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【早瀬内閣】キャプテンEDIT6【発足か】
[882]森崎名無しさん:2010/05/23(日) 17:55:20 ID:fPczLjwc C
[883]森崎名無しさん:2010/05/23(日) 17:56:57 ID:s5yGQw0+ B
[884]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/23(日) 18:04:50 ID:JC94Gg5I >>B.「自信が無いなら練習だ!」 飯地式教育法だ! ----------------------------------------------------------------------------------- 大前「ぐちゃぐちゃと、不毛なことばかりを言うんじゃない! 自分が劣っていると自覚があるなら、もっと練習をしろ! お前はそうやって愚痴っているだけで腕が上がるほど、自分が才能に恵まれているとでも思っているのか!? そうじゃないだろ! だからそんな口をきいているんだろ! だったら、ひたすら練習しろ! 今すぐにでもだ!」 若尾「ええっ!?」 いきなり一気呵成に怒鳴りつけられ、目を白黒させる若尾。 大前「返事はどうしたっ!」 若尾「え、あ、ええっと――」 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★若尾の反応→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ → 「はいっ! やりましょう、今から!」 さぁ、特訓だ! ハート・スペード → 「お、俺、頑張ってみます!」 奮起した! クラブ → 「そんなこと言われても……」 へたれた! JOKER → 「才能? ……実はあるんですよ!」 なにィ!?
[885]森崎名無しさん:2010/05/23(日) 18:06:10 ID:??? ★若尾の反応→ スペード8 =★
[886]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/23(日) 19:21:30 ID:??? ★若尾の反応→ スペード8 =★ ハート・スペード → 「お、俺、頑張ってみます!」 奮起した! ---------------------------------------------------------------------------------- 若尾「お、俺、頑張ってみます! やれる限りやってみますよ! 愚痴るのはそれからでも遅くないですよね!」 大前「あ、ああっ!(気持ちは通じたか……しかし、なんて信じ込みやすいヤツだ。将来、詐欺とかに引っ掛からないか不安だ)」 大前がそんな危惧を抱いたとき、遠くフランスの地で人の良さそうな顔(あくまで顔は)をした少年がくしゃみをしたという。 若尾「大前さん、ありがとうございます! 俺、なんだか目の前にかかっていた霧が、スゥーっと晴れた気分ですよ!」 大前「そうか、それは良かったな……(まあ、これで良かったんだよな? 多分……)」 上手くはいったものの、若干の不安を覚えないでもない大前だった。 ※ 若尾の好感度が上がりました ※
[887]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/23(日) 19:22:33 ID:??? 〜5月末・某日〜 早瀬「鳴紋ーっ! ファイ・オーッ! ファイ・オーッ!」 部員一同「「ファイ・オーッ! ファイ・オーッ!」」 今日もグラウンドでは、サッカー部の練習が繰り広げられている。 早瀬の音頭に合わせて掛け声を上げながら走り込みをする部員たち。それを飯地は、満足そうに横目で見る。 やす子「うんうん。走り込み一つをとっても、みんな動きが良くなってきたわねー。 これなら、全国でも相当の上位を狙えるわ。もしかしたら、優勝もあり得たりして」 菱野「はいっ! きっと、勝てますわ。チーム力は、去年の夏とは比較になりませんもの」 やす子「小豆沢くんに依存していた頃より、格段に強くなったもんね。名実ともに、この県の王者よ。 それはさておき、今年も大会前に練習試合をしなくちゃね。菱野ちゃんは、相手はどこがいいと思う?」 菱野「それなんですが、監督……県内の有力校は、みな鳴紋打倒に照準を合わせて、練習試合を見送る動きのようです。 手の内は晒さず、またこちらを勢いづけることも避けたい模様ですわ」 やす子「むむむ。それは困ったわねー……」 腕を組み、眉根を寄せる飯地。 と、その時、 菱野「あら? グラウンドの方に誰かが――」 菱野が、グラウンドに近づく人影を認めた。
[888]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/23(日) 19:23:43 ID:??? やす子「なにィ!? ひょっとして、乱入? だったら、誰でもウェルカムよ!」 菱野「そ、そんなにいきり立たないでください、監督。それに、あの方は――」 早瀬「ん? あれは――全体、止まれ!」 大前「は、早瀬さん? どうしたんです、急に?」 突然、走り込みを止められて、泡を食う部員たち。 それを尻目に、早瀬の眼はグラウンドに現れた闖入者に注がれていた。 大前「あ、あの人は!?」 瀬川「ま、まさか――」 ザリザリとグラウンドの土を踏みつつ、部員たちに近づいてくる男。 それは、 長池「……よぉ」 秋季地区大会以来、姿を消していたはずの男・長池だった。 大前「長池さん!」 瀬川「帰っていたのかよ! 水臭いなァ! 電話の一本くらい入れろよ!」 早瀬「馬鹿野郎、心配掛けやがって……!」 長池「すまんな……だが、もう大丈夫だ」 仲間たちの歓声に、涙ぐみながらも笑顔を見せる長池。
[889]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/23(日) 19:24:47 ID:??? 水守「あの人が長池さんかぁ」 園村「オールラウンダーで有名だった、あの人か」 若尾「なんか親近感がわくのは何故だろう……」 一年生たちも、戸惑いながらもチーム内の有名人の登場に、小声で噂話を交わす。 だが、その中には好意的ではないことを口にする者もいた。 浅村「……今更、どの顔下げて戻ってきたんだか」 瀬川「なにィ!?」 浅村の言い捨てるような言葉に、瀬川が激した。 だが、浅村も投資を売りにする男である。三年相手にも怖じず、更に言い募った。 浅村「なに怒っているんスか。俺の言ったことは当然のことでしょ。去年の大会、俺は小学生でしたけど、観てましたよ。 決勝の大舞台で開始早々退場喰らって、その挙句チームからも逃げ出した人でしょうが。 俺は一年でその人は三年ですけど――俺は先輩として、いいえ、チームメイトとして認められないっスね!」 国岡(ケケケ……イイ子ちゃんは扱いやすくていいぜ。よーしっ、そのまま大前シンパの長池をチームから叩き出すんだ!) 本条(うわぁ、悪い顔しているなァ国岡……) 墨田「俺も同感ですね。チームの和を乱す存在は、有害でしかありません。 ましてや、実際に大事な試合で足を引っ張ったとなると、余計にそう思います」 大前「墨田まで……(こういうヤツだとは知っていたけど、本人の前では自重しろよ!)」
[890]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/23(日) 19:25:58 ID:??? 池「俺がチームの調和を乱す、不協和音だと?」 墨田「端的に言えば、そうなります」 宇津木「まあ、正直どうでもいいですけどね。オールラウンダーのMFには、もう雪村さんがいますし。 いてもいなくても同じじゃないですか、その人?」 雪村「ちょ、ちょっと! そこで僕を矢面に立たせるの!?」 宇津木「あれ? いけませんでした?」 大前「……頼むから、中立でいるなら中立らしくしてくれ宇津木……」 頭を抱える大前。 瀬川「くっ! 去年はこのチームにいなかったくせに、どいつもこいつも――」 篠田「悪いが、去年からいた俺も異議ありだぜ」 早瀬「……篠田!?」 フン、と鼻を鳴らしつつ、篠田が名乗りを上げる。 篠田「長池の所為で一番迷惑を被ったのは、何より同じ試合でプレイしていた俺たちなんだ。 どの面下げて出てきた、は俺の言いたかったセリフだぜ。おまけに、ビビって姿までくらましていたんだからな」 瀬川「違う! 長池は自分を鍛えなおすために――」 いつもの伊達男ぶりをかなぐり捨てて、篠田に食って掛かる瀬川。 それに待ったをかけたのは、当人である長池だった。
[891]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/05/23(日) 19:27:06 ID:??? 長池「いいんだ、瀬川。……これくらい言われることは、覚悟していた」 瀬川「長池……けどよ!」 やす子「ストーップ! 揉め事やめっ! 言うこと聞く!」 飯地の怒鳴り声が、グラウンドに響く。 やす子「まったく、練習を止めてケンカだなんて、大した余裕ねー。そんなだらけた態度でこれから戦っていくの? いやー、貫禄があって素晴らしいわー」 篠田「うっ……」 露骨な皮肉に、篠田が怯む。 墨田「ですけど監督! こんな身勝手な人を許していていいんですか!?」 浅村「そうっスよ! まさか、特訓していたから許す、なんてコト言い出さないっスよね!?」 やす子「まあ、落ち着きなさいよ一年コンビ。よーするに君らは、長池くんの存在がチームにデメリットしかもたらさない、 って判断なのよね?」 墨田「はい。それ以外のことを言っているように聞こえましたか?」 やす子「いやいや、ちゃんと聞こえていたわよ? イージーイヤーは地獄耳なのよ」 浅村「は、はァ……」 やす子「じゃあ、それを上回るメリットを長池くんがもたらせばOKね?」
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0ch BBS 2007-01-24