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【新たなる】キャプテンEDIT5【道へ】
[675]森崎名無しさん:2010/05/02(日) 01:30:01 ID:??? 乙乙
[676]森崎名無しさん:2010/05/02(日) 01:59:12 ID:??? >>674 むしろここに瀬川ガールズを引き連れて登場するのではないだろうか
[677]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/02(日) 22:28:48 ID:??? ★レッツパーリィ!→ ハートA =★ ハート・スペード → 「温泉旅館だな。たしか格安のキャンペーン中だったはずだな」 そーなのかー ----------------------------------------------------------------------------------------------- 大前「旅館かァ。キャンペーン中とはいえ、随分奮発したな」 比良山「まったくだ……まさか部費を使ってはいないだろうな? もしそうだったとしたら、部費がすっからかんになるぞ」 大前「……ま、まさか。いくらなんでも、それはないだろ」 そう言いながらも、もし比良山の言った通りだったらどうしよう、と戦々恐々とする大前だった。 … … … 事の真相はこうである。 本条「ふっふっふっ……小学生時代から毎年のお年玉をコツコツと貯めていたこの貯金! ここだ! ここで使うんだ! このクリスマスパーティーを幹事として成功に導けば、部長の座も転がり込んでくるはず……。 見ていろ早瀬、俺がどえらい会場を借りてみせ、そしてお前との格の差を思い知らせてやる!」 国岡「あ、アホだこの人……こんなことに十万近く使う人、初めて見たぜ……」 篠田「ま、まあ放っておこう。どうせ俺たちの財布が痛むわけでもないし」 本条「ハーハッハッハッ!!」 仲間二人の冷たい視線。それに気づかず、本条は高笑いをするのであった … … … というわけで、パーティーである。
[678]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/02(日) 22:29:52 ID:??? 瀬川「メリークリスマスっ! しっかし、旅館でクリスマスパーティーってのも乙なもんだね! 加藤ゲッチューとはこのことかな?」 比良山「誰ですか、加藤って。それを言うなら和洋折衷ですね」 大前「というか、瀬川さんも来たんですか。てっきり、こういう時節には遊びに行っているものかと」 瀬川「はははっ、イイ男になる秘訣ってのはね? カワイ子ちゃんだけでなく、仲間にも気を使うことさっ!」 そう言い、親指を立てる瀬川。そこへ、奥から早瀬が呆れきった顔を見せる。 早瀬「何言ってやがる。本命に振られたからだろうが」 瀬川「ちょ、おま!? 恥ずかしいことバラすなよ〜っ!?」 早瀬の言にバタバタと手を振る瀬川だった。大前と比良山としては、神妙に肯く他なかった。 比良山「……道理で」 大前「……あんまりアチコチに声掛けているからですよ?」 瀬川「ふっ、そうは言うけど女の子たちの方が放って置いてくれないのさ……美の女神に愛され過ぎるのも、考えものだな」 早瀬「それと、知恵の女神にも愛されるよう努力するべきだな。……ま、いつまでも入り口で騒ぐのもなんだ。 お前らも早く宴会場に入りな」 大前「はい」 比良山「そうしましょう」
[679]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/02(日) 22:30:57 ID:??? 〜宴会場〜 大前「畳敷きの宴会場に、モール飾りとクリスマスツリーか……シュールだなァ」 早瀬「俺も最初に来た時は正気を疑ったぜ」 比良山「これ、旅館の人に怒られないですか?」 早瀬「その辺の心配は無用。今年は客の入りが悪いみたいで、今日は俺たちくらいしか客がいないらしい。 そんなんだから、苦肉の策で格安キャンペーンなんてやったんだろうな。っつーわけで、明日の朝に片せば問題無い」 大前「なんだかご都合主義だなァ」 本条「ふっふっふっ……どうよ、この俺の見事な取り仕切りぶりを! 思い知ったか早瀬ェ!」 幹事と会場の準備を任されていた本条が、ふんぞり返って言う。 早瀬「ハイハイ、凄い凄い」 本条「くっ、なんだその気の無い返事は!? 今日という今日は、俺の価値について分からせてやる必要が――」 やす子「こらこら、せっかくのクリスマスにケンカなんかしないの」 言いながら、ひょっこりと現れる飯地。 大前「監督? けど、クリスマスだからって一番荒れていたのはあなた――って、なんですか、その格好は?」 飯地の装いに、思わず目を丸くする大前。
[680]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/02(日) 22:32:04 ID:??? やす子「うっふ〜ん♪ セクシーサンタさん衣装なのだ!」 白いトリミングをされた真っ赤な服に、同じ配色の三角のキャップ。確かにサンタの衣装である。 ただし、ズボンは無く、代わりに裾の長い上着が丁度ワンピースのスカート――ただし、かなりのミニ――代わりになっていた。 お陰で、素足が丸見えである。 やす子「どうよっ! 見とれた? 見とれたかしら?」 大前「……呆れました」 早瀬「だよなー」 先に見ていた早瀬も同感らしかった。それを聞いた飯地が、立腹したように無い胸を張る。 やす子「お子様には分かるまい……この身体を通して出る魅力がっ!」 比良山「身体を通して出る魅力?」 早瀬「そんなものがお前にあるものかっ! 大体、おかし過ぎるだろその格好。この時期の飲み屋の客引き姉ちゃんみてェだぞ?」 やす子「あらら〜ん? どうして未成年の早瀬くんが、飲み屋の客引きの格好なんか分かるのかな〜?」 仇っぽく笑いながらしな垂れかかり、嬲るように早瀬の顎を撫でる飯地。 早瀬「(うぜェ。そして、全然似合ってねェ)別に。繁華街を通ればたまに出くわすだろ」 やす子「ちっ、早瀬くんの弱みは握れなかったか……」 早瀬「俺の弱みを握ってどうするんだよ……」 げんなりとした表情で呟く早瀬だった。
[681]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/02(日) 22:33:06 ID:??? 末松「そんなことより〜早く開会のあいさつを済ませましょうよぅ〜……。 ご馳走が出るって聞いてメシ抜いてきたから、俺、もう腹がペコペコだよォ〜」 渡会「やばい! 暴食の怪物(ハングリー・モンスター)だ!」 本多「何だそれは……まあ、ともかく全員揃ったようですし、開会といきませんか?」 落田「そうそう! 早いところ菱野さんの手料理を――」 篠田「残念……と言っていいのかは分からんが、今回の料理は本条が取ったデリバリーサービスだぞ」 落田「なにィ!?」 国岡「お前は一中学生にこれだけの人数で宴会するだけの量を賄わせる気だったのかよ……」 大前(そう言えば、凄い量の料理だな……提案した時は、精々みんなで安いケーキとポテチでも摘む程度だと思ってたんだけど) 卓の上には、七面鳥の丸焼きなどの肉料理や前菜が並べられている。 量が相当あるらしく、菱野が未だまめまめしく配膳を行っていた。 菱野「申し訳ありません。もう少し上達したら、私からお料理を振舞わせていただくのですが……」 落田「はいっ! 楽しみにしてますっ!」 雪村「わっ! 落田くんがキリッ!ってなった! 似合わな〜い」 輝林「……こう言う時、どういう顔をすればいいのか分かりません」 豊原「笑えばいいと思うぞ。……気を使うと、却って落田が傷つく」 輝林「…………笑う、ですか。難しいですね……」
[682]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/02(日) 22:34:15 ID:??? 落田「ちくしょーっ! パーティーの席でもこんな扱いかよ〜っ!?」 部員たち「「落田だからしょうがない」」 落田「うわぁああああんっ!」 落田が泣きながら畳に伏した。 やす子「それはともかく、確かにそろそろ始めた方が良いわね」 菱野「早くしませんと、お料理が覚めてしまいますわ」 やす子「そうね。じゃ、みんなコップを持ってね」 末松「やっとか〜」 渡会「ホッ……末松が暴走するのは避けられたか」 ジュースや烏龍茶の注がれたコップを手に取っていく参加者たち。 途中、飯地がビールを注ごうとして早瀬にしばかれたのはご愛敬である。 やす子「それでは皆さん……メリークリスマスっ♪」 一同「「メリークリスマスっ!」」 カランっ。 空中で打ち合わされたグラスが、澄んだ音を立てた。 直後、全員がそれぞれにパーティーを楽しみ始める。
[683]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/02(日) 22:35:18 ID:??? 末松「よ〜しっ、挨拶も済んだし食べるぞ〜っ!」 落田「ぢぐじょう゛っ! 俺もヤケ食いだーっ! ハムッハフハフ、ハフッ!」 本多「コイツらは、よく食うな……合宿の時から思っていたことだが」 渡会「それはいいんだけど、もっとキレイに食べてほしいんだよね。時々、こぼれたのがこっちに飛んでくるんだけど……」 雪村「ケーキ美味しい〜っ!」 食事に精を出す者。 瀬川「一番瀬川、歌いますっ! チ○ッ○ーズで『涙の○ク○スト』っ!」 早瀬「諸般の都合で歌詞は出ないけどな」 やす子「いいぞーっ! もっとやれーっ!」 歌って踊る者。 豊原「やれやれ……みんな随分と羽目を外すな」 輝林「……………………」 豊原「お前も少しは羽目を外したらどうだ?」 輝林「……楽しいですよ?」 豊原「そ、そうか」 談笑(?)する者。
[684]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/02(日) 22:36:30 ID:5kKGbS+U 大前「よかった……みんなテンションは高いけれど、今回は大事にならなさそうだ……」 比良山「はははっ。何をそんなに神経質になっているのやら。たかがパーティーだ。そうそう問題など起こるまい」 大前(そう言うお前は合宿の時に――って、憶えていないか) 太平楽に笑う比良山だが、合宿の時には飯地に酒を飲まされた挙句、大トラに変じた前科がある。 本人は酔いがさめると同時に忘れ去ったようだが、終始素面のままだった大前は憶えていた。 というか、忘れられない。大前としては、早く忘れてしまいたいところなのだが。 比良山「? どうした、大前。妙な顔をして」 大前「いや、なんでもない。それより俺もそろそろ――」 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.「何か食おうか」 B.「一曲歌おうか」 C.「ここだ! ここで隠し芸だ!」(何をするかも併記してください) D.「誰かと話してみようか」(対象も併記してください)
[685]森崎名無しさん:2010/05/02(日) 22:43:18 ID:gFqp7o1k D 輝林
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