻ってきていた。 陽子「みんな、よくがんばったわね」 骨川「なんとか勝利できましたね!」 永琳(三杉くんも、とりあえずは倒れることはなかったようね) 輝夜「全員お疲れ様。それと、森崎…ハーフタイムはごめんなさい。何も言えなくて…」 森崎「そんなこと気にするな。俺はキャプテン経験もあるしな、チームをまとめることくらいできないと。 俺と違ってお前は新米なんだろ? まだこれから学んでいけばいいじゃないか」 輝夜「…そうね、ありがとう」 森崎(こうやって、うまく俺の意見を聞いてくれるようにしとかないとな) 打算的に考えながらも、一応フォローをいれた森崎。 輝夜「よし…! それじゃあ、帰りましょう。みんなにも今日の疲れをしっかりとってもらわなくちゃね」 森崎「ああ」
[410]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/19(月) 16:02:51 ID:SjCk9jf6 ★試 合 終 了 !★ ―――この試合で手に入れたスキル・上がった才能 ●才能編 三杉 →才能Lv2 カルツ →才能Lv2 シュナイダー →才能Lv1 山森 →才能Lv1 中里 →才能Lv1 ●スキル編(効果も記載) 葵→葵式・顔面ブロック 効果:(1/4で高いパスとブロック+7)ガッツ200消費 シュナイダー→スキル・?????→皇帝の爆風 効果:※後半の時、『皇帝の怒り』が発動してるときのみ発動。 シュート時、通常のガッツ消費に加え、消費+150。1/2の確率で、シュート力+10。 発動中はシュート・ドリブル・タックルすべてに吹っ飛び係数「1」がつく。 ※今回の試合はあらかじめ『フラグB』が立っていたため、条件を満たさず発動することができました。 ↓に続きます
[411]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/19(月) 16:04:12 ID:SjCk9jf6 ★中里のシェスターに対する感情が変化しました。 それと同時に、シェスターの同僚であるマーガスの感情もかわりました。 ●中里→(興味)→シェスター・マーガス ★ボッシのマーガスに対する感情が変化しました。 ●ボッシ→(いいヤツ)→マーガス ★試合に勝利したことにより、CAPの上限が25あがりました。 ●CAP 165/100→165/125(現在のCAP/最大CAP) ------------------------------------------------------------------------------------------- そういえば今更すぎますが、飛行機内で最後の仲間(三杉)を選抜したとき、合計CAPが175になってました。 本来は現在↑に書いた165が本当の合計CAPです。
[412]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/19(月) 16:10:44 ID:SjCk9jf6 チームメイトたちは、試合後の余韻に浸りながら和気あいあいと宿舎へ戻ってきた。 〜ラブマリーの宿舎 夜〜 輝夜「みんな。改めてお疲れ様。今日は勝てて本当によかったわ」 輝夜「夕食はすぐに用意するから、本日はよく食べて、よく体を休めてちょうだい」 一同「「「わかった(わかりました)」」」 輝夜「最後に森崎。キャプテンとしてみんなにねぎらいの言葉をお願いしてもいい?」 森崎「そうだな…」 ★選択★ ●A→みんな、慣れないフィールドでよくやってくれた。今日は祝勝会だ! ●B→急造チームにしては、なかなかよかったぞ。これからも期待する。 ●C→いや、今日はやめておくよ。 先に1票入った選択肢で進行します。
[413]森崎名無しさん:2010/04/19(月) 16:12:57 ID:??? A
[414]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/19(月) 16:20:28 ID:SjCk9jf6 ●A→みんな、慣れないフィールドでよくやってくれた。今日は祝勝会だ! 早田「おお、いいねぇ!」 井沢「ぱーっといこうぜ!」 マーガス「せっかく勝ったんだ。楽しく行かないとな」 骨川(なかなかいいコメントでしたよ。キャプテン!) 場を盛り上げたことで、全体的に森崎の印象が良くなった。 森崎(ほんとに試合に勝ててよかったな。ここに来た二日目で慣れない大地でどうなることかも思ったが…) こうして、チーム『ラブマリー』の最初の試合の夜が更けていった。 ★森崎を含むチームメイトすべてが、グッスリ寝てガッツが全回復しました。
[415]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/19(月) 16:23:46 ID:SjCk9jf6 朝の鳥のさえずりが聞こえるなか、森崎は朝を迎える。 森崎「朝か…すこし、この布団にも慣れたな」 昨日よりはいくらか熟睡できた森崎はのそのそと起き上がる。 中山「森崎、今日は遅かったな。疲れがたまってたか?」 森崎「そうかもしれん。…ん? もう朝飯はできてそうだな」 森崎は部屋に食事の香りが漂っていることに気づく。 中山「ああ。俺も今みんなに食事ができたことを伝えに行こうと思ってたところだ」 森崎「そうなのか。なら俺も一緒に行こう」 森崎は中山と一緒にチームメイトを呼びに行き、食堂へと向かった。
[416]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/19(月) 16:28:03 ID:SjCk9jf6 その後、食堂に全員揃い、朝食を食べ終えたあと、輝夜が全員に聞こえるように話す。 輝夜「みんな。これからのことを話しておくわ」 食事を終え、自分たちがこれからどう動くべきがを説明し始める。 輝夜「今日からはオフよ。この間は幻想郷を観光してくれてもかまわないわ。 練習したければ、近くに練習場があるからそこに行きなさい。時間はあるから気長に練習してね。 輝夜「ただ、出かけるときは前にも言った通りくれぐれも気をつけて。 幻想郷は『迷いやすい』場所も多い。骨川くんが書いてくれたメモにそれも加筆しておくわ。後で確認しておいて」 輝夜「次の試合は10日後。その間、ラブマリーの選手であればここを好きに使っていいから」 輝夜「私と永琳は一度、自分たちの住居に戻るけど何か用事があるなら、鈴仙を残しておくから彼女に言ってちょうだい」 輝夜「それじゃあ、一旦解散!」
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0ch BBS 2007-01-24