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【力と】小田Jr.の野望12【仲間を求めて】
[242]小田ジュニアの野望:2010/04/25(日) 23:50:32 ID:g53zRRjw 戸田(…よし!) シュパン! 城島(逆をつかれた!!!!) ぼふ! 実況「き!決まったーーー!戸田さんのシュートは見事右隅に吸い込まれた!完全に逆を疲れた 城島君はその軌跡を見届けるしか出来ない〜〜!!」 戸田(よし!私はお父さんのようにはなれない!だけど!私は私としてこのチームNIKEで頑張るんだ!) あえて父のイメージとは逆に蹴り、そして見事に結果を出したちび師匠は右手を高々と上げ、自らの 存在を確立して見せるのだった。 城山(うんうん、これでちび師匠も一皮剥けたな。そして、この一点。本当に勝っちまうかもなこりゃ) ???「監督。顔がにやけてますよ。気持ち悪い」 城山「ん?そうか?」 パンパンと両の頬を叩き気を引き締める名伯楽。 〜〜〜
[243]小田ジュニアの野望:2010/04/25(日) 23:51:32 ID:g53zRRjw 実況「後半僅か5分!来生君のドリブル突破とワンツーから、ノールックパス!そこに飛び込んだ戸田さん に対し二宮君たちが反則!PKとなりそれをきっちりと戸田さん自ら仕留めました! これは運もNIKEに味方しているようだ!」 正美「まさかこんな形とはいえあの城島君が2失点。これは大きく勝利が見えてきました!」 僅かに興奮気味に答える正美。残り時間は15分とロスタイムのみ。この状況は修哲にとっては 絶望的だった。しかし、まだ諦めてはいない。諦めてはいけないのだ。 井沢「時間がない。本当は決勝まで取っておきたかったけど、あれをするわよ」 長瀬「わかった。けどずいぶん解消されたとはいえコマンダーにかかる負担は大きい。本当に 大丈夫なんだな?」 井沢「もちろん。あのジュースのお陰で気力も体力も十分よ」 山口「俺は反対だけど…わかった。姫さんの言葉には勝てねえな。いっちょ、やってやっか!」 修哲イレブン「おう!」 そして再び闘志を燃やしだした修哲小のメンバーはキックオフから試合を再開させるのだった! 〜〜〜
[244]小田ジュニア:2010/04/25(日) 23:53:39 ID:??? という事で今日はここまで。 全く異なるシナリオの整合性考えていたら、試合の筆がものすごく遅くなってしまいました。すみません。
[245]森崎名無しさん:2010/04/26(月) 00:52:48 ID:??? シナリオ構築お疲れ様です。楽しみに待ってます。
[246]森崎名無しさん:2010/04/26(月) 13:23:45 ID:??? なんだこの試合は・・・おもしれぇw
[247]小田ジュニアの野望:2010/04/26(月) 23:11:20 ID:tFf7nyDE >>245 ありがとうございます。確率的にこのシナリオが開放される可能性は低いですが、基本的に IFの世界が大好きなので脱線的シナリオを思いつくと気が済むまでこねくり回したくなる 悪い癖があるのです。 >>246 そういってもらえると書き手冥利に尽きます。ありがとうございます。 両チームとも隠し玉がまだ残っているのでもうしばらくお付き合いくださいませ。 来生「まさか監督の作戦がここまでドンピシャだとはな」 本多「あの監督の事だ。もしかしたらちび師匠への反則まで織り込み済みだったのかもな」 戸田「まっさかぁ。あそこは私の不意打ちダイレクトジャストミートの爆発力に賭けたんだよ」 本多「作戦上はな。だが、実際は見事なまでに修哲の2人がちび師匠に突っ込んできた。結果論だが 労せずして一点入れたわけだし、もしかして本当に名監督なのかもな」 来生「そうか?俺の親父は『いいところを全てツバサに任せるだけの監督だった』ってぼやいてたぜ?」
[248]小田ジュニアの野望:2010/04/26(月) 23:12:54 ID:tFf7nyDE 戸田「う〜ん。私のお父さんは『自分達が自立するには最適だった』って笑ってたよ?村川君の お父さんが研究者になったのも監督との遊びがきっかけだっていってたし」 本多「で、今の監督はどこか飄々としてるんだよな。ほんとにやる気あるのかってくらいに」 太原「おお〜い!井戸端会議は、この試合に勝ってからしてくれよ。残り時間はまだまだたくさん あるんだぞ〜!」 来生「っと、そうだった。それじゃいっちょ修哲さんの攻撃をふせぎますか」 強い決意をした修哲に対してNIKEのメンバーはどこかおきらくな状態で後半6分、試合は再開される。 〜〜〜 実況「それでは選手達が各陣内に戻ったところで早速修哲のキックオフです!ボールは またもやFWの2人ではなく、5年でI番をつけている修哲の女神井沢さん。今回は サイドアタックではなく、中央から突破するつもりなのでしょうか!?」 井沢「大野君、フォローよろしく!」 大野「了解、お姫様」
[249]小田ジュニアの野望:2010/04/26(月) 23:13:54 ID:tFf7nyDE 井沢「それじゃ修哲の本当の恐ろしさをNIKEに見せ付けるわよ!みんな!!私に続いてきて!!!」 修哲一同「おおお〜〜!!!」 その掛け声と共に…キーパー城島以外の10人が一気に動き出す! 実況「こ、これは!修哲小一気に攻勢に出ます!全員攻撃だ!しかも前半開始に見せた『ハーフケージ』 の動きよりも早い!」 井沢「大野君!こちらに穴はある?」 大野「松岡のテンポが二拍遅い。でもエリアの確保に問題ありまないよ!」 井沢「よし!」 走りながら最終確認を行う井沢。今回の作戦には大野の領域を視認するという天才的な能力の 補佐が必要であり、彼のその能力と、井沢の天才的なゲームメイク術がかみ合う事で チームスキル『アクティブケージ』は完成する。それは去年南葛SCをたった数分で壊滅状態にまで 追い込んだ『超鳥かご』のこの世代での完成形である。
[250]小田ジュニアの野望:2010/04/26(月) 23:14:56 ID:tFf7nyDE 来生「何を考えているかわからんが、今更慌てても意味はないぜ!」 戸田「いくよ!」 ザシュウウウ!!! 情報としては知っていたが、奪ってしまえば関係ないとばかりにダブルタックルでボールを奪いに来る 来生とちび師匠。しかし。 井沢「あなたたち程度は私の敵じゃない!」 トン! 実況「これは!ボールをタックル直前で挟み込んでそのままジャンプする井沢さんの得意技 クリップジャンプ炸裂!まずは何も無かったかのように切り抜ける!」 来生「くっそ!ボールさえこっちのものだったら!」 井沢「よし!松本くん!」 ぽ〜ん! 実況「ここで井沢さんボールを軽く蹴りだすとまるでくる事がわかっていたかのように松本君が ワントラップ。そしてドリブルは続行される!」
[251]小田ジュニアの野望:2010/04/26(月) 23:16:42 ID:tFf7nyDE 本多「このタイミングでパス!?」 村川「あくまで俺へのパスカットコースは潰しにかかるのか!!」 松本「大正解!」 シュ…シュン!! 実況「こ、これは!またもや松本君の素早いフェイント!NIKEの中盤に仕事をさせるつもりはないのか!?」 松本「へっへん!これなら…とっと!」 バシュン!! 太原「お前達の素早い動きは読んでいる!」 実況「これはNIKEの太原君の指示で動いた大久保君が完全に不意を付いた! 村川君を抜いた瞬間の隙を突くタックルで松本君のボールを転がすが…」 タン! 松岡「おっと。まだまだ!」
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0ch BBS 2007-01-24