※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【奇計か詭計か】幻想のポイズン34【アリスの世界】
[388]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/16(日) 17:25:34 ID:??? 反町の絶叫を聞き、フィールドに立っていた選手の殆ど――。 即ち、慎ましい胸囲を持つ者たちは一斉にガッツポーズを取った。 そう、胸が小さいのは決して悪なのではない。 むしろ小さいものには小さいからこその武器や強みというものがあるのである。 よくぞ言ってくれたと言わんばかりにうんうんと、慎ましい者達はそれぞれ頷きあうのだった。 穣子(そうよ! 豊穣の神の胸が豊かでなくて何が悪いのよ!) 妹紅(慧音の牛みたいなのといつも比較されてたからなぁ……反町は本当に良くわかってくれてる! やっぱいい奴だ!) 大妖精(私達妖精は成長をしませんからね……) 妖精1(望みが薄い以上、この特性を最大限に生かさなきゃ……!) メディスン(そしてそれは人形の私も同じなのよね……) リグル(ちっちゃいのは悪いことじゃないんだ! 悪いことじゃないんだ!!) パルスィ(パルパルパル……!) 妖夢(幽々子様や藍さん達と比較されるのはもう沢山です……) ヤマメ(ちょっと驚いたけど……中々どうして、いい事を言うなぁ……) そして、衝撃を受けたのは何もフィールドに立っていた者達だけではない。 反町の叫びはベンチへも届いており、そこでは静葉やにとりもがうんうんと頷いている。 静葉(お姉さんだからといって胸が大きくなければならないという決まりは無いのよ!) にとり(これでも頑張って胸の前でキュッと紐を結んでちょっとでも大きく見せようとアピールしてるんだけどねぇ) 橙(あと500年くらいすればわかりませんけど、今の私もちゃんと女の魅力があるってことですね!!) また、この反町の発言は同じ男性であるしっとマスク――。 そして、シェスターやベンチにいる松岡監督にとっても正に目から鱗。 シェスター(日本の女性は慎ましやかなのが美点だからね! 無駄に大きいばかりがいいってもんじゃない! 問題はバランスだ!) しっとマスク(このしっとマスク……おっぱいの中でおっぱいを忘れた……!) 松岡(気にすんなよ、くよくよすんなよ……その小さいっていう事が! 最高のチャンスなんだぜ!!)
[389]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/16(日) 17:26:44 ID:??? しかし、この反町の発言を当然ながら気色が悪いと思う面々も存在する。 何せいきなり女性の胸について大声で発言をしだすのだ。 むしろ穣子達の反応の方が異常と言え、こちらの方が正しいと言えなくも無い。 レティ(キャプテン……もしかして、あのマスクマンと同じタイプなの……? え、変態……?) 幽香(気に入らないわ……サッカーも喧嘩も女性の魅力も、力やデカさが決め手に決まってるじゃない) 藍(うむぅ……彼はてっきり常識人だと思っていたのだが……欲求不満か?) アリス(……変態はうちのしっとマスクだけで十分だっていうのに) サンタナ(あんな事大声で言うとか……気持ち悪い。 人間ってこんな奴だっけ?) そして、お子様組は反町の言った言葉をよく理解していないのだった。 チルノ「ん? 何? おっぱいがどうした?」 ヒューイ(人間が何言ってるかわからないなー……) リリーW「なんですよー? なんの話ですよー?」 リリーB「……ここでも空気」 キスメ「……?」←首を傾げている 因みに、この反町の叫びは観客席には辛うじて届いてはいなかった。 だが、フィールドに何かがあったという事は少なくとも判別出来……。 観客席にいた面々は、それぞれ渋い顔をしながら叫び終わった反町に視線を向ける。 早苗(あれ? なんでしょう……なんだか反町君のストライクゾーンから外れたような気がしてきました……) 魔理沙(よくわからんが、なんかあいつが今、いい事言ったような気がするぜ!) 霊夢(………………。 まあ、脂肪なんて邪魔なだけだしね) レミリア「……咲夜、どうかした?」 咲夜「いえ……何でもありません」 天子(あいつには今度桃を奢ってやろう……) ※大妖精、妖精1、妹紅、穣子、メディスン、リグル、パルスィ、妖夢、ヤマメ、しっとマスク、シェスター、松岡の評価値が上がりました。 ※幽香、レティ、藍、アリス、サンタナの評価値が下がりました。
[390]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/16(日) 17:27:45 ID:??? こうしておっぱい論争を終えた一同はそれぞれフィールドを後にし、反町たちは揃って控え室へ。 最終的にはおっぱいの話を終えてハーフタイムに入るという何とも締まらないものだったが……。 ともかく気持ちを切り替えた反町は、ひとまず周囲を見て選手達の疲れを確認。 しかし、どうやら殆どの選手達は試合が動いていないからか疲労をしておらず……。 唯一、ドリブルなどをしていたリグルがやや疲れているかなという程度。 だがそれも、ハーフタイムで休憩を取れば問題は無いように見える。 反町(俺と幽香さんは寝てたしなぁ……。 交代は殆ど不要か?) −J−H− J反町 690/880 Hリグル 410/750 −−−−− −G−I− Gメディスン 540/680 I幽香 840/880 −−F−− Fヒューイ 620/760 −CDE− C妖精1 500/770 D妹紅 790/950 E穣子 620/700 −A−B− Aレティ 580/760 Bチルノ 600/840 −−@−− @大妖精 500/620 ※現在のオータムスカイズのガッツ。ハーフタイムで100回復(妹紅は200回復) とりあえず長椅子に腰掛け、一同の疲労具合などを確認した反町は続いて後半からはどう戦うべきかと考える。 前半戦、反町のシュートが失敗に終わったあとは殆どネオ妬ましパルパルズペースの試合展開。 途中、パルスィ達が猛攻を仕掛けてきたのを防ぎきりカウンターを仕掛けたものの……。 リグルのドリブル突破がならず、その後もカウンターは不発。 結果、0−0というお互いに決め手に欠くまま前半戦を終えてしまった。 反町(このままじゃまずいよな……後半からはネオ妬ましパルパルズのボールで試合再開だ。 もう一度試合終了寸前までボールをキープされて、ラストに突っ込まれるかもしれない。 何か打開策を考えないと……) 後半戦は今のままではいけないと考える反町。腕を組みながらうんうん唸る反町だが、そんな反町に……。
[391]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/16(日) 17:28:45 ID:??? 先着2名様で、 キャプテン静葉の戦術眼→!card にとり名人の戦術眼→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 【静葉】 JOKER→静葉「なんかあっちの戦術七つ全部わかった気がするわ!」 戦術眼ってレベルじゃない ダイヤ→静葉「一樹君、P−BOXとリングの破り方に見当がついたわ!」 静葉さんは出来る人 ハート→静葉「一樹君、P−BOXの破り方に見当がついたわ!」 キャプテン静葉始まったな! スペード→静葉「一樹君、一応リングの破り方がわかったのだけど……」 何だか自信なさげ…… クラブ→特に誰も来なかった! こうなりゃ一人で考えるしかない! 【にとり】 JOKER→にとり「なんかあっちの戦術七つ全部わかったよ!」 河童は格が違った! ダイヤ→にとり「タワーとランスの防ぎ方がわかったよー!」 流石にお値段以上だった! ハート→にとり「タワーの防ぎ方がわかったよ!」 まあただの競り合いなんですけどね スペード→にとり「ランスの防ぎ方がわかったんだけど……」 ちょっといいにくそう…… クラブ→特に誰も来なかった! こうなりゃ一人で考えるしかない!
[392]森崎名無しさん:2010/05/16(日) 17:29:14 ID:??? キャプテン静葉の戦術眼→ ハート5
[393]森崎名無しさん:2010/05/16(日) 17:29:57 ID:??? にとり名人の戦術眼→ ダイヤ2
[394]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/16(日) 18:32:01 ID:??? >キャプテン静葉の戦術眼→ ハート5 =静葉「一樹君、P−BOXの破り方に見当がついたわ!」 キャプテン静葉始まったな! >にとり名人の戦術眼→ ダイヤ2 =にとり「タワーとランスの防ぎ方がわかったよー!」 流石にお値段以上だった! =================================================================================================== 反町「え!? ほ、本当に!?」 にとり「かぱぱ! 私達がただボーッと試合を見てるだけと思ったかい?」 静葉「あくまで破り方であって100%破れるという訳ではないけれど……。 それでも、現状のオータムスカイズが出来る対処法としては最適なものの筈よ」 どうしたものかと頭を悩ませていた反町の下にやってきたのは、今日の試合先発メンバーから外れている静葉とにとり。 しかし、その二人も決して黙ってただ試合展開を見守っていた訳ではない。 如何にすればネオ妬ましパルパルズが展開してきた戦術を破れるのか。 どうすれば、現状いるメンバー達だけでネオ妬ましパルパルズの術中に嵌らずにいられるのか。 懸命に考え、そして打破する術を思いついたのである。 満面の笑みを浮かべて、しかし驚きながら静葉達に問いかける反町に対し。 あくまでも打破出来る方法であって、確実に破れる訳ではないと前置きをした上で……。 まずは静葉がP−BOX――パルスィを中心に据えたBOXのフォーメーションの破り方を説明する。 静葉「まずあのフォーメーションの目的だけど……恐らくは、ボールを奪った後。 つまり、パルスィがボールを手放しても周囲の4人が即座に奪った選手を囲み。 再びボールを奪ってキープを継続するというものだわ」 反町「なるほど……それじゃあヒューイや妹紅さんがボールを奪っても……」 静葉「ええ、すぐに奪われるのは明白。 だから破るのは難しいように思えるけれど……それは一人の場合ね」 反町「一人の?」 反町の疑問に対して静葉は頷きつつ、人差し指を立てて更に説明を続ける。 静葉「いい? 前半戦最後や……一樹君は寝ていたけれど、中盤で仕掛けてきた突破。 普通に考えれば、P−BOXのまま突っ込んできた方がいいと思わない?」 反町「それは……そうですね」
[395]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/16(日) 18:33:13 ID:??? だが、ネオ妬ましパルパルズはそれをしなかった。 ランス、タワーという二種類の戦術を使って攻めてきたのだ。 これは何故か――それは純粋に、『しなかった』のではなく『出来なかった』からだろうと静葉は推察する。 静葉「何故出来ないのか……それはあれがパルスィのキープ力に頼った作戦だから。 そして、もしもあのまま突っ込んでいれば、PA内に固まったDF達と周囲を固める4人が正面衝突をするから。 いい? あれだけ小さなゾーンを作っていれば、当然ながら中央にいるパルスィは……」 反町「そうか……! 多人数で囲まれれば、弱いんですね!」 静葉「ええ……恐らく、密集地と同じ条件を作り出すことが出来るでしょう」 4人で囲む――言い換えれば、囲まれている状況のパルスィ。 当然ながらそんなパルスィは動きにくいだろうし、多人数で囲もうとすれば即座に囲める。 つまり、藍やシェスターが囲んでいる囲いの中を更に囲む事が容易にできるという事である。 静葉「そして、多人数でいけばゾーンを敷いている藍達も幾らか動きにくくなる。 そう簡単に、4人で一斉にボールを奪った選手を囲んでボールを奪いには来れない」 反町「……後は、キープできるかどうかが肝という事ですね」 静葉「ボールを奪った後はアリスもボールを奪いに来る可能性もある。 実際非常に厳しいギリギリの戦術だけれど……。 最悪、中盤の混戦に出来れば、パルスィにボールが渡る事だけは阻止できるわ」 反町(それに、肝心なのは戦術を破るっていう事だ……一度戦術が破れれば、相手が焦る可能性がある……) 実質、現状のオータムスカイズではP−BOXを破るにはこれくらいしか出来る事は無いだろう。 もう少しタックルを鍛えていれば良かったかもしれないと反町は考えつつも……。 P−BOXに向かうには誰を回すのが一番いいだろうかと、頭を悩ませ始めるのだった。 反町(俺とリグル、幽香さんとメディスンの4人だけでも十分かな……? 最悪零れ球に出来るだろう……。 勿論、零れ球にされた後もこっちがフォロー出来ないと意味無いから……中盤メンバーがもう少し欲しいな)
[396]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/16(日) 18:34:14 ID:??? にとり「さぁさぁ、それじゃあ次は相手の攻撃を防ぐ方法だ。 まずランスに関してだけど……。 多分、反町のやろうとしていたもので正解だ。 バックパスをカットすれば完全にシャットダウンできる」 反町「やっぱりか……」 にとり「ただ……あの作戦は、アリスがもう一度使ってくるかどうかというとわからないね。 よっぽど切羽詰った時ならわからんけど……あれは反則スレスレだ。 それに弱点むき出しの作戦だからね……慎重派なアリスが使ってくる可能性は少ないと思う」 下手をすれば攻撃は失敗し、おまけに反則を取られるかもしれない作戦。 余程の事が無い限りは使ってこないだろうと考えたうえで、にとりは現状の対処法でいいと呟き。 続いて、タワー……藍としっとマスクの二人がかりでのポストプレイに対する対処法について話し始める。 にとり「あれはすごく基本的な戦術だ……サイドを妖夢が走り、中央の藍としっとマスクで落とし。 DF陣に穴が空いたところでパルスィが突破をするって奴だ。 だから基本を抑えて守れば、何も怖い事は無いんだ」 反町「どういう事だ?」 にとり「まず第一に、サイドを突破する妖夢を止める方法がある。 ……失敗には終わったが、妖精1も一度吹っ飛ばされた以上次は持ち前の反骨精神をむき出しにしてかかってける。 妖精1を妖夢にぶつけて止めて、ポストプレイを未然に防ぐのが一つ。 第二に、藍としっとマスクのポストプレイ自体を防ぐっていうのも勿論いい。 上げさせて防ぐ、妖精1と妹紅のコンビならば十分あの二人にも渡り合えるよ」 反町「なるほどな……」 にとり「ただ、ポストプレイを防ぐ方法に関しては、反則を取られる可能性もあるからね。 勿論、それで突破された後に上げられてしまえばクリアーに向かえるのは実質妹紅一人。 どちらを取るかは、反町に任せるよ」 反町「よし……わかった、ありがとう」
[397]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/16(日) 18:35:17 ID:??? こうして前半見せられた戦術4つの内、3つの対処法を静葉とにとりから聞かされた反町。 二人から聞かされた戦法を何度も自分の中で繰り返しながら理解を深めつつ。 さて、他に何か考える事は無いだろうかと考え始める。 反町(ポジションチェンジや作戦の変更はいるかな……? P−BOXをするなら中盤メンバーを増やしたい……けど、DFの数を減らせば。 普通にパルスィが戦術とか関係なく突っ込んでくる可能性だってある。 ……難しいな、どうしよう?) A.『リング』の対処法について考えよう! B.誰かにマークをつける C.メンバーチェンジをする(あと3回まで) D.作戦を変更する(現在は「相手を見て戦え!」) E.フォーメーションを変更する F.ポジションを変更する G.特に何も無いな。 H.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24