※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【暴れ幽香と】森崎が幻想入り 12話目【鬱蓮子】
[306]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/18(日) 21:37:36 ID:whQ/qXUM A レミリアも犯人探しに動いている事を伝える。 森崎「そういえば、レミリアも犯人を探しているって言ってましたよ。見つけ次第八つ裂きにするとかなんとか」 森崎は、ふと思い出したことを口に出してみた。 彼としては、100%の善意である行為。少しでも犯人探しがやりやすくなるようにと思ってのことだ。 ……しかし、森崎の言葉を聞いた彼女達の表情は険しかった。 早苗「紅魔館が?」 諏訪子「……面倒だね。まあ、気持ちは判るけどさ」 森崎「(……ん、何だ? 二人とも浮かない顔だぞ)」 予想外の反応に首を傾げる。 森崎自身は真犯人を捕まえれば全て解決だと考えていたのだが、現実はそう単純ではなかったのだ。 早苗達の目的はサッカーによる信仰の獲得。故にそれに水を差す異変の犯人を捕まえようと動いているのだが、 これに他の勢力が絡んでくるとなると状況が変わってくる。 試合に水を差す異変を疎ましく思っているのは、選手以外のサッカーファン……大部分の幻想郷の住人も同じことである。 となれば当然、この異変を解決した者は住人たちの支持……言い換えれば信仰を得ることになる。 つまり、早苗達はこの異変をチャンスに変えようと思っていたのだ。
[307]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/18(日) 21:38:44 ID:whQ/qXUM だがしかし、これを仮に他の勢力に横取りされればどうか。 信仰を得られないどころか、「異変の解決」という成果の前ではこの大会の結果そのものが霞む可能性すらある。 さらには言えば、これは守矢神社が主催している大会中に起こった異変。つまりは自分たちに売られた喧嘩も同じことなのである。 神への冒涜。イメージ商売である神様としては、是非とも自らの手で解決してそれ相応の制裁を下したかったのだ。 森崎「……どうしました? 何か変なことでも言いましたっけ?」 早苗「い、いえ! そんなことないです。有益な情報ありがとうございます」 不審げな森崎に対し、はっとしたように顔を上げてぶんぶんと両手を前で振る早苗。 諏訪子「……それにしても、そんなつい最近の内部事情まで知ってるなんてね。これは天狗の言ってたことは本当かな」
[308]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/18(日) 21:39:48 ID:whQ/qXUM 森崎「天狗って……ああ、アイツか。なんて言ってたんだ?」 諏訪子「いやなに、紅魔館の吸血鬼が人間の少年を手篭めにしようとしてるってね。気をつけなよ、アイツらとの契りは悪魔との契約だから」 早苗「てごっ……?!」 森崎「(てご……何だ?)ああ。良く解らんが……一応気をつけておこう」 レミリア「くしゅっ……うぅ、風邪かしら」 美鈴「……吸血鬼って風邪引くんですか?」
[309]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 22:21:19 ID:??? 手篭めもわからん森崎に一瞬萌えかけた…危ない危ない
[310]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 22:26:48 ID:??? ここの森崎なんかかわいいよね
[311]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 22:27:30 ID:??? 誤解を恐れずに言えば、このスレの森崎はすごくヒロインに見える。
[312]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 22:28:14 ID:??? どのスレでもそっち方面は疎い印象だなぁ
[313]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/18(日) 22:39:04 ID:whQ/qXUM ……… …… … 〜スタジアム・魔界チーム側ベンチ〜 神綺「ふぅ、なんとか治療完了っと。どう? 何処か痛いところは無い?」 魔界人三「バッチリです!」 魔界人十「神綺様、ありがとうございます!」 ぴょこん、と飛び跳ねる二人を見て、神綺が安堵の溜息をつく。 いかに勝つことが重要とは言え、自分の子供同然の存在である魔界人達が怪我をおしてプレーしていることに、 神綺は前半からずっと心を痛めていたのだった。 夢子「これで懸念はなくなりましたわね。スコアは2-2、状況は五分と言ったところでしょうか」 ユキ「五分じゃないわ! 相手のキーパーはやっぱりヘタレだったし、こっちは全然奥の手を出してないわ。 後半からはもっとガンガン押していけるはずよ!」 マイ「……ユキ、ちょっとうるさい」 高い声をベンチ中に響かせるユキを、マイが宥める。
[314]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/18(日) 22:42:06 ID:whQ/qXUM マイを含めたユキ以外の魔界チームのメンバーは、彼女ほどには戦況を楽観視していなかった。 確かにこの前半、敵のキーパーのセーブ率はそれ程でもなかったし、それに対して自分たちは切り札を何枚も温存している。 ……しかし。 夢子「しかし、あのレミリアに認められ、一度は打ち負かした人間。油断するべきではないですわ」 マイ「……それに、あの変態も居る」 マイの言う変態とは勿論幽香のことだ。 最初のワンプレーを除けば、中盤の支配権は殆ど彼女一人に奪われてしまっている。 魔界チームの中盤を任されている白黒姉妹にとっては、これは由々しき事態だった。 神綺「中盤……そうね、無策に当たりに行くわけにもいかないし。せめてあの子が居れば違うんだけど」 ユキ「神綺様、いなくなった奴の事なんか気にしないでください! 大丈夫、後半はわたしとマイであの変態を止めてみせますから!」 どこか遠い目をして呟く神綺に、ユキがさも面白くなさそうな顔で食いつく。 夢子「今回はユキの言うとおりですわ。無いものを嘆くより、今は現実的な作戦を練るべきです」 神綺「そうね……ごめんねユキちゃん、夢子ちゃん。よぉし、それじゃあ作戦を立てるわよ! まずは……えっと?」 マイ「……多分、あの変態への対策からがいいと思う」
[315]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/18(日) 22:44:00 ID:whQ/qXUM 土壇場で言葉に詰まる神綺に対し、マイが半ば呆れながら助け舟を出す。 魔界神を名乗りながらも、神綺には森崎のようなキャプテンシーはない。レミリアのように無理やり周囲を従え進む傲慢さもない。 ……だがしかし。それでも神綺は皆に愛されていた。 ……… …… … そして、いよいよ後半戦が始まろうとした時。その異変は訪れた。 ------------------------------------------------------------------------- きょうの天気です→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します ダイヤ→天気雨。全ての吹っ飛び係数に-1 ハート→雪。全ての攻撃側判定に-1 スペード→霧雨。全ての必殺技補正に+1 クラブ→烈日。15分時点のガッツ回復が発生しない。 JOKER→台風。とんでもないことになりやがった……。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24