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【力と】小田Jr.の野望12【仲間を求めて】
[265]小田ジュニアの野望:2010/04/29(木) 00:45:20 ID:QHVj2Rpc 井沢「これは労せずして!」 そこに5年の井沢が姿を現す! 本多「っく!こんなところで!」 シュート能力こそ超級の能力を持つ本多だったがドリブルに関しては褒められるほどの能力ではない。 万能タイプである井沢に勝てるわけ… 太原「無茶するな!後ろに回せ!!」 しかし、そこにNIKEの自称軍師、太原の声。 本多「ち!囲まれるよりはマシか!」 パシン! 実況「おおっと!ここは本多君勝負を避けました!ボールを受け取ったのはライトウイングの村川君!」 村川「ようやく出番だね。」 そしてドリブルである程度走りこむと…
[266]小田ジュニアの野望:2010/04/29(木) 00:46:24 ID:QHVj2Rpc 村川(さあ、俺のセンスの見せ所。井沢の位置を考えると本多、来生は危険域、となると朝比奈か ちび師匠…能力的には師匠が上とみるが、師匠はダイレクト要因。消去法だが仕方がないか) パシン! 実況「おおっと!ここで逆サイド!ボールを奪いにきた井沢さん、山口君が体で押さえつける事が 出来ない絶妙なポイントでボールは朝比奈君の元へ!」 朝比奈「よし!っといいたいところだけど…」 朝比奈の眼前には修哲の伏兵大野。前半のNIKEのオーバーラップドリブラー服部のボールを 止めたり、後半得点された『アクティブケージ』の裏の立役者だったりと、もし彼がいなければ NIKEはもっと楽にこの試合を展開できていたはずだ。 大野(とはいえ…敵さんに穴がない場合は意味がない能力なんだよな) フィールドを大きく使っているNIKEに対して修哲は進攻しあぐねておりNIKEの穴の位置に 修哲のメンバーはいない。 朝比奈「!!!」 しかし、ディフェンスに対して圧倒的に有利な立場にいる大野に対して、思わぬ助けがやってくる。
[267]小田ジュニアの野望:2010/04/29(木) 00:47:25 ID:QHVj2Rpc 服部「こい!」 それはDFの服部。ディフェンスラインを指揮している太原の指示により素早く動き出していたのだ。 朝比奈「よし!2対1なら!」 ここでようやく突破を試みる朝比奈と服部! 実況「おお!大野君相手にショートパスのワンツーで抜きにかかる朝比奈君!さしもの大野君も これは分が悪い!」 大野(ま、2人がかりじゃな…今回はディフェンスラインを薄くしただけでもよしとするか…) 実は体力の限界を感じ始めている大野は積極的にボールをとろうとは思っておらず、あっさりと 2人のコンビプレイを譲りとおす。 朝比奈「よし!このまま敵陣突破だ!」 服部「忍!」 実況「さぁ!改めてセンターラインを乗り越え、修哲小に進攻してきたクラブチームNIKE! 朝比奈君がドリブルを続行してますがいつでも服部君がフォローできるように併走している!」
[268]小田ジュニアの野望:2010/04/29(木) 00:48:25 ID:QHVj2Rpc 松岡「なるほど…セカンドボールを確実にフォローする作戦か。悪くない」 二宮「という事は2対2なら問題ないわけだ」 朝比奈「ここまできたらセンタリングの位置まで走りこむ!」 服部「分身フェイク!!!」 実況「ここで2対2の混戦!なんだか服部君が2人に見えますが、きっと気のせいでしょう!」 正美「ああ。そういえば服部君はスポーツ忍者見習いだという情報が入ってますね」 この四人の能力、一日之長を現したのは松岡。今のところ目覚しい活躍は見せていないが中盤の底 という重要なポジションを守るだけの能力を持っており、混戦においては十分すぎるくらいの 力を持っていた。 松岡「ふんぬ!」 ぼきゃーん! 実況「おおっと!業を煮やしたのか松岡君味方の二宮君もまとめて全員吹き飛ばす!これでボールは!!」
[269]小田ジュニアの野望:2010/04/29(木) 00:49:35 ID:QHVj2Rpc 松岡「!!???」 服部「名を捨て実を取る!!」 クラブチームNIKE一の俊足服部は吹き飛ばされながらもボールを足に挟み込み、空中で姿勢制御を 行うとスチャっと着地する! 服部「改めて勝負!!」 松岡「面白い!」 実況「再び両者げきとつ〜〜〜!!!ボールを奪った服部君が吹き飛ばされた松岡君に再び勝負を挑む〜!」 ガン!!! 両者の交錯は一瞬で決着がつく! 服部「その力量見事!」 松岡「…力押しだけでは…か…」 勝者はNIKEの服部。瞬間的に幻惑的なボールタッチでボールそのものを消したかのように 松岡を欺くとそのままドリブルで突貫し…
[270]小田ジュニアの野望:2010/04/29(木) 00:50:35 ID:QHVj2Rpc 実況「ついにセンタリングポイントまで到達!!スリートップのためここからのポストプレイの 選択肢は豊富だ!!」 城島「高杉はどこから来てもいいようにがっちりゴール前をキープ!国分は来生!相葉は本多につけ! 戸田は最悪フリーでも構わん!絶対に接触プレーだけは避けるんだ!」 DF陣「了解!」 実況「さあ、鉄壁の城島君!素早くDF陣を展開させると自身はどの方向からのボールにも 対応すべくがっちりとゴール前に張り付いている!」 城山(……さあ。ここからが本番。鉄壁の相手にどう戦おうか?) 服部(時は金なり…キャツが来る前になんとしても得点を!」 バン!!! 実況「ボールはニアの戸田さんへの低いボール!修哲城島君の指示を逆手に取ったのか!?」 城島「大丈夫!こうくる事は予想済み!」 戸田「このタイミングで決めるんだ!!」
[271]小田ジュニアの野望:2010/04/29(木) 00:51:39 ID:QHVj2Rpc 小柄な体であるちび師匠こと戸田は高いボールにはめっぽう弱い。故に試合開始前には山森正美 にFWよりMFの方が適正があるといわれていたのだが… くるり… その小柄な体格ゆえに可能な曲芸で、体を空中で横に倒しながら全身のバネを使ってボールを 蹴り出す! 実況「でましたーー!戸田さんの大技!縦回転式ダイレクトボレーシュート!!! しかも、天性の勘ゆえかボールはジャストミートされ伸びていく!!!」 バッシューーーン!!! その体格から打ち出されたとは考えられないほどの勢いで伸びのあるボール。あの師匠の娘だけあり、 その勢いは一般小学生の範疇では最高級…だが… 城島「俺の左腕はその程度で割れはしない!!!!」 ガシュン!!! 実況「と!止めた〜〜!!!やはりこの人のセービング術は普通じゃない!戸田選手の…い、いや! こぼれている、こぼれている!!!戸田さんの最後の伸びがボールを一押しした!!そこに 来生君が猛然とダッシュ!高杉君のフォローよりこのタイミングは一歩早い!!!」
[272]小田ジュニアの野望:2010/04/29(木) 00:52:41 ID:QHVj2Rpc 来生「最後の一手は俺が撃つ!!!」 ズッキューーン!!! 高杉「そういつまでも!!!」 ドン!!! 実況「来生君の放ったフルフラットは高杉君の真正面!巨漢高杉君を吹き飛ばす程の威力はなく ボールは更に零れ…」 ちび師匠「私にフォローできないボールはない!」 実況「ここで戸田さんが無茶な体勢から一気に飛び出す!!!ゴール前の城島君はまだ体勢が整っていない!」 城山「師匠!!!このタイミングなら!!!」 ここでようやく城山は最後の一声を掛ける!!! 戸田「!!!そうか!!!」
[273]小田ジュニアの野望:2010/04/29(木) 00:53:42 ID:QHVj2Rpc スカ!!! ちび師匠はコンパクトに振り上げた足を蹴ると見せかけ大きく空振りする!!! 城島「なにぃ!!!」 実況「チームNIKEここで再びスルー!!!!城島君は完全に策にはまり整っていない格好が 更に崩れる!!!」 本多「これが最後だ!!!」 実況「そこに飛び込むのは6年生のこの人、本多君!!そして放つ技は当然!!!!」 ズギャギャギャギャーーーン!!! 本多は体中の関節を捻らせ全ての回転運動をただ一点、ボールのインパクトに乗せる!!! 本日2度目の最強大技ドリルスピアー!!!
[274]小田ジュニアの野望:2010/04/29(木) 00:54:44 ID:QHVj2Rpc 国分「せめて方向だけでも!!!」 松岡「まだだ!まだ終わってない!!」 二宮「相葉行くぞ!!!」 相葉「二宮!?」 ドリルスピアーの威力は会心の出来。まるでジャイロボールのごとく放たれ国分と松岡を弾き飛ばす! しかし!!! 二宮「痛くない痛くない!!」 相葉「やっぱりいたーーいい!!」 ズギュギュギュグ…!!!! 実況「これは!二宮君と相葉君のツインブロック!!!お互いを絡ませて弾き飛ばされるのをギリギリで 踏みとどまる!!!しかし、しかし!それでもボールは修哲小のゴールの中へ!!!これは本当に…」
[275]小田ジュニアの野望:2010/04/29(木) 00:56:34 ID:QHVj2Rpc 城島「まだだ、ここまで来て!!!」 修哲最後の守護神城島は最後の封印を解き放つ! 実況「城島君横っ飛びーーー!!!なんといつもの左腕だけではなく!右腕も使っている!! 両手を同時に使うのを見るのは今年はじめて〜〜!!!」 バシュン!!!! ……………… ……………… ……………… 実況「と…止めた〜〜〜!!!!キーパー城島君。なんと本多君のドリルスピアーを止めました〜〜!!!」 城島(!!!!か、肩が動かない…やはりまだ……!!) 激痛とも鈍痛とも取れる衝撃が城島の右肩を襲う!しかし、今この状況でそれをアピールする事など 出来るはずはなく、苦虫を潰したような顔を無理やり闘争心の塊のような顔に変換させる!
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0ch BBS 2007-01-24