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【早瀬内閣】キャプテンEDIT6【発足か】
[402]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/13(木) 21:53:36 ID:??? 松山「……アンタは一体何者だ? アレだけのタックルに、これほどのドリブル。全国でもそうはいないぞ。 どこの誰なんだ?」 長池「『今年の』長野県代表、鳴紋中学のMF・長池文雄だ。全国で会う時まで、覚えておくがいい」 松山「長野代表? だが、あそこの代表は確か、去年に南葛と一回戦で当たった――」 長池「清栄のことか? それなら、去年の秋の大会で俺の仲間が破った。……俺抜きでな」 松山「なにィ!?」 告げられた言葉に、松山が目を剥く。 自分が勝ったものの、チームメイトのほとんどが子ども扱いされた実力から、長池のことを他校のエースクラスだと思っていたのだ。 その長池抜きで全国に出場できるチームがいることに、驚嘆を禁じえなかった。 ……そのためか、長池が清栄戦での失態を思いだし、密かに屈辱を噛みしめていることに、松山は気付けなかった。 長池「今回は俺の負けだ。この借りは必ず返す。……そう言えば、お前の名前は? 俺だけ明かすというのも、座りが悪い」 松山「ふらの中キャプテン・松山光だ」 長池「覚えておこう。……そうだ、それと一つ忠告しておく」 松山「? 何だ?」 長池「お前は確かに強く、仲間にチームワークを叩きこむ術も知っている。だが、悲しいことにそれだけだ。 お前には、決定的に『頼れる仲間』が欠けている。お前は俺には勝てるだろうが……ふらのは鳴紋には勝てん。 そのことを良く考えておくんだな」 ふらの一同((げぇ! バレてる!)) 松山「なにィ!? 俺の仲間を侮辱することは、絶対に許さんぞ!」
[403]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/13(木) 21:55:25 ID:??? 長池「……そうか。その気持は分かるよ。仲間を笑われることは、自分が笑われることより腹が立つもんな……」 フッと微笑み、踵を返す長池。 長池「じゃあな、北海道代表。どちらが頼れる仲間を持っているか、全国でハッキリとさせよう。 無論、今日の借りも返させてもらう」 松山「望むところだ。俺たちのチームワークは、何者にも負けはしない。そして俺も、今日勝った相手に明日負ける無様は晒さないぞ!」 長池「ふっ……これは夏が楽しみだ……」 敗北の借りと因縁を残し、長池はふらの中を去る。 その背には、荒鷲の鋭い視線が、いつまでも注がれていた。 長池「松山光、か……あれだけ激しいタックルだというのに、俺の脚を削りさえしなかった。 あのフェアプレイ精神は、見習いたいものだな……」 ※ 長池と松山の関係『因縁』が発生しました。更にふらの中に強化フラグが立ちました ※ ※ 長池の全能力が+1されました。また、松山の鉄砲水タックルに触発され、ヘルズタックルの威力が3に上昇しました ※ ※ 長池がスキル・フェアプレイ精神を習得しました ※ ※ スキル『フェアプレイ精神』 ※ ※ 相手とカードがクラブで一致して自身の数字が低い場合は、反則の代わりに代わりに自分に-3のペナを発生させます ※
[404]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/13(木) 21:56:32 ID:??? 長池がようやく松山と出会ったところで一旦、ここまで 夕食がまだだったので食べてきます。再開は23時〜0時ごろの予定です
[405]森崎名無しさん:2010/05/13(木) 22:19:12 ID:??? 兄貴って今パラメータどんくらい? 戻ってきたらもう一軍においつけなくなってたとかないよね?
[406]森崎名無しさん:2010/05/13(木) 22:23:27 ID:??? 一応自動成長ストップ勢の一員ではあるから、 「そこまで伸びてない」だけで落ちこぼれるほどではないでしょ
[407]森崎名無しさん:2010/05/13(木) 22:27:00 ID:??? そうかよかった でもとりあえず帰ったらイージー特訓はさせたい 個人的な願望だと
[408]森崎名無しさん:2010/05/13(木) 22:42:59 ID:??? 全能力+1したから伸びたほうでしょ
[409]森崎名無しさん:2010/05/13(木) 22:47:49 ID:??? 兄貴は荒鷲君との邂逅でせっかくセルフコントロールを覚えても 逆上した挙句暴走してフェアプレー精神をピリオドの彼方へやっちゃいそうで怖い。 というかそれを心の何処かで期待してしまうのは何故?
[410]森崎名無しさん:2010/05/13(木) 23:00:05 ID:??? >>409 つーかそのメンタルを克服するための特訓だろこれw
[411]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/13(木) 23:14:21 ID:??? >>長池の現在の強さについて さすがにこれだけやった選手が二軍落ちの能力だったら、無双をかまされた松山以外のふらのメンバーが可哀そうですよw 大部分はマスクドですが、鳴紋の中ではかなり強い方なのでご安心を >>409 そして、再びメンタルを鍛えに修行へ……なんという無限ループw ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 〜入学式の日・放課後〜 早瀬「そら、ボールが行ったぞ! ちんたらしてねえで、こぼれ球に喰らいつけ! そんなんじゃ、スタメンは夢のまた夢だぞ落田ァ!」 落田「は、はいぃ〜っ!!」 末松「早瀬さんがキャプテンになって、また練習がキツくなったな〜」 渡会「そーだな。全国が目標ってんなら、これくらいやらなきゃ難しいのかもしれないけどね」 本条(耐えろ……耐えるんだ俺! キャプテン奪還の機会は、必ず来るはずだ!) 他の部活が軒並み休んでいる入学式の放課後。だが、サッカー部だけは常と変わらず盛んな練習を行っていた。 新一年生A「す、すげえな……ここの練習は……」 新一年生B「あの人、浪野FC出身の落田さんだろ? アレだけ上手かった人でもスタメン落ちなのか……」 新一年生C「俺たち……ここに入ってやっていけるかなあ……」 フェンス越しにこちらを窺う新入生たち。そのあどけない顔に浮かぶ緊張の色に、大前は何とも言えない気分になった。 大前「……やっぱり、いきなりココの練習を見ると、ビビっちゃうよな。俺もそうだったし」
[412]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/13(木) 23:15:52 ID:??? 比良山「ああ、そういえばそんなことがあったとか言っていたな。あの時は雪村と――あ、いや、失言だった」 うっかりと滑らせた口を噤む比良山。年を跨ぎ進級しても、大前と雪村の関係は未だ改善を見ていない。 大前「気にし過ぎるなよ比良山。俺だって、それくらいのことは思い出話に出来るさ」 比良山「そ、そうか。……しかし、これはちょっと問題かもしれんな。あまりに熱が入った練習に、新入生の腰が引けている。 今年は俺たちの世代よりも、更に新入部員が少なくなるかもしれん」 大前「ああ。今年は良くても、来年か再来年は難しくなりそうだな。 もっとも、あんまり人数を増やすと早瀬さんや監督の手が回らなくなりそうだけど」 比良山「今年は部員の獲得と指導に、俺たちも積極的に動くべきだろうな。 早瀬さんにとってのお前の様に、新入生をつきっきりで面倒をみるというのも悪くない」 大前「そうだな。俺たちももう、下から先輩って言われるんだもんな……」 実際に新入生が入ってくるのは数日後なので、今はまだ実感が湧かない。だが、実質大前はもう二年生なのだ。 今までの様に、自分が指導を受けるだけでなく、後輩を指導する立場にも回る必要性がある。 また、新入部員が足りない場合は、大前も積極的に勧誘などをする必要があるかもしれなかった。 早瀬「……次! セットプレイ練習だ! 派手にやれよ大前っ!」 大前「は、はいっ!」 早瀬に呼ばれ、ゴール前に走る大前。その姿を見て、新一年生たちがざわめいた。
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0ch BBS 2007-01-24